2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

カテゴリー:選び方

補聴器の聞こえの効果と性能の関係、性能を理解する3つのポイント

補聴器の購入を考える際、気になるのは、どのようなものがどう聞こえの改善に影響してくるのか。金額が高いものほど、良さそうな感覚はわかるけれども、実際、どう良いのか。そして、どう違いがあるのか。このような点かと思います。

そこで、こちらでは、聞こえの改善をベースに性能がどう関わってくるのか。そして、その性能とは、どのようなものがあるのか。こちらについてまとめていきます。

  • 補聴器についてしっかり理解したい
  • 聞きにくさを感じていて、補聴器について調べている
  • 補聴器の性能がイマイチどう聞こえに影響するかがわからない

という方は、参考にしてみてください。

なお、機能の説明に関しては、あくまでも当店が扱っているフォナック、というメーカーを基準に記載していきます。各社、機能に関しては、名前を変えているケースはありますが、似たような名前で作っているケースが多いため、多くの場合に当てはまるように記載していきます。

そして、補聴器を例にだす説明は、あくまでもフォナックの製品に絞って記載していきます。その点だけ、ご了承ください。

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補聴器の形状による特徴と選定時に知りたい3つのポイント

補聴器には、いくつか形状がありますが、では、これらの形状は、具体的にどのように異なるのでしょうか。こちらでは、補聴器の選定の中でよく出てくる耳あな形補聴器、耳かけ形補聴器の形状別の特徴をまとめていきます。どのような補聴器が良いのか、自分は、どのような補聴器を求めているのか、その選定にお役立てください。

なお、こちらでは、主によく出る耳あな形補聴器、耳かけ形補聴器の二つについてまとめていきます。厳密には、ポケット形補聴器というものもあるのですが、あいにく私のところにくる方の80%以上は、60歳以下ですので、その方々が使用される主なものをまとめていきます。

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補聴器が初めての方に送る補聴器の選び方

基本的に補聴器には、耳あな形補聴器と呼ばれる耳の中に補聴器を入れるタイプと耳にかけて使用する耳かけ形補聴器の2つがあります。

補聴器の選定は、この2つから選ぶことが多いのですが、どのように違いがあるのか。それについてはわかりにくいかと思います。

そこで、選びやすくするため、この2つの違いを説明していきます。私自身が実際にお客様に説明していることですので、参考にしてみてください。

なお、当店は、30~50代の方が来店者の99%を占めるため、手先が不自由なご年配の方に向けた内容ではありません。その点に注意してご覧ください。

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重度難聴の改善の際に考える2つの選択肢

重度の聴力障害の場合、耳が治療できないケースでは、改善させる方法として、補聴器を装用するか、人工内耳と言われるものを使うか。この2つに一つになります。

人工内耳とは、耳を手術して、耳の中に機械を埋め込み、聞こえを改善させる機器で、補聴器は、そのまま耳に装用し、聞こえを改善させる機器になります。

この2つの機器ですが、何を重視するか。それにより、選択が変わります。あくまでも私自身が実際にお客様に説明していることを載せていきます。

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補聴器を装用すると、聞こえは低下するのか?

補聴器をつけることで、耳の聞こえの低下が進むのではないか。とご心配な方もいらっしゃるのですが、実際に補聴器を装用する場合、聞こえが低下しない可能性は、0ではありません。

補聴器は、音を大きくして耳に伝えるものになりますので、今までよりも耳に負担がかかるのは、確実です。より聞こえにくくなるリスクは当然あります。こちらに関して載せていきます。

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ものが先ではなく、耳が先。というお話

私のブログには、聞こえの改善思考で記載しているせいか、結構、お問い合わせをいただくのですが、皆、なんと言いますか、もの、もしくは、型に当てはめて考える人が多いな……と感じます。

耳の改善の場合、もの(補聴器や治療技術)が先なのではなく、耳が先です。耳の状況がどのようになっているのか。それによって対処方法や改善させる方法が異なるためですね。

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軽度難聴の方に補聴器が有効か、そうでないかの見分け方

少し難しい内容になるのですが、軽度難聴の場合、補聴器の効果が望めるのか、難しいのか、聴力データだけではわかりにくいことがあります。その場合、私の方で行なっているのは、耳ベース(聴力データ)で考えるのではなく、補聴器ベースで考え、改善が見込めるか、そうでないかを判断しています。

少し専門的な内容が入りますが、なるべくわかりやすく記載していきます。

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補聴器で補える聴力は、どのくらいから?

