オーデオP(パラダイス)は、2021年12月半ばに販売されたRICタイプの補聴器になります。
こちらの補聴器は、ボタン電池形と充電形の2つがあり、この2つで、性能および金額が変化します。
こちらのページでは、主にボタン電池形のオーデオP(パラダイス)について、ご紹介します。
オーデオP(パラダイス)の概要
- 発売:2020年12月15日頃
- 聴力:軽度〜高度難聴まで
- 形状:小型が多い
- 種類:RIC(リック)タイプ
- 金額:@182,000〜538,000円
- 保証:2年間。※P90のみ3年間
- 特徴:耳に使用した時の閉塞感がなく、目立ちにくい補聴器
- 色合:7種類
- 電池:PR41電池(約65〜90時間)、PR48電池(約100〜150時間)
補聴器名 | 金額(税込) | チャンネル ※1 | 抑制機能 ※2 | 指向性機能 ※3 |
オーデオP90 | 片耳:538,000 両耳:1,076,000 | 20ch | ||
オーデオP70 | 片耳:382,000 両耳:764,000 | 20ch | ||
オーデオP50 | 片耳:272,000 両耳:544,000 | 16ch | ||
オーデオP30 | 片耳:182,000 両耳:364,000 | 12ch |
※1、チャンネルとは、補聴器を調整する際にどれだけ周波数別に細かく分けられているか。の数値です。多いと、それだけ、細かく調整しやすくなります。
※2、抑制機能とは、聞こえを改善した後に気になりやすい音や抑制しても問題ない音を抑制し、快適性を高めてくれる機能です。
※3、指向性機能とは、騒がしい中でもなるべく音声が邪魔されない様に支援してくれる機能です。
性能表は、こちらの通りです。どの補聴器にも、いくつか性能があり、オーデオP90、P70……とグレードが分かれていきます。
適応聴力は、だいたい、このぐらいで、軽度難聴の方から、高度難聴の方まで、対応できる補聴器です。
補聴器のカラーは、この7種類からお選びいただく事ができます。
こちらの形状は、主にこのような形になっています。
小型の補聴器で、耳の裏にかけても、基本的には、目立たないような形をしています。
こちらは、ボタン電池型になりますので、こちらに電池を入れ、電源をONにして、補聴器を使います。
音量の操作や音の操作は、このボタンでできるようになっています。
オーデオPボタン電池形の形状の種類
ボタン電池型に関しては、大きく分けると、このような種類があります。
簡単に記載しますと、電池の持ちは、よくなるけれども、形状が少し大きくなるのか、それとも形状が小さくなる代わりに、ちょっと電池の持ちが悪くなるのか。
言い換えれば、電池の持ちを重視するのか、小ささ、目立ちにくさを重視するのか。どちらを選ぶか。になります。
以前のオーデオM(マーベル)との変化
以前のオーデオM(マーベル)との変化は、エコノミークラスでも、チャンネル数が、12chになった事です。
このチャンネル数は、補聴器を調整する際に根幹となる部分で、12chほど、あれば、基本的な調整ができるようになります。
以前のマーベルは、一番下が8chでしたが、今回から、もう一番下のものでも、基本的な聞こえの改善ができるような状態になりました。
そこが大きな違いです。
実際には、これ以外にも変更点は、多々あるのですが、これが、一番大きな変更ですね。
オーデオP(パラダイス)のまとめ
こちらでは、簡単にオーデオP(パラダイス)のボタン電池形に関して、お話させていただきました。
この補聴器から、一番下のランクのものでも、しっかりと基本的な聞こえの改善は、できるような製品設計になってきました。
以前は、価格を抑えたものだと、チャンネル数が低くなり、調整がしづらい事により、聞こえの改善を諦めなければならないところも、あったのですが、それが、十分なチャンネル数が搭載されるようになり、より、聞こえの改善がしやすくなりました。
それが、このオーデオP(パラダイス)の電池形の特徴になります。