補聴器のメーカー

補聴器メーカーの種類とメーカー選びより、重要な二つのポイント

補聴器について調べてみると、様々な補聴器メーカーがあることに気が付きます。

日本の場合、有名どころは、主に7社あり、海外の補聴器メーカーが多くあります。

そして、今現在、日本の家電のように、どこが良い。どこが悪い。というのは、一概に言えなくなってきている状況になってきています。(どのメーカーもよく、聞こえを改善できるようになってきました)

そのため、補聴器のメーカーを知ることも確かに大切なのですが、それ以上に、補聴器の販売店そのものをみることの方が大切になってきています。

その点に関して、まとめていきます。

補聴器の有名補聴器メーカー

有名な補聴器メーカーは

  • リオン株式会社(リオネット)(日本)
  • GNリサウンド(デンマーク)
  • ワイデックス(デンマーク)
  • オーティコン(デンマーク)
  • シバントス(旧:シーメンス)(ドイツ)
  • フォナック(スイス)
  • スターキー(アメリカ)

になります。それ以外には

  • NJH(日本)
  • ベルトーン(アメリカ)
  • コルチトーン(日本)
  • ユニトロン(カナダ)
  • パナソニック(日本)

がありますが、こちらでは、有名どころのみ記載していきます。

なお、あくまでも以下、メーカーの特徴は、個人的な主観も入っていますので、その点にご注意ください。

リオン株式会社(リオネット)(日本)

リンク:補聴器のことなら、リオネット補聴器

日本の補聴器販売の大手、リオネット補聴器になります。

日本の場合、海外のメーカーが多いのですが、軒並み金額が高いのですが、リオネット補聴器は、価格を抑えめにしている補聴器メーカーさんの一つです。

特徴としては、ご年配の方でも使いやすいような補聴器。例えば、電池を逆に入れても使えるような補聴器設計にしたり、扱いやすさに力を入れているメーカーですね。

GNリサウンド(デンマーク)

リンク:スマート補聴器とワイヤレスアクセサリー|Resound

リンク先のタイトル通り、スマート補聴器。スマートフォンと通信できる補聴器を今現在では、メインに出している補聴器メーカーです。

補聴器の特徴としては、結構、ガッツリ音を出すような感覚があり、重度の難聴の方や比較的、重めの難聴の方に合いやすい傾向があります。

最近は、補聴器とスマートフォンを連動できるようにし、そこで音量を変えたり、ストリーミング(iTunesで音楽聞いたり、Youtubeで動画を見たり)できるようにし、補聴器でできることを幅広く、可能性を広げてくれるメーカーです。

ワイデックス(デンマーク)

リンク:ワイデックス-補聴器で応える

デンマークにある大手補聴器メーカーの一つで、補聴器の特徴としては、平均的に音を出し、どちらかというと低い音を他のメーカーより、強めに出す傾向がある補聴器メーカーです。

そのため、補聴器の音としては、使いやすい感覚を感じやすいのが、特徴ですね。

補聴器で聞こえを補うと、どうしても、高い音が聞きにくくなる方が多く、その部分が強調される傾向が出るのですが、他のメーカーより、低い音を出し、今まで聞いている感覚とそこまで強く変わらないようにしてくれる。と言えば、わかりやすいかもしれません。

比較的、病院さんでも多く使われており、根強いファンも多い補聴器メーカーです。

オーティコン(デンマーク)

リンク:補聴器製造メーカー オーティコン

オーティコンは、世界的にもかなり大きい補聴器メーカーで、これを書いている2018年12月16日、現在。世界第2位のシェアをもつ補聴器メーカーです。

補聴器の特徴としては、10,000Hzまで音を出すようにし、なるべく聞こえてくる音を自然に感じるようにしている補聴器が多いです。

補聴器を使用してみて感じるのは、可聴性重視にしていることでしょうか。補聴器には、快適性を重視するメーカーと可聴性(言葉の聞こえやすさ)を重視するメーカーがあるのですが、オーティコンさんは、どちらといといと、可聴性重視の考えをするメーカーですね。

シバントス(旧:シーメンス)(ドイツ)

