2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

Mリンクの音質を自分の耳で試した結果と感じた事

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さて、先日、自立コムの製品Mリンクに関して記載しましたが、音に関しては、記載をしませんでした。こちらを書かなかった理由は、人により、大きく異なるだろうなと考えての事です。

今回は、私自身の耳でMリンクを介して音を聞いた感想に関して述べていきます。Mリンクは、合う人には合いますが、合わない人には、合わない商品だと、自分の耳を通じて感じました。どのようなものもそうですが、試してみるというのが大切です。

自分の聴力

Mリンクの音質は……と言いたいところですが、初めにどのような耳で聞いた感想なのかを表すため、私自身の聴力に関して載せていきます。私の聴力は、概ね、以下のようになります。

ブログ運営者の聴力

ブログ運営者の聴力

私自身は、生まれつきの難聴ですので、一般の人がどのように音を感じているのか、どのように聞こえているのかを知る事ができません。主に補聴器から聞いた音のみで評価しています。上記の内容から、両耳とも中等度難聴くらいになります。

Mリンクの音質

Mリンクの音質ですが、個人的には、好評価です。以下、

  • 良い点
  • 悪い点

について載せていきます。

良い点

  • 英語が聞きやすい
  • 音に迫力がある

この二点です。恐らく初めて補聴器を装用した方にも共通する事ですが、言葉が聞きやすくなります。私の場合、邦楽より洋楽派なので、海外の曲を聞くのですが、英語が明らかに聞きやすいです。これは、私の聴力も関係しているのだと思います。

また、各音がしっかり聞こえてくるのも良い点です。こちらは、今まで感じた事がない感覚でした。

悪い点

  • 曲のイメージが変化する
  • 耳にかけるのが邪魔

この二点です。曲によっては、聞いている曲が「あれ?これってこんな曲だったっけ?」というようなものもあります。変化するとは、良い場合もあれば(音に迫力があると評価するか)、悪い場合(曲のイメージが変化して嫌だと評価するか)もあるという事を感じました。聞く曲の中には、音そのものが聞きやすくなるおかげで音がばらけるような感覚を感じる事もあります。

また、耳にかけるものそのものが邪魔に感じる事もあります。こちらは使っている内に慣れてきますが、初めは結構邪魔に感じがちですね。

良くも悪くも変化する

使った感想の第一は、音が聞きやすくなるという事、そして、明らかに英語が聞きやすくなっていた事です。私の場合、音が高くなるとなるほど、聴力が低下してきますので、音楽も普段感じる音ものっぺりした感じがあります。低い音が多く含まれた音という状態でしょうか。音楽も基本、裸耳(らじ、補聴器をつけていない状態を裸耳と言います)で聞いていますので、余計にそう感じました。

しかし、このような道具を使うと(補聴器で音を補聴した状態で聞くと)明らかに今まで聞こえていない音も聞こえてきたり、音声が聞きやすくなりました。個人的には、曲に関する新しい発見もありましたので、これは、嬉しい事でした。特に、リズムに関して発見があった時は「こんな曲だったのか、結構聞こえていない事が多いな」と感じたものです。

良くも悪くも変化するという事は、このような事なのだと思います。変化はしますが、それをどう受け止めるかで評価が非常にわかれそうですね。私は、良い方に受け止めました。

音の抑揚とその変化に関する思考

一方、音を聞いていて感じるのが、音がはっきり聞きやすくなるおかげで、音の抑揚を感じやすくなります。しかし、抑揚を感じすぎて、正直「何か凄い事になってるwww」というような状態になる事もあります。この音の抑揚が曲によって想定外の状態になりました。

曲を晒すとEllie GouldingのLove Me Like You Doがそれに当たります。

ちょっとPVがエロチックですが、歌詞はまともです(映像とセットで考えるとエロチックですが)。サビの部分の抑揚がすごく「こんなに聞こえるものなんだ」と思う反面「凄い事になっているwww」とも感じますね。これは、今まで私自身が音楽をのっぺりとした音で聞き続けてきたある種の弊害でもあると思っています。

Carly Rae Jepsenの I Really Like Youは、そこまで抑揚を感じなかったです。

この方は、英語が聞き取りやすい。この曲からは、英語の聞き取りやすさは、結構変化するなと感じました。余談ですが、トムハンクスがこの歌を歌っていると思うと爆笑ものです。

では、なぜこのような事が起こるかと言いますとあくまでも予想ですが、私自身の耳は、高い音ほど聞きにくくなっています。ですので、この部分の音を補聴する事により、抑揚を補聴器なしの状態で聞くよりも非常に感じやすくなっているからだと思います。

補聴器なしの状態では、元々が聞きにくいため、抑揚があったとしても、それが感じにくい。しかし、補聴器を装用する事で抑揚を感じるようになり、変化の幅がしっかりと感じるようになったという事ですね。

言葉で言うのは、簡単ですが、体験してみると凄まじいくらいに変化しますので、もしかしたら受け付けない人もいるかもしれません。

受け入れ方は人次第

音に関しては、補聴器にも共通する事ですが、受け入れ方は人次第になります。良いと感じるか、悪いと感じるか、そもそも正解がありませんので、何とも言えませんが、このように聞こえるという事だけは、表現してみました。

気になった方は、試してみてはいかがでしょうか。自立コムさんのWebサイトで、借用もできますので、知らない音の世界を感じてみたい、あるいは、音楽が好きなら聞いてみる価値はありますよ。

 

この内容をご覧になった方は、こちらの内容もお勧めです。

リンク:今更ながら自立コムのMリンクのすごさに気が付いた

リンク:聴覚障害に特化した就労支援所、いそひと大手町に行ってきました

リンク:補聴器の音に慣れるために行う3つの事

リンク:ソフトバンクが音声認識を利用したこえ文字トークを発表

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この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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