補聴器の試聴・貸出

補聴器販売店がしている補聴器の貸し出しについて

補聴器は、体験しないとどのようなものなのかわからないため、補聴器販売店では、試聴できるものを用意し、補聴器の試聴や貸出を行っています。メガネをかけたことがない人が、メガネをかけるとどのように見えるようになるのかはわからないように、補聴器も、今の現状がどのように変わるのかは、補聴器を付けてみないとわかりません。補聴器の場合は、金額がうえである事からも、より慎重になります。

今回は、補聴器販売店がしている補聴器の貸し出しに関して、まとめていきます。どんなものが借りれて、どのくらい試せるのか、補聴器の貸出に関して、知っておきたい点をまとめてみました。

補聴器の貸出

補聴器の貸出でまとめますと

  • 貸出できる機器
  • 貸出の代金
  • 貸出の期間
  • 貸出するもの
  • 貸出に必要なもの
  • 貸出時の注意

の六つがあります。

貸出できる機器

補聴器には、

  • ポケット形補聴器
  • 耳かけ形補聴器
  • 耳あな形補聴器

の三つがあります。

補聴器は、主にこの三つに集約される。その内、耳あな形だけは、既製品で試すのが難しいため、店舗により、対応が異なる。補聴器は、主にこの三つに集約される。その内、耳あな形だけは、既製品で試すのが難しいため、店舗により、対応が異なる。

その内、

  • ポケット形補聴器
  • 耳かけ形補聴器

の二つは、既製品ですので、お店側に試聴器を用意しているケースが大半です。しかし、残りの耳あな形補聴器に関しては、使用者の耳の型を採取して、製作するオリジナルの補聴器となりますので、一から作ります。場所によっては、貸出やお試しはしていないので、注意が必要です。

今現在、貸出する機器は、ほとんど耳かけ形補聴器となります。特に初めて来店された人にその場で試せるのは、ポケット形か耳かけ形の二つとなり、ほとんどのケースでは、耳かけ形補聴器を試す事となります。耳あな形補聴器の場合は、耳かけ形補聴器を試した後に、試聴か、あるいは、試聴なしでいきなり購入するか、の二択になるケースが多くあります。

こちらは、お店により、大きく異なります。

貸出の期間

貸出の期間は、場所により大きく変化します。長いところですと(そこまで必要かはさておき)2〜3ヶ月のところもあれば、1週間〜2週間のところもあります。こちらに関しても、販売店により、大きく変化します。

例としてあげるのでしたら、私のところでは、1週間〜10日を区切りとして、来店いただき、トータルで、4週間〜30日ほど、貸出するケースが多くなります。初回に貸出をして、希望があれば延長という形です。このようにやっている理由も、私のところでは、来店者、補聴器相談者の平均年齢が30代なので、特に長くかかりがちなご年配の方がほとんどない事、若い方(20〜50代)だと比較的効果が確認しやすい事が要因です。

こちらもお店の客層や特色、やり方により、大きく変わります。

貸出の代金

貸出には、代金をとる販売店と無償でする販売店の二つがあります。

代金をとる販売店では、どんなものも貸出ができ、かつ長く借りられる(2〜3ヶ月)変わりに、購入しても購入しなくても3,000円(一台?)くらい、かかります。

一方、無償の場合は、お金はかからないのですが、貸出できる期間は、有料の場合と比較すると短くなります。

どちらかといいますと、貸出は無償なケースが多いのですが、中には、有償となるケースもあります。

私のところでは、貸出の代金は、かかりません。

貸出するもの

貸出の際は、補聴器の他、

  • ケース
  • 電池
  • 取り扱い説明書

を貸出してくれるところが多いです。

電池&ケース。ほとんどのところは、これらのものもセットで貸出してくれる。電池&ケース。ほとんどのところは、これらのものもセットで貸出してくれる。

ケースは、貸出した補聴器をしまうケースで、夜寝る前や補聴器を外した際に、しまっておくものです。補聴器、保管用のケースとなります。

貸出する期間は、使用できるように、電池も貸出します。補聴器の電池は、ものによりますが、小さいものだと約1週間ほど、中くらいの大きさのものだと約2週間と、時計のように長く保つわけではありません。ある程度、交換の頻度があるため、貸出の期間、使えるように電池の貸出も行います。

その他、取り扱い説明書を渡すケースもあります。使い方の確認のためですね。

貸出に必要なもの

貸出に必要なものとして、

  • 身分が証明できるもの

が必要になる事が多くなります。ほとんどの人は、運転免許証を出すのですが、それで構いません。証明できるものをだし、書いてある内容に偽りがなければ、問題なく貸してくれます。ただし、しっかりと返却だけはしましょう。

