2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

書いている人の詳細

本人+お店の写真。本人は、148cmしかないので、かなり小さいです

初めまして、このブログを書いている深井と申します。このブログは、生まれつき耳が聞こえにくいこと、補聴器の販売をしていること、この2つの視点で書いています。補聴器の情報は、なかなかなく、インターネットで検索することが当たり前になってきた今、補聴器に関して適切に理解したいとお考えの方に向けて書いています。

今現在は、補聴器に関する内容が多いのですが、その内、それ以外のものも扱っていきます。私の目的は、単純で、聞こえにくい人がどのようにしたらより良い生活を送れるようになるか。その情報を出すことです。

補聴器について理解し、より補聴器を活かせるようになることもその一つですし、難聴によっておこるコミュニケーション障害を理解し、どう周りと接していけば良いかを学ぶのものその一つです。そして、今現在、社会的には、働き続けることが必要不可欠になってきましたので、聞こえにくい状態で、どうしていくことが良いのか。それについて考えるのも一つです。

あくまでも私は、補聴器を販売する側の人間ですが、補聴器を販売するということは、聞こえにくい方をより良い生活を送れるようにすること。と考えています。

そして「より良い生活を送れるようにすること」は、補聴器を販売する以外にもあります。それらを含めて、情報提供できればどんどんよくできるのではないか。そのように考え、ブログに関しては、日々、書いています。

こちらの内容がお役に立てば幸いです。

自己紹介

ということで、以下、自己紹介をしていきます。

運営者情報

  • 名前:深井 順一
  • 生年月日:1986年7月1日
  • 生まれ:静岡県静岡市葵区
  • 育ち:千葉県市川市
  • 住んでるところ:お店(東京都墨田区)近辺

生まれは、静岡県になります。ただ、小学校1年生くらいまでしかおらず、あまり記憶がありません。父の転勤に合わせ、小学校2年生の頃に千葉県市川市に引っ越し、そこからずっと千葉県市川市にいました。

今現在は、お店を運営していることもあり、お店の近くに住んでいます。東京は知っているようで知らないところも多く、まだまだ探索がいがありますね。

耳について

私は生まれつきの難聴ですが、耳については以下の通りです。

  • 病名:スティックラー症候群
  • 難聴:感音性難聴
  • 発見:幼少期
  • 通院:国立成育医療センター
  • 聴力:中等度難聴

私の場合は、スティクラー症候群と呼ばれる遺伝性の病気です。幼い頃に両親がなかなか言葉を発声しないことから、病院に行ったところ、難聴が発覚。診断としては、スティクラー症候群で、感音性難聴ということでした。私の場合は、難聴以外にも骨の骨格異常や視力低下などもあるようです。しかし、難聴以外は、気にしたことがありません。

補聴器をつけ始めたのは、小学校2年生の頃からになります。そこから、一部有名ではありますが、国立成育医療センターに行っていました。私が行っていた頃は、渋谷にあった国立小児病院という名前で、のちに国立大蔵病院と統合し、現在の国立成育医療センターになります。

聴力に関しては、最も使われる4分法で右:60db 左:62.5dbです。詳細は、以下の通りになります。

現在の私の聴力

現在の私の聴力です

聴力としては、典型的な中等度難聴になります。幸いにも進行型の難聴ではないため、子供の頃からずっとこのような聴力でした。

補聴器歴と使用している補聴器

小学2年生から補聴器を使用しているとなると、補聴器もいくつか使用しています。ここでは、私が使ってきた補聴器でも紹介します。

  • 小学2年生の頃:初めは耳あな形補聴器を購入(ワイデックス)
  • 小学5年生の頃:耳かけ形補聴器へシフト(ワイデックス)
  • 中学2年生の頃:オーティコンの耳かけ形を購入
  • 専門学生の頃:ワイデックスの耳かけ形補聴器を購入
  • 社会人:補聴器販売店にいたので、フォナックの補聴器を使用
  • 今現在:フォナックの補聴器を使用

