FM機器、Rogerを活用してみよう〜場所編〜


昨日は、「FM機器、Rogerを活用してみよう〜機械編〜」を記載してみました。今回は、場所編です。

補聴器、人工内耳の聞こえを良くするFM機器、Rogerは、学校だけでなく様々な場所でも使用する事ができます。FM、Rogerの概要を記載しつつ、どのような場所で使用できるのか、例を上げていきます。

こちらの内容でより活用できるようになれば、幸いです。

なお、FM機器、Rogerについて理解している事が前提となっています。もし、不明なところがあれば、下記の内容をご覧になることをお勧めします。その方が、より理解できるようになります。

リンク:難聴児の聞こえを改善させるFM機器、Rogerとは

FM機器。Rogerの概要

FM機器、Rogerは、主に

  • 騒がしい場所
  • 距離が離れる事により聞きにくい

これらのところでも効果を発揮します。学校では、この二点により、有効活用できています。距離だけでなく騒がしい場所でも非常に効果がありますので、騒がしくて聞きにくい場所なら使用してみるのも良いでしょう。

一方、欠点として、送信機がピンマイク型の場合、一人の人が使用することになりますので、話し手が複数いると運用が難しくなります。ここのみが欠点です。

これらを理解しておくと活用場所が広くなります。

効果が見込める場所

私の方で思いつくのは

  • スーパー
  • 車の中

これらです。

スーパーで活用

海外では、スーパーなどでもFM機器、Rogerが使用されており、物を教える場としては、最適なのだとか。確かにスーパーは騒がしいですし、どっか行ってしまっても一方通行のトランシーバーとして使用できます。呼ぶ際に、大きな声を出さなくて済むのもポイントです。また、物を教える場としては、非常に最適で、綺麗な音声が入りつつ、様々なものについて教える事ができます。ここは、非常にうまい使い方だと個人的には、思いました。

一部の人は、このように使用している人もいるようです。

車の中で活用

車の中も同様です。車の中は、結構騒がしい事、そして話す向きが固定されてしまうために、難聴者にとっては、非常に聞きにくい状態です。しかし、FM機器、Rogerを活用すると聞き取りやすくなります。二人であれば、話す人のみに装用してもらう事で聞きやすくなります。複数いる場合は、スティック型を中央に置くのが最も聞きやすくなります。さすがに7〜8人乗っている場合は、聞き取りが厳しくなりますが、4人くらいなら中央に置く事で、今まで以上に聞きやすくなるでしょう。

ただし、車は動くので人に装着する以外の活用方法の場合、固定する必要があります(送信機に関するお話しです)。また、スティック型で話し手につける際は、送信機が周りのものにぶつからないようにする必要があります。車の中は、良くも悪くも動きますので、送信機をぶつけないように注意する必要があります。逆に言えば、この点に気をつければ、使用できるようになります。

少し複雑な条件がかかわるケース

活用できる場所ではあるのですが、少し特殊な(私が活用できるのか不安要素がある)条件のもの。それは食事をする時です。

食事で活用?

食事で活用するには、色々と条件や環境により効果が変化します。食器を使用するものは、食器の音例えばフォークと食器がぶつかる音などがかなりうるさくなります。この場合、人の声も大きくなりますが、これらの音も大きくなります。この点に注意です。

考えられる活用方法は

  • 話し手に直接使用する
  • テーブルに置く

この二つが考えられます。ピンマイク型は、話し手に直接使用します。通常より、下の位置にピンマイクを装着し、先方の食べやすさを意識します。騒がしい場所では、自然と声が大きくなりますので、通常より下の位置でも十分聞きやすくすることは可能だと考えられます。

スティック型の場合は、机に置きます。置く位置ですが、机の中央ではなく、話し手の近くに置きます。スティック型の場合、本体そのものがマイクになっていますので、ピンマイク型のように使うと非常に邪魔になります。そのため、机に置いて使用する方が先方にとっても良いでしょう。

基本的に、複数の人と食事する場合は、スティック型でないと難しくなります。一対一の場合は、ピンマイク型でも改善できますが、複数の場合、このタイプでは対応ができなくなります。

あとがき

FM機器、Rogerで思った事を記載してみました。こちらに載せているもの以外でも活用できる場所があれば、ぜひ積極的に使用してみてください。個人的には、レジャー施設も使用できるかも?と思いましたが、レジャー施設は動き回るうえ、複数の人と行く傾向があるため、難しいな……と断念しました。もちろん一対一であれば、問題ありません。

基本的にピンマイク型は一対一のデートのようなものであれば、どんな時にも使用できます。ここはある意味ピンマイク型の強みでもあります。

FM機器、Rogerを活用するヒントが少しでも得られれば幸いです。

 

この内容をご覧になった方は、こちらの内容もお勧めです。

リンク:FM機器、Rogerをもっと活用してみよう〜機械編〜

リンク:FM機器は、故障していない?気をつけたい仕様の事

リンク:FMの故障症状一覧、当てはまる人はすぐに修理しよう

リンク:補聴援助システムを購入前に理解したい欠点の改善方法