補聴器の調整や効果を出す方法

中等度難聴の補聴器販売員が自分の耳を補聴器で改善した方法

私自身、補聴器の販売をしているのですが、補聴器を販売していると、自分の耳に関しては、どのように良くしたのですか?とたまに聞かれることがあります。

なかなか面白い質問ですので、私自身、自分の耳を改善させた方法に関して載せていきます。その際のポイントについても、記載していきますので、同じような耳の状況の方は、参考にしてみてください。

こちらの内容は、実際に自分が補聴器を買うとしたら、どのように考えて補聴器を購入するか。その点をまとめてみました。参考になれば幸いです。

自己紹介(耳の状態)

まずは、自己紹介です。

私の現状ですが、

  • 年齢:31歳(1986年7月1日生、2018年5月9日、現在)
  • 病名:スティックラー症候群
  • 症状:感音性難聴(生まれつきの難聴)
  • 聴力:両耳とも中等度難聴
  • 明瞭度:両耳とも、それなりに良好(最良値、90%程)
  • 備考:耳垢が多く、アメ耳

となります。

病名は、スティックラー症候群というものになります。これは、10,000~20,000人に一人の確率で発症する遺伝性の疾患で、耳以外にも、目や足の関節症などが起こる病気です。

病気によっては、耳の状況に一部特徴が出たりするのですが、幸いスティックラー症候群は、一般的な感音性難聴になりますので、それは、ありません。※病名によっては、補聴器の調整、選定に影響を及ぼすものもあります

こちらが私の聴力。低い音よりも高い音の方が聞きにくい聴力型。こちらが私の聴力。低い音よりも高い音の方が聞きにくい聴力型。

聴力に関しては、このようになります。典型的な中等度難聴で、補聴器を使用する傾向がある聴力でもあります。

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聴力データに関して見方がわからない方は、オージオグラムの見方と検査数値から見る耳の聞こえにくさをどうぞ。

耳には、音の聞きにくさと音声の聞きにくさ。の2つを調べる道具がある。こちらは、音声の聞きにくさを調べる測定、この測定結果があまり芳しくないと、補聴器を使用しても、音は、聞こえるけれども、言葉がわからない。となりやすくなる。耳には、音の聞きにくさと音声の聞きにくさ。の2つを調べる道具がある。こちらは、音声の聞きにくさを調べる測定、この測定結果があまり芳しくないと、補聴器を使用しても、音は、聞こえるけれども、言葉がわからない。となりやすくなる。

耳には、音声をどれだけ理解できるのか。を示す語音明瞭度測定(語音弁別能検査)があります。

測定結果は、こちらの通り。この表で重要なのは、正解数(縦軸)の数値が良いと良いほど、補聴器の効果は、得やすくなる。測定結果は、こちらの通り。この表で重要なのは、正解数(縦軸)の数値が良いと良いほど、補聴器の効果は、得やすくなる。

それについては、上記の通りです。数値が上に行くと行くほど、補聴器を装用した時の効果が得やすく、逆に下に行くと行くほど、補聴器の効果が得にくくなります。

語音明瞭度測定の結果の数値の最良値で補聴器の効果の有無がおおよそ理解することができる。感音性難聴であるため、どうしても聴力以外に、音声の理解のしやすさ。と言うのが人によって変化する。語音明瞭度測定の結果の数値の最良値で補聴器の効果の有無がおおよそ理解できる。感音性難聴であるため、どうしても聴力以外に、音声の理解のしやすさ。と言うのが人によって変化する。

補聴器適性の数値は、測定値の最良値(最も良い数値の事)が50%以上で、それよりも上であれば、補聴器を装用することで、聞きにくさを改善しやすくなります。

逆に下回ると、聞こえる感覚より、言葉が理解しにくい感覚の方が、残念ながら強くなりがちです。

数値に関しては、最良値が右、95%、左95%と適性である50%を超えているため、補聴器の効果も得やすい耳である事がわかる。数値に関しては、最良値が右、95%、左95%と適性である50%を超えているため、補聴器の効果も得やすい耳である事がわかる。