となります。

補聴器には、主に耳の中に入れる耳あな形補聴器と耳かけ形補聴器の2つがあります。

耳の穴の中に入れる補聴器。耳の中にすっぽり入るのが特徴。

耳の穴の中に入れる補聴器。耳の中にすっぽり入るのが特徴。

こちらが耳の中に入れられる耳あな形補聴器。

耳にかける補聴器が耳かけ形。耳にかけて使用するのが特徴。

耳にかける補聴器が耳かけ形。耳にかけて使用するのが特徴。

こちらが耳にかけて使用する耳かけ形補聴器です。

私の場合、中等度の難聴ですので、どちらも対応が可能です。ただ、耳が飴耳ですので、初め耳あな形補聴器を使用していましたが、音が聞こえなくなる回数が多くなってしまい、めんどうに感じ、それ以降は、耳かけ形補聴器を使ってきました。

過去の自分の補聴器。自腹で買ったため、当時の価格で、45.6万也。

今現在は、自分が取り扱っているフォナック社の耳かけ形補聴器を使用中です。

補聴器の状態

今、使用している補聴器の状態ですが、このようになります。

今現在の補聴器の聞こえ。改善させるべきところは、きっちり改善させている。

今現在の補聴器の聞こえ。改善させるべきところは、きっちり改善させている。

こちらは音場域値測定と呼ばれるもので測定した状態です。基本的に補聴器を装用した状態で、500Hz、1000Hz、1500Hz、2000Hzあたりが、30〜40dBの間にあると良好になります。特に1000Hz、1500Hzは、35dB以上は行きたいところ。私の場合は、ちゃんと自分の補聴器もそのように調整しています。

補聴器を装用した状態での語音明瞭度測定に関しては、以下の通りです。

補聴器を装用した状態の語音明瞭度測定の結果。良い評価は出ているが、正直、少々、覚えてしまっているところもあるので、参考程度に。

補聴器を装用した状態の語音明瞭度測定の結果。良い評価は出ているが、正直、少々、覚えてしまっているところもあるので、参考程度に。

こちらは、数値の見方が重要になります。横軸が音の大きさ、縦軸が音声の理解度を示します。

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横軸のおおよその意味は、こちらの通りです。音声の大きさを覚えておくとより理解がしやすくなります。

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こちらは、縦軸のパーセンテージ別、意味になります。正解率により、どのような状態かは、異なります。

ポイントは、声の大きさの50dB、60dBになります。人の会話は、ここの部分が多いため、この部分が良好だと補聴器の効果も感じやすくなります。40dBも聞こえているといいのですが、この部分の改善は、結構至難です。

私の場合は、自分で自分の耳をできる限り、改善させています。

経歴

学校卒業後、理研産業株式会社へ入社。そこで、7年ほど認定補聴器技能者の元で、働いていました。

初めに東京の事務所に配属され、のちに横浜の事務所に配属。東京では、ご年配の方を中心に対応し、横浜では、児童を中心に対応していました。様々な経験をしてきましたので、子どもから成人の方、ご年配の方まで、幅広い対応が可能です。

お店の経緯

補聴器販売店に勤めていましたが、補聴器の世界に一度限界を感じ、外の世界により難聴者をよくさせるものがあるのではないかと思い、販売店を辞職。ちょうど音声認識の技術やITテクノロジーが発達してきた頃もあり、様々なものを自分の目で見てきました。

しかし、実際のものを見て思ったのは、これらのものはあくまでも難聴者が使用するものではなく、周囲の方々が使用するものであり、結局は、耳を改善させることそのものが必要であるという結論に至りました。

一周回って今現在の技術では、耳が治療できない方は、補聴器を装用し、聞こえを改善させる。それが最もベストであることがわかりました。

これらのものを学ぶと同時にインターネットの世界にも入り、ネット上に補聴器の情報がざっくばらんにあったため、補聴器の情報提供も行うようになりました。

日々、更新しているうちに読者から「あなたに見てもらいたい」「あなたに相談したい」という声をいただくことになり、国民政策金融公庫から借金して、補聴器販売店を設立。

今現在は、ブログで情報提供しながら、補聴器の販売を行っています。

私が得意な症例

片耳難聴の方と私と同じ中等度難聴くらいの方です。

当店は、片耳難聴の方から改善の依頼を受けることが多く、おかげさまでクロス補聴器に関する知見が数多く溜まりました。補聴器は、単なる器で、どのように音を入れていくか、それが重要になるのですが、クロス補聴器の調整に関してもようやく分かってきました。

また、クロス補聴器に関しては、聞こえる耳と聞こえない耳につける機器の組み合わせも重要になります。お客様に協力いただきながらですが、どのように違いがあるのか。それを実験していただいたりすることで、聞こえの効果が組み合わせによっても聞こえが異なることがわかりました。それらの知識、技術で対応させていただきます。

