2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

カテゴリー:基本事項

補聴器が初めての方に送る補聴器の選び方

基本的に補聴器には、耳あな形補聴器と呼ばれる耳の中に補聴器を入れるタイプと耳にかけて使用する耳かけ形補聴器の2つがあります。

補聴器の選定は、この2つから選ぶことが多いのですが、どのように違いがあるのか。それについてはわかりにくいかと思います。

そこで、選びやすくするため、この2つの違いを説明していきます。私自身が実際にお客様に説明していることですので、参考にしてみてください。

なお、当店は、30~50代の方が来店者の99%を占めるため、手先が不自由なご年配の方に向けた内容ではありません。その点に注意してご覧ください。

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補聴器の聞こえ改善のベースと形状、性能の関係

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補聴器のことを理解する際にまず押さえておきたいのは、補聴器の聞こえは何によって決まるのか。という点です。そして、それが形状や性能という要素にどのように関わってくるのか。補聴器の全体像を知ることとなります。

重要なのは、どの部分がどれだけ聞こえの改善に貢献できるのか。その点を理解することです。

補聴器の全体像

基本的に補聴器の要素には、大きく分けると以下のようになります。

聞こえ改善のベースがあり、それ以外に形状や性能があります。聞こえ改善に最も貢献するのは、この聞こえの改善のベースの部分となります。

そして、形状や性能は、実際に補聴器を選択する上での要素となります。補聴器の形状による特徴や性能による特徴はあるのですが、それらの特徴よりも聞こえの改善に貢献するのは、聞こえ改善のベースの部分です。

聞こえ改善のベース

補聴器の改善でベースとなる部分は、上記の通り

  • 補聴器の出力
  • 補聴器の調整(合わせ方)

の2つがあります。

補聴器の出力

補聴器の出力とは、単純に補聴器からでる音の大きさになります。補聴器には、どのような難聴レベルの方が使用できる製品なのか。その表記があります。

補聴器には、必ず対応できる聴力が記載されている。それに合うものであれば、ほとんどの聴力で活用できる。

補聴器には、必ず対応できる聴力が記載されている。それに合うものであれば、ほとんどの聴力で活用できる。

例えば、軽度難聴の方であれば、軽度難聴用、もしくは、軽度難聴対応という表記があれば、概ね、耳の聞こえにくさを補うことができます。

自分の難聴レベルがわかればどの補聴器が自分の耳を補えるのか。その点を理解することができますので、はじめに見るのは、どの補聴器が自分の耳を補えるのか。その点を理解することになります。

補聴器の調整(合わせ方)

補聴器の調整の部分は、厳密には、どのようにして、自分の耳の状況を理解し、補聴器で改善できる目標となる部分まで改善させるかとなります。

補聴器の世界には、補聴器を装用した状態でどのくらい聞こえるのかを知るツールがあります。

こちらはその一つ、音場域値測定と呼ばれるものです。見方は、赤い△が目標となる改善値で、△が補聴器を使用していない状態、▲が補聴器をつけた状態になります。こちらで聴力から改善目標となる数値を決め、そこまで達成させるということができれば、補聴器でできる限りの改善を行うことができます。

この際重要なのは、目標となる部分まで聞こえを改善させることとなります。実際には、自分が感じる音の感覚を吟味しながら、改善できるところまで改善させることにより、補聴器の効果というのは、上がりやすくなります。

なお補聴器は、残念ながら聞こえを元に戻すことはできません。中等度難聴くらいの聴力の方を聴力ベースで補聴器の聞こえ改善の数値を見てみますと

このようになります。正常な聴力の人は、全周波数で0〜10dBあたりで聞こえているのですが、正常の範囲内は、0〜25dBになります。補聴器で改善させられる数値をみてみますと、良いところで35dBほどになります。実際には、30dBくらいまで改善させているケースもありますが、25dB、20dBまで大きくすると周囲の音が大きすぎたり、日常生活上の物音がかなり大きくなってしまうため、使いづらい補聴器になりがちです。

そのため、今現在は、よくできて30〜35dBほどになります。ただ、耳を治すことはできなくても聞こえを改善させることはできます。そしてその鍵は、ちゃんと自分の聞こえを可視化し、数値化して、どこまで改善しているのか。目標となる部分まで改善できているのか。それらの部分をみながら、調整していくことです。

そのように行うことで、自分の状態をよりよくすることができます。

まとめ

補聴器で聞こえを改善させるベースは、

  • 補聴器から出せる音の出力
  • 補聴器で目指す音の聞こえ(調整)

この2つにより、決まります。この部分でほとんどの聞こえの要素が決まりますので、補聴器を理解する上で、最も重要な要素と言えるかもしれません。自分の聴力に対応する機器で、ちゃんと改善できるところまで改善させる。そのようにすることで、補聴器ができる限りの改善を行うことができます。

