【補聴器初心者向け】聞こえにくさを改善するための補聴器の手引書

このページをご覧になっている方は、聞きにくさを感じており、初めて補聴器をお考えになっている方でしょうか。それとも、補聴器を持っていて、少し聞きにくさを感じている方でしょうか。はたまた、ご家族の方(ご両親など)が聞きにくさを感じて、意思疎通がしにくい状況でしょうか。

補聴器で聞こえを改善させる場合、今現在、ある程度セオリーがあります。お悩みの方に向けて、

  • 補聴器でどう聞こえを改善させると良いのか
  • 補聴器には、どのような形状、性能のものがあるのか、その特徴
  • 補聴器を買う時、どうしたら間違いなく選べるのか

このような観点でまとめてみました。お困りのことがあれば、参考にしてみてください。

後の方には、実際に改善したお客様の例も載せていきますので、ご自身と似たような例があれば、参考にしてみてください。なんだかんだ言いまして、一番勉強になるのは、自分と似た方がどのように改善させていって良くなったのかを理解することです。もちろん、完全に同じケースは稀になってしまうのですが、参考にはなります。

という事で

  • 補聴器に関して初めてで、補聴器に関して良く知りたい
  • 実は、使っていて少し聞きづらさを感じている
  • 実際に今、困っていて補聴器に関して調べている

という方は、参考にしてみてください。

目次

聞こえを改善させるための全体像

まず、補聴器で聞こえを改善させる全体像です。この点は、補聴器で耳を良くするためのポイントのまとめだと思っていただければ構いません。

基本的に全体像は、このようになります。はじめに耳の状況を把握し、自分の耳を補える選択肢を理解し、その後、各補聴器で改善させる際のポイントを理解します。

そして、ご自身に合う補聴器の形状や性能の違いを理解し、最後に、どのようになっていれば良いかを理解できれば、誤ることは、できる限り低くなるはずです。

実際には、補聴器の販売員、もしくは、医師と相談しながら改善していく部分もありますので、その部分まで含めてしまうと、なんとも言えないのですが、要点を押さえておけば、改善は、大丈夫です。

自分の耳の状況を把握する(測定結果の見方)

まずはじめに理解しなければならないのは、耳の状況を把握することです。メガネを作る前に一度も視力測定をしないで作る人はいないように、補聴器で改善していく際も、どのような耳の状況なのかを調べ、その方の状況を改善できるようにしていきます

補聴器で確認する要素は、

  • 耳の聞こえ(各周波数別の聴力)
  • どのくらい音声を理解できるか(語音明瞭度)

の2つになります。特にどのくらい音声を理解できるかを調べるのは、耳を補う選択肢の部分に大きく影響する重要な要素です。

耳を補う選択肢について理解する

補い方とは、どのように補聴器で耳を補ったら良いか。という部分になります。補聴器には、両耳に補聴器をつけたり、片耳のみ難聴の方には、特殊な補聴器であるクロス補聴器を選択したりします。何が言いたいかと言いますと、耳の状況によって選択する補聴器そのものが、異なるという事です。

耳の状況に関しては、細かく分けても

  • 両耳とも同じくらい聞こえにくいケース
  • 片耳のみ聞こえにくいケース
  • 両耳とも聞こえにくく、左右の聞こえが異なるケース

のたった3つしかありません。ここでは、大きく分けて、両耳が聞こえにくいケースと片耳のみ聞きにくいケースの2つに関して、補い方をまとめていきます。

測定方法に記載した通りですが、補聴器で改善を試みる方は、大半が感音性難聴です。中には、補聴器の適性が低いケースもありますので、耳の状況により補聴器の補い方が異なります。ご自身に当てはまるケースをみてみましょう。

一般的な補聴器で改善する

さて、こちらは、補い方をご覧になり、両耳とも補聴器を装用して改善していく、もしくは、片側のみ補聴器を装用して改善させていく場合に当てはまるものです。

このケースでは、聞こえの改善度が、調整(どこまで聞こえさせるか)>形状≧性能の順に重要、かつ影響を受けます

補聴器で改善させる場合、どこが重要なのかを理解する

補聴器の基本として理解しておきたい部分をまとめたものが、こちらです。具体的には

  • 補聴器での改善の現状
  • 聞こえを改善させる上で、どの部分が聞こえのベースになるのか
  • 自分の耳を補える補聴器の見つけ方

の3つに関して、まとめています。

補聴器の形状による違い、特徴を理解する

補聴器の形状にはいくつか種類があります。

  • 選ぶ際のポイントとなる部分
  • 形状によって聞こえは異なるのか?

