ロジャー・FM・通信機器

FM、Rogerを購入するときは、維持費も考えよう

FM機器、Roger機器は、補聴器の聞こえを拡張してくれる優れた機器です。しかし、金額が高く、手に入りにくいのが問題視されています。また、自立支援法で支給される可能性があるとはいえ、まだまだ支給される率は低く、一部の方しか手に入りません。

そんなFM、Roger機器ですが、さらに気をつけなければならないことがあります。

それは、タイトル通り、維持費に関することです。

修理金額

フォナックの通信機器で見てみましょう。

修理金額は、修理する場所により、異なります。しかし、FM、Rogerの場合、ノイズが入る、音が入らないといった症状の場合、送信機、あるいは受信機そのものが故障している可能性が高くなります。この場合、そのものの中身を交換することとなり、このケースの場合にかかる修理費用は、送信機(インスパイロ)、36,700円、受信機(一体型受信機)27,600円です。

送信機の定額は、128,000円です。もしお子さんだった場合こども割引(フォナック社が提供している割引18歳以下の場合に適応されます)が適用され108,800円になります。こちらを÷3すると、36,266…となり、2回を超えて壊れると購入した金額以上に維持費がかかります。

受信機の定額は、92,000円です。もしお子さんだった場合こども割引(フォナック社が提供している割引18歳以下の場合に適応されます)が適用され78,200円になります。こちらも÷3すると、26,066…となり、送信機同様2回を超えて壊れると購入金額を上回る維持費が必要になります。。

Roger及び、FM機器の耐年度は、補聴器と同じく5年です。5年間で3回壊れると購入金額以上に修理金額(維持費)がかかります。このように通信機器は維持費がかなりかかりますので、この点も考慮する必要があります。

なお、フォナックの場合、修理保証期間が購入時より2年間あります。

電池使用量の増加

FM機器及び、Roger機器は、通常の3倍電力を消費します。言い換えれば、今までの電池代が3倍必要になることを示しています。ただ、常時使っているわけではありませんので、実際は、2~2.5倍くらいになります。その分、負担する金額が増えます。

通信機器の取り扱い

修理について言えることは、取り扱いに注意するぐらいですね。受信機の方は、なるべく乾燥剤の中に入れてあげてください。そして、電池蓋の部分は開いた状態にして入れます。送信機の方は、特にすることがありません。強いていうなら、ぶつけないように気をつけることくらいです。

とはいえ、FM機器、Roger機器は、補聴器以上に壊れやすい機器です。やることをしているなら、あとは割り切りましょう。

結論は

通信機器を購入する場合、購入金額よりもトータルで見た方が良いでしょう。特に購入時ぎりぎりですと、維持することができなくなってしまいます。これらのことも考えたうえ、購入を検討しましょう。

通信機器の場合、購入金額同等の維持費がかかると考えたほうが良いと思っています。

あとがき

通信機器について記載してみました。あまり考えない方がいるかもしれない……と思い、記載しました。修理金額が高いこと、そして壊れやすいことが重なって、金額がかさみやすい部分です。個人的には、この部分までしっかり考える必要があると思っています。

ABOUT ME
深井 順一
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者で補聴器を使っている事、補聴器の販売を行っている事、この二つの視点で、ブログを書いたり、補聴器のご相談をしています。書いている人の詳細は、こちら、東京都墨田区、都営浅草線本所吾妻橋駅より徒歩2分のところに、お店を開いています。
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