2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

カテゴリー:種類

クロス補聴器の効果を感じやすい人、そうでない人

glasses-983947_640

クロス補聴器とは、片耳のみ難聴である方に使用される少し変わった機器です。こちらに関しては、補聴器を装用することにより、聞きやすさを感じやすい方とそうでない方に分かれます。言い方を変えますと効果を実感しやすい方とそうでない方です。

私のところでは、相談いただく方も多いので、それらの方々を対応してわかったことに関して載せていきます。なお。最終的には、ご自身の感覚で理解されることをお勧めします。

続きを読む

クロス補聴器に関してよくいただく3つの質問

children-1879907_640

最近、クロス補聴器に関して、書いていないなぁ・・・ということで、よくいただくクロス補聴器の質問、言い換えれば、皆さんが感じている疑問点ですね。そちらに関してまとめていきます。

なお、こちらは、クロス補聴器を装用する前にいただく質問となります。当店の場合、一般の補聴器販売店より、クロスに関して問い合わせいただくことが多いため、その中でよくいただく質問、3つを載せていきます。

ご参考にどうぞ。

続きを読む

バイクロス補聴器の調整と耳に合わせる基本

reading-498103_640-1

ほとんどの補聴器には、音を調整して、どのくらい聞こえさせれば良いのか。確認方法から、聞こえを改善させる目標値まで、おおよその部分は、決められています。

基本的に補聴器は、聞こえの改善が見込める数値、すなわち目標値を設定し、そこまで聞こえを改善できるようにしていきます。そして、日常生活でも使えるように音を聞こえるようにしつつ、使える範囲内にしていきます。これが補聴器の調整の基本です。

では、どのようにしていくのでしょうか。バイクロス補聴器における目標値と確認方法。調整の基本に関して載せていきます。

続きを読む

バイクロス補聴器の形状と形状による効果の違い

ball-1786430_640

バイクロス補聴器とは、両耳とも聞こえにくく、左右の聞こえが異なり、かつ聞こえない耳には、補聴器を装用しても効果が出にくい方が使う補聴器です。

聞こえの良い耳は、補聴器でそのまま聞こえを補い、聞こえにくい耳は、クロスと呼ばれる音の送信機をのせ、聞こえる耳に音を転送します。このようにすることで、聞きにくさを改善させます。

では、この機器には、どのような形状があり、そして、形状により、聞こえの効果は、どう変化するのでしょうか。こちらに関して、記載していきます。

なお、初めから結論を記載しますと、この機器は、クロスの形状により、聞こえの効果が大きく変化します。そのため、ちゃんと聞こえを改善させる場合は、形状による効果の違いを理解する必要があります。そうしなければ、本来得られるべき効果を得ることができなくなりますので、その点にご注意ください。

続きを読む

クロス補聴器に搭載されている性能と基本の3要素

reading-732540_640

補聴器は、金額により、大きく左右されます。クロス補聴器も同様で、金額の差は、ほぼ性能の差になります。

では、クロス補聴器の場合、どのような性能があり、それらがどのように異なるのでしょうか。こちらに関して載せていきます。

簡単に言いますと金額が良いものほど、聞こえる音の快適性を重視しつつ、なるべく聞きにくくならないようにしてくれます。

続きを読む

クロス補聴器の形状と組み合わせによる特徴

eurasian-eagle-owl-1642795_640

クロス補聴器には、いくか形状があります。そして、クロスの場合は、聞こえる耳に装用するものと聞こえない耳に装用するものが、異なります。言い換えれば、聞こえる耳には、補聴器を装用し、聞こえにくい耳には、クロスと呼ばれる送信機を使います。

このように耳によって異なる機器を使う場合、形状ごとの特徴も、補聴器側、クロス側で変化します。そのため、こちらでは、使う耳ごとの形状から、その組み合わせに至るまで、クロス補聴器の形状にまつわるものを一通り、まとめていきます。

クロス補聴器には、どのような形状があり、どのような特徴があるのか。こちらについて理解したい方は、参考にしてみてください。

なお、クロス補聴器の場合、聞こえの効果の影響に関しては、形状>調整>性能の順で重要になります。

片耳のみ難聴の方を対応する中で、私自身、様々なことをしてきましたが、それによりわかったのは、音の調整で形状による効果の壁を越えられないことでした。そのため、本当に聞こえやすくしたいのであれば、どの形状が効果がでるのか。それを理解することが何よりも重要になります。

続きを読む

クロス補聴器の調整と目標とする音量

notebook-1841548_640

補聴器は、拾った音を調整して、聞こえを改善させる機器です。これは、クロス補聴器も例外ではありません。

中には「クロス補聴器は、正常の耳に補聴器をつけるんですよね?調整などあまり不要では?正常の耳に音を転送するだけなのですから」とお考えになる方もいるかもしれません。

しかし、私自身、クロス補聴器の調整をしていくうちにただ転送するだけでは、ダメであるということがわかってきました。そして、音を調整した方がより聞こえにくさを改善したり、気になる音を抑制しつつ、日常生活上で使いやすくなることもわかりました。