など、気になる部分をまとめてみました。

形状は、補聴器を決める要素の一つであり、扱いやすさや使いやすさに影響する重要な部分です。

補聴器の性能による違い、特徴を理解する

補聴器を決める要素には、形状と性能があります。

  • 性能が良いとどうなるの?
  • やっぱり性能が良いと聞こえやすいの?

というような疑問に感じる部分も含めて、性能に関する内容をまとめてみました。

補聴器で一番重要な調整と改善目標値を理解する

こちらは、補聴器の調整になります。補聴器の調整は、聞こえの改善の8割に匹敵する大変重要な部分です。改善させる上でポイントとなるのは、補聴器を装用した感覚だけでなく、客観的な評価も交えながら調整や評価、状況を確認していくことです。補聴器は、補う目標を決めて調整していきます。

補聴器の適合について理解する

最後にどのような状態であれば良いのか。それについては、以下の通りです。

補聴器の調整に関しては、上記に紹介した通りで、それ以外の確認要素もあります。

特例ケース(珍しいケース)における改善の考え方

両耳とも難聴だと仮定して、補聴器で補っていくケースで特例となるのは、両耳とも聞こえにくく、かつ、左右で聴力が異なるケースです。

このケースにおいては、ちゃんと左右別々に補聴器を装用した効果を確認し、左右の音のバランスを取りながら、改善していかないと、片側だけ聞きにくい、本当にこの耳は聞こえているの?となってしまいます。その改善ポイントについては、以下をご覧ください。

クロス補聴器を装用して改善

片耳のみ聞こえにくく、その耳の聴力が大きく低下していたり、音を入れても歪んで聞こえる、言葉が言葉として聞こえない。このような場合は、クロス補聴器という機器を装用して聞こえを改善していきます。

クロスの場合、聞こえの改善の貢献度は、形状≧調整>性能の順になります。それぞれ見ていきましょう。

クロス補聴器の基本とどこが聞こえの効果におよぼすのかを理解する

まずは、クロス補聴器の全体像です。

  • クロスの基本部分
  • どのような方に適応するのか
  • クロス補聴器の改善度
  • クロス補聴器の効果優先度

これらについて記載していきました。こちらで基本的な部分は、理解できるようになっています。

クロス補聴器の形状(組合わせ)による違いを理解する

こちらでは、形状についてまとめて見ました。クロス補聴器には、形状のほか、その形状の組み合わせというものがあります。そして、その組み合わせにより、聞こえの効果が異なります。

私自身、実際にクロス補聴器の販売もしているのですが、この部分が性能以上に効果や聞こえを左右する傾向を感じます。

クロス補聴器の性能による違いを理解する

クロス補聴器の性能に関して、まとめてみました。補聴器には、主に3つの性能の部分があります。この部分の機能により、金額も変化します。

クロス補聴器の適合に関して理解する

最後は、クロス補聴器の適合です。基本的には、使える状態であれば、大丈夫です。その点をまとめてみました。

バイクロス補聴器で改善

バイクロス補聴器とは、両耳とも聞こえにくいけれども片耳の聞こえが大きく低下している方に有効な機器です。聞こえの効果に関しては、調整>形状>性能になり、一般的な補聴器とクロス補聴器の特性を兼ね備えた特殊な機器です。

なお、以下は、バイクロスというよりも左右で聞こえが異なるケースを対象とし、どのように改善したら良いのかを含めた上で、記載していきます。重要なのは、どの補聴器を買うかではなく、どのように改善したら良いかを知ることになります。

バイクロス補聴器の対象者と聴力が左右異なる方の選択肢を理解する

まず、はじめに理解していかなければならないのは、耳の状況で、かつ、どのような選択肢があるのか。という部分です。こちらでは、

  • それぞれの最良の選択肢
  • 選択肢別の効果

の2つをまとめてみました。

バイクロス補聴器の基本と聞こえに貢献するポイントを理解する

バイクロス補聴器の場合、一般的な補聴器の特性とクロスの特性、両方が入りますので、その2つを合わせて改善していけると良い状況になりやすくなります。もし、こちらが合いそうなら、理解しておきましょう。

