2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

カテゴリー:種類

耳かけ形補聴器の特徴から考える適合する人、しない人

耳かけ形補聴器といえば、補聴器の中でも代表的な補聴器であり、使用している人が最も多い補聴器でもあります。では、この補聴器は、いったいどんな方に合うのでしょうか。

こちらでは、耳かけ形補聴器の利点、欠点から、耳かけ形補聴器がお勧めな人、その他の補聴器がお勧めな人についても載せていきます。耳かけ形補聴器は、良くも悪くもオールラウンダーです。そのため、各補聴器が対応しきれない部分の方にお勧めできる補聴器です。

なお、耳かけ形補聴器は、厳密にはいくつか種類があります。こちらでは、標準形のタイプに絞って扱っていきます。RIC(リック)と呼ばれるタイプについて理解したい場合は、こちらをご覧下さい。

リンク:RIC補聴器と耳かけ形補聴器の違いを理解する4つのポイント

では、早速見ていきましょう。

続きを読む

片耳が聞こえにくい方に有効なフォナッククロスをご存知?

補聴器メーカーフォナック社では、様々な使用用途があるフォナッククロスと呼ばれる機器を販売しています。この機器は、どんな機器かご存知でしょうか。この機器は、クロス補聴器にもバイクロス補聴器にもできる、とても変わった機器です。

基本的には、片耳難聴の方が使用する機器なのですが、場合によっては、両耳が難聴である人も使用できます。意外と知られていないようですので、この機器がどうすごいのか、今回は、こちらについて記載していきます。また、クロス補聴器、バイクロス補聴器といった単語の説明についてもしていきます。

どんなにすごい機器でも、その凄さが伝わらないと良い機器は、広がりません。対象となる方は、少ないかもしれませんが、もし対象者に当てはまりそうな人があれば、教えて上げてください。もしかしたら、今までより聞こえが良くなるかもしれません。救われる方が少しでも増えれば、幸いです。

では、見ていきましょう。

続きを読む

スマート補聴器Haloの魅力はどこにあるだろうか

最近、Haloの事ばかり記載していますね。今回もHaloに関する事です。少し前に、Haloそのものに関する概要を記載してみました。

リンク:iPhoneと繋がる補聴器Haloと繋げる事でできる事

今回は、もう少しHaloの魅力について掘り下げていきます。個人的に思うのは、少しでも多くiPhone+補聴器でできる事が理解されれば、もっと活用したり、生活そのものが楽になる人が増えるのでは?と思う事があります。そして、その手助けができれば良いとも思っています。

それでは、見ていきましょう。

なお、こちらは、Haloの事を理解している事を前提に進めていきます。Haloについて知りたい場合は、上記のリンクをご覧下さい。

続きを読む

Haloはユーザー層にマッチしているのか

昨日は、iPhoneと繋がる補聴器、スマート補聴器のHaloについて記載してみました。スマート補聴器の先駆けであり、初めてでありながら、様々な事ができるようになっている補聴器でした。

しかし、ここで不思議に思う事があります。それは、誰もHaloを絶賛していない事です。検索しても補聴器屋、メーカーの情報ばかりで、Haloを使った感想が全くといっていいほどありませんでした。Haloは、2014年6月30日に販売開始しており、もうすぐで一年が経過します。なのに誰も「良い!」「悪い……」どころか使用した形跡すらありません。それはどういう事なのでしょうか。

実は私の中でも心配材料が一つありました。それは、使用ユーザー層に合っているか。という問題です。今回は、こちらについて私なりに思う事を記載していきます。

続きを読む

iPhoneと繋がる補聴器Haloと繋げる事でできる事

iphone-926235_640

補聴器の中には、iPhoneと繋げられる補聴器があります。その一つがスターキー社のHaloという補聴器です。アメリカに本社を置くスターキー社なだけに、iPhoneと補聴器を組み合わせられるようにし、スマート補聴器を作り出しました。

iPhoneと繋げられる補聴器として先陣をきったのは、スターキー社の「Halo」という補聴器です。この補聴器は、アメリカに本社を置くスターキーなだけあり、真っ先にiPhoneと補聴器を組み合わせられるようにし、スマート補聴器を作り出しました。

