2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

カテゴリー:補聴器

軽度難聴の方が自分に合った補聴器を選ぶ方法

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軽度難聴とは、平均聴力が25〜50dBの方を指します。難聴のランクとしては、最も軽いレベルではありますが、日々の日常の困り度も軽度であるとは限りません。ほんの少しのすれ違い、聞き間違いにより、疎外感やコミュニケーションのしづらさが出る事で、生活のしづらさを感じる事は、大いにあります。

では、軽度難聴の方には、どのような補聴器が合うのでしょうか。そして、補聴器にはどのような種類があり、それぞれの補聴器は、軽度難聴の方にとって、どのような補聴器となるのでしょうか。こちらでは、軽度難聴の方が「仮に補聴器を選ぶなら」という内容で必要な知識、考えを記載していきます。

補聴器についてお考えでしたら、ご参考にしてみてください。

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3Dプリンターは補聴器業界をどう変えるだろうか

久々にメーカーズ 〜産業革命が始まる〜 クリス・アンダーソン氏 著作を読みました。2年前の本ですが、色々と考えさせられるものがあります。2年経った今なお、驚く事もあります。

この本は、3Dプリンターについて書かれた本です。3Dプリンターは、どんな事ができるのか、何がすごいのか、それを教えてくれる本です。

今回は、こちらを読んだうえ、補聴器業界について考えていきます。

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オーティコン社のc100発売から考える自立支援法ビジネス

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オーティコン社より、C100という自立支援法補聴器が発売されて早1ヶ月です。このC100、自立支援法補聴器の中では、非常に優位的であり、素晴らしい補聴器だと思います。

最近、各メーカー自立支援法補聴器の充実化に力を入れてきました。では、自立支援法補聴器は、力を入れるべきポイントだったのでしょうか。

今回は、オーティコンのC100の概要とこれらについて考えていきます。

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適切な補聴器を理解する補聴器評価ポイントまとめ

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補聴器の評価は、どのようにすれば良いのでしょうか。音の評価、操作の評価、考えられるものはたくさんあります。そして、それらを見るポイントは、どのようなところがあるのでしょうか。

こちらでは、そんな補聴器の評価をまとめて記載していきます。補聴器の評価には、大きくわけて、主観評価と客観評価があります。それぞれの内容を理解いただければ、どのように補聴器は評価しているのか、どのようなポイントに気をつければ良いのかがわかるようになります。

少しでも補聴器に関する理解が深まる事、適切な補聴器に巡り会えるようになれば幸いです。

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両耳難聴でより片耳が聞こえにくい方に有効なバイクロス補聴器

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結論から、記載しますと、両耳とも難聴で片耳がより聞こえにくい場合、バイクロス補聴器という特殊な補聴器を装用する方が、今現在、感じている不自由度を最も軽減できます。

このようなケースでは、片耳のみ補聴器を装用し、それ以上の改善は難しいとされてきましたが、今現在では、聞こえにくい耳に来た音を聞こえる耳に転送するクロス補聴器(クロスシステム)を使う事で、より聞こえにくさを改善できます。

両耳の聴力差が大きい場合、聞こえにくい耳は、補聴器を装用しても効果がないと言われる事が多くあります。しかし、こちらは、聞こえにくい耳に音を入れて補うのではなく、聞こえる耳に音を転送して補うため、聞こえにくい耳側の聴力がいくら低下しても関係ありません。聞こえる耳側が聞こえていれば、聞こえにくい側に来る音も聞く事により、聞こえをより改善できます。

両耳の聞こえが異なる場合、片耳のみ補聴器を装用し、お辛い状況下にいる方が多かったり、あるいは、補聴器を装用する前の方は、聞こえる耳を何とか活用して、必死に聞こうとされている方が、多いように感じます。こちらでは、情報提供を兼ねて、このような聞こえの方の改善方法について、記載していきます。

