老人性難聴を補聴器で改善させる基礎知識4選


病院に行き、老人性難聴と診断された場合は、残念ながら、治療ができないため、現状をより改善させる場合、補聴器で聞こえを補っていく方法が今現在では、主流です。

補聴器と聞きますと、中には、あまり良くない印象を抱いている方もいるかもしれません。しかし、しっかりとポイントを押さえれば、それなりに改善させることはできます。

私自身、生まれつきの難聴ではありますが、補聴器を装用して、生活していますし、補聴器を活用し、日々、仕事もしています。残念ながら治るというところまでは、行かないのですが、補聴器があるのとないのとでは、生活及び仕事のしやすさは雲泥の差です。

生まれつき難聴者であり、かつ補聴器を販売している私から、聞こえにくくなってしまい、その状況を少しでも改善させたいとお考えの方へ、改善させる知識に関して提供させていただきます。

こちらをご覧になり、少しでも現状をよりよくさせるヒントになれば幸いです。

目次

老人性難聴を改善させる

老人性難聴と診断された場合、冒頭の通り、今現在では、補聴器を使用して、少しでも聞きにくさを改善させて行きます。

耳の場合、どのような状況でも、治療ができるなら、治療。残念ながら治療ができない場合、お困りであれば、補聴器を使用して改善させていきます。

音は、外耳道という耳の穴の中を通り、蝸牛と呼ばれる部分で音を感じて、その情報を脳に送るようになっている。

音は、外耳道という耳の穴の中を通り、蝸牛と呼ばれる部分で音を感じて、その情報を脳に送るようになっている。

耳の中は、このような状態になっています。音は、耳の穴の部分から入り、鼓膜、中のカタツムリのような形をしているところで音を感じ、そのまま脳に音を届けます。

そして、ここからが重要なのですが、そのカタツムリの形をしたところで、音を受け取り、脳へ情報を送っているのですが、その部分が何らかの原因により、損傷を受けると、聴力が低下します。

その聴力低下を感音性難聴なんて言い方をするのですが、そのようなケースは、今現在、ほとんどのケースで、治療する方法がありません。

老人性難聴もその一種で残念ながら治療するすべがなく、現状を改善させるには、聞こえにくくなった部分を補い、より聞きにくさを感じにくくしていきます。簡単に言えば補聴器を使用して、改善していくのが、よりよくする方法になります。

補聴器でできる改善

補聴器でできる改善ですが、少し難しくなってしまいますので、なるべく簡単にお話ししていくため、以下で紹介する聴力は、軽度~中等度難聴の方に該当する内容にしていきます。と言いますのも厳密には、聴力によって改善値は変化するためです。

どんな病気でもそうですが、状態が悪化しているものほど改善がしにくいように難聴も進みすぎると改善は、難しく、軽度、中等度くらいであれば、それなりに改善できます。

聴力図からみる耳の状態

さて、聴力図でまず、現状に関して見てみましょうか。

これが聴力図。周波数という横の軸で、それぞれの音の高さを表、聴力レベルという縦の軸で、聞こえにくさを表す。二つ合わせると、どの音がどのくらい聞こえにくくなっているのかがわかるようになっている。見方は、以下に紹介していますので、わからない方でもご安心を

これが聴力図。周波数という横の軸で、それぞれの音の高さを表、聴力レベルという縦の軸で、聞こえにくさを表す。二つ合わせると、どの音がどのくらい聞こえにくくなっているのかがわかるようになっている。見方は、以下に紹介していますので、わからない方でもご安心を

仮にこのような聴力の場合、現状として

  • 対面でのお話が聞きにくい人がいる
  • 騒がしい環境の中だと、聞きにくい
  • 複数の人のお話は、理解しにくい
  • 呼びかけに反応しないことが多い

ということがあります。

まず、聴力が低下すると、離れたところからの音が聞きにくくなります。ですので、真っ先に影響が出るのが、呼びかけに反応しない、もしくは、離れたところから話されるとよくわからない。となります。