※追記:2015年9月2日、修正。申し訳ございません。iPhoneと繋げられる補聴器を真っ先に出したのは、GNリサウンド社のリサウンドLiNX(リンクス)になります。

では、このHaloは、どのような補聴器なのでしょうか。発売から幾分か過ぎ、今更感がありますが、私の方で紹介できるところを記載していきます。個人的には、iPhoneと繋げることでできる事に価値があると考えています。その点についても記載していきます。

続きを読む

Google glassから考える未来の骨伝導補聴器と市場の変化

皆さんは、Google glassというウェアラブル機器をご存知でしょうか。かなり前に2013年にアメリカで一部特殊な方々へ販売されたメガネ型ウェアラブル機器です。

このディバイスは、音声認識を利用し、動画撮影やメールの送信などができます。ウェアラブル機器というよりもネットディバイスという感覚が強いのが特徴です。

今更感がかなり強いのですが「よく考えたらGoogle glassが世に出れば、骨伝導補聴器いらなくなるかも?」と、ふと思いつきました。それはなぜなのでしょうか。今回はこれらについて、考えてみます。

なお、骨伝導補聴器について理解している事を前提に進めていきます。骨伝導とは?という方は、こちらをご覧下さい。

リンク:骨伝導補聴器の対象者とメリット、デメリット

続きを読む

BAHA骨伝導補聴器の論文から見るBAHA補聴器の効果

coffee-923431_640

聴覚医学会の論文の一部に、BAHA使用者の報告がありました。BAHAは優秀な骨導(骨伝導)補聴器ですが、あまり使用例がありません。骨導補聴器には、手術なしの骨導補聴器と手術ありのBAHA補聴器があります。

物事は、良い部分もあれば、悪い部分もあります。ここで気になるのが、使用してみた人の感想です。この部分は、誰もが気になるところです。

どちらを選択すれば良いかの判断目安として、こちらにも記載してみる事にしました。※聴覚医学会のサイトにアクセスできなくなったため、リンクは外しています。

続きを読む

小型耳かけ形補聴器RICがお勧めな人と形状によるメリット、デメリット

leek-791815_640

今現在、多く流通しつつあるのが、このRIC(リック)補聴器です。小型で、カラフルなものが多く、デザインに優れた補聴器とあり、人受けが良いのが、この補聴器の特徴です。では、この補聴器は、どのような補聴器なのでしょうか。

こちらの補聴器がお勧めな方から形状によるメリット、デメリットに関して、載せていきます。

結論

お勧めできる方の結論を記載しますと

  • ①カラフルな補聴器が良い方
  • ②こもり、響きを感じやすい方
  • ③軽度〜一部重度難聴の方

になります。

①カラフルな補聴器が良い方

こちらは、言い方を変えますと、人の目が気になる方やおしゃれな補聴器が良い方にお勧めです。小型でかつ、デザインに富んでいますので、おしゃれなものが多くなっています。カラーも多い傾向があり、デザイン重視になっているのが特徴です。

②こもり、響きを感じやすい方

補聴器を装用すると、耳が塞がった感覚、また、自分の声がこもるような低い音で響くような感覚が出ます。このような感覚が出やすい方は、RIC補聴器がお勧めです。この補聴器は、この感覚を軽減する事が容易であり、楽に調整ができます。

やりすぎると効果がない補聴器になってしまうのですが、こちらが気になる方には、お勧めです。

③軽度〜一部重度難聴の方

補聴器には、全て対応する聴力があります。RICの場合は、軽度難聴〜高度難聴、一部重度難聴までです。対応できない重度難聴の方もいらっしゃいますので、その点は、お気をつけください。

