2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

お使いの補聴器が聞こえにくい方の対応

すでに補聴器をお持ちであり、お持ちの補聴器を見たり、こちらの補聴器をベースに改善をお考えになる場合は、以下のサービスも行なっております。

他店でご購入になっており、自分の耳にちゃんと合っているのだろうか?今、どのような聞こえなのだろうか?または、聞きにくいと感じているケースは、総じて、ご自身の状況を目に見える形にしていないケースをよく見ます。

そのため、当店では、状況を目に見える化し、補聴器をつけている人が自分の状況を理解できるようにしています。

お使いの補聴器に対するサービス

こちらについては、

  • お持ちの補聴器の状況について調べたい
  • 現在の補聴器をベースに改善したい

の2つを行なっております。

お持ちの補聴器について調べたい

はじめにサービスの概要ですが、

  • 料金:¥3,240円
  • 測定:聴力測定、音場域値測定など
  • 対応:どのメーカー、機種でも可能
  • 備考:お客様のご要望に合わせ、測定を行なっていきます

こちらは、お持ちの補聴器に関して知りたいことをご要望に合わせて調べていきます。ご依頼で多いのは、補聴器を装用した状態について、現状どうなのか。ちゃんと合っているのか。改善できるところまで、きちんと改善できているのか。というセカンドオピニオンのような依頼です。

そのようなケースでは、耳の状態を調べつつ、補聴器を装用した状態も調べていきます。

耳の場合は、聴力測定ですが、補聴器の場合は、音場域値測定というもので調べられます。こちらは、補聴器を装用した状態で、各周波数を調べることで、現状を把握できる測定です。

今現在聞こえている数値と聴力から聞こえの改善目標値を出し、その比較をしたり、左右で補聴器を装用している場合は、その左右の聞こえも調べたりし、今現在の現状についてお伝えしています。

どのようなものも目標と現状を比較することで、より状況が理解しやすくなる。目標と同じくらいなら良いし、目標より、低い場合は、それをどう達成するか。よりどのように改善していければ良いかを考えていけば良いのだ。

どのようなものも目標と現状を比較することで、より状況が理解しやすくなる。目標と同じくらいなら良いし、目標より、低い場合は、それをどう達成するか。よりどのように改善していければ良いかを考えていけば良いのだ。

例えば、上記の図が音場域値測定で調べた図になります。▲は、補聴器を装用した状態での聞こえで、△は、補聴器なしの状態。そして、赤い△は、聴力から目標とする値になります。現状の聞こえと聴力から目標とする値がわかると、これらを比較することで、より現状を理解することができます。

なお、目標とする数値は、聴覚医学会が出している補聴器適合指針2010の内容を基準にしています。

audiology-03

(3)評価方法

ファンクショナルゲインが聴力の半分(ハーフゲイン)であるか、装用域値が1000Hzで35dB以内であればよい。ファンクショナルゲインは、低音域ではハーフゲインより少なくてもよく、高音域の利得は補聴器の性能上ハーフゲインが得られない場合がある。

評価例(図11)

補聴器適合例と適合不十分例を示した。▲印は低音及び高音部をのぞき非装用時の域値のほぼ半分のファンクショナルゲインを得ており適合例と言える。■印の場合は、ゲインが不足しており、適合不十分例といえる。

Audiology japan 53,2010 補聴器適合検査の指針(2010)聴覚医学会より引用

そのほか、私自身の経験もプラスαして、より状況を改善できる目標値を設定しています。そして、その目標値と現状を比較し、状況に関してお伝えしています。

現在の補聴器をベースに改善したい

こちらの概要ですが

  • 料金:¥5,400円(税込)+α
  • 調整:基本はフォナックのみ
  • 備考:料金は、測定、調整のみであれば、5.400円です。部品交換が入ると別途その代金をいただきます。
  • 注意:あまりにも補聴器が古い場合は、買い換えを勧める場合もあります。

となります。

他店購入の方を見てきて

まず、他店でご購入され、聞きにくさを感じているケース、ご自身の状況が合っているのかわからないケースの多くに当てはまるのは、ご自身の状況を目に見える形にして、効果を確認できるようにしていないことです。

私自身も補聴器を装用していますが、体感だけでは、補聴器で改善できるところまでまで聞こえているのか。そして、ちゃんと聴力からする目標の位置まで改善できているのかは、残念ながらわかりません。補聴器を装用してわかるのは、せいぜい音が大きい、小さいといった感覚のみであり、私自身も測定を通じて、自分の状況が良いのか、そうでないのかを確認しています。

そのため、補聴器使用時を可視化し、改善できる目標に対し、現状どうなのか。それらを確認しつつ、どう改善していったら良いかを考えていく必要があります。

それを行なっても耳が治るというところまで行かないのは、大変申し訳ないのですが、状況を明らかにし、まだ改善の余地があるところを修正していくことで、状況をより改善させていくことはできます。

