ふら〜っとネットサーフィンしていましたら、このような記事を見つけました。
リンク:おおさかの市民パワー:サイレントボイス 声使わず伝え合う 聴覚障害者の意思疎通学ぶ 20代が設立 /大阪
Twitterでも流したのですが、あちらは、流れてしまいますので、記録しておくため、Webサイトにも載せておこうと思います。
内容は、聴覚障害のご両親から生まれた健聴の方が、培ったコミュニケーション方法を企業向けに教えるビジネスをされているようです。聴覚障害のご両親から様々な事を学び、その学んだ事を活かして事業にしているのだとか。中々ない発想ですね。すごいです。
Webサイト:サイレントボイス
伝え方は様々
サイレントボイスさんのサイトを見て思うのは、伝え方にうまく価値を置いて、事業にされている事です。その伝え方を利用した研修がデフコミュニケーションなのでしょう。ジェスチャーがうまくなれば、確かに言葉でお話しするよりもイメージがしやすく、さらに強いメッセージ性を伝えられる可能性もあります。
その点に関しては、勉強させられました。私にない発想をしていた点ですごいと感じています。何といいますか、価値の作り方が上手ですね。
視覚は世界共通
実は、視覚というのは、世界共通なんですよね。例えば、以下の写真に写っているのは、何でしょうか。
そう金魚ですね。夏の風物詩として有名な金魚です。日本で過ごしている方であれば、一度は、夏のお祭りで、金魚すくいをした方は、いらっしゃるのではないでしょうか。その有名な金魚になります。世の中不思議なもので、誰が見てもこれは、金魚だと言うんですね。表現方法が異なるだけでです。
世界では、金魚の事をこのように表現しているようです。※こんな風に表現しているという事がわかるだけで構いません。
※金魚 Wikiより引用
ここをよ〜く考えてみると、視覚というのは、世界共通である事がわかります。使っている言葉、住んでいる国によって、表現方法が異なるだけであり、全く同じものを指している事がいえます。また、表情に関しても同じですね。誰でも怒った表情、困った表情は、言葉にしなくてもわかるのではないでしょうか。物、表情など、見えるものは、世界共通であり、感じ方も世界共通なのだと思います。これは、すごい事ではないでしょうか。
そこをうまく利用したのが、サイレントボイスさんだと、私は思っています。視覚というものは、全て同じであり、それをどの言語で表現するかは、人により異なりますが、視覚で表現できれば、言語は関係なくなります。これも一種の伝え方であるとも言えます。この発想は、私にはなかった発想でしたので、本当にすごいと思っています。
あとがき
何やら不思議な事業をしているな……と初めは見ていましたが、よ〜く考えてみると、うまい価値の作り方をしている事がわかります。全ては伝え方であり、その伝え方に価値を置いている事業なのだと理解できました。初め、全く価値に気が付きませんでしたので、不思議な気分でしたが、わかるとすっきりしますね。
何より、伝え方というものに関しては、案外需要があるのかもしれません。プレゼンテーション、日々のコミュニケーションのちょっとしたアクセント、表現方法の仕方、磨けば磨くほど、もしかしたら便利な伝え方、実は言葉で伝えるよりも効率よく伝える方法などがあるのかもしれません。その可能性についても見る事ができました。
そして「伝え方」という価値を気付かせてくれた事に感謝ですね。
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