2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

続・Haloの音楽ストリーミングについてレビューしてみるよ

Pocket

cheers-204742_640

さて、先日、Phonakの補聴器を扱っている理由について記載しましたが、今回は趣旨を変えて、Haloについて記載していきます。実は、ここ最近、スターキーのiPhoneと繋がる補聴器、Haloを使用し、実際の体験をしていました。音楽ストリーミングが良いのは、わかるのですが、実際のところどうなのか、どのようなものなのかを記載しているところは、皆無ですので、こちらについて再度、記載していきます。

なお、前回についてはスターキーのHaloを耳に使用したレビューを書いてみるよをご覧下さい。

音楽ストリーミングに関するレビュー

Haloの特徴といえばiPhoneに接続できる事であり、余計なものを使用せずiPhoneの音声を補聴器に転送できる事です。私自身が使用してみて感じた事をまとめてみますと

  • 初めにiPhoneとHaloを繋ぐ設定が必要
  • iPhoneとHaloの通信は、非常に早い
  • 一度繋げば、iPhoneの電源を切っても繋がっている
  • 音楽再生中は、周囲の音が少し、聞きにくくなる
  • 音の再生に関しては、様々な設定ができる
  • Volの調整は、iPhoneでする方が良い
  •  iPhoneの聴覚サポートを使って、様々な設定ができる

となります。いくつか詳細に関して、記載していきます。

iPhoneとHaloを繋ぐ設定

何もせず、勝手に繋がる事はありませんので、必ず初めに繋ぐ設定が必要です。設定は、結構簡単で、WiFiの設定を自分でできる方なら、誰でも可能です。

初めにBluetoothをONにしよう

初めにBluetoothをONにしよう

Haloを用意し、初めに、BluetoothをONにしておきます。

一般設定をタップ

一般設定をタップ

その後、iPhoneの設定→一般をタップ。

次は、アクセシビリティをタップ

次は、アクセシビリティをタップ

一般からアクセシビリティをタップ。

そして補聴器をタップ

そして補聴器をタップ

下にスワイプし聴覚サポート欄にある補聴器をタップ。

この画面で補聴器の電源を入れ切りしよう。なお、片方ずつやる事

この画面で補聴器の電源を入れ切りしよう。なお、片方ずつやる事

デバイスで検索中になりますので、Haloの電源を一度、切り、再度入れ直します。両耳ある場合は、両耳とも電源の入れきりをすると……

iPhoneがペアリングしたがっている。ペアリングしてあげますか?→Yes

iPhoneがペアリングしたがっている。ペアリングしてあげますか?→Yes

こうなり、ペアリングを押せばOKです。これを左右ある場合は、一つ、一つ行っていきます。同時にしようとすると、何度もこの画面が出てくる可能性があります(私はそうなりました……)

このようになれば操作は完了

このようになれば操作は完了

一通り操作し終えると、このようになります。これで操作は、完了です。補聴器の電源を切っても、iPhoneの電源を切っても設定は、そのまま働き続けます。

iPhoneとHaloの通信は非常に早い

iPhoneで音楽を再生する際ですが、大体、0.3〜0.5秒くらいで繋がります。個人的には、ものすごく早い感覚があります。他にも繋がる機器があるのですが、それを使用すると、平気で2〜3秒かかるのに対し、Haloは、すぐに繋がってくれます。この点は、かなり快適です。

なお、これらは、動画の読み込みなどを一切無視した数値になりますので、その点は、ご了承ください。

音楽再生中は、周囲の音が少し聞きにくくなる

初めにこれらの機能を動作した場合、

  • 補聴器のマイク
  • iPhoneからくる音

これらが両方とも感じるようになります。

そして、音楽再生中ですが、音楽ストリーミング用のストリームブーストという設定に変更しているため、少し周囲の音が聞きにくくなっています。聞いた印象としては、音楽の音質を聞こえにくい人にも違和感ないようにするため、そのようにしているように感じます。

この点ですが、音楽が入る際は、0.3〜0.5秒と激早ですが、通常の設定に戻るのは、10秒くらいかかります。そのため、設定が戻る期間中、周囲が少し聞きにくくなります。その点に注意です。

と言いましても、音楽聞く際は、基本一人の時だと思いますので、あまり関係ないかもしれません。困るのは、聞いている時に、いきなり知り合いが現れた時でしょうか。

音の再生に関しては、様々な設定ができる

音の再生に関してですが、様々な設定ができます。初めに、iPhoneから転送される音は、

  • 補聴器の調整を基準とした音
  • ストリームブーストを基準とした音

この二つを選べます。標準は、ストリームブーストが選択されており、新たにプログラムを作る事で、補聴器で調整した音を基準として、音楽や電話の音声を聞くという事もできます。

