Roger Voice目標金額達成!おめでとうございます


以前、こちらで紹介した電話音声テキスト化アプリのRoger VoiceがKickstarterにて、目標資金に到達しました。何とも嬉しい限りです。

※以前のエントリーは、こちら

リンク:電話の音声をテキスト化するアプリRoger Voice、その可能性は

Roger Voiceに投資したとしても、このアプリが確実に実現される保証はありません。しかし、実現する可能性があるなら、どんどんチャレンジしていただきたいところですね。

目標金額2万ドル達成に加えて、$29,587集まっています。めでたしめでたし……と思っていたら、さらに続きがありました。

目標の訂正

目標を上方修正し、さらに金額を集めようと考えている様です。集められる内に集めるのは、良い作戦ですね。それぞれ、40,000ドルと50,000ドルで行う内容がプラスされていく様です。

その前に、達成画像はこちら

Roger_voice

※Kickstarterより引用

40,000ドル達成すると?

Kickstarterによると、40,000ドルで、AndroidとiOS(iPhone)の両方対応を考えている様です。現在の状況では、Androidのみの開発をしています。

世界のスマートフォンOSシェア率は、大多数がAndroidです。Androidが約84%、iOSが約11%、windows Phoneが2%となっています。AndroidとiOSで世界の95%を占めているため、この二つのアプリを開発するのが、適切な戦略でしょう。数が最も多いAndroidにフォーカスするのは、当然と言えます。

このアプリも世界を視野に入れて考えています。世界のスマートフォンシェア率から考えるとAndroidのみの開発になってしまうのは、仕方がない事なのかもしれません。

むしろ、Androidだけに絞る事で、コスト削減をしているとも考える事ができます。

50,000ドル達成すると?

こちらを達成すれば、テキストを音声化する事ができる様です。

難聴者に音声を伝えるのではなく、難聴者がテキスト入力をして相手に音声で伝えられるというものです。

聞こえる方は、電話機の様に、スマートフォンを耳にあて、会話します。難聴の方は、聞こえる方が話した内容がテキスト化されてスマートフォンに映ります。その後、テキスト入力し、聞こえる方側へ返信します。返信したテキストは、音声となって聞こえる方側に届く、というシステムの様です。

重度難聴の場合、うまく発音できない事があるため、会話が伝わりづらい事があります。その可能性を懸念して、テキスト化もできる様にして欲しいという声が上がった様です。

なるほど……と考えてみましたが個人的には、何ともビミョーな機能だと考えています。

このシステムはどうなのか

このシステムが悪いというわけではなく、もっとお互いにとっていい方法を選択する必要があると考えました。

懸念されるのは、話すスピードとテキスト入力されるスピードの違いです。会話というのは、リアルタイムで伝えられるのに対し、文字、テキストの場合は、文を書いたうえで送信する必要があります。会話と文章では、相手に伝わるまでのスピードが異なるため、話す側は、イライラしやすいと考えられます。

電話で想像するとわかりやすいかもしれません。電話してみて、5〜10秒の遅延があったらどう感じるでしょうか。恐らく誰もがイライラする可能性があります。電話の場合、まるですぐそばで話している様に、すぐに音声が伝わってきます。それが伝わってこないとなると話す側は、良いとは言えないでしょう。

ここをしっかり考える必要がありますね。

Roger Voiceそのものの機能は、音声をテキスト化するだけです。音声をテキスト化した内容を読んで、そのままお話すれば良いだけでした。そのため、読む時間は、かかりますが、入力する時間はかかりません。ラグを感じる時間を最小限に抑えています。

この欠点における改善策は、二つです。

あえて両方ともテキスト入力し、リアルタイムチャットの様な形式にする。それか、全体文ができたら送信ではなく、一文事に音声化して伝える、この二が思い浮かびました。

テキスト入力するタイプは、Roger Voiceを使わない方法とも言えます。日本だったらLINEの様なものですね。

ラグを少しでも減らすために、一文一文音声化して伝えるのは、スピードという点は利点ですが、話しがかみ合いにくくなる欠点もあります。ここもやる場合は、注意です。

一番の方法は、対応しない事の様な気がします。何でもかんでもアプリ一つで済ますのではなく、自分にあったコミュニケーション方法を探し、それぞれに適するアプリを使用するのが最も良いように私は思います。

現在の状況

現状況としては、資金調達期間残り4日で、29,587ドルです。ここから考えるとAndroidのみのアプリ開発となりそうです。

実際にリリースされて、評価されれば、また開発企業にお金が入ってきます。そのお金をさらに開発資金にあて、どんどんサービスの向上をしてくる事が考えられます。

そうなれば、Androidのみではなく、iOSも開発される可能性はないとは言えません。

今後の展開が楽しみですね。

あとがき

Kickstarterから「予定金額達成しました。今度は40,000ドルの資金調達達成に向けて頑張っています!」連絡が来ていましたので、覗いてみました。

私は、クラウドファンディングを使用するのが初めてですので、面白い体験ができました。

このようにどんどん目標金額を上方修正していくんですね。初めての事は、学べるところがたくさんあります。

しかし、これだけの金額が集まったのは、すごいです。ある意味、どの難聴者もこの悩みを抱えていると考える事もできます。「こんなふうに悩みが改善されたらどうですか?」という問いに対し、「それはすごい!ぜひ作ってくれ!」というのが、クラウドファンディングの本質です。その意見に賛同する方々がそのプロダクトに投資し、物をリリースする手伝いをするのがクラウドファンディングです。

このような働きは、どんどん加速させていきたいものですね。加速した分、世の中が良くなる可能性が上がります。