私の測定結果を見てみますと、両耳とも補聴器を装用することで、聞きにくさをまだ改善させやすい耳であることがわかります。

私の耳の状況に関して、まとめますと

  • 両耳とも同じような聴力で、軽度~中等度難聴
  • 両耳とも音を大きく入れる事で、理解度が大きく上がる

という状態である事が測定をすることによってわかります。

耳の状況は、人によって異なるため、人によって改善方法が異なります。改善方針を考えるために、聴力検査や語音明瞭度測定が使われます。

自分の耳の改善プラン

さて、実際に改善プランです。

まず、聴力が軽度~中等度難聴で

かつ、音を入れることにより、両耳とも、明瞭度(音声の理解度)が一定以上(最良値が50%以上)で、あれば、両耳に補聴器を装用し、なるべく聞きにくくならないようにするのがベストです

そして、補聴器を装用した際に、どこまで聞こえの改善を目指すのか。という部分があるのですが、それについては、

赤い△が改善目標値。△は、補聴器なしの状態の聞こえ。私の場合、低い音よりも高い音の方が聞きにくくなっているので、その部分を中心に改善していく必要がある。赤いが改善目標値。△は、補聴器なしの状態の聞こえ。私の場合、低い音よりも高い音の方が聞きにくくなっているので、その部分を中心に改善していく必要がある。

数値にしてみますと、このくらいは、改善したいところです。

耳を治す部分までは行かずとも、ちゃんと改善させる部分まで改善させられれば、それなりによくする事ができる。騒がしいところでのお話は、少し改善しにくい傾向がある。耳を治す部分までは行かずとも、ちゃんと改善させる部分まで改善させられれば、それなりによくする事ができる。騒がしいところでのお話は、少し改善しにくい傾向がある。

ここまで改善できるようになると、聞きにくく感じているところを全体的に改善しやすくなります。

もちろん、耳を治せる道具ではないため、聞きにくさが出てしまう点はありますが、そこまで改善できると、聞きにくさは改善しやすくなります。

私の場合は、基本的に補聴器を両方につけて改善していくのが、最も自分の状況を改善させる方法になります。この場合、ちゃんと聞こえを改善させると良い改善目標値まで改善させることが聞こえにくさを改善する上で、最も重要な要素になります。

補聴器の形状の選定

ここからは、実際に補聴器の選定に関して行なっていきます。

補聴器には、選ぶ要素として、

  • 補聴器の形
  • 補聴器の性能

の2つがあります。こちらは、形のお話で、形については、

  • どのくらいの聴力が補えるものなのか
  • 扱いやすさ

の2つがあります。

どのくらいの聴力が補えるものなのか

まず、補聴器を選ぶ上で気をつけたいのは、必ず、自分の聴力を補えるものを選ぶことです。

形別、補える聴力。補聴器の形状には、必ず、どのクラスの難聴を補えるのかが記載されている。この部分を把握せずに選定すると自分の聴力を補えないものを選ぶことになり、本末転倒になる。必ず、把握しておこう。形別、補える聴力。補聴器の形状には、必ず、どのクラスの難聴を補えるのかが記載されている。この部分を把握せずに選定すると自分の聴力を補えないものを選ぶことになり、本末転倒になる。必ず、把握しておこう。

補聴器メーカーフォナックより引用

こちらが、私が扱っている補聴器の形状別、補える範囲内を示したものです。

中等度難聴の場合は、主に赤で囲んだ部分が対象。中等度難聴の場合は、主に赤で囲んだ部分が対象。

その中で中等度難聴の私が使える補聴器は、この部分になります。

中等度難聴の方が使用する耳かけ形補聴器は、基本的に、RIC(リック)タイプか、標準タイプの2つ。中等度難聴の方が使用する耳かけ形補聴器は、基本的に、RIC(リック)タイプか、標準タイプの2つ。

耳かけ形の場合は、このようになり

基本的に耳かけ形補聴器は、この3種類のいずれかになる。中等度の難聴の場合、パワー型は、必要なく、それ以外のものが主に対象となる。基本的に耳かけ形補聴器は、この3種類のいずれかになる。中等度の難聴の場合、パワー型は、必要なく、それ以外のものが主に対象となる。