聞こえの改善にお役に立てば幸いです。

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補聴器を水の中に入れても復活する時代が来るかもしれない

面白い物を見つけました。水中にスマートフォンを入れても復活させる液体があるようです。こちらは、誤ってスマートフォンを水没させてしまった時に、使うものです。

この液体を使用すると、水没させても95%の確率で復活するそうです。名前もReviveaphone、そのまんまのネーミングセンスですね。

世の中には、こんな物も開発されているんですね。本当にすごいです。この技術、補聴器に応用できないでしょうか?ちょっと考えてみる事にしました。

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フォナック社よりロジャーフォーカス登場

補聴器メーカーフォナック社より、Roger Focusが登場しました。FM機器でいうアイセンス・マイクロのRogerバージョンです。

触った事がありませんので、概要のみまとめていきます。

なお、この内容は、FM機器のお話が出てきます。FM機器に関して知っておくとより理解しやすくなるでしょう。

リンク:難聴児の聞こえを改善させるFM機器、Rogerとは

それでは、見ていきましょう。

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損をしないための補聴器電池の注意点と性能の良い電池

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補聴器の電池には、使用するうえでいくつか注意点があります。適切な環境で使用しなければ、うまく電池が動作しなくなったり、電池の持ちが半分になるといった事も起こります。良かれ……と思っていた事も、実は逆効果になってしまう事もあります。

そこで、今回は、適切に電池を理解できるように、電池の基礎について記載していきます。電池の基礎から気をつけたい事について載せると共に、電池アラームの仕組みや性能の良い電池についても載せていきます。

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補聴器アプリが知れ渡った世界を想像してみよう

補聴器アプリ……考えれば考えるほど、可能性に満ちている事に気が付きます。ここで、仮に補聴器アプリが認知された世界を考えてみる事にします。

果たして、補聴器アプリが浸透したら、補聴器を装用しているユーザー、補聴器を製造しているメーカーは、どのようになっていくのでしょうか。

今回は、こちらについて考えていきます。

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補聴器アプリが変える補聴器市場

昨日補聴器のアプリに関して、記載してみました。

iPhoneの補聴器アプリは考えようによって、補聴器市場を大きく変えてくれるのでは?と考えています。いろんなものが、スマートフォンでできる時代になってきた現在に、あるべき変化なのかもしれません。

今回は、こちらについて記載してみます。

なお、前回のエントリーは、こちら

リンク:時代の変化、iPhoneを補聴器にするアプリが登場

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時代の変化、iPhoneを補聴器に変えるアプリが登場

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ふ〜む……、スマートフォンもついにここまで来たんですね。iPhoneを補聴器に変えるアプリが登場したようです。iPhoneに無料アプリをインストールし、iPhoneを補聴器に変えてしまうアプリです。時代の変化を感じますね。

イギリスにあるエセックス大学(イングランドの大学)の研究者が開発したアプリです。動画を見る限り、意外と細かな調整ができる様ですね。 なお、こちらはiPhoneのアプリしかありませんので、Androidは使用不可になります。

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難聴の販売員はメリット、デメリット、どちらが多い?

難聴の補聴器販売員は、メリット、デメリットどちらを多く感じるのでしょうか。私自身、補聴器の販売員をやっていました。そこで感じたのは、メリットよりデメリットの方が多いような……と感じています。

では、難聴の方が補聴器販売員になることによるメリット、デメリットには、どのような事があるのでしょうか。こちらに加え、障害についても考えていきます。

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FM機器、Roger受信機の比較と選択方法

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FM、Roger送信機と比べると受信機は、あまり悩む事がありません。

一般的には、補聴器の形状や購入時期で決まってしまう事、ほとんど選択肢がない事により、悩む事が少ないです。しかし、より良い選択をしたいとお考えの方のために、それぞれの利点、欠点を記載していきます。

例によって例の如く、フォナック社のもので比較をしていきます。また、子どもを対象としたエントリーになります。

なお送信機に関してはこちらをご覧下さい

リンク:送信機別の機能から考えるFM送信機の選択方法

リンク:難聴児に合ったFM機器、Roger送信機の選び方

今回は、受信機について見ていきましょう。

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難聴児に合ったFM機器、Roger送信機の選び方

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FM機器、Rogerには、送信機、受信機の二つがあります。このうち選択に迷うのは、送信機の方です。

送信機にも色々種類があります。その種類によっても得意な事が異なります。

今回は、送信機の種類を網羅しつつ、児童用にどのような送信機を選んでいけば良いかを記載していきます。少々難しいお話しになりますが、参考になれば、幸いです。

なお、FM機器。Rogerの基礎を伺いたい場合は、こちらをお勧めします。とくにFM機器?Roger?の違いが不明な方は、ご覧になった方がこちらを理解しやすくなります。