貸出時の注意

補聴器の試聴をしている際ですが、

  • 故障
  • 紛失

の二つには、お気をつけてください。ご自身が購入しているものではありませんので、所有権は、販売店にあります。貸出の際に、ほとんどのケースにおいて貸出の書類を作るのですが、そこには「故障や紛失の場合は、実費をいただきます」と記載されている事が多いです。

あくまでも私のところの例。このような書面で表す事が多い。なお、書面にする理由は、お互いにこの契約で行うという事を明確にするため。あくまでも私のところの例。このような書面で表す事が多い。なお、書面にする理由は、お互いにこの契約で行うという事を明確にするため。

普通に使っている分であれば、問題ないのですが、紛失や故障は、お客様にとっても販売店にとっても益ではありませんので、借り物と思い、大切に使用しましょう。

なお、無くした場合は、素直に申し出ましょう。隠したり、変に偽るとあなたの信用が下がり、実費を請求されます。素直に謝った場合は、もしかしたら、ほんの少し、まけてくれるかもしれません。

補聴器の貸出のまとめ

主に貸し出しの際に知っておきたいのは、これらの事です。貸出できる機器にも、様々なものがあるのですが、販売店によっては、耳かけ形補聴器でもいくつか制限があったり、耳あな形補聴器は、やっていないかもしれません。このような部分に関しては、実際に相談してみると良いでしょう。

また、貸出の期間に関しても同様です。長く貸し出ししてくれるところもあれば、1〜2週間くらいのところもあります。このような部分も相談ですね。長く借りられればそれだけ補聴器が選びやすくなるというわけではありませんので、一概に長く借りられれば良いわけではありません。本当に重要なのは、どのようなステップで、相談を進めていくかになります。

補聴器の貸出期間、貸出できる製品、貸出の際の代金、これらは、販売店により、変わる可能性はありますが、それ以外は、どの販売店でも同様です。補聴器の貸出に関して、心配な点や気になる点が解消できましたら、幸いです。

ABOUT ME
深井 順一・補聴器を使っている補聴器販売員
2019年で補聴器使用歴25年、補聴器販売歴10年。補聴器使用者の視点も含めた聞こえの改善相談をしている補聴器販売員です。パートナーズ補聴器、代表。このブログは、補聴器を使っている事、補聴器を販売している事、この2つの視点で記載しています。書いている人の詳細は、”書いている人のページ”こちらをどうぞ。連絡先は、”お問い合わせページ"にあります。
【聞こえにお悩みの方へ】補聴器のご相談、無料トライアル承っています

当店は、東京都墨田区で生まれつきの難聴者が対応している補聴器専門店です。補聴器使用者の視点も含めて補聴器のご相談や聞きにくさの改善について、承っています。

主に

  • どこに相談したら良いかわからない方
  • 別の場所で、うまくご相談ができなかった方
  • ご自身のペースで一つずつ理解しながら補聴器のご相談をしたい方

などいましたら、お気軽にご相談ください。

ご自身の状況に合わせた聞こえの改善相談を行い、無料トライアルにて、日常生活〜職場で実際に補聴器をご体験いただけます。

ご希望の方は、お問い合わせページより、ご連絡願います。

当店の特徴や行なっている改善、お客様の改善事例は、以下の通りです。

また、聞こえの改善方法に関しては、聴力別、聞こえを補聴器で改善させる方法に、まとめています。

お店の特徴を見るお客様の改善事例

関連する記事
補聴器の試聴・貸出

私が補聴器の貸出、試聴をしている3つの理由

2017年10月10日
2つの視点でよくする耳・補聴器ブログ
補聴器の試聴や貸出に関して、しているお店も今は、徐々に増えてきているかと思うのですが、私自身が補聴器の貸出や試聴をしているのは、お客さん側に使ってもらったり、安心して相談するためと …
補聴器の試聴・貸出

みんな補聴器は、どう決めているの?という疑問に答えてみた

2018年12月11日
2つの視点でよくする耳・補聴器ブログ
補聴器のご相談をする場合、ご自身で、自分の耳に合う補聴器を探していく事になります。 その場合、少し気になるのは、みんな補聴器は、どう決 …
補聴器の試聴・貸出

私が補聴器相談時、補聴器の試聴後から補聴器選定をしている理由

2016年10月14日
2つの視点でよくする耳・補聴器ブログ
補聴器の相談には、いくつか方法や形式がありますが、私の場合、少々時間がかかる方法を採用しています。それは、補聴器の試聴からはじめ、試聴した結 …