補聴器の選定

こちらでは、当店が行なっている補聴器の選定に関して記載していきます。まず、当店で行なっているご相談は、以下の通りです。

お店では、補聴器の特徴について説明しつつ、実際に試聴しながら補聴器の選定を行っていきます。なお、以下のものは、一般的な補聴器が対象となります。クロス補聴器については、クロス補聴器の選定をご覧ください。

補聴器の選定

補聴器を選定する場合、説明する内容としましては

  • 合う補聴器
  • 形状による違い
  • 性能による違い

の3つになります。はじめに補聴器の全体的な説明として合う補聴器に関して、説明し、形状による違い、性能による違いなども説明していきます。

合う補聴器

合う補聴器の定義は、人によりますが、当店では「現状の聴力に対し、改善できる目標値まで補える補聴器」としています。

補聴器の場合、聴力を改善させる目標となる数値が存在します。

例えば、上記のような中等度難聴の聴力だとしますと、赤い△が補聴器を装用した時に目指したい聞こえの改善値です。この目標となる部分は、聴力によって変化するのですが「ここまで改善できると良い」という数値まで目指せるものをはじめに選定していきます。

補聴器の基本となる部分や目標値に関して説明しつつ、耳を補える補聴器を当店では、選定していきます。

形状による違い

その次にご説明するのは、形状です。聴力より合う補聴器はわかるのですが、それだけでは、数多くのものが対象となりますので、絞り込みをしていきます。

基本的に形状には、主に耳にかかるもの、耳の中に入れるものの2つがあります。聴力により対応できるものが異なりますが、こちらが耳にかけるタイプの補聴器で

こちらが耳あな形の補聴器です。

これらの違いに関して説明しつつ、お客様のご希望を伺い、実物をみたり、試聴しながら、どれがよいかを決めていきます。

性能による違い

補聴器には、形状の他、性能もあります。

補聴器の性能には、上記の通り、主に

  • 音を調整する機能
  • 騒がしい中での聞き取りをなるべく低下させない機能
  • 快適性をあげる機能

の3つがあります。それぞれの機能のレベルにより、補聴器で得られる聞こえも値段も変わります。

なお、補足をしますと、補聴器の基本となる聞こえの部分は、どれだけ聞こえを補えているかであり、補聴器の性能は、音を調整する機能の一部にしか反映されません。

例えば補聴器を装用した状態を可視化するツールがあるのですが、上記の図の△が補聴器なしの状態、▲が補聴器ありの状態です。赤い△は、聴力改善の目標値で、聴力により変化します。補聴器の基本となる聞こえは、▲の部分がどれだけ上にあるか(見方は、聴力測定と全く同じです)で決まります。

補聴器の聞こえは、聴力から目標値とする数値まで聞こえるようになっているのか。どの位置まで聞こえが改善できているのかにより決まります。どちらかというと性能以上にどこまで聞こえを改善させるかの部分により、聞こえやすさが決まります。

試聴しながら決めていくスタイル

当店では、補聴器ごとの違いから、基本となる聞こえの部分と性能による違いの部分まで説明し、どのようなタイプの補聴器が良いのか。試聴し、どれが良いのか。これらを相談しながら決めています。

実際に製品を見てみたり、耳に試聴することで、様々なことがわかります。当店では、試聴しながら、補聴器を決めていくスタイルで対応しています。