2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

補聴器は、どのくらい使える?主な使用時間と平均寿命

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補聴器は、電池を入れて使う機器であり、電池を入れて使える時間もあれば、使用できる寿命もあります。では、実際にどのくらい使えるものなのでしょうか。こちらに関してまとめていきます。補聴器に関してお考えであれば、こちらに関して参考にしてみてください。

一つの電池で使い続けられる時間

こちらに関しては、補聴器ごとに異なるというよりも、使用される電池によって異なります。電池は、主に4種類あり、一番持つものでも、時計のように年単位で保つものではありません。

PR536

補聴器の中で最も小さい電池がこのPR536という電池です。

PR536

このようなパッケージをしています。こちらを使用するのは、小型の補聴器になります。

ITE

耳あな型補聴器の場合、一番左の補聴器に使われ

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耳かけ型補聴器の場合も一番左の補聴器に使われることがあります。

こちらの電池一つで、使い続けられる時間は、仮に1日8時間使用したとしますと5〜10日の間くらいになります。

PR41

今現在、補聴器の中で使われる電池としては、最も多いのは、このPR41。

PR41

このようなパッケージをしています。こちらを使用するのは、PR536より少々大きい補聴器になります。

ITE

耳あな型補聴器の場合は、中央の形状に使われ

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耳かけ型補聴器の場合は、一番左の形状に使われることが多くなります。

こちらは、仮に 1 日8時間使用したとしますと10〜14日くらい使用できます。

PR48

PR41より少し大きい電池で、それなりにパワーを出す補聴器に使われます。

PR48

このようなパッケージをしており、主に耳かけ型補聴器に使われるケースが多くなります。

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耳あな型補聴器の場合は、一番右の大きい形状に使われ

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耳かけ型補聴器の場合は、中央の形状に使われます。

こちらは、仮に 1 日8時間使用したとしますと2〜3週間くらいは使用できます。

PR44

補聴器の中で最も大きい電池で、最も持ちが良い電池になります。しかし形状が大きすぎるため、ある特定の補聴器にしか使用できません。

PR44

耳あな型で使用できる補聴器はなく

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耳かけ型補聴器は、一番右の大きい補聴器のみ使用できます。

こちらは、仮に 1 日8時間使用したとしますと一ヶ月〜一ヶ月半ほど使用できます。

まとめ

補聴器と言うよりも使用できる電池により、電池一つで使用できる時間は、大きく変化します。最近の補聴器は、小型化を進めていますので、使用される電池で多いのは、PR536、PR41の2つです。

もっとも聴力低下が大きいとそれなりに大きい補聴器を使用することになりますので、PR48、もしくは、PR44を使用する補聴器を使うことになります。

電池一つで使用できるのは、主にこのくらいの時間になります。

一つの補聴器を使い続けられる期間

補聴器の平均寿命は、約5年と言われていますが、あくまでも買い換える目安になります。補聴器は、修理して使用し続けられる機器(修理対応期間には、限度があります)ですので、実際には、使用される人により、大きく異なります。

長く使い続ける方は、7〜8年ほど使用し、新しい補聴器を積極的に購入する方は、1〜3年ほどで補聴器の買い換えを行います。新しい補聴器を何度も買う?と疑問がつきそうですが、補聴器の世界も今現在は、開発スピードが速くなってきており、1〜1年半後には、新しい補聴器が発売されている……ということがざらになってきました。少しでも良いものを購入したいという方は、買い替えのスパンは、短めになります。

一方、一つのものを長く使用される方もいます。ただ、一つの補聴器を長く使用したい場合は、修理対応期間についてご注意ください。さすがに未来永劫修理できるわけではありません。基本的には、対応する機種の販売中止から5年は、修理できる期間として用意しています。しかし、これを過ぎると修理ができなくなります。

販売店によっては、修理中止になると通知をしてくれますので、そのタイミングで買い替えを考えた方がスムーズに買い替えがしやすくなります。特に7〜8年もしていますと補聴器としては、全くの別ものになっていることもありますので、新しい補聴器に馴染ませるのが大変なケースもあります。壊れてから……と考え、そこからスタートすると、補聴器をうまく使えない期間ができてしまい、聞きにくさを感じながら過ごすことになります。その点だけは、ご注意ください。

補聴器を使う上で理解したいのは、このくらい

補聴器は、残念ながら一つのものを未来永劫ずっと使えるものではありません。途中でどこか買い換える時期が来たり、新しいものに変える時期があります。また、補聴器の電池も交換して使い続けるものです。

補聴器を購入する前に補聴器の全体像を理解しておきましょう。たまに未来永劫使えるものだと考えている方をお見かけするのですが、機械である以上、どこかで壊れますし、サポートする期間も必ず切れます。

今現在、耳を治すものはありませんので、補聴器を使う場合は、基本的にそのあともずっと補聴器を使い続けていきます。自分自身に投資するという意味で見れば、良いものをご購入する方が、費用対効果は高くなる傾向がありますが、なるべく抑えたいのであれば、その点も考えた上で、お考え下さい。

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この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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