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補聴器の使用を考える前に「どのくらいから補聴器は使えるのだろうか」「少し聞きにくいくらいだけれど補聴器は、効果があるのだろうか」このような疑問をお持ちの方は、いらっしゃいますでしょうか。

補聴器は、聞こえを改善させる機器ではありますが、その改善度、聴力をより良くさせる数値に関しては、限度があります。そのため、あまりにも聴力が良い方や補聴器を装用して目指す改善値付近の場合は、ちょっと効果を得にくい傾向があります。

こちらでは、補聴器で補える聴力から、補聴器は、どこまで改善させられるものなのか。それについて載せていきます。数値で理解できれば、より補聴器に関しては、理解しやすくなります。

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補聴器の聞こえ改善のベースと形状、性能の関係

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補聴器のことを理解する際にまず押さえておきたいのは、補聴器の聞こえは何によって決まるのか。という点です。そして、それが形状や性能という要素にどのように関わってくるのか。補聴器の全体像を知ることとなります。

重要なのは、どの部分がどれだけ聞こえの改善に貢献できるのか。その点を理解することです。

補聴器の全体像

基本的に補聴器の要素には、大きく分けると以下のようになります。

聞こえ改善のベースがあり、それ以外に形状や性能があります。聞こえ改善に最も貢献するのは、この聞こえの改善のベースの部分となります。

そして、形状や性能は、実際に補聴器を選択する上での要素となります。補聴器の形状による特徴や性能による特徴はあるのですが、それらの特徴よりも聞こえの改善に貢献するのは、聞こえ改善のベースの部分です。

聞こえ改善のベース

補聴器の改善でベースとなる部分は、上記の通り

  • 補聴器の出力
  • 補聴器の調整(合わせ方)

の2つがあります。

補聴器の出力

補聴器の出力とは、単純に補聴器からでる音の大きさになります。補聴器には、どのような難聴レベルの方が使用できる製品なのか。その表記があります。

補聴器には、必ず対応できる聴力が記載されている。それに合うものであれば、ほとんどの聴力で活用できる。

補聴器には、必ず対応できる聴力が記載されている。それに合うものであれば、ほとんどの聴力で活用できる。

例えば、軽度難聴の方であれば、軽度難聴用、もしくは、軽度難聴対応という表記があれば、概ね、耳の聞こえにくさを補うことができます。

自分の難聴レベルがわかればどの補聴器が自分の耳を補えるのか。その点を理解することができますので、はじめに見るのは、どの補聴器が自分の耳を補えるのか。その点を理解することになります。

補聴器の調整(合わせ方)

補聴器の調整の部分は、厳密には、どのようにして、自分の耳の状況を理解し、補聴器で改善できる目標となる部分まで改善させるかとなります。

補聴器の世界には、補聴器を装用した状態でどのくらい聞こえるのかを知るツールがあります。

こちらはその一つ、音場域値測定と呼ばれるものです。見方は、赤い△が目標となる改善値で、△が補聴器を使用していない状態、▲が補聴器をつけた状態になります。こちらで聴力から改善目標となる数値を決め、そこまで達成させるということができれば、補聴器でできる限りの改善を行うことができます。

この際重要なのは、目標となる部分まで聞こえを改善させることとなります。実際には、自分が感じる音の感覚を吟味しながら、改善できるところまで改善させることにより、補聴器の効果というのは、上がりやすくなります。