また、自分と同じくらいの聴力の方であれば、自分にした改善方法に応用がしやすくなりますので、一般的な方よりは、得意になります。もっとも耳の状態は、聴力だけでなく、そのほかの要素もありますので、一概には言えないのですが、ほかの聴力よりも改善させやすい傾向があります。

私がお客様にしていること

お店に来ていただいたお客様に私がしていることですが、

  • 耳の状態に合わせて補い方を考える
  • 補聴器の効果は数値で判断
  • 試聴から始めて、よければ購入

の3つです。基本的に私の場合は、補聴器を見るのではなく、耳ベースで改善させていきます。そして、最大限、聞こえにくさを改善させる方針で、補聴器は考えています。

耳の状態に合わせて補い方を考える

私の方で行なっているのは、耳をベースに考えた耳の改善です。補聴器は、耳を治療できない人が装用するものです。耳鼻咽喉科を受診したことがない方は、初めに受診してみてください。中には、耳を治療できるケースもあります。それであれば、その方が安上がりですし、予後も良い状態になります。

しかし、残念ながら改善ができなかった場合は、耳の状態を調べさせていただき、その状態に適した補聴器の補い方から考え、聞こえにくさを改善していきます。

補聴器は、音を大きくして耳に伝えることで、聞こえにくさを改善する機器です。しかし、耳には、音を大きく伝えたとしても、それにより、聞こえにくさが改善できないケースもあります。そのため、まずどのような耳なのかを調べ、どのように聞こえにくさを改善したら良いのか。そこを考えた上で、補聴器選定に移っていきます。

耳の状態を理解せず選定を行なった場合、今の技術で得られる聞こえの改善値は、少なくなります。補聴器は、装用しても、どうしても聞きにくさが出てしまいます。できる限り、よりよくするには、補聴器を主体にするのではなく、耳をベースに考え、補聴器選定をしていく必要があります。

詳しくは、以下に記載していますので、興味がある方は、ご覧ください。

リンク:両耳が聞こえにくい方を補聴器で補う方法と補う5つのパターン

リンク:片耳のみ聞こえにくい方を補聴器で補う時に理解したい2つの補い方

補聴器の効果は数値で判断

補聴器の聞こえは、どこで決まるのか。というところが非常に重要なのですが、補聴器の聞こえは、補聴器でどこまで聞こえさせたか。になります。これは、補聴器の音入れをしつつ、目標となる値まで音を増幅させることになります。

聴力ごとに改善させる目標値、あるいは、聞こえていた方が良い値というのは、ある程度、決まっています。そこまでしっかり改善させることで、補聴器の効果をなるべく出せるようにします。そのためには、調整したあと、どのくらい聞こえているのかの確認し、目標とする値までしっかり聞こえるようにできているのか。こちらの確認が重要です。

目標値を定め、そこまで改善させる。このようにすることで、できる限り、聞こえに関しては、改善させていきます。

なお、音を大きくするのは、そうですが、必要以上に大きくすることはありません。補聴器は、聞こえさせると同時に日常生活上で使用できるようにしていくことが重要です。

効果も出しながら、使えるものを目指す。それが私がしている補聴器販売です。

試聴から始めて、よければ購入

当店の場合は、初め、試聴から始めます。試聴でよければ、どの形状にしようか、どのようなものに決めようかなど、本格的な相談をすすめていきます。補聴器を試聴いただく期間は、人によって異なりますが、おおよそ3〜4週間ほどです。当店には、相談中、何度か通っていただきます。この点に関しては、お手数おかけしまして、申し訳ございません。

少々、時間がかかる点は、欠点ですが、その代わり、ご自身に合ったものを提供させていただきます。

なお、補聴器の相談は、申告いただければいつでもやめられるようにしています。

お気軽にご相談ください

聞こえにくい事でお悩みだったり、今の聞こえの状態を良くしたいとお考えの方は、一度ご相談下さい。どこに相談したら良いかわからない方も、お引き受けしています。ご希望の方は、お電話か、お問い合わせフォームより、ご連絡ください。

※当店は、完全予約制となります。大変お手数ですが、ご希望の場合は、一度ご連絡いただきますようお願い申し上げます。