逆に言いますと、それ以外の方には、対応できる補聴器となります。

RIC補聴器の特徴

RIC補聴器とは、耳かけ形補聴器の一種です。

ric-type2

イヤホンと補聴器本体が分かれているのが大きな特徴で、イヤホンの部分が細い線で繋がっています。この部分を取り替える事で、より出力の大きいイヤホンに変えたりする事もできます。

RIC補聴器の特徴としては

  • 聴力:軽度〜一部重度難聴
  • 特徴:カラフル、デザインを意識した補聴器が多い
  • 金額:通常の耳かけ形と同様
  • 備考:お勧めしない人がいる

となります。

RIC補聴器は、カラフルなもの、デザインを意識した補聴器が多いのは事実ですが、補聴器の特性としては、耳あな形の利点、欠点+耳かけ形の利点、欠点になりますので、どちらかというと欠点が目立ちがちな補聴器です。

RIC補聴器の利点

こちらは

  • カラフルなものが多い
  • こもりを軽減しやすい

があります。こちらは、先に結論に述べた内容通りです。

RIC補聴器の欠点

こちらは

  • 保持が弱い
  • 一部の方々にお勧めできない
  • 故障しやすい
  • 補聴器の操作がしづらい

の四つがあります。

保持が弱い

この補聴器は、細いワイヤーでしか繋がれていない事、そして耳の中の装用感覚を良くするために、あまり塞がないようにしている事、これらのせいか、耳にしっかりと保持する力が弱く、補聴器が動きやすい、心もとない感覚があります。

耳の型を採取して、専用の耳せんを作る事も可能なのですが、それでも他の補聴器に比べると保持は弱い傾向があります。

一部の方々にお勧めできない

こちらの補聴器は、イヤホンがそのまま耳の中に入ります。そのため

  • 耳垢が多い
  • 耳垢が湿性
  • 耳垂れが出る

など当てはまる内容があると、耳の中に入るイヤホンが故障しやすくなったり、音がでなくなったりします。これらに当てはまる場合は、音が聞こえなくなりやすくなりますので、お勧めできません。

また、耳の中の曲がりがキツい方は、イヤホンを入れるのが難しくなりますので、そのような方も合いません。

故障しやすい

この補聴器は、耳かけ形の故障原因と耳あな形の故障原因+ワイヤーによる故障原因と壊れる要素が多い補聴器です。そのため、他の補聴器よりも故障する率が高くなります。

耳かけ形で多いのは、汗による本体の故障です。 補聴器を置く部分は、汗の流れ道となり、多くの汗が流れます。補聴器本体に汗が行きやすく、どうしてもダメージを受けやすくなります。これにより壊れやすくなります。

耳あな形で多いのは、イヤホンの故障です。ちょうど上記にあるような耳ですと耳の中に入るイヤホンが壊れやすくなりますので、これによる故障が多くなります。

そして、ワイヤーで繋がれていますので、何かの拍子にワイヤーの中の線が切れると音が出なくなります。

このように故障する要素が多いため、故障のしやすさがあります。

補聴器の操作がしづらい

補聴器の操作ですが、特に耳に装用するのが難しい傾向があります。本体を耳にかけ、イヤホンを耳の中に入れた後、最後にヒゲのようなものを耳に入れるのですが、うまく入らなかったり、変に入ったりする事が初めは多くなります。

