2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ

東京都墨田区で補聴器の販売をしている難聴者のブログ。補聴器や耳に関する事を書いています

感情を理解するロボット「pepper」聴覚障害者にもたらす物とは

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ソフトバンクが開発した感情を理解するロボット「pepper(ペッパー)」この発明は聴覚障害者にとって何を意味するのでしょうか。

孫社長は、Twitterにて、手話通訳機能の搭載を検討されている事も明らかにしました。

聴覚障害者のバリアフリーの実現に欠かせない手話通訳。

今回は、peperの作り出す世界の可能性について考えていきます。

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小型耳かけ形補聴器RICがお勧めな人と形状によるメリット、デメリット

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今現在、多く流通しつつあるのが、このRIC(リック)補聴器です。小型で、カラフルなものが多く、デザインに優れた補聴器とあり、人受けが良いのが、この補聴器の特徴です。では、この補聴器は、どのような補聴器なのでしょうか。

こちらの補聴器がお勧めな方から形状によるメリット、デメリットに関して、載せていきます。

結論

お勧めできる方の結論を記載しますと

  • ①カラフルな補聴器が良い方
  • ②こもり、響きを感じやすい方
  • ③軽度〜一部重度難聴の方

になります。

①カラフルな補聴器が良い方

こちらは、言い方を変えますと、人の目が気になる方やおしゃれな補聴器が良い方にお勧めです。小型でかつ、デザインに富んでいますので、おしゃれなものが多くなっています。カラーも多い傾向があり、デザイン重視になっているのが特徴です。

②こもり、響きを感じやすい方

補聴器を装用すると、耳が塞がった感覚、また、自分の声がこもるような低い音で響くような感覚が出ます。このような感覚が出やすい方は、RIC補聴器がお勧めです。この補聴器は、この感覚を軽減する事が容易であり、楽に調整ができます。

やりすぎると効果がない補聴器になってしまうのですが、こちらが気になる方には、お勧めです。

③軽度〜一部重度難聴の方

補聴器には、全て対応する聴力があります。RICの場合は、軽度難聴〜高度難聴、一部重度難聴までです。対応できない重度難聴の方もいらっしゃいますので、その点は、お気をつけください。

逆に言いますと、それ以外の方には、対応できる補聴器となります。

RIC補聴器の特徴

RIC補聴器とは、耳かけ形補聴器の一種です。

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イヤホンと補聴器本体が分かれているのが大きな特徴で、イヤホンの部分が細い線で繋がっています。この部分を取り替える事で、より出力の大きいイヤホンに変えたりする事もできます。

RIC補聴器の特徴としては

  • 聴力:軽度〜一部重度難聴
  • 特徴:カラフル、デザインを意識した補聴器が多い
  • 金額:通常の耳かけ形と同様
  • 備考:お勧めしない人がいる

となります。

RIC補聴器は、カラフルなもの、デザインを意識した補聴器が多いのは事実ですが、補聴器の特性としては、耳あな形の利点、欠点+耳かけ形の利点、欠点になりますので、どちらかというと欠点が目立ちがちな補聴器です。

RIC補聴器の利点

こちらは

  • カラフルなものが多い
  • こもりを軽減しやすい

があります。こちらは、先に結論に述べた内容通りです。

RIC補聴器の欠点

こちらは

  • 保持が弱い
  • 一部の方々にお勧めできない
  • 故障しやすい
  • 補聴器の操作がしづらい

の四つがあります。

保持が弱い

この補聴器は、細いワイヤーでしか繋がれていない事、そして耳の中の装用感覚を良くするために、あまり塞がないようにしている事、これらのせいか、耳にしっかりと保持する力が弱く、補聴器が動きやすい、心もとない感覚があります。

耳の型を採取して、専用の耳せんを作る事も可能なのですが、それでも他の補聴器に比べると保持は弱い傾向があります。

一部の方々にお勧めできない

こちらの補聴器は、イヤホンがそのまま耳の中に入ります。そのため

  • 耳垢が多い
  • 耳垢が湿性
  • 耳垂れが出る

など当てはまる内容があると、耳の中に入るイヤホンが故障しやすくなったり、音がでなくなったりします。これらに当てはまる場合は、音が聞こえなくなりやすくなりますので、お勧めできません。

また、耳の中の曲がりがキツい方は、イヤホンを入れるのが難しくなりますので、そのような方も合いません。

故障しやすい

この補聴器は、耳かけ形の故障原因と耳あな形の故障原因+ワイヤーによる故障原因と壊れる要素が多い補聴器です。そのため、他の補聴器よりも故障する率が高くなります。

耳かけ形で多いのは、汗による本体の故障です。 補聴器を置く部分は、汗の流れ道となり、多くの汗が流れます。補聴器本体に汗が行きやすく、どうしてもダメージを受けやすくなります。これにより壊れやすくなります。