バイクロス補聴器の形状による違いを理解する

バイクロス補聴器で使える形状の特徴と組み合わせに関して載せてみました。バイクロス補聴器は、調整も重要ですが、形状によっても大きく聞こえの効果が変化するため、非常に重要な要素になります。

バイクロス補聴器の性能による違いを理解する

バイクロス補聴器の性能は、一般的な補聴器と同様になりますので、こちらをご覧ください。

バイクロス補聴器で重要な調整と改善目標値を理解する

バイクロス補聴器の調整は、主に一般的な補聴器と同じです。補聴器は、聞こえを改善させる目標値を定め、そこを目指しつつ、日常生活上でも使用できる音量に調整していきます。

バイクロス補聴器での適合について理解する

バイクロス補聴器の適合は、一般的な補聴器の適合と変わりません。こちらについては、以下の通りです。

実際の改善例(ケーススタディ)

こちらは、実際に補聴器で改善させた例になります。各難聴や状況別にまとめてみましたので、ケーススタディとして、ご活用ください。

実際の改善例のリンク先では、

  • この耳、聴力の改善のポイント
  • どこまで改善させたか
  • どのような補聴器を選んだのか(形状など)

これらに関して記載しています。

聞こえにくいケースには、

  • 両耳とも同じくらい聞こえにくいケース
  • 片耳のみ聞こえにくいケース
  • 両耳とも聞こえづらく、左右で聴力が異なるケース

の3つがありますので、それぞれ分けて記載していきます。

両耳とも同じくらい聞こえにくいケースの改善

両耳とも聴力低下するケースで、かつ、両耳とも同じような聴力になるケースは、

  • 生まれつき両耳とも難聴
  • 老人性難聴になり、聞きにくくなるケース
  • 原因不明の感音性難聴のケース(病気になり聴力低下するケース)
  • 改善が難しい特殊なケース

の4つがあります。この4つに関して別々に改善例を載せていきます。両耳とも聞こえにくくなるケースは、色々とあり、かつ、耳の状況も様々ですので、ご自身に合うものがあれば、参考にしてみてください。

なお、基本的にこの4つの改善方法は、同じです。全体的に見たい場合は、両耳とも聞こえにくいケースの改善症例集、全体をご覧ください。こちらに今まで改善した方々の例をまとめています。

生まれつき両耳とも難聴

生まれつき両耳とも聞こえにくいケースは、人によって大きく聴力や耳の状況が異なりますので、耳の状況を把握しつつ、改善していくことが重要になってきます。

両耳とも軽度〜中等度難聴で聞きにくさを感じていたケース

こちらの方は、生まれつき聞こえにくい状況でしたが、学生の頃は、強く聞きにくさを自覚したことはなかったため、そのまま来られました。しかし、就職してから聞きにくさを感じることが増えたため、ご相談をいただいたケースとなります。

両耳とも補聴器の適合があったため、両耳装用し、できる限り、よくしたケースです。

詳細は、 両耳とも軽・中等度難聴の方を補聴器で改善した事例にまとめています。

両耳とも軽度〜中等度難聴で聞きにくさを感じていたケース②

元々、他のお店で補聴器のご相談をしていたようですが、うまく改善されず当店へ。状況の確認をしてみますと、片耳しか使用されておらず、騒がしいところや装用していない側からのお話などがわかりにくい状況でした。

両耳とも補聴器の適合があるため、両耳とも補聴器を装用し、できる限り、改善しました。

詳細は、原因不明の感音性難聴で軽・中等度難聴の方、補聴器で改善にまとめています。

老人性難聴

老人性難聴は、加齢によって聴力低下することを一般的に指します。こちらのケースも耳の状況は、多彩に渡りますので、耳の状況をしっかりと確認することが重要になります。

両耳とも軽度・中等度難聴のケース

主に職場で聞きにくさを感じるようになったことから、ご相談いただいたケースになります。両耳とも補聴器の適性がありましたので、両耳とも補聴器を装用し、聞こえにくさを最大限、減らせるようにしました

詳細は、【職場で聞きやすく】老人性難聴で聞きにくくなった方を補聴器で改善にまとめています。

高音から急に聞こえが低下しているケース

もともと補聴器をお持ちだったようですが、うまく聞こえないことから、使用せず。しかし、ご家庭でも聞きにくさで、意思疎通が難しかったり、仕事の際も、聞きにくさに困ることがあるため、ご相談に来られました。