練習すれば入りやすくなるのですが、初めは難しく、かつどの補聴器よりも難しい傾向があります。

RIC補聴器のまとめ

こちらの補聴器がお勧めできる方は、欠点を承諾し

  • ①カラフルな補聴器が良い方
  • ②こもり、響きを感じやすい方
  • ③軽度〜一部重度難聴の方

に当てはまる方です。そして、欠点が気になったり、お勧めできない内容の一部にひっかかる場合は、通常の耳かけ形の方が活用しやすくなります。

こちらの内容で、より良い補聴器が選べるようになれば幸いです。

続きを読む

しっかり理解したい防水補聴器のメリット、デメリット

hiking-shoes-617260_640

数年前から防水補聴器というものが出ました。こちらは、通常の補聴器よりも水、汗に強いというコンセプトの補聴器です。補聴器の故障は、汗、湿気といった水によって壊れる事が多くありますので、この部分に強くなる補聴器として非常に注目されています。

しかし、防水補聴器も注意が必要です。故障を引き起こすのは、水のみではありませんし、補聴器本体が壊れていなくても、故障のような症状を引き起こすことは多くあります。

今回は、防水補聴器の概要から注意点まで記載していきます。防水補聴器はしっかりと理解したうえで使用するのが最も重要です。

続きを読む

片耳が聞こえない方、誰でも対応。クロス補聴器を理解する5つの要素

person-793678_640

クロス補聴器とは、主に片耳のみ難聴で、もう片耳が普通に聞こえている方が使用する機器です。当店では、こちらの機器を扱うことが多々あり、この機器を使うことによって

  • 職場が騒がしく、音声が聞きにくい状態だったけれども聞きやすくなった
  • 飲食店でも会話がしやすくなった
  • 車の中でも話がしやすくなった

との声をいただいています。中には聞きやすくなることにより、聞こえにくいことで悩むことや耳のことで起こるトラブルが少なくなり、精神的に楽になったという方もいました。そのような効果があるのが、クロス補聴器です。

この機器は、聞こえにくい耳にくる音を聞こえる耳に転送する機器ですので、医師に補聴器は、効果がないと言われた方でも効果を得ることができます。聞こえる耳で、全ての音を聞くため、片耳が聞こえていれば、こちらで理解することができるのがこの機器の特徴です。

片耳のみ聞こえにくいことでお悩みの方からよくお問い合わせをいただきますので、こちらにて、この機器の情報提供をしていきます。聞こえにくさにお悩みであれば、ご参考にしてみてください。

なお、補聴器は、本来、耳が治療できない方が使用するものです。聞こえにくい状態で病院に行ったことがなければ、まずは、病院に行き、耳を診てもらいましょう。それで改善するのでしたら、そちらの方が良いですし、この機器をつけるより、ずっとよくなります。

続きを読む

埋め込み式骨伝導補聴器BAHAのメリットとデメリット

chicks-1159192_640

骨伝導補聴器の一種BAHAについてご存知でしょうか。BAHAは手術を行うタイプの補聴器です。手術と聞くと、怖いイメージがあるかもしれません。しかしBAHAには、手術をするだけのメリットがあります。

骨導補聴器には、一般的な骨伝導補聴器と手術形のBAHAの二種類があり、それぞれ異なる補聴器です。

今回は、この二つがどのように異なるのか、この二つのメリット、デメリットについて記載していきます。

なお、一般的な骨伝導補聴器は、こちらに記載しています。

リンク:骨伝導補聴器の対象者とメリット、デメリット

続きを読む

骨伝導補聴器の対象者とメリット、デメリット

read-515531_640

補聴器には、一般的なもの以外に、骨伝導補聴器という変わった補聴器があります。こちらは、骨を振動させて音を聞く補聴器であり、伝音性難聴と呼ばれる難聴の方にしか合いません。感音性難聴の方や伝音性難聴でも音声を聞き取る力がない方が装用しても、効果は得られませんので、注意が必要な補聴器です。

難聴の種類や耳の状態によっては活用できませんので、活用できるケース、できないケースをしっかり理解する事が重要です。

今回は、骨伝導補聴器の概要から、対象者、そして通常の補聴器と比較したメリット、デメリットについて記載していきます。

ぜひ耳の聞こえを改善させるのにお役立てください。

続きを読む

検索フォーム