2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

ヒアラブルデバイスが発展すると良くなる二つのもの

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先日、ヒアラブルデバイスにより補聴器の価値が変わるかもしれないという事で、ヒアラブルデバイスについて記載させていただきました。このヒアラブルデバイスがどんどん開発されれば、その技術が補聴器にも応用できる可能性がある事から、ヒアラブルデバイスの紹介をしました。

しかし、個人的には、これだけではなくその他の部分も影響を与えるかもしれないと考えています。そのためのキーワードは、二つ、それは、3Dスキャナーとバッテリーです。

今回は、先日の続きという事で、思いついた事を記載していきます。

ヒアラブルデバイスによる発展

ヒアラブルデバイスが発展する事によって起こるのは、技術の発達ですが、何もヒアラブルデバイスそのものが発達するだけではなく、その周囲にあるものも当然発達するようになります。その候補が

  • 3Dスキャナー
  • バッテリー

この二点です。ヒアラブルデバイスが大きく飛躍するには、この二つの進化が必要不可欠となります。

3Dスキャナー

ヒアラブルデバイスの発展には、まず3Dスキャナーによる耳型採取ができるようになる事が必須です。これができなければ今までのカスタムイヤホンのように、いちいち耳型採取を補聴器販売店に頼んだりする必要が出てきます。これでは、ボトルネックとなってしまい、大きく発展する事は、見込みにくいと考えられます。

しかし、このようなボトルネックをヒアラブルデバイスという最先端の技術を作る方々が放置しておくとも考えづらいと個人的には、考えています。そして、このようなテクノロジーを持っている企業であれば、3Dスキャナーで耳の形を採取する機器を作るのは、恐らく動作もないのではないかとも思います。

という事は、この先3Dスキャナーの技術、そして、3Dスキャナーによる耳型採取の方が、発展する可能性は大きく考えられる事です。3Dスキャナーの方が、危険もコストも軽減でき、そして、早く届ける事ができますので、このような機器で製作するのが、当たり前になる日が来るのではないかとも思います。

最新のテクノロジーを持っている企業であれば、最適な耳型を作るために、膨大な数のデータを分析したり、さらに、難聴の方ではなく一般の方が使用するようになるわけですから、さらに多くのデータを取る事ができるようにもなります。

難聴の人は、少なく、さらに耳の型を取るケースは、そう多いものではありません。しかし、ヒアラブルデバイスが出てくれば、使用する方は耳の型を取る必要がありますし、ヒアラブルデバイスの数だけ、耳の型が必要になるかもしれません。この部分に関しては、もしかしたら将来自分の耳の型のデータをスマートフォンに記憶させておき「このデータで製作をお願いします」となる可能性もありますので、正直わかりません。ただ、耳の型のデータが増える事に関しては確かな事です。

このような事から、個人的には、3Dスキャナーによる技術発展が今後進んでいくのではないかと予測しています。

バッテリー

バッテリーは、非常に大きな問題であり、今現在のスマートフォンでも問題視されています。現在のスマートフォンでは、デバイスを大きくし、充電池を大きくさせて、容量を増やし、使用できる時間を増やしています。そして、ヒアラブルデバイスの場合、元々容積が狭い耳の中に入れるため、電池の容量がスマートフォン以上に少なくなります。先日、紹介した機器も大体3〜4時間(連続使用)ほどしか保たないようで、まだまだバッテリーの問題があります。

しかし、もしこの点が改善されれば、もしかしたらその技術も補聴器に応用されるかもしれません。何にせよ、3〜4時間しか保たないものがこのまま来るとも考えづらいですし、問題視していないとも考えづらいです。恐らく、この点に関しては、色々改善策を考えている事でしょう。

それができれば、ヒアラブルデバイスだけでなくスマートフォンの使用時間も伸びますので、恐らく開発をしている企業は、たくさんあるはずです。新技術の電池ができれば、それだけで多くの機器に使用される事となります。

この点は、ヒアラブルデバイスのみの問題ではありませんので、今後、どこかの企業が作るような気がします。

ヒアラブルデバイスの発展は、補聴器の発展にも繋がる

これらの事から、ヒアラブルデバイスの発展は、補聴器の発展にも繋がると考えています。3Dスキャナーは、耳の型を安全に、そして早く作れるようになる事に貢献できますし、バッテリーが良くなれば、もしかしたら補聴器も充電型、あるいは、また新たな電池に変わるかもしれません。このようにヒアラブルデバイスそのものではなく、その周辺にある道具も含めて発展していくのではないかと私自身は思っています。そうなれば、今までやっていた事が急激に変化するかもしれません。

未来は、何が起こるかわからないからこそ面白いですね。正直、ヒアラブルデバイスという発想は、私にはありませんでした。世界には、本当に素晴らしく、そして面白い人物がいるのでしょう。このような人達がいる世界にいれて本当に嬉しく思います。

あとがき

ヒアラブルデバイスに関する事パート二という事で、記載してみました。本当に面白い技術です。そして、補聴器業界に新たな風を送ってくれそうな予感もしますね。どのようになるかは、正直わかりませんが、良い傾向ではないかとは思います。これらの技術が発達すれば、自ずと補聴器も恩恵を受けられるはずです。

そんな世界を直に見てみたいものですね。そんな風に思わせてくれる技術です。

 

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この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、お客様の聞こえを改善しています。私に関する内容は、書いている人の詳細をご覧下さい。当店の特徴は、こちらです。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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