耳の状況を把握すると、両耳とも補聴器の適合があったため、両耳に補聴器を装用し、改善させていきました。

詳細は、【非常に聞きやすくなった】高音急墜形感音難聴の方を改善させましたにまとめています。

原因不明の感音性難聴

こちらの原因不明の感音性難聴とは、元々は、聞こえていたけれども、何らかの病気により、聴力低下したケースで、原因が明らかになっていないものを指します。原因不明の感音性難聴の場合は、聴力低下の程度から耳の状況まで、幅広く、人によって様々です。

そのため、耳の状況をしっかり把握した上で、改善を行なっていく必要があります。

両耳とも異なる病気により、聴力低下したケース

 

こちらの方は、片耳が突発性難聴、そして、もう片耳は、原因不明の難聴になり、聴力低下した方になります。このようなケースは、あまり見かけないのですが、中には、このような方もいます。

耳の状況を調べた際、幸いにも、両耳とも補聴器の適性があったため、両耳装用して、なるべく聞きにくくならないよう改善しました。

詳細は、 【全体的に聞きやすく】両耳とも中等度難聴の方を補聴器で改善しましたにまとめています。

中音域〜高域にかけて急に聞こえが低下しているケース

原因不明の聴力低下により、仕事や日常生活まで困ることが増えてきたことから、ご相談をいただいたケースになります。耳の状況を把握すると、両耳とも補聴器の適合があったため、両耳に補聴器を装用し、改善させていきました。

詳細は、【職場で人とのやりとりがしやすく】軽・中等度難聴の方の改善を補聴器にて行いましたにまとめています。

改善が難しい特殊なケース

聞こえを改善させにくい特殊なケースに関してもまとめていきます。それについては、

  • 低音障害型感音難聴
  • 高音急墜型の聴力の方
  • 谷型の聴力

の3つです。谷型の聴力は、まだ書ける症例がありませんので、残りの2つに関して載せていきます。

なお、こちらの内容は、難しいからといってすぐに諦めるのではなく、今現在の技術で、できる限りのことを行う。という思考で書いています。

低音障害型感音難聴のケース

低音障害型感音難聴とは、低い音が聞こえづらくなっており、音が高くなるに連れて聴力がよくなる形をしている聴力型です。

こちらの聴力の場合は、ちゃんと聞こえにくさが改善されるのかを調べながら改善していくことが必須となります。

こちらの方は、他店で補聴器を購入になっていましたが、聞きにくさを感じており、そのため、当店へご相談へ来られました。耳や補聴器の状況を確認しつつ、聞こえの改善を行い、できる限り、聞きにくくならないようにしていきました。

詳細は、【実例】低音障害型感音難聴の方を補聴器で改善した方法にまとめています。

高音急墜型の聞こえの方

高音急墜型の聴力とは、ある部分から墜落するように急降下する聴力です。聞こえる部分とそうでない部分の差が非常に大きく、補聴器での改善も限定的になりがちです。

数年前に補聴器のご相談を他店で行い、購入したようですが、聞こえにくさの改善がほとんどできておらず、使用していない状況でした。しかし、現状困ることがあり、当店へご相談いただいたケースです。

聞こえているところと聞こえにくくなっているところの差が非常に大きく、ちゃんと聞こえの改善ができているのかを測定を通じて、改善していくことが何よりも重要になる聴力型です。そして、幸いにも両耳とも補聴器の適性があったため、両耳装用し、なるべく聞こえにくくならないように改善していきました。

詳細は、「今まで聞きにくかった人の声が聞きやすくなった」両耳、中・高度難聴の方の改善を行いましたにまとめています。

片耳のみ聞こえにくいケースの改善

片耳のみ聞こえにくいケースには、

  • 生まれつき片耳のみ難聴のケース
  • 突発性難聴により、聴力低下したケース
  • ムンプス難聴で、聞きにくくなったケース
  • 聴神経腫瘍で聴力低下したケース
  • 外リンパ瘻になり、聞きにくくなったケース

主にこれらがあります。それぞれ、少しずつ傾向が異なりますので、それらをみていきましょう。

なお、全体的に見たい場合は、片耳のみ難聴の改善例まとめをご覧ください。今まで改善した方々の例を載せています。

生まれつき片耳のみ難聴

生まれつき片耳のみ難聴のケースでは、耳の状況が多彩に分かれます。片耳のみ聞こえにくい場合、改善方法に、クロス補聴器を使う、聞こえにくい耳に補聴器を使う、の2つがあります。それぞれの耳の状況を調べ、より良い選択をできるようにしていく必要があります。

