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東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

電池購入に関する基礎知識をまとめてみました

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補聴器には、電池が必要となります。補聴器用の電池と言いましても、補聴器のサイズや種類が異なれば、使用する電池も異なります。では、どのように覚えていけば良いのでしょうか。そして、補聴器用の電池で気をつけなければならない事は、何でしょうか。

こちらでは、補聴器用電池を購入する際に知っておいた方が良い知識をまとめていきます。これらの内容で、より良い生活を送れるようになれば、幸いです。

補聴器用電池の種類と覚え方

こちらでは、補聴器用電池の種類と覚え方について記載していきます。補聴器用電池は、いくつかありますが、ご自身が使用する電池さえ覚えていただければ問題ありません。そして、電池の覚え方は、色々ありますが、色で覚えた方が、わかりやすいと思います。補聴器の電池は、色も統一されています。

では、見ていきましょう。

PR48電池

電池の概要を初めにまとめますと

  • 対象補聴器:耳かけ形補聴器、耳あな形補聴器
  • 電池カラー:オレンジ
  • 電池名称:ピーアールヨンハチ

一般的な耳かけ形補聴器に使用される事が多いのが、PR48の特徴です。パッケージは、大抵このような形をしています。

補聴器用PR48電池

この電池で使用される補聴器は、耳かけ形補聴器、高出力形の耳あな形補聴器の二つになります。そして、電池の色(シール、あるいはパッケージの色)は、必ずオレンジ色で表記されています。

この電池が該当する場合は、パッケージ、あるいは、電池に張られているシールの色がオレンジ色であるという事を覚えておきましょう。そのようにすれば、間違える事はなくなると思います。

PR41電池

電池の概要は、以下の通りです。

  • 対象補聴器:耳あな形補聴器、小型耳かけ形補聴器
  • 電池カラー:焦げ茶色
  • 電池名称:ピーアールヨンイチ

この電池は、耳あな形補聴器に多く使用されます。その他、最近多くなってきた一部の小型耳かけ形補聴器にも使用されます。形状としては、このような形をしているものが多いです。

補聴器用PR41電池

この電池は、必ず焦げ茶色で表記されています。この電池が該当する場合は、電池に張られているシールの色を焦げ茶色と覚えておきましょう。

PR536電池

この電池の概要は

  • 対象補聴器:小型耳あな形補聴器、小型耳かけ形補聴器
  • 電池カラー:黄色
  • 電池名称:ピーアールゴーサンロク

補聴器電池の中で最も小さい電池です。実際のものは、まるで豆粒のような小ささをもちます。パッケージ形状については、このようなものが多くあります。

補聴器用PR536電池

一部の小さい耳あな形補聴器、耳かけ形補聴器に、この電池が使用されています。小さい補聴器は、形状を小さくするために、電池も小さい電池を使用します。小さいものは、目立ちにくい、装用感が軽いと言う事もいえますが、その変わり、電池の持ちも悪くなります。

この電池は、必ず黄色で表示されています。この電池が該当する場合は、黄色と覚えておきましょう。

PR44電池

この電池の概要は

  • 対象補聴器:重度難聴用耳かけ形補聴器
  • 電池カラー:水色
  • 電池名称:ピーアールヨンヨン

補聴器の中でも最も大きい電池であり、持ちも良い電池がPR44です。パッケージは、このような形をしている事が多いです。

補聴器用PR44電池

こちらは、重度難聴の方が使用する補聴器に使われている電池です。電池の中では、最も対象となる補聴器が少ない電池でもあります。

この電池が該当する場合は、水色と覚えておきましょう。PR44電池は、必ず水色で表記されています。

なお、この電池は、補聴器以外にも人工内耳と呼ばれる機器にも使用されています。

色については、こんな点に注意

電池の色について記載しましたが、中には、このような表記をしているメーカーもあります。

補聴器用PR41

この電池は、PR41という電池です。上記に記載した通り、焦げ茶色ではあるのですが、電池のシールは、別の色が使用されています。そのため、電池のイメージカラーとして、オレンジ色、焦げ茶色、黄色、水色と覚えておくと、良いですね。

まとめ

電池に関しては、色で覚えておくと忘れにくくなると思います。もちろん、こちらではなくPR44、PR48といった名称でも構いません。数値系で覚えるのが得意な方は、電池名称、それ以外の方は、色の方がわかりやすいと思います。