人の声は、音としては大きい部類になりますので、ある程度、聞こえることもあるのですが、所々理解しづらくなり、対面でも話の内容が理解しづらくなってくるのが、このような聴力の特徴になります。

補足として、赤い○は、右側を表し、青い×は、左側を表ている。

補足として、赤い○は、右側を表し、青い×は、左側を表ている。

聴力の見方がわからない方用に記載しますと、このようになります。聴力レベルですが、

  • 聞こえている人の範囲:0~10dB
  • 正常の範囲:0~24dB
  • 軽度難聴:25~49dB
  • 中等度難聴:50~69dB
  • 高度難聴:70~89dB
  • 重度難聴:90dB以上

※世界保健機関WHO基準

それぞれ、このようになっています。

先ほどのケースは、中等度難聴に該当するもので、ここまで低下してくると、さすがに対面でのお話でもわからなくなることが増え、かつ呼びかけは、ほとんど気がつかないようになってきますので、生活及び、仕事にも支障が出てくるようになる状態ですね。

こちらは、軽度難聴。基本的に25dB〜50edBの間に聴力がくる人を軽度難聴という。

こちらは、軽度難聴。基本的に25dB〜50edBの間に聴力がくる人を軽度難聴という。

軽度難聴の場合は、

  • 対面でのお話は、ある程度わかる
  • 騒がしくなるとよくわからない
  • 複数の人とのお話になるとよくわからない
  • 離れたところからの呼びかけは、わからない
  • 声が小さい人は、よくわからない

というような状態になります。

軽度の難聴でも、難聴には、変わりありませんので、聞きにくさというのが出てきます。

どこまで補聴器で改善できるのか

では、先ほどのケースでは、どこまで改善できるのでしょうか。おおよそではありますが、

補聴器で改善できる数値は、今現在、30〜35dBくらいになる(軽度〜中等度難聴に限る)。聴力が重くなるとここまで改善することはできず、もう少し改善値は、下がる。

補聴器で改善できる数値は、今現在、30〜35dBくらいになる(軽度〜中等度難聴に限る)。聴力が重くなるとここまで改善することはできず、もう少し改善値は、下がる。

このような状態になります。補聴器は、単純に言えば、聴力低下した部分を補い、聞こえるようにしてくれますので、その部分を補える範囲は、上記の通りです。

これをみて、少し疑問に思った方もいるかと思います。正常の範囲は、0~24dBまででした。そのため、補聴器を装用しても、耳を治せる、一般でいう正常の範囲まで、改善させることは、今現在の状況では、非常に難しい状態になります。

しかし、聞こえの数値を改善させることで、今現在感じている聞きにくさを改善させることはできます。それが補聴器です。

先ほどの中等度難聴の場合、ここまで改善させられると

  • 対面でのお話は、理解しやすくなる
  • 騒がしい中でのお話も、ない状態よりは理解しやすくなる
  • 複数の人とのお話もない状態より理解しやすくなる
  • 呼びかけには、結構、反応しやすくなる

という状況になります。正常までは、改善できないため、少し聞きにくく感じるところは出るのですが、聞きにくさを感じている部分を全体的に改善させることができます。

私は(私の場合、自分も補聴器をつけています)、こちらと同様か、少しそれよりも聞こえさせていますが、補聴器があるのとないのとでは雲泥の差になっています。

補聴器の選択

補聴器には、選択する要素として

  • 形状
  • 性能

の二つがあります。

これらの部分の基本について記載していきます。

補聴器の形状

形状の部分で重要になるのは、

  • 形状ごとに設定された補える聴力
  • 形状ごとの特徴

の二つになります。特に形状によって、補える聴力というのが異なりますので、それに合わない補聴器を選択すると、聞こえを補えず、聞きにくさを感じやすくなってきてしまいます。ここだけは、絶対に外してはいけないポイントです。

