2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

補聴器を使用すると聞こえるざわざわした音とは


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補聴器を装用すると妙にざわざわする音が聞こえる事があります。初めて補聴器を装用する時は、特に感じやすい感覚です。果たして、この音は、何なのでしょうか。

今回は、そんな気になるざわざわする音について、記載していきます。初めに記載してしまいますと、細かい音の集まりにより、感じる感覚です。この音は、補聴器を使用し続ける事により、徐々に気にならなくなってきます。

ざわざわする音の正体

ざわざわする音の正体は、冒頭に記載した通り、細かい音の集まりにより、感じます。音は、日々日常様々な場所からしており、補聴器を装用すると細かい音も多く拾うようになります。その結果、ざわざわしたような感覚を覚えます。

補聴器屋の防音室に入るとざわざわする感覚はしなくなります。防音室は、外からの音が入りにくいようにしていますので、その結果、周囲の音は補聴器に入りません。補聴器を装用して感じる感覚ではあるのですが、補聴器そのものから発されているのではなく、周囲の様々な音が聞こえる事により、ざわざわした音が聞こえます。

補聴器は、聞きたい音こそ大きくしてくれますが、このような音も聞こえくるようになります。

ざわざわする音が大きくなるところ

ざわざわする音は、細かい音の集まりにより感じますので、発生する音の量(大きさではなく、多さになります)が増えると、増えるほど、ざわざわした感覚を強く感じる事になります。

例えば、家の中と商店街などの人通りが多い場所では、商店街の方がざわざわした感覚は、非常に強くなります。家の中では、静かな事が多いため、ざわざわした感覚は、あまり感じないのですが、人通りが多い商店街では、様々な場所で音がしていますので、ざわざわした感覚が強くなります。補聴器は、音を拾える限り拾いますので、このような事が起こります。

基本的には、

  • 聞こえやすくするとする程、感じやすい
  • 音が多い場所では感じやすい

この二つの要素のうち、どちらかが起こるとざわざわする音が大きく感じやすくなります。補聴器から聞こえる音を多くしてもらった場合(音量を上げてもらった場合)もざわざわする音は、聞こえやすくなります。

聞こえやすい補聴器ほど、ざわざわする音は感じやすくなります。それもそのはずで、それだけ細かい音も拾って、音を聞こえやすくしているからです。

ざわざわした感覚は鬱陶しい?

ざわざわした感覚ですが、初めの内は、鬱陶しく感じるかもしれません。しかし、補聴器を装用している感覚がわかってくるとこのように感じていても気にならなくなってきます。この事を「慣れる」と表現して良いかどうかはわかりませんが、使用し続ける事により、ざわざわした感覚があっても気にならなくなります。これは、ざわざわした感覚が無くなるのではなく、あるけれども気にならなくなるだけになります。その点に注意してください。

人によっては、この音が聞こえないと嫌だという方もいます。その感覚は、長年補聴器を装用している私も良くわかります。補聴器を装用すると、真っ先に感じるのは、このざわざわした感覚です。この感覚がないと補聴器から音が出ていないのではないかと不安に思う事があります。そんな時、自分で「あ〜、あ〜」など声を出して、しっかり聞こえているのか確認をするのですが、この感覚は、恐らく長年補聴器を装用している方は、わかると思います。

初めのうちは、ざわざわした感覚は、鬱陶しく感じるかもしれません。しかし、使用し続けていくにつれ、気にならなくはなってきます。もちろんあまりにも気になる場合は、調整を申し出る事も選択肢に入れる必要があります。ただし、この音を小さくする事は、基本聞こえてくる音量を下げる事を意味しますので、その点にご注意ください。

聞こえない事は、快適ではあるのですが、音は聞こえにくい状態になります。聞こえる事は、騒がしい感覚がありつつも聞こえる状態です。いいとこ取りをしたいところですが、どうしてもどちらか一つを選択しなければなりません。どちらを選択するかは、自由になります。ちなみに私自身の場合は、聞こえる状態を選択します。補聴器の調整もそのようにしています(自分の補聴器に関する調整になります)。

あとがき

補聴器を装用する時に聞こえるざわざわ音について記載してみました。この音は、補聴器を装用する時に感じる独特な感覚です。機械を通して音を聞く場合、大抵このようになりますので、ビデオカメラで撮影したり、スマートフォンで動画撮影したりする場合も細かい周囲の音が入ります。恐らく、機械で音を大きくする場合、あるいは、機械を通して音を聞く場合は、どうしてもこのようになってしまうのだと思います。

しかし、使用し続ける事で、そのような音があったとしても気にならなくはなってきます。初めのうちは、鬱陶しく感じると思いますが、1〜2週間くらいは、少々我慢が必要になります。補聴器を装用し続けるとざわざわした感覚は、一般的な感覚になってきますので、補聴器そのものも使用しやすくなります。

これらの内容で少しでも使用しやすくなったり、疑問が晴れれば幸いです。

 

この内容をご覧になった方は、こちらの内容もお勧めです。

リンク:補聴器を初めて装用する方に伝えたい装用後の世界

リンク:補聴器を使う覚悟を決めた方に伝える3つの事

リンク:補聴器を見られるのが心配→そもそも見られないというお話し

リンク:音場閾値測定で目指す補聴器を装用した聞こえの目安


この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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