現状に強い閉塞感を持つ人にお勧めする本”仕事は楽しいかね?”


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久々に良い本に出会えたのでご紹介する。それは”仕事は楽しいかね?”という本だ。こちらは、2001年12月に作られ、かれこれ15年も前の本になるが、非常に示唆に富む本だ。私自身が読んで感じたのは、現実に対し、数字を追う毎日に苦痛を感じたり、なかなか行動に移せない方にお勧めだと思っている。

仕事に関する本だとタイトルから思いがちだが、日常生活から仕事など、どんな事にも共通する事なので、何かしら行動ができない方、毎日が消耗しがちな人にはお勧めできると思う。では、載せていこう。

仕事は楽しいかね?の内容

糸井重里さんがお勧めしていた本とあり、参考までに中古の本を読んでみた。内容は、今の現状に対し、不満を抱えるサラリーマンと変わり者の老人、発明家、起業家として有名なマックス・エルモアが対話をしながら、様々な物事について語り合うものだ。この中で印象的だったのは

  • 試す事に失敗はない
  • 人は試すのが好き
  • あるべき状態より良くある事

など、主に小さい事から挑戦していく事が書かれていた。この本では、目標を否定するが、その一方として、毎日違う自分になるという難しい目標を課す。そして面白いのは、よく言われる

  • 目標の設定
  • 生きる姿勢を変える(マインドセット)

を否定しているところだ。私自身は、

  • 試す事に失敗はないという事
  • 目標の設定の否定

この二つにより、非常に心が楽になったし、実際に行動が軽くなった。

私の場合、常に目標の設定をしていた。物の納期は必ず守らなければならないため別として、自分自身に課した目標の達成にどうなのかを常に気にかけていた。そのためか、徐々に心が重くなり、重圧に潰されかけていた。さらには、この事が続くと考えると非常に億劫になってしまい、途方に暮れた。さらには、憂鬱な時間も増えてしまい、夜も眠れなくなった。これは、完全に消耗している状態だ。恐らくこのような経験は、働いている人であれば、誰にでもあるだろう。このようになると心が非常に苦しくなる。

この本では、目標を定めても、コントロールできるわけでもないし、ましてや人生など思い通りになる事は一切無いと言っている。そして挙げ句の果てには、目標は明日のマンネリとまで言う。正直、私は心当たりがありすぎてドキッとしたほどだ。

では、現状をよりよくするにはどうしたら良いか。それは、ひたすら物事を試す事だと、この本は言う。たくさんの事を気軽に試し、どんどん良くしていく事。そして、完璧を目指すのではなく、あるべき状態よりよくある事を推奨する事を教えてくれる。

なかなか行動できない方にお勧め

私自身が読んで思ったのは、なかなか行動できない人や現状に強いマンネリ感を感じている方にお勧めだという事だ。何かするにしても色々と考えてしまい、なかなか行動できない人は多いのではないかと思うし、強いマンネリ感を感じるとストレスの元にもなる。

ネットが発達し、情報を得る事は以前よりも簡単になった。しかし、そこに行動が伴っているかといえば、それはわからない。むしろ情報が多くなりすぎて、良い面も悪い面もどちらも知りすぎてしまう事が多いのではないだろうか。そのような方には、ぜひ”試してみる”という事を全面に書いてあるこの本がお勧めだと思う。

この本は、気軽に行動する事の良さを教えてくれる。強いマンネリ感や先が見えてしまっている人、日々がつまらないと感じている方には、何らか現状に対する見方を変えてくれるかもしれない。私の場合は、このサラリーマンの状況と今の私の状況が似ていたので、ドンピシャだった。

読んだ瞬間から変化したわけではないが、私は徐々に行動が軽くなり、実行に移しやすくなった。目標として設定するのではなく、これを試してみよう。あれを試してみよう。自分の中に生まれたアイデアを一つ、一つ試す状態だ。今までは、目標として考えていたが、そうではなく試してみようと考えると、不思議だが、心が楽になる。すると行動もしやすくなる。

何かしら現状に対し、閉塞感を感じる方は、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。何かしらのヒントを得られると思う。そして、実行する事で、様々な事が得られると思う。”仕事は楽しいかね?”は、そんな本だった。

主に発想変換の本だが、参考になる事はたくさんあるだろう。さて、私もどんどん働くとしよう。