2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

自分だったらどうよりサマーフォーラムに貢献できるかを考えてみた


7月17日(月)に講師として呼ばれたサマーフォーラム。私自身、一コマだけ参加し、残りは、資料で内容について確認しました。資料を読んでいて感じるのは、時代という概念、もっといえば時代の背景、世の中の動きそのものが全くピタッと止まった世界のように感じたことです。

その状況から誠に勝手ながら、自分だったらどうよりよくするか。より面白くできるか(より有益な情報を提供できるかですね)、貢献できるかを勝手に考えてみました。先に書いてしまってはいますが、今の時代の流れを活用できると、よりよくできるのでは?と感じます。

ちなみに全てもうやってますよ。だったらすみません、とはじめに謝っておきます(笑)。

感じる閉鎖された世界

感じたのは、とても閉鎖された世界であるということです。参加されていた方々の様子もさることながら、発表内容も講演内容こそ聞いてはいませんが、資料を見る限り、全部そのように感じます。

感じた印象をお話しすると

  • 閉鎖的
  • 耳の障害児の本質、研究発表
  • 学問的

という感じでしょうか。学問的で耳の障害児に関する研究結果、本質、そのものを話す場といったところです。もちろんそれはそれで良いのですが、もう少しよくできるよな。という感覚を感じました。

本来、支援していく立場で、必要な考え(要素)は二つあります。それは、耳や障害児に関する支援の本質の理解と市場の状況です。

市場の状況に関しては、言い換えれば、時代の背景、状況といえばまだわかりやすいかもしれません。これは、目的と手段に置き換えれば

  • 支援の本質の理解(どういう支援が必要なのかの理解)が目的
  • 時代の背景、状況(今現在、それに対しどのようなことができるのか)が手段

になります。つまり、本質(すべきこと)は、変わらないけれども、それを支援する手段は、時代の流れ、背景によって異なるということです。

この時代の背景、状況をあまり感じない状態でしたので、気のせいか、まるで時が止まったかのような感覚を個人的には、感じました。私だけでしょうか?

そこから考えた二つの案

そこから考えたのは、二つありまして

  • その他の機器類を使用する、もしくは、発表
  • 当事者同士の対談or現役世代の当事者の発表

の二つです。本質の部分は、先生方がもう発表していますので、こちらは、主に時代の流れ、背景の方面になります。

その他の機器類を使用、もしくは、発表

今現在、スマートフォンの登場により、様々なアプリが開発されたり、聴覚障害者用のものもいくつか開発されつつあります。いくつか紹介すると

リンク:メガネに装着し音声を可視化するLTCCSの特徴をまとめてみた

リンク:赤ちゃんの語彙量を記録するデバイスStarling

リンク:遂に登場!?電話の音声をテキスト化してくれる字幕付き電話

リンク:新たな手話通訳、Google Gestureが創り出す繋がる世界

リンク:音声をリアルタイムで翻訳するCaptioning on Glass

このようなものです。主に海外で開発されているため、日本では使えないものも多いのですが、活用できるものも中にはあります。イメージとして持っていてもいいですし、実際に使えるものは、実際に講演会で説明を受けたり、発表しても良いかも?と感じます。

ここからが重要ですが、これから特にこの分野は、さらに成長してきますので、このようなものがある。ということを知っていることがアドバンテージにもなります。そして、何か改善策を考えている際にたくさんそのようなことを知っていれば「こんなものもあったな」と思い出すこともできます。

もちろんいくつかのものは、補聴器と併用して使用しても良いですね。

当事者同士の対談or現役世代の当事者の発表

私自身痛感したことではありますが、私が発表した内容は、そのままそっくり応用させることは、不可能です。私の時代は、携帯電話とか、早くて中学生時代、私が持ったのは、高校です。しかし、今現在は、小学生でもスマートフォンを持っている時代ですので、私自身がやってきた方法は、あまり通用しないと思っています。

つまり時代そのものによって難聴によるコミュニケーション障害の起こり方、そして、回避の仕方、被害を大きくしないやり方は、異なるということです。そのため、私の内容は、あまり役に立たないんですね。まさに先ほどの本質と手段になるわけですが、そこが実は、発表する上でのかなり悩みのタネでした。

ではどうするか。そこで考えたのは、時代が違う当事者同士の対談か、もしくは、やはり当事者に聞くのが一番かなと感じます。そのようなことができれば、一番、知りたいこと、より中身がある内容を聞けるのではないかと思っています。

ここは時代により変わる支援の形、という点に関して、思うことです。

まとめ

以上、私が感じたことでした。少々閉鎖的で時間の流れと言いますか、時代の状況が反映されていないように感じましたので、その点について書いてみました。あくまでも個人的に感じたことではありますが、もう少し外の世界もみても良いのではないかと思いますし、別に難聴用で作られたものではなくとも応用することができる機器もこれから出てくるかもしれません。

時代の状況が異なれば、難聴というものの本質は変わらずとも、コミュニケーション障害の出方、影響の仕方は変わります。しかし、なぜかその部分に関しては、そのままのように感じました。今までの延長線上でお話をしている様子から、少し違和感を感じた。というのが正しい表現なのかもしれません。

そこで、上記の二つについて記載してみました。一つは、時代そのものがそのようになっていることから、それらの部分が発達してきたのであれば、利用できるものは、利用してしまえばいいのでは?というところと実際の本当の意味での当事者に話を聞くことができれば、より良い支援の形を考える、あるいは、実践できるようになるのではないかと思っています。

現在、時代の移り変わりが早くなってきましたので、今後、より、この時代という概念が大切になってきます。その部分も踏まえた上での運営ができると、情報提供ができるとよりよくなるのではないか、より面白くなるのではないかと個人的には、思います。

これが私自身が思ったことになります。


この記事を書いた人:深井 順一
自己紹介
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者である事、補聴器の販売をしている事、この二つの視点で、ブログを書いています。お店では、耳の状態を理解した後、効果的な補い方を導き出し、聞こえの改善を行なっています。私に関する内容は、書いている人の詳細になります。当店の情報は、こちらにまとめています。場所は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅(都営浅草線)より徒歩3分のところにあります。

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