補聴器の買い替えについて

補聴器を買い換えるタイミングの実際のところ

補聴器を買い換えるタイミングに関しては、様々です。平均5年とはよく言われますが、これよりも早く買い換える方もいれば、もっと長く使われる方もいます。私自身、タイミングとしては、いつでも良いと考えています。

ただし、これには条件があり、補聴器でしっかりと耳を補えている場合となります。聞こえにくい補聴器を使っており、かつ新しくする事によって聞こえが改善するのであれば、それは新しい補聴器の方が、よりよい生活が手に入ります。その場合は、新しい補聴器に買い換えた方が、使っている方にとってよい事になります。

初めに結論を書くとタイミングはいつでもよいけれども聞こえている事が条件、となります。

実際のタイミング

実際に補聴器を買い換えるタイミングは、平均約5年になります。これは、2〜3年で買い換える方もいれば、6〜8年使われて、買い換える方もいるためです。平均5年と言われ、5年で買い換える方もいますが、多いのは、長く使われるケースとなります。

これらは補聴器を使っている方の思考や状況によって変化します。なるべく長く使いたい、コスト面を重視したいという方は、長く使われる傾向があり、聞こえを重視したい方は、早めに買い換える傾向があります。もちろん、早めに買い換える方の中には、現状の聞こえが低下してしまい、耳に対応できない、あるいは、よりよい改善を求めて買い換える方もいます。

実際に買い換えるタイミングに関しては、様々です。平均5年と言われ、その言葉通り、買い換えなくても良いですし、使い続けていきたいのでしたら、そのまま使い続けても構いません。また、聞こえを重視したいという事で、よりよくなるのでしたら、買い換えても良いでしょう。

これらは、その方々の耳の状況と補聴器の状況によって変化します。

買い換え基準は二つ

私自身が考えている買い換え基準は、

  • 聞こえがどうか
  • したい事をするために買い換える

の二つがあります。

聞こえがどうか

私自身が初めに考えるのは、シンプルに聞こえの状態です。補聴器でしっかり耳を補えているのでしたら、長く使っても良いですし、活用し続けるのは、問題ありません。しかし、それができておらず、かつ他の補聴器を装用すると改善できるという事であれば、買い換えを検討して良いと思っています。その方が、よりよい生活が手に入るからです。

補聴器は何のために使っているのか。その部分を考えてみますと、耳を補う事で、生活をよりよくする事です。それができていれば、そのまま使っていても問題ありません。しかし、それができていない場合は、補聴器を使う事そのものが本末転倒になりかねません。

補聴器を長く使われている方に多いのですが、聞こえにくいまま使用する状態は良い事ではありません。その場合は、聞こえる補聴器を装用し、状況を改善させた方が現状をより良くできます。

なお、聞こえの状態は、補聴器を使っている感覚ではなく、各種測定した内容によって判断するのが最もよい方法です。長く使っていると、その感覚が当たり前になりますので、今まで通り聞こえているか、そうでないかの善し悪しになりがちです。しっかり聞こえの効果を得られる部分まで数値が来ているか、そうでないかを数値で判断すると、この部分は判断しやすくなります。

したい事をするために買い換える

今現在、補聴器には、追加機器を利用し、それぞれ改善が難しかった部分が改善できる商品が出ています。これらを使い、より現状を楽しむ、あるいは、聞きにくさを改善するために買い換えるというのもよい買い換えです。

これらには、テレビの音をより聞こえやすくする機器やiPhoneから直接音を聞く機器、電話の音声も直接補聴器に入る機器などがあります。こちらのものを使ってより聞こえを良くする、あるいは、より楽しめるようにするのは、非常によい事です。

これは、私自身が補聴器を実際に使用している事から感じる事なのかもしれませんが、補聴器がしているのは、聞こえの改善であり、その本質は、生活を良くする事です。聞こえるようになって、テレビをより楽しんだってよいですし、音楽を聞くのもより楽しんだってよいわけですね。聞こえを良くする事だけが目的ではありません。

今まで以上に聞きやすくなり、楽しめるようになれば、それは良い事です。そのために買い換えるのは、自分の人生を充実させる事に繋がります。

年数ではなく状況で決めよう

補聴器の買い換えは、年数ではなく、状況で決めましょう。それが最もよい方法です。平均使用年数は、あくまでもおまけ程度に考える事をお勧めします。

補聴器を使用し、問題なく使えており、聞こえている場合は、長く使用しても構いません。補聴器がすべき「聞こえを補う」という部分が良ければ特に問題はありません。

中には、不安を感じており、いつ故障するかわからないので、買い換えるというケースもありますが、それなら、それで買い換えて、今まで使っていた補聴器は、修理依頼して予備機にしてしまい、補聴器を活用する環境を整えるという方法もあります。これは、その不安を解消させる方法になります。

耳の状態を調べ、聞こえているのでしたら、問題ありませんが、新しい補聴器にてできる事、それを使うと聞こえが改善するのであれば、買い換えを検討いただいた方が、よりよい生活を手に入れやすくなります。

聞こえの部分で判断し、その後、お客様ごとの思考で最終的には、決めていきます。聞こえを補えており、コスト面を気にされているのでしたら、そのまま活用していただければ構いません。しかし、5〜6年経過しており、新しい補聴器を使ってみたい、してみたいであれば、それでも構いません。考え方、お客様ごとの不安、悩みは異なりますので、これらを考えたうえで、判断すれば、問題ありません。

私自身が考えるのは、「買い換えるタイミングはいつでもよいけれども聞こえている事が条件」となります。

 

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ABOUT ME
深井 順一
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者で補聴器を使っている事、補聴器の販売を行っている事、この二つの視点で、ブログを書いたり、補聴器のご相談をしています。書いている人の詳細は、こちら、東京都墨田区、都営浅草線本所吾妻橋駅より徒歩2分のところに、お店を開いています。
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