充電型補聴器オーデオM-R(RIC補聴器)

充電型のM(マーベル)シリーズが、このオーデオM-Rになります。

今現在、充電型の補聴器も徐々に増えてきており、充電型の場合、電池が不要になりますので、その点の楽さ。そして、電池周りによる故障が減り、耐久性も上がりやすくなります。

こちらでは、充電型補聴器オーデオM-Rの概要、特徴から合わない人までまとめていきます。

オーデオM-Rの概要

  • 聴力:軽度〜高度難聴まで
  • 形状:準小型サイズ
  • 種類:RIC(リック)タイプ
  • 金額:162,000〜502,000円
  • 保証:2年間、※M90のみ3年間
  • 特徴:耳に使用した時の閉塞感が少なく、充電式で、楽に使用できる
  • 色合:9種類
  • 充電:3時間でMAX、30%充電:30分、50%充電:60分
  • 備考:連続使用時間、〜18時間
補聴器名金額(税込)チャンネル
※1
抑制機能
※2
指向性機能
※3
オーデオM90-R片耳:502,000
両耳:992,000
20 ch
オーデオM70-R片耳:382,000
両耳:752,000
16 ch
オーデオM50-R片耳:272,000
両耳:532,000
12 ch
オーデオM30-R片耳:162,000
両耳:312,000
8 ch

※1、チャンネルとは、補聴器を調整する際にどれだけ周波数別に細かく分けられているか。の数値です。多いと、それだけ、細かく調整しやすくなります。
※2、抑制機能とは、聞こえを改善した後に気になりやすい音や抑制しても問題ない音を抑制し、快適性を高めてくれる機能です。
※3、指向性機能とは、騒がしい中でもなるべく音声が邪魔されない様に支援してくれる機能です。

性能表は、こちらの通りです。どの補聴器にも、いくつか性能があり、オーデオM90-R、M70-R……とグレードが分かれていきます。

カラーは、こちらの通り、9種類あります。

目立たせる。というよりも肌の色や髪の色を意識し、自然に魅せられるような色が多いです。

全種類の色を用意し、実際の感覚を感じることができるようにしています。
全種類の色を用意し、実際の感覚を感じることができるようにしています。

当店の場合は、実物のカラーを用意し、選びやすくしています。

写真写りと実物の色は変わってしまいますので、なるべく現物の色に近いもので、選べるようにしています。

対象聴力

この補聴器が補える聴力は、このようになります。軽度〜高度難聴までが、この補聴器の対象者です。

さらにこの補聴器が合いやすい聴力型に関しては、このように低い音が聞こえており、高い音が聞こえづらい方になります。

このような聞こえの場合、補聴器を装用すると、自分の声が大きく聞こえたり、自分の声が内側で強く響く感覚を感じやすかったりするのですが、その感覚を軽減しやすくなります。

どのような補聴器でも、この感覚は、感じるのですが、その不快な感覚を軽減しやすいのが、この補聴器の特徴です。

充電型補聴器、オーデオM-Rとその使い方

この補聴器の形は、このようになっており、文字通り、充電して使う補聴器になります。

充電する際は、このような充電専用のケースがありますので、その中に差し込み、充電します。

補聴器の電源は、この部分を長押しして、電源ON。そして、電源OFFを使い分けます。

さらに音量を上げる場合は、この部分を押して、音量をあげたり、逆に下げたりする事ができます。

音量は、自由に変えられると、うるさいと感じた時に音を下げる事ができ、かつ、聞きにくい。と感じた時に音を上げる事ができます。

この補聴器は、比較的、自由に音を操作したり、自分なりに音を変える事ができるようになっています。

なお、充電時間に関しては、だいたい30分の充電で30%(4〜5時間使えます)60分の充電で、50%(8時間ぐらい使える)、3時間でMaxで、16時間ほど、使えるようになっています。

それが、この充電型のオーデオM-Rになります。

充電型補聴器の注意点について

ここで念のため、充電型の補聴器の注意点に関して、まとめていきます。

その注意点とは、

  • 充電を繰り返すとバッテリーが減りやすい
  • 必ず、充電するサイクルを作る

の2つです。

充電を繰り返すとバッテリーが減りやすい

どのような充電機器もそうですが、充電を繰り返すと、1日あたりに使用できる時間が、徐々に減ってきます。

この点は、スマートフォンを使っている方であれば、よく感じている事だと思います。

ですので、この補聴器も充電を繰り返すと、徐々に1日で使用できる時間が少なくなってくる傾向があります。

明らかに保ちにくくなった。と感じた場合は、補聴器の修理で、中のバッテリーを交換する事ができますので、修理に出すことも検討する必要があります。

なお、バッテリー交換代は、5,000円になります。

※補聴器の修理は、非課税になります

※バッテリーの交換は、メーカーに送って修理するため、7日〜10日ほど、補聴器を預かる必要があります。

必ず補聴器の充電サイクルを作る

充電型補聴器の欠点は、充電しながら補聴器を使う事ができない点にあります。

今現在、充電型の製品は、たくさんありますが、身近なものを一つあげさせていただくとすると、スマートフォンが充電して使う製品ですね。

ただ、スマートフォンは、仮に充電されていなくても、充電しながら使う事ができるため、別に充電が切れても、充電しながら使えば事足ります。

しかし、この補聴器は、そうはいきません。

充電しながら使う事ができないため、仮に使っている最中に切れた場合は、耳から補聴器を外して充電する必要があります。

ですので、充電型の補聴器を使う場合、必ず充電する習慣。補聴器を使い終わったら、充電して、必ず充電しきる事が大事です。

本当は、充電しながら補聴器を使えるようになったりだとか、連続使用時間が、30時間ぐらい。1度、充電し忘れたぐらいなら大丈夫。という状態であれば、良いのですが、まだ少し短いので、そういったところには、注意をする必要があります。

