病院へは行った方が良い?難聴の症状とチェック方法


日々、いつも通り暮らしていて急に聞こえにくくなったり、あるいは、少し聞きにくくなったような……と感じた時、どのような時に耳鼻咽喉科に行き、どのような時にそのまま安静にしていれば良いのでしょうか。このような事は、意外に気になるところだと思います。

結論から申し上げますと、耳の場合、自然治癒する事は、あまりありません。一部のものは、自然治癒する事はありますが、ほとんどないため、以下に記載する症状が見られた場合、早急に耳鼻咽喉科を受診する事をお勧めします。

耳の病気は、早めに治療を始められるかにより、その後の改善度に影響します。

難聴の症状

難聴の症状には、

  • 音の聞こえにくさ
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 耳がつまった感覚

主にこの四つが存在します。難聴とは、音が聞こえにくい(聞くことが難しい)事を指しますが、聞こえにくくなる症状の中には、聞こえにくくなる他に、めまいを引き起こしたり、耳鳴りを引き起こしたり、耳がつまった感覚を引き起こすものがあります。

特に

  • めまい
  • 耳鳴り
  • 耳がつまった感覚

の症状がある場合は、早急に耳鼻咽喉科を受診し、治療を始める事が大切です。このような症状が出ており、さらに聞こえにくさを感じている場合は、急性難聴という突然聞こえにくくなる系統の病気である可能性が高くなります。

この病気は、早急に治療を始める事で、症状を改善しやすくなったり、早く症状を収める事ができます。

音の聞こえにくさ

音の聞こえにくさについては、難聴のレベル表をご覧ください。

難聴のレベル表

難聴には、軽度〜重度がある

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難聴には、主に軽度難聴〜重度難聴まで聞こえにくさの程度があります。急性難聴になった場合においても、症状により軽度〜重度まで幅があります。以下、もう少し詳しく記載していきます。

軽度難聴

軽度難聴とは、軽度の難聴を表し、主に

  • 一対一や対面では不自由を感じない
  • 呼ばれた際に気が付きにくい
  • 距離が離れると聞きにくい
  • 複数の方とお話しする際は、聞こえにくい

といった傾向がある難聴です。聞こえにくさに関しては、軽度なのですが、それでもこれだけの聞きにくさが出てきます。軽度難聴の場合、対面でお話しする分には、聞きやすい事が多く、距離が離れるとわかりにくくなります。そのため、相手から指摘される事が増えてきます。

もし「聞こえていないのでは?」という事を聞くことがあれば、軽度難聴である可能性は高くなります。音は、目に見えるものではありませんので、聞こえているのか、聞こえていないのかは、自分自身で理解しにくい傾向があります。

中等度難聴

中等度難聴とは、中等度の難聴を表します。主に

  • 一対一でも聞きにくくなる
  • 距離が離れると気が付かない

といった傾向がある難聴になります。ここまで聴力が低下しますと周囲の音が、聞こえにくくなり、静かになりますので、自分自身で聞こえにくさを感じやすくなります。そして、この頃から、対面であっても明らかに音が小さく聞こえてくるため、一般的な会話もかなりわかりづらくなってきます。

全体的に聞こえてくる音の感覚が小さくなり、聞こえにくさを感じてきますので、この頃から日常生活に支障を感じる方が多くなります。

高度難聴

高度難聴は

  • 耳元での大きい音しかわからない
  • 距離が離れると全くわからない
  • 周囲の音は、ほとんど聞こえなくなる

といった傾向がある難聴になります。非常に聞き取りにくさを感じますので、ここまで低下すると明らかに音が聞こえていない事に気が付きます。周囲の音も聞こえませんし、聞こえにくい耳に何か音を聞かせても、大きい音でないと聞こえた感覚を得る事ができません。

明らかに聞こえない感覚(ほとんど聞こえない感覚)を得るのは、この頃からになります。

重度難聴

重度難聴は

  • 音がほとんど聞こえない

となります。重度難聴の場合、恐らく察しがつくかもしれませんが、ほとんど音を感じる事がありません。そのような世界が重度難聴になります。聞こえにくいというレベルではありませんので、恐らくここまで聞こえにくくなると誰でも聞こえない事に気が付くと思います。

気になる場合はすぐに耳鼻科へ

耳の事で気になる事があれば、耳鼻咽喉科へ受診しましょう。特に、

  • 音の聞こえにくさ
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 耳がつまった感覚

の内、全部、あるいは、2〜3個当てはまる場合も同様です。聞こえにくさの他に、このような症状がある場合は、初めの方で記載させていただきました通り、急性の難聴である事があります。

これらの難聴は、早期治療する事により、症状の治癒、改善が可能です。治療が遅れてしまいますと治りきらなかったり、そのまま聞こえにくさが残ってしまう事もあります。受診の目安は、1週間以内で、できるなら気が付いた時が最も良いタイミングです。

病院につきましては、町の個人医院でも構いません。早めに診ていただく事が大切です。仮に、その医師が手に負えない症状であった場合は、大きな病院を紹介していただけると思います。

これらの内容で、聞こえの改善ができれば幸いです。

 

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