リンク:難聴児の聞こえを改善させるFM機器、Rogerとは

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送信機別の機能から考えるFM送信機の選択方法

FM機器の送信機は、どのように選択すればよいのでしょうか。送信機にも種類があり、それぞれ得意としている分野が異なります。

FMの送信機には、主に二つに分けられます。ピンマイク型、スティック型の二つです。これらは、使い方、用途によりどちらを使用した方が良いかが変わります。

今回は、それぞれが持つ機能を考えつつ、見ていきましょう。この内容は、児童がFMを使用するケースとして記載しています。

なお、あくまでもFM機器同士の比較になりますので、この点に注意してください。

現在発売されている機器で比較する場合はこちらをご覧下さい

リンク:通信送信機を機器同士で比較した場合

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補聴器を不要と考えている方へ伝えたい補聴器の効果

補聴器を装用するとどのような効果があるのでしょうか。そして、補聴器は、何をもたらしてくれるのでしょうか。今現在、補聴器に対するイメージは、あまり良いものではありません。これでは、本来必要としている層にも、使って欲しい層にも補聴器が届きにくくなります。さらに補聴器を装用すれば、聞こえの環境が改善できる方にも届かなくなってしまいます。

では、補聴器は、そんなに悪いものなのでしょうか。補聴器は、言葉が聞き取りにくいから必要ない機器なのでしょうか。ここで、私自身が思う、補聴器について記載してみます。補聴器は、皆さんが知る通り、完全な機器ではないのは確かです。しかし、だからといって、全く効果がないものでもありません。その理由について、記載していきます。

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言葉しか聞こえない補聴器はなぜできないのか

言葉しか聞こえない補聴器があれば……。補聴器を装用する方から、たまにこのような事を言われます。言葉が聞きにくく、普段思うようにコミュニケーションできない方からすれば、言葉しか聞こえない補聴器は、理想の補聴器です。しかし、今現在、このような補聴器は、未だ存在していません。

では、なぜ存在していないのでしょうか。メーカーは作る気がないのでしょうか。それとも技術的に難しいのでしょうか。実を言うと技術的には、そう難しくありません。しかし、こちらは、あえてそのようなものを作ろうとしていません。

今回は、言葉しか聞こえない補聴器を開発しない理由について、記載していきます。これには、耳の役割が大きく関係します。

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高い補聴器と安い補聴器の違いを理解する3つのポイント

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補聴器は、高いものですと一つ50万程し、価格を抑えているものですと数万円です。この金額の違いは、一体どこから来るのでしょうか。高い補聴器には、宝石でも入っているのでしょうか

補聴器の金額の違いは、主に性能の部分になります。良い性能のものは、音を大きくする機能から、余計な音を抑制する機能、音声をなるべく聞きやすくしてくれる機能まで補聴器そのものに搭載されており、音を大きくする機能しかないものは、金額が抑えめになっています。これが大きな違いです。

こちらでは、大まかに金額の違いについて記載していきます。

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補聴器は雑音がする?のホント、ウソ

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補聴器は、よく雑音がすると言われます。「雑音がひどい……」「雑音ばかりで使い物にならない……」補聴器屋に来るお客さんの中には、恐る恐る来られていた理由が「雑音が多い」だった事もありました。

補聴器は雑音がする。この答えは、正解でもあり、不正解でもあります。重要なのは雑音は何を意味するかを知る事です。さて雑音とは何でしょうか?

今回は、そんな雑音につい記載していきます。補聴器に関する理解が少しでも深まれば幸いです。

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補聴器装用と選択の決め手、聴力よりも重要な語音明瞭度

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補聴器の装用を希望された時「私の耳は、左側が悪いので悪い方に装用してください」と言われることがあります。患者さん、お客さん側からの申し出は、よくわかるのですが、残念ながら耳鼻咽喉科、補聴器販売店は、その理由の通りにすることは、ありません。それは、補聴器を装用する判断基準が異なるからです。

耳の事を理解している方は、聴力レベルではなく言葉を聞き取る力がある耳に補聴器を装用します。そして、時には、特殊な補聴器を装用して、聞こえを補う効果を最大限引き出すようにします。耳には、聴力以外にも言葉を聞き取る力というものが存在しており、人によって左右ごとに異なる場合もあります。

こちらでは、語音明瞭度の基礎から、なぜ重要なのかも記載していきます。重要なポイントは、音が聞こえる事と、音が理解できる事は、異なるという事です。

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