充電型補聴器、オーデオM-Rの特徴

こちらでは、この補聴器の良いところをまとめていきます。

良いところは、

  • 電池が不要になる
  • 補聴器の耐久性が上がる(ちょっと壊れにくくなる)

の2つがあります。

電池が不要になる

充電式になる。という事で、真っ先に浮かんでくるのが、こちら、電池がいらなくなる。という部分です。

電池がいらなくなる。という事に関しては、単純に電池を交換する必要もなければ、電池を買う必要もなくなる。という事でもあります。

補聴器を使っている方であれば、経験があるかと思いますが、これは、電池を買い忘れていて、慌てて、予備の電池を買う。みたいな事がない。という事ですね。

これが1つ目です。

補聴器の耐久性が上がる(ちょっと壊れにくくなる)

2つ目は、補聴器の耐久性が上がる。という事です。

今まで補聴器の電池は、空気電池。というものを使っていました。

なので、補聴器自体を密閉する事ができず、どうしても汗や湿気。そういったものの影響を受けやすい状態でした。

初めての方やご存知ない方のために少しお話ししますと、補聴器の電池というのは、空気(厳密には、酸素)を取り込んで、発電するようになっています。

ですので空気電池。と呼ばれています。わかりやすいですね。

ということは、当然ではありますが、電池が発電し続けるには、どこかから空気(厳密には、酸素)を取り込まなければなりません

それをしないと、電池が発電できなくなってしまうからです。

今までの電池式の補聴器を見てみると、空気を取り込むための小さな穴が空いていたりします。

しかし、このような穴があると、今度は、そこから汗や湿気が入り込み、電池に影響したり、電池を錆びさせたり、など、色々な事が起こりやすくなります。

そこで、充電池にすれば、充電池は、酸素を取り込む必要がないため、補聴器自体を密閉させる事ができます。

そうすれば、中に故障原因が入り込みにくくなる事により、故障しづらくなる。という事になります。

この点により、故障そのものが少し少なくなります。

これが2つ目ですね。

どんな人に合う?

まとめると

  • 電池が不要になる
  • 補聴器の耐久性が上がる(ちょっと壊れにくくなる)

この2つがありますので、単純に電池が不要になる事による楽さ、それを希望する方にオススメです。

充電型補聴器、オーデオM-Rが合わない方

良い部分もいくつかあるのですが、やはり賛否両論で、合わない方、あまりオススメできない方もいます。

それは、

  • 操作が不安な方
  • あまり充電型にメリットを感じない方

の2つです。

操作が不安な方

一番は、操作自体が不安な方です。

上記の通り、充電型補聴器は、充電がしっかりできないと補聴器を使うことすらできません。

ですので、できれば、補聴器を使わせてもらい、しっかりと操作ができるのか。問題なく使えるのか。というところを経験できると良いです。

当店の場合は、実際に補聴器を貸出し、日常生活上で使ってみて、操作に関して、大丈夫か。問題なく使えるか。を確認させていただいた後に販売しています。

仮に少し不安な方は、使わせてもらうか、あるいは、別の補聴器にした方が良いかもしれません。

あまり充電型にメリットを感じない方

充電型補聴器は、充電さえしっかりサイクルを作れれば、良い補聴器になります。

しかし、今までの補聴器でしっかり使えていたり、あるいは、充電し忘れたり、しっかり充電できていなくて、補聴器を使えない事による不安な部分が強い方の場合は、あまりオススメしません。

今後、充電後の連続使用時間に関しては、徐々に伸びてくるかとは思いますが、充電し忘れた時のリスクを心配される場合は、従来の電池型の補聴器の方がまだ使いやすかとは思います。

充電型補聴器、オーデオM-Rのまとめ

こちらは、充電型の補聴器によるメリット、デメリットがあります。

充電型になると、耐久性が上がり、壊れにくくなる事と電池を購入しなくて良い楽さがあります。

ただ、今現在は、充電し忘れたり、充電したと思ったら、充電できてなかった。という時に補聴器が使えない。という事も起こる可能性があります。

さらに今現在は、補聴器を使いながら充電することはできないため、少し充電ができるまで、待つ必要があります。

こういった際も全然待てる人は、良いのですが、中には、しっかり聞こえていないと不安。という方もいるかと思います。

そのような方には、この補聴器は、あまりオススメしません。

どのような製品にも良いところがあれば、悪いところがあります。

あくまでも補聴器は、ご自身が使ってみたい。これだったら良さそう。と感じた補聴器を使うことが大切です。

以上、充電型補聴器、オーデオM-Rでした。