改善のポイント

補聴器を調整し、改善していくポイントは、

  • 自分の聴力で目指せる改善目標値を知る
  • 今現在の自分の状況を知る
  • 体感と目標値、現状を比較し、よりよくする

の三つになります。8割り方、上記の【お持ちの補聴器について調べたい】で記載しましたが、改めて記載していきます。

自分の聴力で目指せる改善目標値を知る

まず初めに理解するのは、そもそもどこまで目指せるのか。というところになります。これは、聴力を測定することで、おおよそのあたりをつけることができます。

実際のものは、全部上記に記載している通り、聴覚医学会の補聴器適合指針(2010)プラス自分の経験も混ぜて、決めていきます。

今現在の自分の状況を知る

こちらは、今現在の補聴器の状態を調べ、現状を確認します。先ほどの目標値と現状を比較することで、どこがどう足りないのか。逆に足りているのかがわかるようになります。

こちらも実際のものは、上記の通りですね。

体感と目標値、現状を比較し、よりよくする

最後は、こちら。それぞれの数値と体感(補聴器をつけた時の音の体感)を比較していきます。

体感を入れる理由は、音を大きくした場合、日常生活で耐えられる音とそうでない音が出てくるためです。音を大きくすればするほど、全体的に音が大きく感じるようになりますので、最低限、使える状態を目指します。

耳の場合、人によって感じ方が様々ですので、中には、少し大きくしただけで、結構、大きく感じてしまうケースもあります。

そのため、目標と現状を比較する以外に、体感の部分も確認し、使える範囲内なのか。を確認することが非常に重要になります。

使える範囲内で、最も改善できる位置まで来ると大半の人は、聞こえは、良くなります。もちろん、こちらを行なったとしても残念ながら聞きにくいところは出て来てしまうのですが、補聴器でできる限りの改善を行うことができるようになります。

実際の流れ

実際の流れとしましては

  • 状況の確認
  • 改善目標と現状のご説明
  • 補聴器の調整&チェック

の三つになります。

状況の確認

各種測定を行い、まず状況の確認を行います。

基本的には、

  • 聴力測定:補聴器での改善の目標を出す
  • 音場域値:補聴器でどのくらい聞こえているのかを出す
  • 語音明瞭度:音声の理解度は、どのくらいなのかを理解する

の三つになります。状況によっては、③の語音明瞭度測定は、しないケースもあります。

改善目標と状況のご説明

各種測定を行い、状況がわかったら、

  • 改善の目標となる数値
  • 今現在の聞こえている状況
  • どのようにしたらよりよくなるのか

についてご説明します。この時、補聴器を使っている状態に関してもヒアリングしていきます。

補聴器の調整&チェック

現状を確認した後は、実際に改善を目指し、補聴器の調整をしていきます。この際、調整した後に

  • 補聴器は使える範囲内か(音が大きすぎないかなどの体感のチェック)
  • 各種測定を行い、状況の把握

をしていきます。その後、実際に日常生活上で使っていただいたり、使ってみてどうか。を試していきます。

基本的に調整は、

  • 補聴器を調整する
  • 補聴器の状態をチェックする(日常生活で使ってみる、測定するなど)

を繰り返していきます。状況にもよりますが、だいたい2〜4回ほどチェックしていき、状況をよりよくしていきます。

まとめ

基本的には、

  • 状況の確認
  • 改善目標と現状のご説明
  • 補聴器の調整&チェック

を行い、状況をよりよくしていきます。

代金は、5,400円+αとありますが、一回、一回この金額ではなく、トータルの相談料として、5,400円+αとなります。α部分は、劣化している部品を交換したり、より改善させるため部品を作った場合は、こちらも追加となります。予めご了承ください。

何度かお越しいただき、状況を確認しながらの改善となるため、少しお時間がかかるケースは、申し訳無いのですが、状況を明らかにし、できる限りの改善を行なっています。

その他のご相談も承っています

今現在、依頼いただくのは、この2つが多いのですが、その他にも依頼したいことがあれば、お問い合わせください。中には、難しいケースもあるかと思いますが、その場合は、その際にご連絡させていただきます。

ご質問や何か気になることがあればお気軽にお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

FAQ:よくあるご質問

Q 他店購入の補聴器を使用中なのですが、上記の内容に+して、語音明瞭度でのチェックもお願いしたいのですが、行っていただけますか?

A ご希望の場合は、おっしゃってください。一通り測定できますので、お調べすることはできます。

Q 他店購入の補聴器を使用しているのですが、買い替えも引き受けてくださるのでしょうか?

A ご希望でしたら、承ります。が、初めに使用されている補聴器を確認し、状況をみた上で、買い替えした方が良いのか、それとももう少しだけ今現在の補聴器を使用し続けた方が良いのか。そのような相談を行っています。

お気軽にご相談ください

聞こえにくい事でお悩みだったり、今の聞こえの状態を良くしたいとお考えの方は、一度ご相談下さい。どこに相談したら良いかわからない方も、お引き受けしています。ご希望の方は、お電話か、お問い合わせフォームより、ご連絡ください。

※当店は、完全予約制となります。大変お手数ですが、ご希望の場合は、一度ご連絡いただきますようお願い申し上げます。