実際のものは、このような形になります。中等度難聴の場合、対象となるのは、RIC(リック)補聴器か、標準耳かけ形の2つになります。

中等度難聴の場合、主に対象になるのは、CICやIICといった耳の中に入るタイプか、カナルタイプ。ただ、IICなどは、耳の奥に入れるため、耳の形状によっては、作れないこともある。中等度難聴の場合、主に対象になるのは、CICやIICといった耳の中に入るタイプか、カナルタイプ。ただ、IICなどは、耳の奥に入れるため、耳の形状によっては、作れないこともある。

耳あな形は、この中のいずれかになります。

耳あな形も主にこの3種類に分かれる。フルカナル形は、もっと聞こえが重い方が使用するもので、それ以外が中等度難聴の場合、対象となる。耳あな形も主にこの3種類に分かれる。フルカナル形は、もっと聞こえが重い方が使用するもので、それ以外が中等度難聴の場合、対象となる。

実際のものは、このような形になります。中等度難聴の場合は、CICか、カナルの2つが対象になります。

補聴器は、必ず、自分の聴力を補える範囲内のものを使うのが、重要です。

補える範囲に関しては、できれば余裕を持たせられると良いです。形状の小ささを優先して、補える聴力ギリギリの状態のものを選ぶと、後々、補いきれなくなり、別の補聴器に買い換えることもあります。人生も仕事も補聴器も長期スパンで考えられると良い選択ができます

形状別、違いと私の選択

自分が使えるもの。自分の聴力が補えるものがわかったら、さらに絞り込んでいきます。

上記に紹介した通り、中等度難聴の場合、耳かけ形補聴器も耳あな形補聴器も使えます。

それぞれ、大まかな補聴器の形状の違いは、こちらの通りです。形状の違いは、それぞれの扱いやすさが異なります

そして、自分にとって、使いやすい、扱いやすいものを選ぶのが重要です。

耳あな形の特徴

耳あな形の特徴は、

こちらの通りで、耳の中に入ることによる利点、欠点があります。

CIC補聴器は、耳あな形の特徴にプラスして、目立ちにくい形状が良い。という方に好まれる。欠点としては、音量の操作が製品によってはできない事があり、目立たせたくない方には、こちらがおすすめ。CIC補聴器は、耳あな形の特徴にプラスして、目立ちにくい形状が良い。という方に好まれる。欠点としては、音量の操作が製品によってはできない事があり、目立たせたくない方には、こちらがおすすめ。

CIC補聴器は、このように耳の中に入るのが特徴で

カナル形は、耳あな形補聴器の特徴にプラス、ある程度、自分で音量の操作や自分なりに音を変えたい方におすすめ。少し形状が大きくなる代わりに操作できるボタンなどが付いているため、CICに比べ、音の操作ができる。カナル形は、耳あな形補聴器の特徴にプラス、ある程度、自分で音量の操作や自分なりに音を変えたい方におすすめ。少し形状が大きくなる代わりに操作できるボタンなどが付いているため、CICに比べ、音の操作ができる。

カナル型の補聴器は、このような状態になります。

この2つに関してですが、主には、

  • 耳の中で固定でき、スポーツや体を動かす方は、安定して使いやすい
  • 電話が自然にしやすい
  • メガネやマスクの邪魔になりにくい

という特徴があります。耳の中に入ると、安定して使え、かつ、邪魔になりにくいというのがメリットです。

ただし、耳にしっかり入る(耳を塞ぐ)ため、

  • ①こもった感覚がある
  • ②耳が塞がった感覚がある(閉塞感)
  • ③自分の声が大きく聞こえやすい

という特徴が出やすくなります。

イヤホンを耳にしっかり入れると、自分の声がこもった感覚になったり、今までと変わって聞こえる感覚が出たりしますが、その感覚がかなり出やすくなります。

また、一部

  • ④耳垢がかなり湿っている方
  • ⑤中耳炎などにより、耳垂れが出る方
  • ⑥耳アカが多い方

などは、補聴器から音が出なくなったり、壊れやすくなる傾向がありますので、長く使用していく場合は、お勧めできません。

耳あな形補聴器は、①~③が、気にならず、かつ、④~⑥がない方にお勧めできる形です。

耳あな形は、使用してみて、必ず耳に痛みが生じないか。そして、①〜③について確認しましょう。ほとんどのところでは、2〜3ヶ月ほど作り直しの期間があるため、痛みに関しては、改善しやすいです。しかし、①〜③については、改善しにくい傾向がありますので、その場合は、別の補聴器にする。という選択肢も考えられると良いでしょう。