耳あな形で多いのは、イヤホンの故障です。ちょうど上記にあるような耳ですと耳の中に入るイヤホンが壊れやすくなりますので、これによる故障が多くなります。

そして、ワイヤーで繋がれていますので、何かの拍子にワイヤーの中の線が切れると音が出なくなります。

このように故障する要素が多いため、故障のしやすさがあります。

補聴器の操作がしづらい

補聴器の操作ですが、特に耳に装用するのが難しい傾向があります。本体を耳にかけ、イヤホンを耳の中に入れた後、最後にヒゲのようなものを耳に入れるのですが、うまく入らなかったり、変に入ったりする事が初めは多くなります。

練習すれば入りやすくなるのですが、初めは難しく、かつどの補聴器よりも難しい傾向があります。

RIC補聴器のまとめ

こちらの補聴器がお勧めできる方は、欠点を承諾し

  • ①カラフルな補聴器が良い方
  • ②こもり、響きを感じやすい方
  • ③軽度〜一部重度難聴の方

に当てはまる方です。そして、欠点が気になったり、お勧めできない内容の一部にひっかかる場合は、通常の耳かけ形の方が活用しやすくなります。

こちらの内容で、より良い補聴器が選べるようになれば幸いです。

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意外と知られていない補聴器メンテナンスのメリット

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補聴器屋が行う補聴器メンテナンス。それは、どんな価値があるものなのでしょうか。そして、どんなものがあるのでしょうか。私自身が思うのは、意外にもメンテナンスのメリットが伝わっていないように感じています。補聴器は、耳が治らない限り、長く使用していく事になる機器。そのため、メンテナンスも重要になってきます。

こちらでは、メンテナンスの利点について記載すると共に、どのようなメンテナンスがあるのかも記載していきます。少しでもメンテナンスについて理解されれば、幸いです。どんなものも悪くなる前に見てもらうのが最も被害が少ないですし、困る前に、対策が打てます。さらに、補聴器が活用できている事も確認できます。ここにメンテナンスの良さがあります。

では、見ていきましょう。

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FM機器は、故障していない?気をつけたい仕様の事

FM機器とは、主に児童が使用する補聴器の聞こえを拡張させる機器です。送信機、受信機に分かれ、送信機のマイクに話しかけると直接音声が補聴器に伝わり、非常に良く聞こえるようになります。この機器は、補聴援助システムとも呼ばれています。

高い聞こえの効果を持つFM機器は、使い方を誤ってしまうと故障のような症状が出ます。故障かも!?と思ってもそれは、故障ではなく扱い方の問題だった……という例は、いくつかあります。

今回は、故障のような症状が出る例から、どんな仕様があるかを記載していきます。こちらを見ておくとFM機器を扱う際にも、より活用できるようになるでしょう。

なお、補聴援助システムには、FM機器の他、Rogerという通信機器があります。基本的には、同じ機器ですので、この機器についても記載していきます。何も記載していない場合は、FM機器とRogerは、同様の症状が出るとお考えください。別の症状が出るものだけ、FM機器、Rogerと分けていきます。

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FMの故障症状一覧、当てはまる人はすぐに修理しよう

FM機器といえば、補聴器の聞こえを拡張してくれる機器です。現在、お子さんが使用するケースが多く、学校での授業や日常でも活用している子もいます。別名、補聴援助システムとも呼ばれます。

補聴器にも故障があるようにFM機器にも故障があります。では、どのような故障があるのでしょうか。今回は、こちらの故障内容について記載していきます。当てはまるものがあれば、すぐに補聴器屋さんへ持っていきましょう。早めに修理すれば、それだけ早く使えるようになります。

なお、FM機器の別にRogerという補聴援助システムがあります。こちらも基本同様ですので、Rogerを持っている方も同じようにお考えください。また、補聴器の故障については、含んでいませんので、その点はご注意ください。

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こんな症状が出れば補聴器の故障!すぐに修理しよう

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補聴器の故障には、どのようなものがあるのでしょうか。そして、どのような場合に修理依頼するのが良いのでしょうか。補聴器を装用すると聞こえの世界が広がります。装用し始めは「これは何の音?」「こんな音が聞こえるんだな」と様々な音が聞こえる事に気が付きます。しかし、中には、それは、周囲の音ではなく、故障する事によって聞こえている音である事もあります。

