補聴器の試聴

こちらでは、当店で行なっている補聴器の試聴について載せていきます。当店での相談の流れは、

このようになります。

はじめに試聴から行い、補聴器をつけることで、どのように日常生活、あるいは、職場での生活が変わるのか、こちらを体験いただいた後、ご希望の方は、その先の相談を行なっていきます。

その中で、試聴については、①、②の部分で関わっていきます。

試聴できるもの

基本的に試聴できるものは

この通りとなります。

まず補聴器には、いくつか形状がありますが、初めに試せるのは、既製品の耳にかけるタイプとなります。そのほか、耳あな形タイプもありますが、こちらは、耳の型を採取して製作する機器なため、初めは、試聴できません。

どのように聞こえにくさが改善できるのかは、基本的に耳かけ型補聴器で試し、その後、あった方が良いとなった方のみその先へ進み、どの補聴器にしようか選定していきます。

その段階から、耳あな形補聴器も試せるようにしています。ただし、こちらは、耳の型を採取し、その方、専用に作るため、試聴機ではなく、製品そのものをお作りします。その後、良いという方のみそのままご購入できるようにしています。

なお、補聴器には、形状の他、性能の部分もあります。こちらは、一通り揃えておりますので、形状が決まった後、どの性能のものにしようか。その点も比較できるよう試聴機を用意しています。

試聴できる期間

試聴の期間は、基本的に決めていません。だいたい、7〜10日に一度、状況をみさせていただき、どのような状況なのかを確認しています。トータルで、3〜5回ほど、通っていただく方が多い傾向があります。

なお、当店では、例えば3週間(長い期間)貸出しし、そのままにする……ということは、していません。短いスパンで状況を確認し、うまく行っていないところがあれば修正したり、状況をお伺いしながら、臨機応変に対応しています。

試聴でしていること

当店での試聴で行なっていることですが、

  • 効果の確認
  • ボリュームの設定

の2つを行なっています。効果の確認のみ、主に一般的な補聴器でのお話になります。

補聴器の効果確認

補聴器は、耳に装用しただけでは効果がわかりづらいため、補聴器を装用した状態でどのように聞こえているのか、改善させられる目標となる数値と比較し、現状は、どうなのか。試聴の段階から、どのように補聴器で聞こえが改善できているのか、こちらについて確認し、お客様に説明しています。

補聴器を初めて使用する場合、聞こえを改善させる目標となる数値まで、いきなり改善できることは、稀なため、今感じている音の感覚と実際の目標値を説明し、どのような状況なのかを伝えるようにしています。

実際には、音場域値測定というものを行います。

補聴器を装用した状態で、どのように聞こえているのかを調べられるものなのですが、聴力ベースで、補聴器でどれほど改善できているのか。目標となる数値と比較し、どのような状況なのか、それを理解することができる測定です。

ボリュームの設定

こちらは、ご自身で補聴器の音量を調節できる機能です。補聴器の音のベースとなる部分は、お店の方で設定しますが、その状態は、仮の状態ですので、聞きにくいと思った時に音量を上げたり、逆に音が大きいなと思ったら音量を下げられるよう、ご自身である程度、柔軟に対応できるようにして、試聴や貸出を行なっています。

また、ご自身で調整できるようにしているのは、どのくらいの音量にすると良いのか。それを見るためでもあります。自由に操作できると、様々な音量で日常生活、職場で試せるようになるため、よりわかりやすくなります。

確認後、貸出

これらの部分を設定したり、確認したのち、日常生活や職場で体験いただくために補聴器の貸出を行います。

貸し出しの期間は、1週間〜10日をワンセットとし、1〜3回繰り返せるようにしています。大体の方は、1〜2回ほどで、補聴器ありなしによる効果を体感いただいています。

当店での試聴に関するまとめ

当店では、このように試聴について行なっています。はじめに補聴器を試聴いただき、耳の状況、補聴器で補えている状況に関してお伝えし、試聴を通じて、補聴器に関して理解できるようにしています。

貸出をしている理由は、お店の中だけでは、どのように変わるのかがわからないためです。実際にお困りである日常生活や職場で、どのような変化があるのか。それらについてご自身で理解いただければ、補聴器の効果に関しては、わかりやすいかと考えています。

ただし、補聴器に関しては、耳につければどんなものもすぐに効果が出るわけではありません。そのため、現状の説明に関しても行い、補聴器に関して理解できるよう対応をしています。