片耳が全く聞こえないケース

こちらは、片耳が全く聞こえないケースになります。聞こえない側から話されたり、会議など、四方から音がくる環境下では、聞きにくさを感じてしまい、その点に関してお悩み中でした。

耳の状況を調べた結果、片耳は、非常に重い難聴であることがわかり、補聴器では改善がほとんどできないことから、クロス補聴器で改善させていきました。

詳細は、【聞きにくい側からの話がわかりやすく】生まれつき左耳が聞こえない方をクロス補聴器にて改善しましたにまとめています。

片耳が中等度難聴のケース

こちらは、片耳が中等度難聴のケースになります。学生の頃は、聞こえにくいことに少し困りつつもなんとかできたようですが、社会人になり、就職後、なかなか工夫だけでは、聞きにくさを改善することが難しい状況でした。そのため、当店へお越しになりました。

耳の状況を調べてみると、中等度の難聴で、かつ明瞭度はある状態でした。このような場合、補聴器の適合がある状態なのですが、両方とも試聴したのち、クロス補聴器の方が効果が高いとのことで、クロス補聴器で最終的には、改善させていきました。

詳細は、生まれつき片耳難聴(中等度難聴)の方、クロス補聴器で改善しましたにまとめています。

突発性難聴

突発性難聴により、聴力低下したケースは、多彩な状況になりますので、耳の状況をしっかり把握し、どのように改善させたら良いかをちゃんと考えていくことが重要になります。

全く聞こえなくなってしまったケース

こちらの方は、右側が突発性難聴により、全く聞こえなくなってしまった方になります。主に職場でのやり取りから、日常生活上でも聞きにくことで、不便を感じている状態でした。

聴力が非常に重い場合は、補聴器での改善がほとんどできませんので、クロス補聴器で改善させていきました。

詳細は、【生活の質が明らかに上がった】突発性難聴になった耳をクロス補聴器で改善しましたにまとめています。

中等度難聴で、補聴器で補える耳だったケース

こちらの方は、左側が突発性難聴により、聴力低下してしまった方になります。周囲が騒がしくなったり、聞こえない側から話されるとわからないことが増え、主に職場での聞き取りが難しくなってきたことから、ご相談に来られました。

耳の状況を調べてみますと、補聴器の適性はあるようでしたので、左耳は、補聴器を装用して改善しました。

しかし、実際には、クロス補聴器、補聴器の2つを比較した上で、どちらが良いか。選定できるようにして、決めていきました。

詳細は、突発性難聴(中等度難聴)の方、補聴器で改善を行いましたにまとめています。

中等度難聴ほどだが、補聴器の適合が難しいケース

突発性難聴により、聴力低下したケースで、幸いにも中等度までの難聴で止まった方になります。しかし、聞きにくい側から話されたりするとわからなかったり、会議など、四方から音を聞かなければならない環境だと困ることがあり、ご相談に来られました。

聴力が中等度難聴くらいであれば、補聴器で補える範囲内になります。しかし、中には、音を大きく入れられるようにしても、音声の理解に繋がらない耳もあります。

こちらの方は、耳の状況を調べてみた結果、補聴器の適合が難しいことがわかりました。そのため、クロス補聴器で改善させていきました。

詳細は、【聞きにくい側の音声が理解しやすく】突発性難聴、片耳中等度難聴の方をクロス補聴器にて改善しましたにまとめています。

音が歪んで聞こえるケース

こちらの方は、左側が突発性難聴になり、聴力低下の他、その耳側から聞こえてくる音が、歪んで、響いて聞こえるようなってしまったケースです。

このように音を感じる器官そのものが、異変を感じる場合は、その状態を大きく増幅させると不快な感覚を増幅することにつながります。そのため、クロス補聴器で改善させていきました。

詳細は、【音が歪む】突発性難聴の方、クロス補聴器で改善をしましたにまとめています。

ムンプス難聴

ムンプス難聴は、おたふく風邪にかかり、低確率で発症する難聴です。主に片側のみに発症し、かつ、高度の難聴を発します。そのため、ほとんどのケースで、補聴器では、補いにくく、クロス補聴器という変わった機器で改善させます。

こちらの方は、幼少の頃、右側がムンプス難聴により、全く聞こえなくなってしまった方になります。主に職場で聞きにくさを感じており、打ち合わせや会議、そのような囲んでお話する際に、聞きにくさを感じやすい状況でした。