リンク:シグニア補聴器 お客様向けサイト

シバントスという会社のシグニア補聴器。というものがあるのですが、旧:シーメンス補聴器になります。

こちらの特徴は、指向性の能力が他のメーカーより、強めに効く傾向があることです。

補聴器は、大きく分けると、

  • 聞こえを改善させる機能
  • 聞こえを改善させた後の問題を改善させる機能

の二つに分かれます。

補聴器は、聞こえを改善させた後、様々な音が聞こえるようになり、中には、騒がしくなると、周りの音に邪魔されてしまい、聞きにくさを感じる事があります。

そのような環境でなるべく言葉を邪魔されずに聞こえるようにするのが、指向性。という機能です。この機能が強めに効く傾向があります。

フォナック(スイス)

リンク:あなたの聞こえの課題に解決策をサポート|Phonak

スイスにある会社で、ソノヴァグループという聴覚関連に携わる大きい会社があるのですが、その会社のグループ会社が、このフォナック。というメーカーです。

こちらを記載している2018年12月16日現在。補聴器のシェア世界第一位の補聴器メーカーでもあります。

一般的な補聴器から、

クロス補聴器。バイクロス補聴器。という片耳のみ難聴の方、もしくは、片耳だけ補聴器が適合しない方の状態を改善させる補聴器を作っているメーカーでもあります。

また、通信機器と呼ばれるロジャー、FMという機器の先駆けで、今現在も補聴器の補助機器であるこれらの製品を精力的に作っているメーカーにもなります。

補聴器の特徴としては、可聴性よりにしており、補聴器で聞こえを改善させつつも、聞こえる音の感覚もなるべく自然にできるようにしています。

メーカーで比較しますと、全体的に高域を強調する傾向があり、そのせいか、言葉の明瞭に関しては、よくなりやすい傾向が出ます。

また、デザインがよく小さい補聴器が多いのもの特徴ですね。

日本では、お客様側には、あまり知られていないのですが、販売店サイドでは、かなり有名な補聴器の一つです。

スターキー(アメリカ)

リンク:スターキージャパン 補聴器製造メーカー

アメリカに本社があるスターキー補聴器。アメリカと言えば、iPhoneが有名ですが、iPhoneと通信できる補聴器があるのが、有名です。

今現在、徐々に補聴器でストリーミングができる製品が出てきていますが、その部分に関しては、スターキーかGNリサウンド、この二つが強い状態です。

ストリーミングができたり、iPhoneと接続できると、そのまま電話もできたり、Youtubeで動画みるのも楽になり、できる幅が広がります。これは、とても良い事ですね。

なお、補聴器の特徴としては、高域を強く出す傾向があり、アメリカの言葉。つまり英語の聞き取りを改善できるように高音を強調するような補聴器が多いです。

どのメーカーがオススメ?

ここからが本題ですが、このページを見ている方は、どの補聴器メーカーがあるのか?というところと同時に、自分に合う補聴器メーカーは、どんなものだろうか?という部分があるかと思います。

この点に関しては、正直なことを言いますと、今現在、補聴器メーカーの違いがどんどん平均化されてきており、かなりわかりづらくなってきている状況になります。

補聴器は、基本的に聴力を入力し、設定を行なっていきます。補聴器は、基本的に聴力を入力し、設定を行なっていきます。

補聴器ですが、基本的に聴力を入れ、その方の耳に合わせて、音の調整をしていきます。

基本設定で調整し、少し変化を加えたのがこちらの状態。補聴器は、音楽のイコライザーのように自由に調整できるうようになってきています。基本設定で調整し、少し変化を加えたのがこちらの状態。補聴器は、音楽のイコライザーのように自由に調整できるうようになってきています。

そして、こちらがその聴力から、出された補聴器の調整状態になります。

こちらは、補聴器の調整を変えている様子。このように今現在は、補聴器の音を良くも悪くも、自由に変えられるようになってきています。こちらは、補聴器の調整を変えている様子。このように今現在は、補聴器の音を良くも悪くも、自由に変えられるようになってきています。

ここからが大切なのですが、メーカーが出した音の設定に関しては、変えようと思えば、いくらでも変えられるようになっています。仮に違う補聴器でも、それに似させる事もできるようになってきています。

また、各社、基本となる改善の考えは、同じ部分を引用しており、そのちょっとしたさじ加減で各メーカーは、音を変えています。

メーカーを変えることで、聞こえてくる音の感覚は、変わるものの、聞こえの効果、の部分まで、変わるか。と言われますと、正直、そこまで大きく変わらなくなってきている状況になってきています。

