2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

カテゴリー:医療

補聴器の満足度が低いのは、ひどい販売店が多い?は考えにくい

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先日、日本補聴器販売店が主催した研修会に参加し、その内容で本当に補聴器の満足度が上がるのか。と言う内容に関して、載せました。

中には、「満足度が低いのは、ひどい販売店が多いからだ」という声や「ちゃんと補聴器を調整できる人がいないからだ(ちゃんと補聴器を調整するってどう言う意味でしょう?)」と言うような疑問、投げかけをした方もいるかと思います。

私自身も考えながらやっているのですが、それに関しては、「本当にそうか?」と思うところがあります。ちゃんと補聴器を調整できる人は、ともかく(ちゃんと調整するの定義がかなり難しいのです)ひどい販売店があったとしても、全体の仕組みとして、良い販売店に案内するルートさえできていれば、そこに行かなくて済む状態になりますので、結局は、仕組みの問題になると考えています。

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日本の補聴器に関する満足度36%。クレーム件数を減らせば改善するのか?

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12月4日、一週間以上前のことですが、補聴器販売店協会が主催した補聴器販売者技能工場研修に参加しました。その際の共通認識としては、業界そのものの信用もそうですが、難聴者のQOL及び、補聴器販売に対する満足度を上げましょう。というお話でした。

で、この研修に参加した際、感じたことですが、販売店協会が考えているクレーム件数を減らせば、満足度は、上がるのか。というところに関しては、若干上がるかもしれませんが、それだけで、欧州や米国のように跳ね上がるか。と言われれば「それは正直、考えにくい」と感じています。

私自身が感じたことに関して載せていきます。

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小耳症の方は、3Dスキャンの技術でもっと良くなるのでは?というお話し

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ちょっとした昔話。そういえば過去に小耳症の方にお会いしたことがあり、形成手術もしている方にお会いしたのですが、その方は、髪を長くして耳を隠していました。今現在は、どのような形成手術をするのか、不明な部分はあるのですが、昔に手術した方は、左右の耳の大きさが明らかに異なるため、耳を隠していたんだな……と思います。

小耳症とは、なんらかの原因により、耳がうまく作られない症状をさし、いわゆる奇形と呼ばれる症状です。あえて写真などは、載せないので、気になる方は、検索していただければとは思うのですが(検索時、手術の画像も出るので、血やそのような耐性がない方はしない方がいいかも)、仮に今現在も、そのような状況なら、もっと良くなるよな。と感じることがあります。それは、3Dスキャンや3Dプリンターを使った技術です。どこかでは活用されている気がしなくもないのですが、昔話もしつつ、この時に感じたことを載せていきます。

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もし、家庭用機器で耳の聞こえが測れたら?

昨日、インスピレーションを掻き立てる良い記事を見つけました。その内容がこちらです。

リンク:子どもの体温を1秒で図る耳式スマート体温計 Kinsa Smart Ear Thermometer」

内容は、子どもの体温を一秒で測る体温計なのですが、個人的に、このような形で、耳も測れないかなぁ……と長年思っております。このように気軽に測れるようになると、難聴になる人も減るのではないかと考えているからです。さてそれは、どのような意味なのでしょうか。

今回は、私自身が思いついた事を載せていきます。

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先天性難聴の治療に関する進歩、遺伝子治療による難聴改善

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難聴の治療といえば、現在、iPS細胞が注目されています。そんな中、順天堂大学医学部にて、遺伝子治療を行い、マウスの聞こえを回復できた旨、ニュースがありました。先天性難聴の治療にまた一歩近づいたようです。

NHKのニュースによると

先天性の難聴の主な原因として知られている「Gjb2」と呼ばれる遺伝子に注目し、この遺伝子を人工的に働かなくした難聴のマウスを作り出しました。
そして、このマウスの新生児の片方の耳にだけ特殊なウイルスを使ってGjb2遺伝子が働くように遺伝子治療を行い、両耳で聞こえ方に違いが出るか脳波を調べました。
その結果、治療しなかったほうの耳は90デシベル以上の大きな音を出しても脳波に変化は見られませんでしたが、治療したほうの耳ではおよそ70デシベルで反応があり、耳の奥の「内耳」と呼ばれる部分の細胞も正常に成長していることが確認できたということです。

先天性難聴の遺伝子治療 マウスで成功 NHKニュースより引用

先天性難聴の損傷先として知られる内耳が正常に成長している事が、判明されました。これは、すごいですね。順天堂大学では、その他、プレスリリースも出しておりますので、この内容とニュースの内容をまとめていきます。

なお、NHKのニュースは、サイト内容を削除する事がありますので、早めに見ておく事をお勧めします。※4月14日、削除されました。

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iPS細胞は、本当に難聴者を幸せにしてくれるのか

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難聴の治療と言えば、iPS細胞です。補聴器や人工内耳では聞こえを補えきれないため、治る可能性が高いiPS細胞に期待がかかっています。