こちらでは、あくまでも私自身がやっていることですが、クロス補聴器の調整と調整の目標となるものを出していきます。こちらをご覧になれば、使えて、聞こえにくさを改善できる状態にするには、どうしたら良いかがわかるようになります。

なお、クロス補聴器は、調整よりも形状の方が効果に対して影響を受けやすい機器です。通常の補聴器の場合は、補聴器の調整の方が、聞こえの効果を左右する要素となるのですが、クロスの場合は、調整よりも形状の方が、効果を左右します。その点は、ご注意ください。

また、まだまだ改良を重ねていく必要があるため、検証し次第、こちらの内容を随時変えていきます。以前と内容が違う?ということがあった場合、その際は、より良くなるものがわかったんだなと暖かい目で見守りください。

続きを読む

音場閾値の効果は、補聴器の形状により変わるのか?→変わる

cat-1647775_640

先日、補聴器の調整と聞こえを改善させる目安を記載しましたが、ここで気になることが出てくるかと思います。それは、補聴器の形状により、この効果は、異なるのか。という点です。

こちらに関しては、あくまでも当店の場合ですが、Yesになります。メーカーにより、厳密には、補聴器ごとの調整方法、音量設定が異なりますので、全てのメーカーに共通するかは全くわからないのですが、当店で扱っているフォナックのメーカーは、異なります。

結論から言いますと、耳あな形補聴器の方が、音場閾値測定の結果は、良くなります。私自身、数多くの方々に音場閾値測定を行なってきましたが、その中で気がついたのは、形状ごとに変化するということでした。少々、不明確な部分があり、まだまだ明確になっていないことも多いのですが、耳あな形の方が結果が良くなる。その部分に関しては、わかってきたことになります。

続きを読む

クロス補聴器の調整についてわかってきた3つの事

figures-1690782_640

補聴器は、調整によって良くも悪くも変わります。このブログでは、他ではほとんど取り扱わないクロス補聴器についても記載しているのですが、おかげさまで、様々な方にお越しいただくことで、ようやくクロス補聴器の調整に関してわかってきました。すみません、実は、初め全然わかりませんでした。誰だって初めてやるものは、わからないものです。

聴器の根幹は、音の調節であり、これに関しては、クロス補聴器も同様です。この部分がうまくいかなければいくらクロス補聴器が有効と言っても効果は薄い、もしくは、ほとんどない状態になります。特にクロスは、調整をわかっている人とそうでない人の違いが大きい補聴器であると、個人的には思います。

様々な方を調整してきたことによってわかってきたことを3つに絞って載せていきます。

続きを読む

耳あなクロスの電池の短さが気になる場合の形状選択

girl-1064658_640

クロス補聴器とは、片耳のみ聞こえにく方の聞きにくさを改善させる補聴器です。今現在、クロス補聴器は、常時双方の補聴器を通信している状態とあり、電池の寿命、電池の持ちが非常に短くなります。ものによっては、電池一つで2〜3日しか持たないものもあり、この点にお悩みの方もいます。

そこで、こちらでは、その点がきになる方へ向けて、クロス補聴器の選定を記載していきます。なお、こちらの内容は、あくまでも効果を重視しつつも、電池の寿命も重視する方向でいきます。その点をご了承ください。

続きを読む

バイクロス補聴器を自分の耳に合わせて、聞いてみた

dscn1872

補聴器の中には、バイクロスと呼ばれる特殊な機器があります。両耳とも聞こえにくく、片耳がより聞きにくい方が装用するものですが、先日、ようやく耳あなのクロスの試聴器ができましたので、自分の耳にも試してみました。バイクロスも耳あなの方が効果が高いためですね。

私の耳の場合は、両耳とも同じくらいの聴力ですので、補う方針としては、両耳の方が良いはずなのですが、ちょっと気になることもありましたので、その点も自分で確かめてみることにしました。

続きを読む

耳あな形のクロスの試聴器を作りました

cros-sam02

個人的な取り組みではあるのですが、ようやく耳あな形のクロスの試聴機器を作りました。上記の写真がそのデモ器になります。クロス補聴器の試聴が増えてきているのは、いいのですが、ちょっとした手間も感じるようになったため、製作。どのようなものなのかの紹介から、どのようなことができるようになったのかも載せていきます。試聴器があるって重要ですね。

続きを読む

小さい耳かけ形補聴器の注意点は、耳に隠れること

cat-1652822_640

最近、小さい耳かけ形補聴器が多くなり、メーカーとしても「小さいからオススメです」「目立ちにくい」ということを強調しています。実際に、見られることに抵抗を感じてしまう方もいますので、それはそれで良いのですが、一つ注意点がありまして、それは、耳に隠れることにより、音の集音が弱くなることです。主に小さい耳かけ形補聴器に共通することですが、耳に隠れてしまうため、他の補聴器に比べ、集音が弱くなる傾向があります。