それよりも、どちらかというと、どのメーカーでも良いので、聞こえを改善できると良い部分まで、しっかりと改善させる事。こちらをしていただいた方が、最終的な聞こえの改善度は、高くなるように感じています。

メーカー選びより、大切な二つの事

メーカー選びをするよりも大切な事は

  • 補聴器の販売店は、通えるところへ
  • ご自身の聞こえを改善させるにあたり、親身なってくれる所へ

の二つです。

補聴器の販売店は、通えるところへ

基本的に補聴器のご相談は、1日で終わる事はありません。

  • 補聴器のご相談(耳の状態、補聴器に関するカウセリング)
  • 補聴器の試聴・貸出
  • 補聴器を使用して見た後のご相談

などを行い、少しずつ、改善していきます。

補聴器の場合、補聴器をつけて、すぐに聞こえるかと言いますと、聞こえるケースもあるのですが、大抵は、必要となる改善値まで、初めから補うのは、かなりきつい状態になります。

ですので、初めは、8割くらいの音で使っていただき、徐々に慣れてきた頃に、より改善できるようにしていく事が多いです。

一通り改善するまでの期間は、早い方で、週1で、1ヶ月〜1ヶ月半くらいで、長いと、3ヶ月ほど、かかるケースがあります。

若い方(20〜50、60代)くらいは、1ヶ月〜1ヶ月半くらいで完了になる事が多いのですが、70後半、80〜の場合は、長くかかる傾向があります。

ですので、販売店に関しては、通えるところに行くのが、ベストですね。

親身に相談してくれるところへ

聞こえを改善させる上で、重要になるのは、ご自身の耳の状況を把握することになります。

補聴器を装用すると、聞こえる感覚こそわかりますが、どこまで改善しているのか、どこまで改善できていると良いのか。という部分は、わかりません。

補聴器には、いくつか評価の方法があるのですが、ご自身の状況を把握できるようにしてくれ、親身になって、ご相談できるところを探せると、聞きにくさの改善は、しやすくなります。

この部分が一番難しく、なかなか探しづらい、わかりづらいところは、申し訳ないのですが、親身になって、ご相談できるところを見つけられると、改善は、しやすくなります。

まとめ

補聴器に関するメーカーは、いくつかあるのですが、特徴は、あるものの、どの補聴器メーカーでも、今現在は、どのような聴力の方でも対応できるようになり、かつ、改善できるようになってきました。

そのため、変える事で、聞こえてくる感覚こそ、変わるものの、聞き取りの部分が大きく変わるか。と言われますと、正直、そこまで大きく変わりづらくなってきています。

日本の家電のような状態に近いのですが、聞こえの感覚こそ、変わる感覚はわかるのですが、それが聞き取りに影響しているか。と言われますと、なかなか判断しづらいのが現状です。

そのため、通えるところに相談する事、親身になって聞こえの改善をしてくれるところ、このような場所で、ご相談し、聞きにくさのご相談をすることの方が、聞こえにくさの改善に繋がることが多いです。

メーカーがたくさんあり、わかりづらいところもありますが、販売店さん側で、試聴をさせてもらったり、貸出してくれるところはあるかと思いますので、使わせてもらいながら、どの補聴器が良いかを決められると、失敗しづらくなります。

という事で、こちらで補聴器の理解が進めば幸いです。

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ABOUT ME
深井 順一
生まれつきの難聴者が対応している補聴器専門店、パートナーズ補聴器、代表。難聴の体でもなるべく人生を楽しめるように。という考えのもと、お店のサービスを考え、聞こえにくさにお悩みの方を補聴器で改善しています。書いている人の詳細は、”書いている人のページ”へどうぞ。お店に来た"お客様の改善事例は、こちら”に記載しています。最近は、Yourtubeにて、動画による解説も始めました。
【改善事例あり】聴力別、聞こえの改善方法をまとめてみました

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

聞こえにくさにお困りの方のために、こちらでは、聴力別、補聴器による聞こえの改善方法に関して、まとめてみました。

もし、

  • 職場で聞きにくさに困る事がある
  • 聞きにくい事でうまく人とコミュニケーションしづらい
  • 他のところで相談したけど、よくわからなかった

などありましたら、参考にしていただき、聞こえの改善にお役立ていただければ幸いです。

なお、こちらのページには、実際のお客様を改善した事例まで、載せています。同じような症状の方、聴力の方を参考にしていただき、改善のヒントを掴めたのであれば、幸いです。

聴力別、改善方法お客様の改善事例