今回は、補聴器の故障をまとめると共に症状別にどこが原因であるか、どんな原因が考えられるかも記載していきます。当てはまる症状があれば、補聴器屋さんへ持っていきましょう。補聴器で重要なのは、活用できる状態をキープする事です。

なお、こちらでは、あくまでも故障した場合に限ります。補聴器には、故障していなくても故障したように感じる症状はたくさんありますので、その点にもご注意ください。

リンク:補聴器を修理に出したのに異常がない?の改善方法

それでは、見ていきましょう。

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補聴器を修理に出したのに異常がない?の改善方法

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補聴器には、補聴器本体に異常がないのに関わらず、故障したような症状が出ることがあります。これには、音が止まる事から、音が小さくなる、変な音がするものまで様々です。

では、何が原因でそのような事が起こるのでしょうか。そして、これらの予防方法、改善方法は、ないのでしょうか。

今回は、故障ではない故障の改善方法、予防方法について記載していきます。こちらの内容で、少しでも補聴器が活用できるようになれば、幸いです。

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日本補聴器販売店協会の補聴器修理延長保証サービスは、損?得?

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日本補聴器販売店協会では、修理延長保証サービスを行っています。

補聴器を使用するにあたり、長く使用するなら故障は避けられません。耳に関しては、治療が難しいため、今後も長く補聴器を使用していくことになります。

では、この修理延長保証サービスは得なのでしょうか、それとも損なのでしょうか。

今回は修理に関する事と修理延長保証サービスについて考えていきます。

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補聴器を使用している人は耳垢に注意しよう

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補聴器を使用していると耳垢が溜まりやすくなります。そのせいか、たまに耳が汚れすぎていると勘違いしてしまい、耳掃除を必要以上にしてしまう方がいます。耳掃除は、するとするほど、耳垢が多く分泌されるようになりますので、しすぎに注意です。

今回は、そんな耳垢に関するお話しです。こちらで、耳垢に関して学んでいきましょう。

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通信販売、ヤフーオークションで補聴器を購入するのは失敗の元

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最近、通信販売やヤフーオークションで補聴器を売買しているサイト、あるいは、人をちらほら見かけるようになりました。通信販売やヤフーオークションは、安値で購入できるところが魅力的ですが、補聴器の場合、致命的な弱点が存在します。

そのため、通信販売、ヤフーオークションで補聴器を購入するのは、失敗の元となります。どんな事があったとしても自分自身に合う補聴器は、通信販売、ヤフーオークションで手に入る事はありません。

では、なぜそんな事が言えるのでしょうか。その理由について、記載していきます。補聴器は、その人の耳の聞こえに合わせる機器です。そして、その聞こえは、千差万別であり、同じ聞こえの方は、ほとんどいません。ここがポイントになります。

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補聴器を守るために知っておきたい影響を受ける機器

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補聴器を使用する上で、注意点がいくつかあります。

補聴器は、周囲の磁場や電磁波に影響を受ける性質を持っており、外さなければ補聴器が壊れるところも存在します。

今回は、補聴器をはずす場所、はずさない場所に加え、特定の条件下になるとノイズがするなど、特殊な例をあげていきます。

外さないと壊れるところは、その間だけでも補聴器を外しましょう。これらの内容で、より補聴器に関する理解が深まれば幸いです。

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快適にすごすために重要なイヤモールドの洗浄と洗い方

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耳かけ形補聴器を使用されている方にとって、欠かせない存在の一つがイヤモールドです。

毎日使用しているイヤモールドは、耳の中に入れるだけあって、汚れやすい部分です。耳垢が湿った体質の方は、特に汚れやすい傾向があります。

汚れたまま使用し続けると菌が繁殖しやすく、かゆくなることがあります。このような場合、強烈なかゆみが出ることがあり、かゆみに悩まされる場合もあります。これらの事を防ぐためにもイヤモールドを洗う事は大切です。

今回は、イヤモールドの洗浄方法についてまとめていきます。

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故障原因の元?電池のショートについて理解しよう

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補聴器の音が止まる原因の一つに電池のショートがあります。電池がショートしてしまうと補聴器本体に電気が行かなくなりますので、結果的に音が出なくなります。

この症状は、汗をかきやすくなる夏の時期によく起こり、夏の時期ではなくとも汗が補聴器内部に侵入すれば起こる症状です。汗を抑制する事はできませんので、これらの事になった際、どのように対応するかを知っておくことが重要です。