形状ごとに設定された補える聴力

補聴器で耳を改善させる場合、重要なポイントは、たった二つしかありません。それは、

  • 自分の耳を補える補聴器を選択すること
  • 自分の耳をちゃんと補うこと

この二つです。形状や性能は、基本的な機能をアシストするだけに過ぎず、基本の部分をちゃんと行うことの方が、聞こえにくさは改善できます。

【自分の耳をちゃんと補うこと】については、もう少し後に記載しますので、まずは、補える補聴器の見つけ方から紹介していきます。

補聴器には、主に耳の中に入れて使用する耳あな形補聴器と耳の上にかけて使用する耳かけ形補聴器がある。

補聴器には、主に耳の中に入れて使用する耳あな形補聴器と耳の上にかけて使用する耳かけ形補聴器がある。

基本的にどの補聴器にも補える聴力というものが存在しています。おおよその見方は、こちらになります。補聴器には、耳にかける補聴器と耳の中に入れる補聴器があります。

こちらが耳にかけて使用する補聴器で、聴力によって使うものが変化します。軽度・中等度難聴の場合は、RIC(リック)補聴器と標準耳かけ形が一般的に使用する補聴器です。

かけてみるとこんなイメージです。これは、RIC補聴器の場合ですね。大抵は、耳の裏につけますので、補聴器が隠れます。

耳の中に入れる補聴器は、このようになります。軽度、中等度難聴の場合は、CIC形かカナル形が一般的に使用されます。

耳の中に入れてみると、このような状態です。こちらは、カナル形ですね。

そして、これらのものですが、上記の通り、補える聴力というものが存在しています。具体的には、

  • 耳かけ形:軽度~重度難聴まで
  • 耳あな形:軽度~中等度、高度難聴まで

が多いです。この難聴というのは、少し難しくなってしまうのですが、

一般的な難聴の区分の仕方。

一般的な難聴の区分の仕方。

このような計算式で表すことができます。そして、カタログの中には、

こんな表記のものがあったり、

こんな表記のものがあったりします。難聴の程度が書かれていたら、計算してみて、どの難聴になるのか。それを理解すると、どの補聴器が対象になり、どれが対象外になるかがわかるようになります。

また、聴力範囲が書かれているものは、自分の聴力を参照して、みていきます。このようにして、まず初めに、どの補聴器が対象になるのか。それを理解していきます。

補聴器選びで行う手順は、基本的に

  1. どの補聴器が自分の耳を補えるのか
  2. 自分にとって、どのような形状がいいのか
  3. 自分にとって、どのような性能のものがいいのか

という順になるのですが、今は、①の部分を見ている状態ですね。

形状ごとの特徴

さて、次は、形状ごとの特徴になります。これは、まとめますと

このようになります。

まず、耳の中に入れるタイプですが、

  • 耳の中に入れられるので、邪魔になりにくい
  • 聴力に関しては、補いやすい傾向がある(対象となる聴力のみ)
  • ただし、こもったり、自分の声が大きく感じたり、噛む音が大きく感じやすい

という特徴があります。耳の中に補聴器を入れられると、補聴器が例えばメガネ、帽子、マスクといったものに邪魔されにくくなります。そして、人によっては、耳かけ形補聴器を使用すると、髪の音が気になったりするのですが、それが耳あな形は、少なくなります。

ただし、耳の中をかなり密閉しますので、耳を塞いだ感覚が強く出たり、自分の声が大きく感じたり、噛む音が大きく感じたりし、人にとっては、結構気になってしまう方もいます。

ですので、

  • 聞こえの効果を優先したい人
  • 補聴器が邪魔にならないようにしたい人

に向いています。ただ、こもったり、咀嚼の音が大きかったりしますので、その点に注意ですね。この部分は、なかなか改善が難しい部分ですので、耐えられる範囲内(使える範囲内)であれば、許容範囲になります。