なお補聴器は、残念ながら聞こえを元に戻すことはできません。中等度難聴くらいの聴力の方を聴力ベースで補聴器の聞こえ改善の数値を見てみますと

このようになります。正常な聴力の人は、全周波数で0〜10dBあたりで聞こえているのですが、正常の範囲内は、0〜25dBになります。補聴器で改善させられる数値をみてみますと、良いところで35dBほどになります。実際には、30dBくらいまで改善させているケースもありますが、25dB、20dBまで大きくすると周囲の音が大きすぎたり、日常生活上の物音がかなり大きくなってしまうため、使いづらい補聴器になりがちです。

そのため、今現在は、よくできて30〜35dBほどになります。ただ、耳を治すことはできなくても聞こえを改善させることはできます。そしてその鍵は、ちゃんと自分の聞こえを可視化し、数値化して、どこまで改善しているのか。目標となる部分まで改善できているのか。それらの部分をみながら、調整していくことです。

そのように行うことで、自分の状態をよりよくすることができます。

まとめ

補聴器で聞こえを改善させるベースは、

  • 補聴器から出せる音の出力
  • 補聴器で目指す音の聞こえ(調整)

この2つにより、決まります。この部分でほとんどの聞こえの要素が決まりますので、補聴器を理解する上で、最も重要な要素と言えるかもしれません。自分の聴力に対応する機器で、ちゃんと改善できるところまで改善させる。そのようにすることで、補聴器ができる限りの改善を行うことができます。

形状や性能というところに目を奪われがちですが、もっとも聞こえの改善に貢献するのは、この部分です。性能がよかったとしても、聞こえるところまで音を大きくしてあげないと聞こえることはありませんし、形状は、使いやすさの部分で関わってくるものですので、聞こえを改善させる。という要素は、あまり影響を受けません。

どのように改善させるのかは、言い換えればどこまで聞こえさせるのかというものと同意です。その”どこまで聞こえさせるか”により、補聴器の効果がほとんど決まります。

こちらに記載したのは、あくまでも全体像の説明ですので、別のところでそれぞれの詳細に関しては、記載していきます。

気になるベースの部分とお金の関係

上記の内容では、いくつかきになるところがあるかもしれません。例えば

  • 補聴器の金額により、出力は変わるの?
  • 補聴器の金額により、目標にできる聞こえ改善値は変わるの?

の2つです。

補聴器の金額により、出力は変わるの?

あくまでも私のところで扱っているフォナックというメーカーの製品は、変わりません。他のメーカーさんだと変わる可能性はあります。

目標にできる聞こえ改善値は変わるの?

基本的に変わりません。ですので、高額なものは、より改善目標を高くできる、平均的な金額のものは、改善目標が低くなる、ということは、今現在の状態では、あまりありません。

よく高い補聴器ではないと(ここにおける高い補聴器とは、一台あたり、30万以上とします)聞こえは改善できないのではないかとご心配になる方もいますが、そのようなことはありません。

ある程度、調整できることが条件ですが、改善目標となる部分を定め、そこまで改善させることができれば、それなりに効果を感じるようになります。ある程度調整できると記載しているのは、いくら目標の部分が変わらなくても、調整しづらいものは、そこまで達成させるのが、難しくなることがあるためです。

聞こえの改善のベースのまとめ

さて、まとめていきます。少し前にまとめましたが、基本的に補聴器の聞こえの改善のベースとなるのは、

  • 補聴器から出せる出力
  • 補聴器で聞こえ改善の目標値を決め、改善させていく

の2つになります。これらを行うことにより、補聴器でできる改善を行うことができます。

出力が聴力に対し足りない場合は、改善できませんし、目標値を決めないで、そのまま調整しても、聞きにくさは軽減したかもしれませんが、どのように聞こえているのか。それは、理解しづらい状況となります。

補える出力がある補聴器を選び、改善できるところまで改善させる。この部分が補聴器の聞こえのベースとなる部分です。

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補聴器の使用年数(寿命)と買い替えサイクル

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補聴器は、お値段がすることもあり、どのくらい使用できるのか。使い続けていけるのか。こちらが気になる方もいるのではないでしょうか。