今回は、電池のショートについて記載すると共に、解決策も記載していきます。しっかりと理解し、同様の症状が合った場合、改善できるようにしておきましょう。

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しっかり理解したい防水補聴器のメリット、デメリット

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数年前から防水補聴器というものが出ました。こちらは、通常の補聴器よりも水、汗に強いというコンセプトの補聴器です。補聴器の故障は、汗、湿気といった水によって壊れる事が多くありますので、この部分に強くなる補聴器として非常に注目されています。

しかし、防水補聴器も注意が必要です。故障を引き起こすのは、水のみではありませんし、補聴器本体が壊れていなくても、故障のような症状を引き起こすことは多くあります。

今回は、防水補聴器の概要から注意点まで記載していきます。防水補聴器はしっかりと理解したうえで使用するのが最も重要です。

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故障を減らすために知っておきたい補聴器の空気穴

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補聴器は、電池を入れる事によって動きます。補聴器に使用している電池は、空気電池です。空気電池とは、空気を取り込む事によって発電する少し変わった電池です。

補聴器の空気電池は、空気を取り込む仕組みが補聴器に施されているからこそ、空気電池で動作するようになっています。この穴が塞がれると空気が電池にいかなくなり、うまく発電しなくなってしまいます。

今回は、この補聴器の空気穴について記載していきます。こちらを理解しておくと補聴器の誤作動が減るようになります。

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補聴器を守る汗カバー、使用上の注意

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補聴器の故障の原因になる汗。こちらをいかに防ぐかで、補聴器を適切に使用できるか、できないかが決まります。

補聴器の部品(アクセサリー)には、汗が補聴器内部に侵入するのを防ぐ、汗カバーというものが存在します。補聴器本体を綿、布でできたカバーで覆い、汗をかいてもカバーが吸収してくれる仕組みです。

しかし、汗カバーは装用方法を間違えてしまうと、かえって故障を誘発する事に繋がりかねません。

本格的な夏が来る前に汗カバーの概要と注意点を見ていきましょう。

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補聴器を小型化して得られたメリットとデメリット

補聴器の小型化。これには、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。補聴器は、技術が上がってくるにつれ、補聴器そのものの性能が上がると共に、形状まで小さくなってきました。

では、形状や性能が上がる事により、どのようなメリットがあるのでしょうか。こちらでは、補聴器の小型化について、利点、欠点を広く捉えていきます。

補聴器は、小型化する事で、より良い補聴器を提供できるようになってきました。しかし、その一方、気をつけなければならないところもあります。今回は、小型化について見ていきましょう。

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聞こえに左右差がある場合に有効な補聴器の合わせ方

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左右の聴力に差がある耳の補聴器選択はどのように考えるのでしょうか。ここでは、私自身が考えていたことを記載していきます。聴力に差があるパターンは、意外に多く、悩みやすいケースです。どれが正解……というのはありません。調整方法、補聴器の選択方法を知ることは、自身の引き出しを多くする事ができます。結果として、補聴器選択に余裕ができれば、この上ありません。

考えるポイントは、聴力によって変化します。こちらの内容が調整に少しでも役立てば、幸いです。

では、見ていきましょう。※基本、両耳装用を基準に考えていきます。

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アイセンスマイクロ有効活用例、補聴対象者の拡大

アイセンスマイクロという機器をご存知でしょうか。

補聴器メーカーのPhonak Japanより発売されている少し変わった機器です。主には、FM機器の聞こえチェックに使用されている機器ですが、現在、聞こえには問題ないけれども特定の場所で聞きづらい方に有効であると注目を浴びています。

今回は、そんなアイセンスマイクロとその有効症例について記載していきます。

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片耳が聞こえにくい方へ送る、聞こえを改善させる方法

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片耳が聞こえにくい方にとっては、どのような補聴方法があるのでしょうか。

この片耳とは、片側は聞こえに問題ないけれども、もう片方の耳が聞こえにくい場合、両方とも聞き取りにくいが片方がより聞き取りにくい場合があります。片耳が聞こえにくい……にも色々種類があります。

これらのケースには、クロス補聴器、バイクロス補聴器と呼ばれる補聴器を装用することで、聞こえが良くなる可能性があります。

今回は、片耳が聞こえにくい方への補聴方法を記載すると共に、クロス、バイクロス補聴器が有効なケースに関して記載していきます。

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運営者:深井 順一

自己紹介

聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつき難聴者である事、補聴器の販売を行っている事、この二つの視点で、ブログを書いています。Webには、補聴器や耳の情報が少ない事から、ブログを通じて、情報提供をしています。運営者については、こちら。お問い合わせは、contactよりどうぞ。運営している店舗は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅より徒歩3分のところにあります。
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