なお、耳の状態によっては、この補聴器を使えない方もいますので、その点に注意です。

  • 耳を手術したことがある(耳の中)
  • 耳が極端に小さい
  • 耳垢が湿っている

などがあると、作れなかったり、故障が多くなる傾向があります。

一方、耳かけ形補聴器は、

  • こもり、咀嚼の音は、耳あなに比べると少ない
  • 少し音を拾う範囲が広い(後方も聞こえる)
  • 良くも悪くもないスタンダード的な補聴器

という特徴があります。

耳かけ形は、良くも悪くもないスタンダード的な補聴器で、聞こえる音の範囲が少し耳あな形と比較すると変化する点があります。

あくまでもこちらは、イメージです。実際には、少し耳かけ形の方が後ろから入る音が大きく感じやすい傾向が出ます。

あくまでもこちらは、イメージです。実際には、少し耳かけ形の方が後ろから入る音が大きく感じやすい傾向が出ます。

双方の聞こえ方のイメージ図ですが、こんな感じになります。耳あな形は、本来、人がしている耳の集音範囲で音を拾っているのですが、耳かけ形は、耳の上にのせ、全体的に音を拾う感覚があります。そのため、耳あな形に比べ、後ろの音がよく聞こえる傾向があります。

そして、耳の中を塞ぐという部分は、耳あな形より軽減できることが多くなります。耳あな形は、機械をそもそも耳の中に収める必要があるため、制限が多いのですが、耳かけ形は、本体が、そもそも耳の外に置いてあるため、制限が少なく、軽減させる加工をしやすい状態です。

そのため

  • 何らかの形で耳あな形が使用できない方
  • こもる感覚、耳がふさがった感覚が気になりやすい方
  • スタンダード的なものを求めている方

にお勧めです。耳かけ形補聴器は、一通り何でもできるため、特徴がないという特徴があります。

耳あな形と耳かけ形の聞こえに関して

もしかしたら、こちらに関して気になる方もいるかと思いますが、基本的には、聞こえは、あまり変わりません。

この場合、そもそも聞こえはどこで決まるのか。という部分が非常に重要になってくるのですが、それは、ちゃんと改善に必要な数値まで音を入れる、聞こえを改善させることになってきます。

この点に関しては、補聴器で重要な調整の項目(以下に紹介します)で、記載しますので、ご安心ください。

補聴器の性能

補聴器の性能につきましては、基本の部分は、変化しないのですが、メーカーさんによって異なったり、新製品を出したりすると変更になるため、別枠で用意します。今現在の状況に関しては、

リンク:補聴器の聞こえの効果と性能の関係、性能を理解する3つのポイント

こちらをご覧ください。

補聴器で重要な調整

補聴器で重要なのは、ちゃんと補うことです。そのためには、

  • どこまで補聴器で改善できれば良いのか
  • その状況をどう把握すれば良いのか

の二つが重要になってきます。簡単に言えば、改善させる目標値と現状を把握する術を理解する。となります。そして、最後に調整に関するちょっとしたポイントについて記載していきます。

どこまで補聴器で改善できれば良いのか

ここから少し難しくなってきます。補聴器には、聴力ごとに目指す改善目標値が存在しています。軽度~中等度難聴の場合は、

軽度・中等度難聴で改善できる数値は、だいたい30〜35dBになる。両端(250Hz、4000Hz)は、それよりも+5dBを加算した数値になる。

軽度・中等度難聴で改善できる数値は、だいたい30〜35dBになる。両端(250Hz、4000Hz)は、それよりも+5dBを加算した数値になる。

上記に紹介した通り、おおよそこのくらいを目指します。この数値は、のちに【その状況をどう把握すれば良いのか】で記載する音場閾値測定(おんじょういきちそくてい)をした時の数値ですが、ここくらいまで改善できると補聴器の効果は、感じやすくなります。