結論から言いますと、一つの補聴器の使用年数は、約5年になります。一度買えば一生使えるものではなく、ある程度、買い替えの頻度があります。

質問をよくいただくこともあるため、こちらに関してまとめていきます。

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私が補聴器相談時、補聴器の試聴後から補聴器選定をしている理由

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補聴器の相談には、いくつか方法や形式がありますが、私の場合、少々時間がかかる方法を採用しています。それは、補聴器の試聴からはじめ、試聴した結果から、補聴器選定を考える。という方法です。とくに初めての方の場合は、そのようにしています。

どんなものでもすぐに済んだ方がお客さんにとっても負担が少ないのですが、このようにしているのは、試聴してみたり、使ってみることで初めてわかることが多いからです。

今回は、こちらに関する理由に関して載せていきます。

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補聴器販売店がしている補聴器の貸し出しについて

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補聴器は、体験しないとどのようなものなのかわからないため、補聴器販売店では、試聴できるものを用意し、補聴器の試聴や貸出を行っています。メガネをかけたことがない人が、メガネをかけるとどのように見えるようになるのかはわからないように、補聴器も、今の現状がどのように変わるのかは、補聴器を付けてみないとわかりません。補聴器の場合は、金額がうえである事からも、より慎重になります。

今回は、補聴器販売店がしている補聴器の貸し出しに関して、まとめていきます。どんなものが借りれて、どのくらい試せるのか、補聴器の貸出に関して、知っておきたい点をまとめてみました。

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補聴器の返品や交換は、できるの?という質問に関する答え

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たまに聞かれる事の一つに、補聴器の返品や交換は、できるのか。というものがあります。結論から言いますと、できる製品とできない製品があります。補聴器の場合、購入した後に返品というのは、なかなか無かったりするのですが、試聴中の段階で、どの補聴器が良いか、試してみる事があるため、その際の交換は、良くあります。

補聴器の中には、耳の型を採取し、一から作らなければならないものもあり、その場合は、実際に作ってみて試してみるほかありません。既成品は、そのままデモ機器がありますので、大丈夫なのですが、ないものの場合は、どうしてもそのような傾向があります。

では、補聴器の返品や交換というのは、実際どうなのでしょうか。こんな事を書くのは、私くらいかもしれませんが、可能か、不可能か、そして、どのような時にそれが発生するのか、まとめて記載していきます。

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片耳のみの補聴器装用は、片耳難聴と同じ

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両耳とも聞こえにくい場合、片耳のみ装用するケースがありますが、両耳とも補聴器の効果が望める耳であれば、それは、すべきではありません。その理由は、タイトル通り、片耳のみの補聴器装用は、片耳難聴と同じだからです。厳密には、それ以下になります。

私の場合、職業柄、片耳のみ難聴の方にもお会いし、補聴器の販売をしています。彼ら、彼女らも聞こえにくさを感じており、補聴器を求めるわけですが、両耳とも聞こえにくいのに関わらず、片耳のみ補聴器を装用するという事は、片耳難聴の方と同様の症状がでます。

「補聴器は両耳装用がお勧めです」と言われる事が多いのですが、補聴器を装用している私から言えるのは「片耳のみ補聴器をつけている場合は、片耳難聴と同じなので、結局、困るところが増えてしまう」という印象が大きいです。

そして、重要なのは、片耳装用や両耳装用といった言葉に惑わされず、自分の状態を最も補える方法で、補う事となります。

今回は、皆と少し異なる視点で両耳装用、片耳装用について記載していきます。

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重度難聴の方に効果があるのは、補聴器ではなく人工内耳

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補聴器の手引き書には、難聴別の改善方法や聴力ごとのお勧めの補聴器を書いているのですが、重度難聴の部分だけない事にお気づきの方もいるかもしれません。重度難聴の方のスペースだけないのは、タイトル通り、重度難聴の方の聞こえを最も改善させるのは、補聴器ではなく、人工内耳だからです。