聴力を調べてみたところ、右側は、全く聞こえておらず、全く聞こえない場合は、補聴器での改善ができないことから、クロス補聴器で改善させていきました。

詳細は、【席を気にしなく】ムンプス難聴の方、クロス補聴器で改善しましたにまとめています。

聴神経腫瘍

聴神経腫瘍により、聴力低下するケースには、腫瘍ができたときに聴力低下するケースや手術をした後に聴力低下するケースなど、様々です。そして、どちらも補聴器では、補いにくいケースが多いです。

こちらの方は、聴神経腫瘍摘出手術後、全く聞こえなくなってしまった方になります。腫瘍は、取り除かないと命に関わることがあるため、ある意味、仕方がない部分でもあります。

全く聞こえなくなった場合、補聴器で改善させても、まず効果が望めませんので、クロス補聴器で改善していきました。

詳細は、聴神経腫瘍摘出により聞こえなくなった方、クロス補聴器で改善しましたにまとめています。

外リンパ瘻

外リンパ瘻により、聴力低下するケースは、低い音は、まだ少し聞こえる傾向があり、中音域あたりから、ほとんど聞こえない状態になることが多いです。このような聴力の方は、補聴器での効果は、ほとんど得られないため、クロス補聴器で改善していきます。

こちらの方は、外リンパ瘻になってしまい、右耳がほとんど聞こえなくなってしまった方になります。職場が少しざわざわしたところで、かつ、聞こえない右側から話されることも多々あり、その状況をよくしたいとのことでした。

このような聴力の場合、補聴器での効果は、まず望めませんので、クロス補聴器で改善していきました。

詳細は、 【仕事場で聞きやすく】左側片耳難聴の方、クロス補聴器にて改善しましたにまとめています。

左右で聞こえが異なる聴力のケース

耳の場合、聴力低下が左右とも異なることがあったり、複合型、例えば、老人性難聴と別の病気で聴力低下したりなど、複数のものが合わさることがあります。

基本的には、

  • 生まれつきの難聴
  • 老人性難聴
  • 突発性難聴

などにみられます。

左右の聴力が異なるケースでは、どのくらい左右で聴力差があるのか。そして、聴力が下がっている耳側は、補聴器で補えるのか。そうでないのか。という部分一つ一つ確認しながら、最良の方法を見つけていく必要があります。

仮にこちらに当てはまる場合は、症例を全体的にみて、聴力や耳の状況別にどう補えば良い結果が得られているのか。その点に注意してみてみましょう。

なお、左右の聴力が異なるケースの改善症例集に、今まで改善した例はまとめています。

生まれつきの難聴

生まれつきの難聴の場合、様々なケースが考えられますので、耳の状況を把握しながら、改善をしていきます。

生まれつき難聴で、左右の聞こえが異なるケース

こちらの方は、生まれつき聞きにくい状態で、医師に相談するものの、改善方法は、ないとのことで、今まで、そのままにされてきました。しかし、職場で聞きにくい側から話された時に困ってしまったり、騒がしいところでのお話に困ってしまうことが増えてきてしまったため、ご相談に来られました。

耳の状況を把握し、右側は、聴力低下が重く、かつ聞こえる左側も少し低下していることから、バイクロスという少し変わった機器で、改善させていきました。

詳細は、職場で聞きにくさを感じていた方、バイクロス補聴器にて改善しましたにまとめています。

老人性難聴

老人性難聴の場合、老人性難聴+別の病気にかかってしまい、聴力低下したり、元々の老人性難聴で、変化したりもあります。こちらも様々なケースが考えられる状態です。

左右で聴力が異なり、かつ片側が補聴器適合しないケース

他店で補聴器を購入されたのですが、聞こえは、よくなく、もう少しよくなる方法はないか。そのために、当店へご来店いただきました。

元々両耳に装用していたようですが、聴力が下がっている右側は、測定をしてみると、補聴器で効果を得にくい耳だということが判明。そのため、バイクロス補聴器という少し変わった機器で、できる限り、聞きにくさを改善しました。

詳細は、【お持ちの補聴器より聞きやすく】軽・中等度難聴の方、バイクロス補聴器で改善にまとめています。

左右で聴力が異なるけれど、補聴器で補えるケース

両耳とも補聴器を使用されており、こちらも他店で補聴器を購入された方になります。しかし、特に右側からの聞こえが悪くお悩みの方でした。

耳の状況から補聴器の状況まで全て確認してみますと、補聴器で右側が補えていないだけなのでは?ということがわかり、左右とも補聴器の聞こえを確認しつつ、最良の状態へ改善していきました。

