2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

補聴器は、どの形状のものが今、人気があるのか


補聴器には、主にポケット形補聴器、耳かけ形補聴器、耳あな形補聴器の三つがあります。では、この中で、最も使われている補聴器は、どんな補聴器なのでしょうか。使用している方も、これから使用しようとしている方も、気になる内容ですね。

日本補聴器工業会には、補聴器の出荷台数に関する統計が出ていますので、こちらから、どのような形状のものが出ているのかを見る事ができます。そのデータを元にこちらに記載していきます。

最も出ている補聴器は、耳かけ形補聴器

結論から言いますと、最も出荷された補聴器は、耳かけ形補聴器となります。2014年に出荷されたデータを分類してみますと、このようになりました。

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※画像は日本補聴器工業会の出荷台数より作成

内訳は、ポケット形補聴器が6%、耳かけ形補聴器が58%、メガネ型補聴器(骨導補聴器)が0%、耳あな形補聴器が36%です。耳かけ形補聴器が半分以上の割合を占めています。

この事から、今現在最も人気があるのは、耳かけ形補聴器である事がわかります。

補聴器に関する補足

上記のデータの補足ですが、主には、以下のようにを集計しています。補聴器には、様々な形状がありますので、こちらについても補足程度に記載していきます。

ポケット形補聴器

ポケット形補聴器とは、ポケットラジオのような形状をした補聴器です。形状としては、このような形をしています。

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※画像は補聴器メーカーリオネット補聴器より引用

ポケット形補聴器の形状は、このようなタイプしかありません。こちらのタイプのものは、すべてポケット形補聴器として、集計されています。

耳かけ形補聴器

耳かけ形補聴器とは、耳にひっかけて使用する補聴器となります。形状としては、このような補聴器です。

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※画像は補聴器メーカーフォナックジャパンより引用

耳かけ形補聴器には、色々と種類があります。上記の画像は、一般的な耳かけ形補聴器となり、その他、高度難聴、重度難聴用の大きめの補聴器があったり、形状が異なるRIC補聴器というものもあります。

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※画像は補聴器メーカーフォナックジャパンより引用

こちらが高度難聴用、重度難聴用補聴器です。パワーが必要な補聴器は、基本形状が大きめになります。そしてRIC補聴器は、こちらです。

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※画像は補聴器メーカーフォナックジャパンより引用

補聴器の先に細い線のようなものがあり、さらにその先に黒い四角い物がついています。これが、補聴器のイヤホンで、ここから音が出るようになっています。通常の耳かけ形補聴器は、補聴器本体の中に全ての部品が入っていますが、RIC補聴器は、イヤホンのみ外に出ている形状です。

耳かけ形補聴器にカウントされるのは、これらのものになります。こちらを一式丸めて耳かけ形補聴器として、集計しています。

メガネ形補聴器

メガネ形補聴器とは、メガネの形をした補聴器です。主に骨導補聴器と呼ばれる補聴器となります。

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※画像は補聴器メーカースターキージャパンより引用

こちらは、伝音性難聴という難聴の方が使用する補聴器です。伝音性難聴の方は、大半が耳鼻咽喉科にて治療できてしまいますので、使用する方が極端に少なくなります。その結果が、0%という結果です。

この補聴器は、骨を振動させて音を聞かせる補聴器です。骨導子とよばれるものがツルの先についており、そこを耳にあてて音を聞きます。ポケット形補聴器、耳かけ形補聴器、耳あな形補聴器、どれとも異なるやり方で音を聞かせる補聴器となります。

このような補聴器を集計した結果が、メガネ形補聴器の数になります。

耳あな形補聴器

耳あな形補聴器とは、耳の中に入る補聴器です。形状としては、このような形をしています。

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※画像は補聴器メーカーフォナックジャパンより引用

主に耳の型を採取して製作するのが耳あな形補聴器です。そのため、オーダーメイド補聴器とも言われています。しかし、中には、耳あな形補聴器でも既製品のものも存在します。これはレディメイドと呼ばれる補聴器です。

レディメイドとは、このような形をしています。

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※画像はAmazonより引用

上記に記載した通りの既に作られた耳あな形補聴器がレディメイドです。耳あな形補聴器は、耳の形に合わせて製作するものが一般的ですので、このようなレディメイドは、少ない傾向があります。通販で良く売られているタイプの集音器に似ていますが、一応補聴器になります。

耳あな形補聴器については、オーダーメイドと既製品の二つを合わせて集計をしています。

集計のまとめ

補聴器には色々と形状があります。それらのものをこのようにわけて集計した結果が上記の内容となります。その結果、耳かけ形補聴器が最も多く、その次に耳あな形補聴器、ポケット形補聴器、メガネ形補聴器と続きます。

こちらは、2014年の結果となりますので、その結果では、耳かけ形補聴器が最も人気があるという事がわかりました。こちらの内容がより補聴器の理解に繋がれば幸いです。

なお、補聴器はあくまでもご自身の耳の状況に合ったものを選択する事が大切です。こちらは、あくまでも耳かけ形補聴器が多く出ているという内容になりますので、ご注意ください。

 

この内容をご覧になった方は、こちらの内容もお勧めです。

リンク:デジタル補聴器の概要とできるようになった事

リンク:補聴器を諦めてしまった方へ伝えたい補聴器の真価

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リンク:【実例】中等度難聴者が補聴器を装用するとどう改善されるのか


この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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