電池の使用推奨期限

電池には、使用推奨期限があります。これは「この間までに使用する事をお勧めします」という表記であり「この期間を過ぎると品質を保証できなくなります」という意味でもあります。食品でいう賞味期限と同じです。これは、電池パッケージの裏に表記されています。

補聴器用電池

パッケージの表がこのような表記です。最も見るものですね。その裏は……

補聴器用電池使用期限

このようになっています。色々とごちゃごちゃ書いてありますが、赤色で囲んである部分に注目です。ここに、電池の使用期限が書かれています。この電池の場合は「2016年8月まで、電池の品質を保証します」という意味になります。例えば、10-2017と書かれていた場合は「2017年の10月まで電池の品質を保証します」という意味になります。私が見た中では、全てこのような表記でした。必ず左側に月、右側に年が書かれていましたので、恐らく全てそうなのだと思います。

大抵は、購入時より2年くらいは、保証します。上記の電池は、約1年くらい前に購入したものですので、おおよそその程度である事がわかります。電池には、使用推奨期限がありますので、電池の大量買いは、その範囲内に納めておきましょう。あまり購入しすぎてしまうと、この期間を過ぎる場合があります。その点にご注意ください。

なお、使用推奨期限が過ぎた電池は、発電能力が著しく低下しますので、従来の電池より、持ちが悪くなったり、電池交換のアラーム音がなりやすくなるなどの特徴があります。

電池は必ず使用推奨期限中に使用しましょう。そして、大量買いに気をつけましょう。

このようなケースは注意しよう

補聴器の電池ですが、使用する環境や使用しているものによっても大きく変わる事があります。通常、補聴器を装用する場合に電池は使用されるのですが、今現在の補聴器には、通信機器と呼ばれる機器やFM、Rogerといった補聴器の機能をさらに拡張させる道具も販売されています。これらの機器を使用する場合は、電池の持ちも少なくなります。

※通信機器にご興味がある場合は、こちらをお勧めします。

リンク:補聴器の力をさらに引き出す周辺機器まとめ

その際ですが、一部の電池では、非常に早く電池がなくなる事があります。通信機器と呼ばれる機器を使用すると通常の補聴器よりも電池の消耗量が約3倍ほどに膨れ上がりますので、電池切れお知らせ音がすぐ聞こえたり、すぐに聞こえにくくなったりする場合があります。

私が経験したケースでは、FM機器と呼ばれるものを使用しているケースで、ご自身が使用している電池では、2日くらいしか持たないのに関わらず、私が勤めていた場所の電池を使用すると5日持つとの事でした。中には、このようなケースもあります。

通信機器を使用していない場合は、気に留める必要はありませんが、もしこのような機器も使用している場合は、他の電池も試してみる事をお勧めします。そして、使用できる時間、日時を検証してみて、少しでも使用できるもの、あるいは、安定して使用できるものを選ぶと良いでしょう。特に、消費量が多い、通信機器を使用している場合は、少しの差が大きな差に繋がる事があります。

できるなら試してみよう

もしできるのでしたら、様々な電池を試してみる事をお勧めします。これは、上記に記載した通信機器を使用している方に限らず、補聴器を装用している全ての方が対象です。電池には、主に、ネクセル、パワーワン、レイオバック、パナソニックの4社がありますが、それぞれ特徴も異なります。それぞれの電池を使用してみて、どの電池が良いかを確かめてみるのも良いでしょう。

実際に使用してみますと、あまり変わらない方と大きく変わる方がいます。あまり変わらないのでしたら、今までのもので構わないという事がわかりますし、変わるのでしたら、良かったものを今後選択する事で、もっと良くする事ができます。

補聴器の電池は、どこも基本同じような値段で売られていますので(通販やメガネ屋は除きます)、試してみるのも良いと私は考えています。

あとがき

電池について色々書かせてもらいました。基本的に、電池で大切なのは、電池の種類(色)と電池の消費期限になります。この二つさえ理解しておけば、困る事は、ほとんどなくなると思います。その後で、後半の二つについて理解されれば構いません。

これらの内容がお役にたてば、幸いです。

 

この内容をご覧の方は、こちらの内容もお勧めです。

リンク:損をしないための補聴器電池の注意点と性能の良い電池

リンク:補聴器の電池は、なくなりかけたらすぐに取り替えよう

リンク:補聴器を守る汗カバー、使用上の注意

リンク:自立コムサイト一新、サイト上から商品を借りれるように!

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この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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