さて、私の方で少しiPS細胞について考えてみました。タイトル通り、本当に難聴者を幸せにしてくれるか……についてです。耳が治れば全ての事が解決するように思いますが、個人的には、少し違った解釈をしています。こちらは、最大限の恩恵を受けられる人と残念ながら受けられない人がいます。そして、難聴というのは、耳だけが関係しているわけではありません。難聴が治っても難聴だった日々は変わりません。ここが変わらないとどのような問題が起こりえるのでしょうか。

今回は、このiPS細胞について考えていきます。

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リアナ・ウェン氏 医師が開示しないことに学ぶ情報公開の重要性

リアナ・ウェン氏 医師が開示しないこと。これは、載せていいのか迷う内容ですが、あえて載せてみることにしました。

患者は、何を求めているのか、医師は、何を恐れているのか、その内容がわかるTED動画です。リアナ・ウェン氏は、医師の全ての情報を公開した方が、患者にとっても、医師にとってもいい結果をもたらすと考えているようです。個人的にも、賛成の内容です。

今回は、こちらの概要と思う事について記載していきます。

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あなたの仕事は「誰を」幸せにするかを読んで見える病院事情

あなたの仕事は「誰を」幸せにするか 北原 茂実氏 著作 を読んでみました。凄い本ですね。知らなかった事が多くあり、新しい気付きを教えてくれた本です。

社会派ブロガーであるちきりん氏のブログにのっていた事をきっかけに読んでみました。

現在の医療に関する事、医療の現状、変えるための策、どれをとっても非常に良い読み物です。

今回は、こちらの事について記載していきます。

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びっくりするほどiPS細胞がわかる本から学ぶiPS細胞

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今更感が強いですが、びっくりするほど、iPS細胞がわかる本という本を読んでみました。

びっくりするほど……かどうかは、人により差が出るところですが、個人的には、満足でした。

今までの医療と再生医療の違いやiPS細胞で治せる病気の正体がわかる本です。

今回は、こちらを読んで参考になった場所と感想を述べていきます。

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再生医療に関するTED動画、進化した医療の形

医療は、ここまで進化したのか……と唸らせるTED動画です。

アンソニー・アタラ氏 臓器を印刷する試み、タイトルからして非常に興味が湧きます。

再生医療と3Dプリンターを組み合わせた医療の形、大変勉強になりました。

アンソニー・アタラ氏は、米国にあるウェイクフォレスト大学の再生医療研究所の教授です。再生医療に関わるチームリーダーですね。

今回は、こちらの概要と感じた事を記載して行きます。

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iPS細胞で難聴は治せるのか、難聴の原因から考える治療の問題

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iPS細胞による難聴の治療。これらの技術は、実際に実現可能なのでしょうか。これらの技術は果たして、応用可能なのでしょうか。

難聴に関してある程度、知っている者からすると少々不安な部分があります。難聴になった原因が色々あれば、難聴の方の状況も人それぞれです。

今回は、iPS細胞による難聴の治療に関する問題点を考えていきます。

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iPS細胞で難聴を治すうえで考えられるリスク

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iPS細胞で、難聴を治す事ができたら、非常に喜ばしい事です。聞きにくい今を変えてくれるのなら、難聴者にとって、渡りに船であり、最も求めているものになります。

しかし、個人的には、少し気掛かりなことがあります。耳が治るのは、良いのですが、果たして本当に全ての事が解決するのか……と言われれば、わからないからです。

さて、私は、どんなところが気掛かりになっているのでしょうか。今回は、わからない点とリスクになる点を記載していきます。なお、こちらの内容は、全て生まれつき難聴の方に当てはまります。元は、難聴ではなく、何かの原因で難聴になった場合は、iPS細胞のデメリットはありません。その理由については、本内容を見れば、自ずと理解できるようになります。

それでは、見ていきましょう。

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iPS細胞による難聴の治療、一歩を踏み出したiPS細胞の現状。

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再生医療。現在、治療に関して再生医療が非常に注目されています。今から約1年半前に発表されたiPS細胞は、世界に衝撃を与えました。再生医療は、治療が難しかったものに光を与える事になりました。難聴もその一つです。

これらの発明は、どのように聴覚障害の方に有効活用されるのでしょうか。今回は、iPS細胞の概要と難聴に関する治療の現状について記載していきます。

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補聴器を使用している人は耳垢に注意しよう

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補聴器を使用していると耳垢が溜まりやすくなります。そのせいか、たまに耳が汚れすぎていると勘違いしてしまい、耳掃除を必要以上にしてしまう方がいます。耳掃除は、するとするほど、耳垢が多く分泌されるようになりますので、しすぎに注意です。

今回は、そんな耳垢に関するお話しです。こちらで、耳垢に関して学んでいきましょう。

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