2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

優秀な補聴器販売員に共通する要素とは


ふと思ったのですが、優秀な販売員ってどんな人だろう、と考えました。ついさっき、これに関して考えさせられることがあったわけですが、こちらに関して自分が感じることを載せてみます。

この場合の販売員とは、セールスがうまいというより、聞こえにくさを改善させることがうまい人、という意味で、補聴器の販売員には、一般的にいうセールスマンと聞こえにくさを改善させることがうまい人、その2つがあります。

私が目指しているのは、もちろん、聞こえにくさを改善させることがうまい人であり、こちらでは、その優秀な販売員に共通することは何か。それを考えてみることにしました。

その際、私が思ったのは、解決の道筋を立てられるか、自分の中でフィードバックを得る仕組みを構築しているか、カテゴライズし、情報を蓄積できるようにしているか、の3つです。この3つがある人は、高確率で優秀な人です。

認定補聴器技能者の資格があるかないかより、この3つの能力があるのか。それが優秀な人とそうでない人を分ける要素。と、私は、思っています。

共通する3つのこと

さて、冒頭に全て結論を書いてしまいましたが、

  • 解決の道筋を立てられるか
  • 自分の中でフィードバックを得る仕組みを構築しているか
  • カテゴライズし、情報を蓄積できるようにしているか

この3つが優秀な人か、そうでない人かを分ける部分だと思っています。3つあれば、素晴らしい!2つでもいい方だと思ってます。

解決の道筋を立てられるか

これは、簡単に言えば、どのようにしたら、聞こえにくさを改善できるのか。不具合があった場合に、それは、改善できるのか。そして、どう改善させたらいいのか。その道筋を立てる力です。

補聴器に限らず、どのような問題も一つの症状から、複数の要因が考えられます。その場合、可能性が高いものから確認し、原因を探っていきます。そして、原因がわかり次第、その施策を行う。となります。

誤解されている人も多いのですが、一番重要なのは、原因を探る力。なぜなら、原因が異なれば、解決させる方法は、異なるからです。これは、改善策は、状況を見れば、自ずと思いつくことも多いこともあります。

補聴器で例えるなら、使っている人がなんらか不具合があった場合は、状況を確認し、その不具合は、改善できるものなのか、そして、改善できるなら、どのようにしたら改善できるのか。それを考える力です。もちろん、初めて補聴器を使用する方に対し、どのようにしたら、最も聞きにくさを改善できるかを考え、聞こえを提供するか。それも同様です。

これは、経験によるものも大きいのですが、年数だけ経過しており、全く身についていない人も見かけます。

自分の中にフィードバックを得る仕組みを構築しているか

こちらの意味は、Aという訴えに関し、Bという施策を行い、どうだったか。一連の結果をちゃんと受け取れる、評価できる仕組みを構築しているか、ということです。

補聴器の場合、調整もそうですし、不具合があった場合の対応もそうです。特に調整が上手い人は、この部分がしっかりできています。なぜなら、補聴器は、耳の感覚に合わせるものであり、人によって、その感覚は変わります。つまり、やってみて、その方の感覚はどうなっているのか。その結果を受け止めつつ、音の調整をしていきますので、自然とフィードバックする力が必要になります。人の感覚なんてわからないからですね。

また、不具合を解消させる場合も同様で、訴え一つにしても、様々な要因が考えられます。この場合も可能性が高いものから確認し、どれが原因かを調べていきます。こちらもやってみてどうか。その結果を得る方法が重要になります。

フィードバックを得る方法は様々ですので、どんなことをしていれば良いかは、一概には言えませんが、優秀な人は、必ず、自分なりのフィードバックを得る仕組みを構築しています。

気のせいか、理系の人は、自然に身についているケースが多いですね。やはり実験とかしていたり、論文とか書かないと卒業できないからでしょうかね。

カテゴライズ(区分分け)し、情報を分けられるか

これは、自分の中で、一つ、一つの症例に対し、どのように行い、どう評価を得られたのか。その情報を蓄積する力です。

上記のフィードバックの延長線上にあるのですが、上記で対応し得られた情報を今度は、難聴の症状別に情報を整理したり、耳の状況別、あるいは、聴力別に整理し、同じような訴え、状況になった際に応用したり、改善の役に立てるようにしておきます。

この際、重要になるのは、どのようにカテゴライズするか、という点です。というのも耳の場合、聴力や症状、病状によっても耳の状況が変化します。この蓄積、カテゴライズが上手い人は、高確率で優秀です。

私の場合は、大まかに

  • 聴力別
  • 症状別

の2つに分けています。実際には、こちら以外にも訴えの内容と訴えた時の耳の状況、補聴器の状況で角度を変えながら、情報のフォルダ分けしています。

勘違いしている人も多いのですが、単に経験を積めばいいということではなく、本当に重要なのは、どう経験を積み、自分の知見を貯めるか。になります。その仕組みを構築できている人とそうでない人は、実力に天と地の差があります。

まとめてみるとこんな感じ

とりあえず、パッと思いついたものをまとめてみました。認定補聴器技能者だからとか、そうでないとかではなく、私は、上記の能力があるか、そうでないのか。により、優秀か、そうでないか。の違いがあると思っています。

私の身の周りの方は、言葉にできなくてもこれが野生の感のように働く人と頭で考えて改善させる人がいます。前者は、天才タイプで後者は、ロジカルタイプと私は呼んでいますが、主にこの2種類ですね。どちらも優秀な人です。

ちょっと機会があったので、まとめてみました。ちなみにこれらの人を見分ける方法は、わかりません。その点は、すみませんね。


この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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