これは、スターキーのアプリ、TruLink

これは、スターキーのアプリ、TruLink

さらに、それらの状態から補聴器マイクの入力音に関し

  • 変更なし
  • 減少
  • ミュート

の三つが選択できます。これは、補聴器の調整を基準とした場合もストリームブーストを基準とした場合も同様です。

補聴器の音を基準とする場合、新しく作る必要がある

補聴器の音を基準とする場合、新しく作る必要がある

こちらは、補聴器の調整を基準とした場合になります。その場合は、新しくプログラムを作る必要がありますので、プログラム名がテスターになっています(私がそのような名前で設定しただけになります)。

設定できれば、この通り

設定できれば、この通り

新しくプログラムを追加しているので、こんな風になります。さてとお話しを戻しまして……

ストリームブーストも変更可能

ストリームブーストも変更可能

ストリームブーストの場合は、このようになります。こちらも補聴器のマイクの音量を調整できます。

これらは、TruLinkのアプリ上でできますので、自分で作成し、どのように音を聞くのが良いか試行錯誤できるという事でもあります。

ストリームブーストは、少しこもったような感覚があります。私自身は、高い音が聞きづらい耳であり、補聴器なしの耳だとこもったような感覚で聞こえるので、言い換えれば、自分の耳の感覚に近い感覚で聞けます。

一方、補聴器の調整をベースにしたものは、音がクリアに聞こえますが、機械音っぽく聞こえるというのがあります。どちらも一長一短であり、自分自身が望むほうを選択するのがベストとなりますね。

私は、ストリームブースト派。しかし、英語に関しては、補聴器の調整をベースにした方が聞きやすくなります。

Haloは、こんな設定もできますよ〜。

Volの調整はiPhoneでした方が良い

これは、動画ごとに音量が異なったり、MP3ごとに音量が異なるためです。その際、いちいち補聴器を操作するより、iPhoneを操作した方が楽に調整できます。

iPhoneの聴覚サポートを使って様々な設定ができる

iPhoneには、聴覚サポートという機能があり、こちらには

  • モノラルオーディオ
  • 左右の音量バランス調整

というものもできます。

iPhoneには、このような機能もあるよ

iPhoneには、このような機能もあるよ

事情があり、片耳しか装用できない方でも、モノラルオーディオをONにすれば、片耳で全ての音が聞こえるようになりますので、十分に音楽を楽しむ事もできます。もちろん、Haloを装用しても、この設定は、ちゃんと働きます。

今現在の音楽は、全部ステレオですので、ステレオでは、片耳の場合、楽しむ事ができません。iPhoneには、このような配慮もあります。

左右で聞こえが異なる場合においても同様です。左右の音量バランスをiPhoneの方で行う事ができます。もちろんこの設定もHaloに適応します。左右で聞こえが異なる場合、ご自身で調整してみるとより音楽や動画、音を聞くと言う事を楽しめるようになるかもしれませんね。

Haloは、両耳装用が最もベストですが、片耳であっても設定を変更する事で楽しむ事もできます。そして、左右の聞こえが異なる方でも同様です。

Haloを使ってみた感想

iPhoneもすごいですが、Haloもすごいな……と感じたのが第一印象です。個人的には、素早く音が聞けるという点が非常に良く、さらに、やり方さえわかれば、音楽ストリーミングの音を変更できるのもポイントですね。

私の場合は、ストリームブーストが良いと思っていますので、変更する必要はありませんが、人によっては、変更した方が良いという方もいるかもしれません。

iPhone中毒の方やiPhoneを使って、動画をよく見る、音楽を聞く方などには、Haloはお勧めです。

あのアプリを使って音楽を聞く姿、あのアプリを使って動画を見る姿。iPhoneと繋がる補聴器を装用した後の事をご想像されてみてはいかがでしょうか。

 

この内容をご覧になった方は、こちらの内容もお勧めです。

リンク:補聴器販売店の測定室にあるものと行っている4つの事

リンク:補聴器メンテナンスの裏の目的は、良いサイクルを見つけ出す事

リンク:耳が聞こえにくい私がフォナック補聴器を使い、かつ扱っている理由

リンク:片耳美大生キクチさんのPlease Tagを見てきました

Pocket

この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

補聴器で耳を改善させる手引き書、作りました

聞こえにくい事でお悩みの方のために、補聴器で耳を改善させる手引き書を用意しました。

  • 自分の症状に合う補聴器は何か
  • 自分の聴力に合う補聴器は何か
  • 補聴器の種類、性能、違いを知りたい

などお考えでしたら、こちらをご覧下さい。補聴器で耳を改善させる内容のみに絞って記載してみました。お役に立てば幸いです。

お困りごとのご相談、承ります

Webサイトに訪れる方のご要望にお応えするため、東京都墨田区に店舗を構えました。

  • 聞こえにくい事で困っている
  • どこに相談したら良いかわからない
  • お使いの補聴器でうまく聞こえない

などお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。当店で行なっていること、よくいただくご相談は、リンク先の通りです。

〜更新情報のお知らせ〜
こちらのいずれかにご登録いただきますと更新時、お知らせします。お気軽にご登録ください。なお、Twitterでは、私自身が興味を持った記事や自分のエントリーについてツイートしています。もしよろしければフォロー、ご登録いただけるとうれしいです!
検索フォーム