2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

もし、家庭用機器で耳の聞こえが測れたら?


昨日、インスピレーションを掻き立てる良い記事を見つけました。その内容がこちらです。

リンク:子どもの体温を1秒で図る耳式スマート体温計 Kinsa Smart Ear Thermometer」

内容は、子どもの体温を一秒で測る体温計なのですが、個人的に、このような形で、耳も測れないかなぁ……と長年思っております。このように気軽に測れるようになると、難聴になる人も減るのではないかと考えているからです。さてそれは、どのような意味なのでしょうか。

今回は、私自身が思いついた事を載せていきます。

体温計のように耳が測れたら

体温計のように耳が測れたらどのように変化するのでしょうか。個人的に三つの思考があります。それは

  • 難聴の方は耳の確認をしやすくなる
  • 難聴を減らせるかもしれない
  • もっと補聴器装用者が増えるかもしれない

の二つです。どちらにとっても気軽に耳を測れる事によるメリットです。

難聴の方は耳の確認をしやすくなる

難聴の方の場合、定期検診で、何ヶ月に一度か、病院に行き、聴覚に関して定期検診を受けます。定期的に受けられる方は、良いのですが、今現在、忙しい方も増えており、特に仕事をしている方ですとなかなか休みを取る事ができません。それを代用できるのでしたら、難聴の方にとっては、良い事だと考えています。彼ら、彼女らの中には、面倒で行かないというより、忙しくて行けない層も少なからずいらっしゃるからです。

家庭用であれば、定期的に行うようにし(1ヶ月〜3ヶ月に一度など)「このようになったらすぐに受診する」という決まりさえ作っておけば、難聴の方は、耳の状況を確認しやすくなり、安心感も得られるようになります。そうなれば、使用する難聴の方にとっても、病院の医師にとっても良いのではないかと思っています。

難聴を減らせるかもしれない

個人的に問題視している事に、難聴になった後の対応があります。どのような事かと言いますと、一般の方が聞きにくくなった場合「しばらくすれば治るだろう……」という思考があります。このまま本当に放っておく事によって治るものであれば、それは良いのですが、そのようにしても治らない病気であれば、すぐに病院を受診しなければ、その方にとっては良い事ではありません。その判断に使えるようになると「手遅れ」という事が減らせるのではないかと思っています。

今現在、ストレス社会とも言われており、突発性難聴のような発症後すぐに耳鼻咽喉科を受診しなければ治療できる確率が非常に低下してしまう難聴もあります。難聴の方を増やしても仕方がありませんので、このような機器を使用し、気軽に自分の状況を理解できれば、治す気になるのではないかと思います。道具があれば、会社に説明するツールにもなりますね。

確認ができるツールが身近にあると難聴になる人が減らせるのではないかと個人的には考えています。

もっと補聴器使用者が増えるかもしれない

聞こえの問題の一つに、どれだけ聞きにくくなっているかがわかりにくいという事があります。単に反応しづらくなっただけなのか、それとも音そのものが聞きにくくなっているのか、これらは、自分自身では気が付きにくいものです。音の場合、環境によって聞こえ方も異なりますし、状況によっても異なります。耳の聞こえが気軽に測れるようになれば、少しは、補聴器装用者は増えるかもしれません。

気付きのファーストステップとしては、良いように感じます。もちろん、聞こえにくい事がわかり、耳鼻咽喉科を受診したら、別の病気があり、治るという事も考えられます。気付きを得られるようにし、そして何らか行動を促せるようになると、その方の聞こえにくさを改善できる可能性が出てきますので、そのような仕組み作りとしては、最適のように感じています。

色々な可能性がある

このように、家庭用で耳の聞こえが気軽に測れるようになると、様々な変化が起こるのではないかと思っています。「このようになると要注意」というポイントをしっかり決めておけば、耳に関する意識はあがると考えています。そうなれば、色々な可能性が出てくるのではないかと思っています。

あとがき

ふと思った事を記載してみました。耳が気軽に測れるようになれば、世の中もっと良くなるのではないかと思っています。どのように気軽に測定するのかは、今のところ全く思いつきませんが、できれば良いですね。

このアイデアは、体温計を元にしています。ふと体温計を見た時に「体温計ってよく考えてみればすごいな……」と思ったのです。なぜなら、体調不良になれば、ほとんどの人が体温計で体温を調べますよね。そして、熱があれば、医師にかかります。このような一連の流れ(仕組み)が自然に組み込まれているからです。

体温計がすごいと思うポイントは、自分自身で客観的に診断ができている事です。37度を基準として、熱がある、熱はないと自分で簡易的な診断を恐らく皆さんはされているはずです。ここがすごく重要で、自分で良い、悪いが判断できるところに大きな価値があります。耳もそうですが、良い、悪いが非常にわかりにくい事が個人的には問題点だと思っています。これを自分自身で客観的判断ができるようになると、耳に関する意識が変化するのではないかと思っています。これを何とか耳にできれば、今ある問題を解決できるのではないかと考えました。

実際に行うには、様々な問題が起こりそうですが、可能性はありそうです。少なくとも私はそのように感じました。この内容が何かのヒントになれば幸いです。

 

この内容をご覧になった方は、こちらの内容もお勧めです。

リンク:聴力を測定するアプリMimi ヒアリングテストの登場

リンク:スマホにて、耳を遠距離診断するシステムotoの登場

リンク:耳、補聴器の情報提供しているサイト、企業まとめ

リンク:しっかりと理解しておきたい聴力測定を受ける二つのポイント


この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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