2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

補聴器を装用すると、聞こえは低下するのか?

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補聴器をつけることで、耳の聞こえの低下が進むのではないか。とご心配な方もいらっしゃるのですが、実際に補聴器を装用する場合、聞こえが低下しない可能性は、0ではありません。

補聴器は、音を大きくして耳に伝えるものになりますので、今までよりも耳に負担がかかるのは、確実です。より聞こえにくくなるリスクは当然あります。こちらに関して載せていきます。

聞こえを損害するリスクは

聴覚医学会(耳鼻科で補聴器の研究や論文を発表している学会)の論文を見る限りでは、ほぼありませんでした。探し方下手だったらすみません、一応、補聴器、音響外傷(音を大きく聞くことによる聴力低下を音響外傷と呼びます)と検索しましたが、今現在の内容に合うものはありませんでした。

また、聴力変動(聴力が何かしらの原因で変化すること)でも調べて見たのですが、児童が多く、参考になる内容は、ありませんでした。児童の場合、正確に測れていなかったり、ほぼ生まれつきの難聴で、かつ、進行性の難聴もあるためですね。

ということで、私が知っている範囲という少々客観性に欠けるものではありますが、その範囲でお話させていただきますと、補聴器を装用していて聴力が低下している例は、ありました。しかし、ご自身の病状が進行性の難聴だったり、聴力低下は、しているものの、果たして本当に補聴器のせいなのか。というところがわからないケースが大半でした。

では、その聴力低下が起こるのは、どのくらいか。体感ではありますが、300〜500件に一度、見るか見ないかくらいです。私自身は、ほとんど見たことはありません。

補聴器がしていること

補聴器は確かに音を大きくする道具ですが、音を大きくする部分と音の制限。の2つの調整があります。

前者は、この部分を大きくすると全体的な聞こえが良くなる部分で、後者は、大きな音が入った際に音を逆に抑制する、ここまでしか音を出さないという制限です。それを最大出力と呼びます。

補聴器の調整画面。画面には色々なものがある。最大出力は、音の制限を決め、これ以上、大きな音は出ないようにする部分。非常に重要な部分だ。

補聴器の調整画面。画面には色々なものがある。最大出力は、音の制限を決め、これ以上、大きな音は出ないようにする部分。非常に重要な部分となる。

これは、補聴器の調整画面ですが、一番上に最大出力というものがあります。こちらで制限を決め、必要以上に大きな音は出さないようにし、聞こえを改善させつつも聞こえにくくなるリスクを軽減するように努めています。音を大きくはするけど、必要以上に大きくはしないということですね。

なお、補聴器とよく比べられる集音器は、この機能がないものが大半ですので、お気をつけください。大きい音に関する制限がないと、急に大きな音がした際に耳を痛める危険性があるので、補聴器には、このような機能がありますが、集音器にはないことが多いです。

補聴器は、リスクをなるべく少なくするようしている

補聴器は、聞こえさせることを行いつつも大きな音に関しては制限していますので、なるべくリスクは、少なくなるようにしています。それでもリスクは0ではありませんが、できる限りそのようなことがないよう、努めています。

どんなものもリスクはありますが、補聴器の場合、できる限り、そのようなことがないようには、しています。

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この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、お客様の聞こえを改善しています。私に関する内容は、書いている人の詳細をご覧下さい。当店の特徴は、こちらです。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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