クロス補聴器の機会損失に関して、考えさせられた


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私の場合、クロス補聴器という機器をよく扱うのですが、中には遠くからわざわざクロス補聴器を試してみたいとお越しいただいたり、お電話をいただく事があります。

実際にお客様とお話ししてみると「こんな機械、聞いた事がない」「医師から紹介された事がない」という言葉も聞き、良い言葉は「改善する方法がないと思っていたけれど、こんな機器もあるんですね」「今まで聞こえにくかった側からも聞こえる!」という事もありました。こちらの機器を体験いただいた方、実際に見ていただいた方の反応は、実に様々です。

その一方、お客様と対応していると、個人的には、クロス補聴器の機会損失について、考えさせられます。特に、ずっと聞こえにくさを感じており、何とか改善方法を見つけたいと思っていても、見つからず。かつ、医師にかかっても「治らない」と言われてしまい、どうしたら良いかわからなかったケースです。

このような場合、実際には、クロス補聴器を装用する事で、聞こえを改善できる部分もありますので、それがもっと早くできていたら、本当の意味で、良かったのかもしれない。そんな風に思います。

クロス補聴器の機会損失

お客様とお話ししていると、本当に色々な事に気が付かされるのですが、クロス補聴器の機会損失は、結構大きいのではないかと思う事があります。

クロス補聴器は、つい最近できた補聴器ではなく、もう5〜6年くらい前からある補聴器です。もちろん、どんどん機械の性能が上がり、昔よりも今現在の方が聞こえが良くなってきているのですが、それでも、もっと昔から知っていれば、恐らく、今まで不便な思いをする事は、少なかったのではないかと感じる事があります。

医師に相談しても「聞こえやすくする方法はない」と言われてしまった方や、生まれつき難聴で「補聴器を装用しても効果がない」というような事を言われてしまったケースに、実際にクロス補聴器を装用すると「聞こえにくい側からも聞こえる」「騒がしい中でも理解しやすい」という声をいただくといただくほど、それを痛感します。

これをよく考えてみると、クロス補聴器について、もっと前から知っていて、しかもその際に、試していれば、聞こえをもっと早く改善できたという事です。まさに、クロス補聴器の機会損失と言わざるを得ません。

機会損失を気にする理由

機会損失を気にする理由は、早めに聞こえるようになれば、その間、回避できた事は回避できたためです。聞こえにくい事により、補聴器を装用すれば、改善できる部分と残念ながら改善できない部分が出てきます。

しかし、この改善できるところは、早めに装用すれば、本来、体験しなくても済んだ事になります。そして、基本的に対人関係に繋がりやすいコミュニケーション障害は、些細なすれ違いが蓄積されるとされるほど、傷が大きくなりやすく、早めの修正が必要になります。

その傷が大きくなる、または、その傷、そのものが発生しなければ、そもそも、今のような事になっていない事にも繋がります。そのような事があるため、機会損失を私の場合は、気にしています。

わかり次第、行動する事をお勧めします

聞こえが改善できるのなら、個人的にではありますが、自分なりに行動する事をお勧めします。早めに改善できれば、それだけ、損失も抑えられますし、聞こえにくい事で、不自由を感じる事は、しなくて済みます。それは、今までの方々を対応してきてそのようにかんじています。

補聴器を装用する事で、耳が治るわけではありませんので、聞きにくいところは、残念ながら出てきます。しかし、聞こえるようになる事で、良くなるところも出てきます。この部分に関して、どのように評価するかは、お客様次第です。

聞こえを改善させたいとお考えの場合、私のところでなくても構いませんので、相談できる所に相談し、聞こえにくさを改善できれば、機会損失は、最小限にできます。

気が付いた時に行動する事で、最小限にまで軽減できます。聞こえにくさを感じている場合は、行動して、改善させましょう。それが最も良い方法だと私は、思います。

日々、対応しているお客様を見ると、そのように感じます。