この目標値に関してより詳しく見たい方は、こちらをご覧ください。

リンク:補聴器の調整と聞こえを改善させる目安

その状態をどう把握すれば良いのか

補聴器には、補聴器をつけた状態の聞こえを調べられる測定があります。それが、音場閾値測定です。

聴力検査を行うような部屋で

今度は、スピーカーから音を出し

音が聞こえたらボタンを押す

まさに、聴力検査の補聴器版になります。こちらで状況を調べられると、改善目標値と現状の改善値は、どうなのかを比較でき、状況を把握しやすくなります。

補聴器は、つけるだけでは、

  • 音が大きく聞こえる
  • 機械的な感覚で聞こえる
  • 音が小さい

など、感覚的なものしかわからず

  • 今、どのくらい聞こえているのか
  • この聞こえは、改善目標値までいっているのか
  • そもそもどこまで聞こえると良いのか

ということはわかりません。そのため、音の感覚を感じつつ、その状態を数値にして、状況を把握する術が必要になってきます。

状況を把握する術が理解できると、グッと補聴器の状態は、理解しやすくなります。

補聴器の調整のちょっとしたポイント

補聴器の調整において、ポイント、言い換えれば、見る要素は、

  • 実際に聞こえている数値(調べた時の補聴器の聞こえ)
  • 聴力から目指す改善目標値
  • 実際に体感している音の大きさ

のたった三つしかありません。

例えばですが、

補聴器を装用している状態を測ってみたら、上記のような状態でした。聞こえている数値は、▲で、この場合における補聴器での改善目標値は、赤い▲だとしますと、一部足りていない部分があるのがわかりますね。

そこで、補聴器を使用している時の音の感覚についてお伺いし、もう少し音を大きくしても大丈夫なのか。それともちょっとこれ以上は、厳しいと感じるのか。その点を確認します。

仮にもう少し大きくしても良さそうなら、足りない部分をあげてもっと改善できるようにしていければ良いですし、ちょっとこれ以上は、厳しい……。あるいは、実際に使用している状態より、音量を下げたい、といった場合は、そのまま、もしくは、音量を下げる。というようにしていければ、より良い調整というのは、できるようになってきます。

重要なのは、

  • 実際に聞こえている数値
  • 聴力から目指す改善目標値
  • 実際に体感している音の大きさ

をそれぞれ確認し、どこまで改善を目指せるのか。それを考えながら行い、状況を改善させていくこととなります。

これが無理なく改善できるところまで改善させる調整のポイントですね。

そして、この部分が聞こえの基本となりますので、この部分さえできていれば、価格を抑えているものでもしっかりと改善できますし、様々な機能が搭載された補聴器の場合は、それを活用し、さらに聞こえを改善させることができるようになります。

実際に利用された方の症例(お客様の声)

上記の内容だけでは、わかりづらいところも多いかと思います。そのため、実際に私が対応し、改善させた内容に関しても記載していきます。

リンク先には、

  • どのようにして、その方を改善したのか
  • その人の状況から、どのような補聴器を選んだのか
  • どのように実際に補ったのか

こちらに関しても記載していますので、例としてご参考にしてみてください。

老人性難聴により、聴力低下したケース①

こちらの方は、老人性難聴により、聴力低下してしまった方で、主に仕事で困ることが増えてきたためにご相談いただいたケースです。

どのようなところでお悩みでしたか?

実際に補聴器を使用してみていかがでしょうか?

このお店で購入(相談)した理由は、何でしょうか?

実際のアンケート

リンク:【職場で聞きやすく】老人性難聴で聞きにくくなった方を補聴器で改善

老人性難聴により、聴力低下したケース②

こちらの方は、過去に補聴器を他店で購入になられましたが、使わなくなってしまった方でした。しかし、現状、仕事で聞きにくさを感じることから、ご相談いただいたケースになります。

どのようなところでお悩みでしたか?

実際に補聴器を使用してみていかがでしょうか?

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このお店で購入(相談)した理由は、何でしょうか?

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実際のアンケート

リンク:【非常に聞きやすくなった】高音急墜形感音難聴の方を改善させました

老人性難聴により、聴力低下したケース③

こちらの方は、他店(病院)で購入したものを使っていましたが、聞こえにくさを感じており、当店へご相談へ来られました。ちょうど、息子さんもそれを感じており、一緒にご相談したケースになります。

どのようなところでお悩みでしたか?

実際に補聴器を使用してみていかがでしょうか?

このお店で購入(相談)した理由は、何でしょうか?

実際のアンケート

リンク:【より聞きやすく】老人性難聴の方を補聴器で改善しました

Q&A

こちらではよくいただく内容に関して記載していきます。

Q、補聴器は早く装用した方が良いと聞きましたが、本当なのでしょうか?

