働く

様々な視点で物事が見れるようになる「武器としての交渉思考」

最近読んだ本の中でダントツに凄まじい本があります。それは、武器としての交渉思考という本です。この本の内容は、タイトル通り、交渉思考にフォーカスしており、個人的には、参考になる事ばかりでした。交渉といえば、日々の日常でも常に行われている事です。人間関係を円滑にするためにも、必要な思考では?という事で、のせていきます。

結論

初めから結論を書きますと、参考になったのは、

  • 交渉は相手の利害に焦点を当てる
  • 適切に物事を理解するバトナ

の二点です。

交渉は相手の利害に焦点を当てる

交渉は相手の利害に焦点を当てるというと普通過ぎるかもしれません。しかし、意外にこちらができている方は、少ないのでは?と思います。大抵の人は、自分の都合に関して言い、交渉というよりも、自分の都合の押し付け合いが多いのではないのでしょうか。それでは、交渉というテーブルにすらつけません。

こちらの本の中には、デモ活動に関して、記載させれていました。就活デモに関する事では、以下の内容が出てきます。

みなさんのなかには就職活動中の学生もいるはずです。就活デモに対して親近感を覚えた人もいるのではないでしょうか。

なぜ彼らはデモを行ったのか?

彼らの多くも就職自体をしたいわけで、採用活動そのものをやめろといっているわけではない。しかし、企業が実施している現状の募集スタイルに対して、異議があるわけです。

私が考える、就活デモの問題点を述べてみましょう。

一番の問題点は、彼らがどれだけデモを行っても、「いまの採用活動を改めよう」、あるいは、「よし、彼らを採用しよう」と思う理由が、企業側にまったくないという事です。

つまり、デモでいくら自分達の要望を主張したところで、企業側にそれを受け入れるだけの合理的な理由がない。

だから、彼らの望みが叶えられる可能性はほとんどありません、

就活デモをすることで、メディアに取り上げられる事を狙っているのかもしれませんが、それであれば、もっと上手なやり方があるのではないかと思います。現状のままでは、デモすること自体が目的化してしまっているようにしか見えないのです。

厳しい事を言うようですが、彼らの主張は、基本的に子どもの「駄々」と変わりません。「俺が困るから合意しろ!」「わたしが可哀想だからいうことを聞いて!」という主張は、子どもであれば許されますが、大人の振る舞いとは見なされないのです。

自分の言い分が通らないからといって、甘えたり、すねたり、暴れたりする人とは前向きに話しができないのは、当然の事ですよね。

武器としての交渉思考 P112〜113より

身も蓋もありませんが、確かにその通りですね。この例の場合、就活を成功させるためにやるべき(お互いにとって、良い条件で採用する、される事を目指すべき)なのに、デモをする事が目的となっている訳です。

企業側からしたら、採用どころか、お断りしたいのが心情。このような方を採用したら、事あるごとに社内でデモされそうです。企業視点から見れば、採用したいどころか、リスクしかありません。

では、相手の利害に沿った内容で交渉するには、どうしたら良いか。その内容も書いてあります。これは、就職全般に言える事ですので、新卒でも中途でも同様の事が言えます。

また、こちらの内容は、全ての物事に対してうまくやるための原理原則です。それが「相手の利害に焦点を当てる」という事になります。

適切に物事を理解するバトナ

バトナとは、簡単に言えば複数の選択肢を持つという事です。複数の選択肢がある状態と、一つしか選択肢がない状態、どちらに余裕があり、かつ強いかは、明白です。自分自身に余裕を持たせる、あるいは、交渉するための考えがバトナになります。

この本の中には、さらに踏み切って相手のバトナを考え、かつ自分のバトナを確認し、どのように交渉を進めていくのかという点まで書かれています。

この内容は、基本的に

  • 自分のバトナと相手のバトナを考える
  • 自分にバトナがないと交渉は不利(そりゃそうだ)
  • 自分のバトナと相手のバトナで交渉は決まる

という内容になっています。

こちらは、相手の利害に焦点を当てるという内容の陸続きになります。バトナと組み合わせる事で、交渉もしやすくなるという事ですね。

武器としての交渉思考のまとめ

本の内容は、若い起業家向けになっているのですが、交渉思考の部分は

  • 日々の日常に活用できる事
  • ビジネスの場に活用できる事

の二点があります。この本の良いところは、基本的な考えがまとめてあり、例ものっているところです。そのため、理解しやすくなっています。もちろん、理解したとしても、実行に移さなければ意味がないのは、百も承知ですが、考え方が知れるのは、視点が広がる事になりますので、お勧めです。

特に

  • 人とのコミュニケーションを円滑にしたい
  • 仕事の意思疎通がうまく行かない
  • 自分が言った要求がなかなか通らない

という場合は、お勧めです。日々の日常でも交渉は常に行われていますし、仕事の場でも同じです。相手の要求を受けつつ、自分の要求を呑ませる。このような事ができるようになれば、物事を円滑に対応しやすくなります。

個人的には、非常にお勧めできる一冊です。

 

この内容をご覧になった方は、こちらもお勧めです。

リンク:「仕事ができるやつ」になる最短の道を読んで参考になった3つの事

リンク:幸せになる勇気を読んで参考になった3つの事

リンク:人と接する事が苦手な方にお勧めする嫌われる勇気

ABOUT ME
深井 順一
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者で補聴器を使っている事、補聴器の販売を行っている事、この二つの視点で、ブログを書いたり、補聴器のご相談をしています。書いている人の詳細は、こちら。お店に関しては、こちらに詳細を書いています。お店の場所は、東京都墨田区、都営浅草線本所吾妻橋駅より徒歩2分のところに、あります。
補聴器で聞きにくさを改善する方法、まとめました

聞きにくさがあり、お悩みの方のために、補聴器で聞きにくさを改善する方法をまとめてみました。

書いてある内容は?
  • 難聴の症状別に、どう補聴器で改善すると良いか
  • 補聴器の基本から、種類の特徴、金額による違い
  • ご自身に適した補聴器の選び方

聞きにくさにお悩みの方は、参考にしてみてください。また、お客様の改善事例には、実際の耳の状態から、実際に改善させた方法を中心に記載しています。

補聴器の改善まとめお客様の改善事例

なお、お店に関する内容は、以下にまとめています。

お店の特徴を見てみる