ちょっとこちらの注意点に関して、記載していきます。

続きを読む

ついにキター!フォナッククロスⅡの耳あな形の成功例

narrative-794978_640

え〜ちょっとしたご報告なのですが、ついに来ました。クロスⅡの耳あな形の成功例です。

クロス補聴器で、クロスⅡ(今現在の現行機種)の耳あな形を選択した場合、聞こえない耳に付けるのは、耳あな形で良いのですが、聞こえる側に付ける補聴器も耳あな形にしなければなりません。その場合、耳あな形補聴器にすることで、デメリットがいくつか出てくるのですが、それらをクリアしたものがようやくできました。(お客様には大変ご迷惑をおかけしました、本当に申し訳ございませんでした……)

その事例のご紹介です。クロスⅡの耳あな形でうまくいかない場合は、クロスⅡの写真も載せますので、その写真をかっぱらって(ドラッグして)販売店やメーカーに送れば、その通りに作ってくれると思います。その場合は、勝手に持って行ってください。私が許可します(笑)

続きを読む

クロス補聴器はオススメというよりも、それしか改善方法がない場合に使う

feet-538245_640

クロス補聴器のことばかり書いているせいか、こちらに関する問い合わせが増えてきました。中には、私の書き方が悪いのか、この補聴器が良いと感じる方もいるようですので、ここで、クロス補聴器に関するおさらいを載せていきます。どちらかというとクロス補聴器は、オススメというよりも、それしか改善方法がない場合において使われる補聴器です。

クロス補聴器は、主に片耳のみ難聴の方で、かつ重度の難聴だったり、補聴器を装用しても効果を感じにくいケースに使われます。そのことに関して、詳細に関して載せていきます。

続きを読む

骨導補聴器でよくもらう質問をまとめてみました

hatena-1184896_640

骨伝導補聴器の対象者とメリット、デメリットという内容を書いているせいか、私のところには、月に2〜3件ほど、骨導補聴器に関する質問がきます。記事の中に、ほとんど書いているのですが、より理解を深めるために、実際にお問い合わせいただいた内容に関して、記載していきます。

なお、結論から言いますとお問い合わせいただいた方の99%は合わない補聴器ですので、その点はご了承ください。補聴器は、自分の耳の状態を理解した上で決めるもので、補聴器を主体として決めることはありません。聞こえを改善させる方法の一つだからです。ただ、大半の人は、自分の耳の状態を理解する方法がないので、合うかどうかが解りにくいというのは、あります。この点は、仕方がないのかもしれませんね。

と、いうことで載せていきます。

続きを読む

私が今、わかっている耳あな型のクロス補聴器の実情

work-864960_640

クロス補聴器には、耳あな型と耳かけ型の2つがあります。さらに、耳あな型のクロスの場合、私の方で扱っているフォナックの補聴器の場合は、旧型の耳あな型のクロスと現行の耳あな型クロスの2つがあります。片耳難聴の方に有効なクロス補聴器ですが、初めに耳あな型のクロスか耳かけ型のクロスかで聞こえの改善どが異なり、さらに、耳あな型のクロスでも、旧型と現行でも異なったります。

私自身が様々な方に試し、わかってきていることに関して載せていきます。

続きを読む

骨導補聴器が仮に耳に合うとしても使う気になれないというお話し

teddy-1364120_640

昨日、来店された方とお話ししていて妙に共感してしまったのですが、タイトル通り、仮に骨導補聴器が耳に合うとしても、正直使う気にならないよな……という事です。

骨導補聴器は、伝音性難聴という感音性難聴とは、また異なった聞こえにくさを持つ方に有効な補聴器です。伝音性難聴は、手術で治せるケースが大半ですが、実際には、手術のリスクやそれによって得られる価値などを総合評価して、手術をするのか、それとも補聴器で補っていくのかを考えます。

中には、治療をせず、そのまま来てしまった事で、補聴器を自動選択せざるを得なくなる方もいますが、大抵の方は、どちらかを選択して、状況の改善をしていきます。

で、本題ですが、仮に骨導補聴器が合うとしても使用するのは、なかなか厳しいな……と思う事があります。それは、使用するハードルが高い事です。

続きを読む

標準サイズの耳かけ形補聴器の良いところを調整者視点で書いてみた

lens-1209823_640

補聴器には、耳かけ形補聴器、耳あな形補聴器、ポケット形補聴器があり、今現在、多いのは、耳かけ形補聴器と耳あな形補聴器です。耳かけ形補聴器、耳あな形補聴器にも、さらに複数の形があり、色々あったりします。

耳かけ形補聴器の主流は、RIC(りっく)補聴器という小さく、細いワイヤーを使った補聴器だったりするのですが、それ以外に標準サイズの昔ながらの耳かけ形補聴器というのもあります。最近では、あまり活用されなくなってきましたが、私は、この補聴器がいろんな意味で微調整が効きやすいので、初めての方や一部の聴力の方には、お勧めだったりします。(あくまでも私はですが)

最近、見る事が少なくなった標準サイズの耳かけ形補聴器の良いところを調整者視点で書いていきます。

続きを読む