A、その点は、残念ながら本当です。上記には、紹介しなかったのですが、補聴器の世界には、音声をどのくらい理解できるのか。を調べられる測定があります。これを語音明瞭度測定(語音弁別能検査)というのですが、年齢を重ねると、重ねるほど、その音声を理解する力が低下する傾向があり、そうなると補聴器の効果が感じにくくなります。

そのため、この能力が下がる前に装用するのが一番理想です。なお、この能力は一旦下がると、補聴器でも現在の医療でも改善させることができなくなりますので、下がり過ぎてしまった場合は、誰も現状をよくすることはできなくなります。その点にお気をつけください。

Q、補聴器は両耳がいいって聞きますが本当ですか?

A、これは、状況によって異なります。仮に両耳とも聞こえが低下し、両耳とも補聴器で補える耳であった場合は、両耳装用が一番、聞きにくさを改善できます。

一つの物事でいいか、悪いかで判断するのではなく、どのように補ったら自分の状況をよりよくできるのか。それを考えるのが重要です。その点に関しては、少々難しいですが

リンク:両耳が聞こえにくい方を補聴器で補う方法と補う5つのパターン

リンク:片耳のみ聞こえにくい方を補聴器で補う時に理解したい2つの補い方

をご覧いただくとよりわかるかもしれません。

Q、補聴器は高額ですね。助成及び保険は使えるのでしょうか?

A、残念ながら保険は使えないのですが、助成は、対象者のみ可能です。その場合は、二つありまして、高齢者支援制度と身体障害者手帳の取得の二つがあります。

高齢者支援制度は、市区町村の制度で、65歳以上の方が対象になります。金額は場所によりますが、数万円の助成になります。相談する窓口は、お住いの市区町村で、高齢者支援課、もしくは、福祉部に相談すると良いでしょう。

身体障害者手帳は、片耳が90dB以下、もう片耳が50dB以下のケースか、両耳が70dB以下の場合から申請できる役所の制度で、自立支援法というものがあります。こちらに関しても、お住いの市区町村の身体障害者相談係に問い合わせれば教えていただけるはずです。

Q、補聴器のこと、もっと知りたいです

A、聞かれる内容や理解しておいた方が良い内容は、一通り、こちらにまとめています。

リンク:補聴器で耳を改善させる手引書

もしよければこちらをご覧ください。

どのように改善しているのかの症例をみたい場合は、

リンク:お客様の症例改善集

こちらをご覧ください。こちらに一通りまとめています。

Q、少し聞きにくいだけなのですが、補聴器は、あった方が良いのでしょうか?

A、少しというのが聴力図的にどのような状況なのかわかりませんので、なんとも言えないのですが、本当の意味で、少ししか困っていないのであれば、そのままでも良いのではないでしょうか?

重要なのは、その少し聞きにくいは、改善したい聞きにくいなのか、別にその少し聞きにくいは、改善しなくても支障がないかになります。改善させたいのであれば補聴器で改善させた方が良いですし、そうでないのであれば、そのままでいいと思います。

要は、あなたはどうしたいの?というところが重要ですね。

老人性難聴を補聴器で改善させる、のまとめ

以上、老人性難聴により、聴力低下した場合、どのように補聴器で改善していくのか。選ぶ要素に関しても、記載してみました。

重要なのは、聴力に対し、ちゃんと補聴器で聞こえを改善させられるだけ、改善させることです。そして、それを現状の状況を把握しながら行うことにより、よりよくできます。

補聴器の形状や性能といった部分は、確かにありますが、それ以上にこの基本の部分が聞こえの9割を占めますので、その方が重要です。

こちらをご覧になり、少しでもお悩みの部分が改善されたのであれば、幸いです。一応、私のところでもご相談は、承っておりますので、

  • どこに相談したら良いかわからない
  • 補聴器について相談してみたい
  • 補聴器を買ってみたけど、使わなくなってしまった

などあれば、こちらでもお引き受けしています。その場合は、お気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。