今更ながら補聴器はQOLを改善させる道具だという事が理解できた気がする


「補聴器はQOLを改善させる道具」これは当たり前ではあるのだが、なかなかこのように考えている方は少ないのではないだろうか。ほとんどの人は、補聴器は音を聞こえるようにする道具、聞こえにくさを改善させる道具と考えていたり、この言葉を表面的に捉えている方が多いように感じる。

私は、自分でお店を持ち、様々な体験をする内に、ようやくこの言葉が理解できたように思う。補聴器は、聞こえにくい人が使うものだが、見方を変えれば、自分自身が悩んでいる事を改善する道具である。しかし、できる事はそれだけではない、聞こえにくい事でしにくくなっている事はたくさんあるので、本当の意味で色々な事ができるようになる。

今回、考えさせられる事があったので、こちらに関して記載していく。補聴器の事について理解が深まれば幸いだ。そして、もし聞こえにくい事があれば、すぐに付けよう、自分の生活の質が上がる事は、それはとても良い事だ。

補聴器でできる事

補聴器でできる事は何だろうか。それを考えてみると、聞こえにくい事で今困っている事を改善してくれるものとなる方が多いのではないだろうか。しかし、それは、補聴器が改善してくれる事の一部であり、実際には、もっとたくさんの事ができるようになる。

補聴器を装用すると起こる事は

  • 人とお話しできるようになる事
  • 音を聞けるようになる事

の二つだ。この中で、メリットが大きいものは、人とお話しできるようになる事だろう。このような事ができればできるようになる事はたくさんある。例をあげよう。

人とお話しできるようになれば、色々な買い物だって行けるようになるし、それによる楽しみが増えるかもしれない。飲食店やレストランで美味しいものを食べる事もできるようになり、今度はどこに行こうかわくわくするかもしれない。今まで行った事がないところに旅行に行き、素晴らしい体験ができるかもしれない。習い事を習う事によって、新しい仲間や知り合いが増え、かつ生活がより充実するかもしれない。そして、今まで消極的になっていたものにどんどんチャレンジし、まだ見ぬ世界を見れるかもしれない。

基本的にこの世の中は、人と介して色々な事をする。そしてコミュニケーションの手段は、音声による会話だ。その部分が改善できるようになると、一気に世界は広がるだろう。それらを体験できるようになる事は、とても素晴らしい事ではないだろうか。

補聴器でできるのは、今現在の目に見えている問題だけを改善するだけではない。このような新しい世界の扉を開く事もできる。ボーダーは、あなたの頭の中にある。そのボーダーを外してみると、様々な事ができるようになる事がわかるだろう。

生活に支障がある方はすぐに付けよう

生活に支障がでる場合は、すぐにつける事をお勧めする。残念ながらつけたその当日から、よく聞こえ、かつ良くなるという事は難しいのだが、徐々に音を上げたり、補聴器の調節を繰り返す事で、今までの生活より、よりよくする事はできる。

補聴器は、残念ながら耳を治す道具ではない。大変申し訳ないのだが、どうしても聞きにくいところがあるし、会話が難しい時もある。しかし、今現在の状況を改善させる力は持っている。悪い状態でいるよりは、少しでもできる事が増えた方が、人生の質そのものはあがるのではないだろうか。

早めに付ければ補聴器の効果も期待しやすく、上記の事だってできるようになるかもしれない。人生がよりよくなる可能性だってゼロではない。最終的に行動するか、しないかを決めるのは、あなただ。

補聴器の金額が高額である事は重々承知である。が、それよりも使う事によって得られる事を考えてみて欲しい。補聴器は、聞こえにくい人のQOLを上げる道具であり、今までできなかった事を可能にしてくれる道具だからだ。

もし悩んでいるのならまずは一歩を踏み出そう。耳鼻咽喉科でも町の補聴器屋さんでも良い(なるべく耳鼻咽喉科がお勧めだ)。そうすれば改善できるものもあるだろう。

少しでも聞こえにくい人が自分なりの人生を歩めるようになれば、これほど嬉しい事はない。少しでも背中を押せれば幸いだ。