人工内耳は、装用条件こそ厳しいのですが、その効果は、補聴器とは比べ物になりません。重度難聴の方には、補聴器ではなく、人工内耳をお勧めします。

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自分に合う補聴器を探す3つのポイント

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自分に合う補聴器を探すには、どのようにしたら良いのでしょうか。補聴器のカタログを見ても、どれがどう自分に合うのかわからない方は多いと思います。正直に言いますと、私も補聴器の知識がない場合は、カタログから自分に合う補聴器を探し出すのは、無理だと思っています。

耳に合うという部分の定義はなかなか難しいところが、ありますが、簡易版として、こちらについて記載していきます。意外かもしれませんが、補聴器は合う補聴器より、合わない補聴器の方が少ないものです。

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今までの経験から耳あな形補聴器について改めて考えてみる

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先日【重要】補聴器屋の私がクロス補聴器の試聴をし続けてわかってきた事という事で耳あな形クロスに関して記載した。この内容は、正直、私にとって非常に衝撃的だった。

と、同時にある事を考えさせられた。それは、通常の耳かけ形補聴器と耳あな形補聴器、どちらが耳を補ううえで理想かという事だ。お客様から教えていただいた事と私自身が色々考えていた事が、意外に一致した。

あくまでも私自身が考えている事だが、参考になれば幸いだ。

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私自身が高い補聴器を自ら体験してわかった2つの事

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高い補聴器と金額を抑えた補聴器は、どう違うのか。こちらは、非常に気になる内容だと思う。補聴器は、コストを抑えたとしても数十万はかかるし、耳を治してくれるわけではない。しかし、どのような方もできるだけ、聞こえを改善させたいと思うのが心情だろう。私自身も生まれつき聞こえにくいがそのように考えている。

私自身、補聴器の販売をしているが、こちらとは少し離れて、高い補聴器を試聴してわかった事を記載していこう。あくまでも私個人の感想とお客さんに試聴した時の経験ではあるが、補聴器選択の参考になれば幸いだ。

なお、金額の違いがどこにあるか不明の方は、こちらをご覧いただいた方がより本内容を理解できるだろう。

リンク:高い補聴器と安い補聴器の違いを理解する3つのポイント

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言葉が理解しにくい方に高額な補聴器は、どうか?

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少し前に補聴器の機能の一つ、指向性の効果を感じにくい人という内容を記載した。こちらの内容は、音声の理解がしにくい方は、指向性の効果を感じにくくなってしまうというものだ。補聴器を装用する方は、感音性難聴の方が多く、どうしても音声が理解できない事がある。そして、その方の耳の状態により、補聴器の機能も影響を受ける。

補聴器の一つに指向性機能というものがある。これは、騒がし中での聞き取りをなるべく下げないようにする機能で、高額な補聴器は、この機能の性能が高く設定されている。

すると、一つ疑問が浮かぶ。それは、音声が理解しにくい方には、高額な補聴器は、無意味なのか、不要なのか、という点だ。結論から記載すると「必ずしもそうではない」となる。

これは、どうしてだろうか。今回はこちらについて記載していく。初めに答えを言ってしまえば、高額な補聴器は、それ以外にも色々してくれるので「その価値をどう感じるか」それによって変わる。

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補聴器を使いこなせないとうセリフに感じる違和感

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たまにこんな言葉を聞く「いや、私には、この補聴器は使いこなせない」「高い補聴器を買ってもあなたには使いこなせない」高額な補聴器を購入する際、その効果を得られやすいか、得られにくいのいかの違いはあるが、私は、使いこなせないというセリフがどうも違和感を感じる。なぜなら、今の補聴器は、使うというより補助する方にシフトしているからだ。

無論、これらの言葉の中には、高額な補聴器を購入しても治らない、あるいは、その方が感じている事を実現できないがために言われたり、無理に高額な補聴器を購入しないように言っている例もあるだろう。それらについて、とやかくいう気はない。

しかし、一部には、どうもこの言葉が誤解をされているような感覚がある。そのため、こちらに関する事を記載していく。

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