形状や性能というところに目を奪われがちですが、もっとも聞こえの改善に貢献するのは、この部分です。性能がよかったとしても、聞こえるところまで音を大きくしてあげないと聞こえることはありませんし、形状は、使いやすさの部分で関わってくるものですので、聞こえを改善させる。という要素は、あまり影響を受けません。

どのように改善させるのかは、言い換えればどこまで聞こえさせるのかというものと同意です。その”どこまで聞こえさせるか”により、補聴器の効果がほとんど決まります。

こちらに記載したのは、あくまでも全体像の説明ですので、別のところでそれぞれの詳細に関しては、記載していきます。

気になるベースの部分とお金の関係

上記の内容では、いくつかきになるところがあるかもしれません。例えば

  • 補聴器の金額により、出力は変わるの?
  • 補聴器の金額により、目標にできる聞こえ改善値は変わるの?

の2つです。

補聴器の金額により、出力は変わるの?

あくまでも私のところで扱っているフォナックというメーカーの製品は、変わりません。他のメーカーさんだと変わる可能性はあります。

目標にできる聞こえ改善値は変わるの?

基本的に変わりません。ですので、高額なものは、より改善目標を高くできる、平均的な金額のものは、改善目標が低くなる、ということは、今現在の状態では、あまりありません。

よく高い補聴器ではないと(ここにおける高い補聴器とは、一台あたり、30万以上とします)聞こえは改善できないのではないかとご心配になる方もいますが、そのようなことはありません。

ある程度、調整できることが条件ですが、改善目標となる部分を定め、そこまで改善させることができれば、それなりに効果を感じるようになります。ある程度調整できると記載しているのは、いくら目標の部分が変わらなくても、調整しづらいものは、そこまで達成させるのが、難しくなることがあるためです。

聞こえの改善のベースのまとめ

さて、まとめていきます。少し前にまとめましたが、基本的に補聴器の聞こえの改善のベースとなるのは、

  • 補聴器から出せる出力
  • 補聴器で聞こえ改善の目標値を決め、改善させていく

の2つになります。これらを行うことにより、補聴器でできる改善を行うことができます。

出力が聴力に対し足りない場合は、改善できませんし、目標値を決めないで、そのまま調整しても、聞きにくさは軽減したかもしれませんが、どのように聞こえているのか。それは、理解しづらい状況となります。

補える出力がある補聴器を選び、改善できるところまで改善させる。この部分が補聴器の聞こえのベースとなる部分です。

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自分に合う補聴器を探す3つのポイント

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自分に合う補聴器を探すには、どのようにしたら良いのでしょうか。補聴器のカタログを見ても、どれがどう自分に合うのかわからない方は多いと思います。正直に言いますと、私も補聴器の知識がない場合は、カタログから自分に合う補聴器を探し出すのは、無理だと思っています。

耳に合うという部分の定義はなかなか難しいところが、ありますが、簡易版として、こちらについて記載していきます。意外かもしれませんが、補聴器は合う補聴器より、合わない補聴器の方が少ないものです。

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補聴器を使いこなせないとうセリフに感じる違和感

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たまにこんな言葉を聞く「いや、私には、この補聴器は使いこなせない」「高い補聴器を買ってもあなたには使いこなせない」高額な補聴器を購入する際、その効果を得られやすいか、得られにくいのいかの違いはあるが、私は、使いこなせないというセリフがどうも違和感を感じる。なぜなら、今の補聴器は、使うというより補助する方にシフトしているからだ。

無論、これらの言葉の中には、高額な補聴器を購入しても治らない、あるいは、その方が感じている事を実現できないがために言われたり、無理に高額な補聴器を購入しないように言っている例もあるだろう。それらについて、とやかくいう気はない。

しかし、一部には、どうもこの言葉が誤解をされているような感覚がある。そのため、こちらに関する事を記載していく。

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適した補聴器を提供するために私がしている二つの事

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どのような人も、適した補聴器を購入したい。耳に合う補聴器が欲しいと考えます。では、適した補聴器を得るには、どのようにしたら良いのでしょうか。こちらでは、一旦視点を変えて、私自身がしている適した補聴器を提供するためにしている事を記載してみます。

初めに結論を書いてしまいますと、耳を理解するために二つの測定を行い、その結果から、どのように補うのが最もベストかを考えます。そして、その方針に沿って、補聴器の形状、性能に関して決めていきます。私の場合、補聴器の検討をするのは、方針を決めた後になります。

さて、これだけでは、チンプンカンプンだと思いますので、以下に詳細を記載していきます。では、早速見ていきましょう。

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どの補聴器が合うの?とお悩み方へ伝える難聴別に合う補聴器一覧