詳細は、【以前の補聴器より聞きやすく】左右で聴力が異なる方、補聴器で改善しましたにまとめています。

片耳、老人性難聴、片耳、突発性難聴により、聴力低下したケース

右耳は、老人性難聴により、低下してしまい、左側は、突発性難聴により、ほぼ聞こえなくなってしまった方になります。他のお店ではじめご相談していた様ですが、あまりうまくご相談ができず、より改善を求め、当店へお越しになりました。

耳の状況が特殊なため、色々と調べながら、補聴器を合わせていき、まだ聞こえやすい右側のみに補聴器を装用し、改善させていきました。

ご本人様のアンケート。

ご本人様のアンケート。

ご家族様(娘様)のアンケート。他のお店では、相当苦労されたご様子……。より良くできて、本当に何よりでした。

ご家族様(娘様)のアンケート。他のお店では、相当苦労されたご様子……。より良くできて、本当に何よりでした。

詳細は、【より聞きやすく】片耳、老人性難聴、片耳、突発性難聴の方、補聴器で改善しましたにまとめています。

突発性難聴

突発性難聴の場合、基本的に片耳のみ低下することが多く、左右で聞こえが異なるケースは、異なる聴力低下の原因をもつ複合型であることが多いです。その場合、それぞれの耳の状況を理解しながら改善していく必要があります。

片耳、突発性難聴、もう片耳メニエール病のケース

こちらの方は、左耳が突発性難聴により、全失聴。そして、その後、右耳は、メニエール病になってしまい、さらに聴力低下したケースになります。

主に左側からの聞こえにくさの改善をするため、クロス補聴器を選定後、バイクロス補聴器として調整し、聞こえを改善させたケースになります。

詳細は、突発性難聴により聞きにくくなった方、バイクロス補聴器にて改善しましたにまとめています。

改善例のまとめ

上記には、改善例をまとめてみました。難聴になるおおよそのケースは、載せてみましたので、恐らくいくつか参考になる部分があったのではないかと思います。珍しいケースは、対応し次第、随時、載せていこうとは思っています。

なお、一つ注意があるのですが、本来、耳を改善させる場合、基本的に、

  • 耳の状況を把握する
  • それに合った補聴器、及び補えるもので改善する

という順になり、病名が先ではなく、耳の状況が先です。お気付きの方もいるかと思うのですが、同じ病名でも耳の状況が異なるというのは、よくあります。

その点に注意して、参考にしていただければと思います。

なお、これ以外にも見たいという方は、お客様の難聴改善集よりご覧ください。こちらに症例がまとめられています。

補聴器を使用する

こちらでは、補聴器を使用することによって起こることや使い方などを載せていきます。

補聴器から聞こえる音

さて、補聴器をつけるとどのような事が起こるのでしょうか。こちらについてまとめてみました。補聴器をつけると色々な音が聞こえるようになります。

操作&機能を使う

補聴器には、いくつか機能があります。

慣れる

補聴器を装用すると今までの音の感覚が変化します。音を聞き、慣れるにはどうしたら良いか。それについてまとめてみました。

使ううえでの注意

補聴器は様々なものの影響を受けます。

買う時のQ&A

こちらでは、あくまでも買う場合に関する内容をまとめていきます。

補聴器は、どのくらい使えるものですか?

補聴器を使用していく上で、維持費はどのくらいかかりますか?

補聴器購入後は、そのままで良いのですか?

補聴器に保証はありますか?

補聴器の貸出はどうなんですか?

補聴器は紛失しそうなのですが、どうなんでしょうか?

補聴器購入後のアフターケア

こちらは、補聴器を購入した後のお話しです。主にメンテナンスや自分でケアする事、守る事などが入ります。

メンテナンス

補聴器には定期的なメンテナンスが必要です。3ヶ月〜6か月に1度は、行うことをお勧めします。ただし、自分でもできることはあります。

自分でケア

補聴器はケアする事も大切です。補聴器のケアをすれば最終的にご自身が困る回数を減らせます。

異常&不調を感じたら

補聴器を使い続ければ、不調や異常を感じる事もあります。わからない場合は、素直に補聴器販売店へ相談しましょう。