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補聴器には、様々な種類があり、いまいちどれを選んだら良いかわからない。そのような声も聞きます。特にインターネットで調べ物をしていると、情報が多すぎて、根本的な”自分に合う補聴器”の定義が曖昧になり、どの中から選んだら良いか、わからなくなりがちです。

そこで、こちらでは、難聴別に適合する補聴器について記載していきます。補聴器は、耳の状態によって初めの補う方針が異なります。その事を理解してから、補聴器を見ていくと非常に理解しやすくなります。

なお、こちらではあくまでも病名につく難聴であり、聴力低下の程度を表す、中等度難聴、高度難聴などとは、別になりますので、その点だけご注意ください。

では、早速見ていきましょう。

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補聴器で耳を補う方針を理解する聴力別3つの補うパターン

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補聴器をご相談に来る際、ほとんどの方は、補聴器を買いにいくという思考で来られる方が大半だと思います。しかし、補聴器は、一番始めに耳の状態を確認し、耳を補う方針を明らかにした後に、耳を補った方が聞こえの効果も高まります。

こちらでは、より良い聞こえをお求めの方のために、当店がしている補聴器選定に関して記載していきます。補聴器には、性能と形状の二つを決めるのですが、補うパターンの場合、形状のみしか関与しませんので、こちらのみ記載していきます。

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感音性難聴により聞きにくい耳を補聴器で改善させる方法

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感音性難聴とは、耳の神経の部分が何らかの障害により、聞こえにくくなっている状態を指します。こちらの改善方法は、補聴器を装用する事です。音を感じ取る神経が弱くなっているため、手術をして改善する事も有効な薬もありません。

では、補聴器で改善していく場合、どのように改善していけば良いのでしょうか。補聴器の事を調べてみると、色々と種類があり、よくわからないと思います。

そこで、こちらでは、聴力別にわけて、合う補聴器に関して記載していきます。補聴器は、聴力によって適性する補聴器が異なりますので、聴力という切り口で見ると理解しやすくなります。

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補聴器を選ぶ際に外すと困る音の出力

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補聴器を装用する際、最も重要なのは、音の出力です。言い方を変えれば、どれだけ音がでるかの数値となります。音の出力が自身の難聴の耳に対し、足りない場合、音が小さく聞こえてしまい、適切に補えなくなります。補聴器を装用する際に最も外したくないポイントです。

では、このポイントは、どのように見れば良いのでしょうか。今回は、音の出力に関して、記載していきます。こちらの内容がお役に立てば幸いです。

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聞こえを良くする第一歩は、耳の状況を理解する事

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聞こえを良くする第一歩は、耳の状況を適切に理解する事にあると私は考えています。どのようなものも、適切に理解する事で、改善させる方針を立てる事ができます。この改善させる方針を立てるには、必ず、状況の理解が必要になります。

では、耳の状況が理解できるようになると、どのような事がわかるのでしょうか。こちらについて見てみましょう。こちらがわかると、どのように補ったら良いのか、どのように改善したら良いのかがわかるようになります。

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補聴器の金額は、難聴のレベルと関係がない

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補聴器の金額で、誤解される事の一つに、障害が重くなると良い補聴器を買わなければならないと思っている方がたまにいらっしゃいます。その他に見受けられるのは、自分自身は、耳の聞こえが「ほんの少し聞こえにくいので、安いもので良い」という思考です。この思考の裏には、あまり高いものを買えないという裏返しである事もあるのですが、中には、本当に、そのようにお考えの方もいます。

結論から申し上げると、補聴器は、そのように金額が決定するわけではありません。では、補聴器の金額は、どのように決まっているのでしょうか。こちらについて見てみましょう。

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補聴器は、土台と性能と加点方式で考えよう

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先日は、自分の耳に適合する補聴器の探し方という事で、最低限外さないポイントとして、土台(音の出力)に関して載せてみました。今日の内容は、それにプラスして、性能のお話しが入ります。私自身が思う事として、タイトル通り、補聴器は、土台と性能と加点方式で考えると、より理解しやすくなるのではないかと思っています。

補聴器には、様々な価格帯があります。その価格帯を分けているのが、性能です。前回、記載し忘れてしまいましたが、今現在の補聴器価格は、音の出力ではなく、ほとんどが性能により、価格がわかれています。軽度難聴という事で価格は安くなる事はありませんし、重度難聴だからという事で、無条件で金額が高くなる事はありません。

この点が理解できるようになるとさらに補聴器というものがどのようになっているのか、そして金額の差は、どこに出ているのかがわかるようになります。

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自分の耳に適合する補聴器の探し方

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補聴器を選ぶ際、初めに理解したいのは、自分の耳に適合する補聴器の探し方になります。補聴器には、様々な種類があり、難聴のレベル別に使える補聴器、使えない補聴器(補えきれない補聴器)があります。

補聴器の全体像を理解するために、初めに自分の耳に適合する補聴器の探し方を理解していきましょう。

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