耳かけ形の特徴

一方、耳かけ形補聴器の特徴は、

こちらの通りで、耳の上にかけることによる利点と欠点があります。

RIC補聴器は、耳かけ形の特徴に加え、目立ちにくい補聴器が良い。という方におすすめ。ただ、最近は、この形状がスタンダードになってきているため、一般的な補聴器といえば、この形状になりつつある。RIC補聴器は、耳かけ形の特徴に加え、目立ちにくい補聴器が良い。という方におすすめ。ただ、最近は、この形状がスタンダードになってきているため、一般的な補聴器といえば、この形状になりつつある。

RIC(リック)補聴器は、このような補聴器で

こちらが標準耳かけ形タイプ。操作も一通りでき、ある程度大きさもあるので、操作もしやすいように作られている事が多い。また、私のようにある程度、全体的に聴力が下がっている場合は、こちらの方が、満遍なく補いやすい。という特徴もあったりする。こちらが標準耳かけ形タイプ。操作も一通りでき、ある程度大きさもあるので、操作もしやすいように作られている事が多い。また、私のようにある程度、全体的に聴力が下がっている場合は、こちらの方が、満遍なく補いやすい。という特徴もあったりする。

通常の補聴器は、このような状態になります。

主には、

  • 扱いやすい補聴器が良い
  • 色々と操作できる補聴器が良い

という方にオススメの機器です。

耳かけ形補聴器は、耳あな形補聴器に比べると、少し大きい傾向があり、様々な操作ができたり、大きめであるが故に、操作に関してもなるべくしやすく作られています。

補聴器の場合、音量を自分で上げたり、小さくしたり、音そのものを切り替えたりするボタンがあります。

耳あな形の場合は、形状によりつけられなかったり、

つけられても、少し操作がしにくかったりします。

そのため、扱いやすさを重視したり、初めて補聴器を考える。という方にオススメです。どのような人にも合うように作られていますので、オールマイティというのが特徴になります。

私の形状選択は?

さて、ここまで、形による特徴をお伝えしましたが、自分の要望や状況をまとめますと

  1. 補聴器は、聞こえの効果を優先したい
  2. 形状は、大きくても構わない(目立っても全然平気、気にしない)
  3. ただし、耳の中は、アメ耳なので、その耳でも使いやすいのが良い
  4. 電話は、そのままの耳でできるので考慮しなくて良い

となります。4については、幸い、職場の電話は、音が大きく出るものなため、補聴器なしで会話できます(買った電話が偶然、音が大きかったため)。

そうなりますと、必然的に一つしか形状がありません。

耳かけ形補聴器ですね。

耳あな形は、耳垢が多い人だと、白いフィルターの部分で目詰まりを起こしてしまい、聞きにくくなりやすい。不便に感じる事が増えてしまうので、気をつけよう。耳あな形は、耳垢が多い人だと、白いフィルターの部分で目詰まりを起こしてしまい、聞きにくくなりやすい。不便に感じる事が増えてしまうので、気をつけよう。

上記に紹介した耳あな形補聴器は、アメ耳で候補外になり、

RIC補聴器も同様で、耳の中に入れる部分に白いフィルターが付いている。ここが詰まると聞きにくくなるので、耳垢が多い人は、聞きにくくなりやすかったりする。RIC補聴器も同様で、耳の中に入れる部分に白いフィルターが付いている。ここが詰まると聞きにくくなるので、耳垢が多い人は、聞きにくくなりやすかったりする。

耳かけ形でも小型耳かけ形で知られるRIC補聴器も先端にイヤホンがついているタイプですので、アメ耳の方には、あまり適しません。

実際に選んだ形のもの。耳の先端には、イヤモールドというものもつけている。実際に選んだ形のもの。耳の先端には、イヤモールドというものもつけている。

私の場合は、そのような理由で、このような耳かけ形補聴器に形状が決めました。

なお、仮にアメ耳でなくても、私の場合は、耳かけ形にしていたかと思います。私の考えとしては、別に形状は、目立っても良いし、扱いやすいものが良いためです。

そして、仮にご自身で選ぶ場合は、様々な形状のものを自分なりに触れてみたり、使ってみて、どれが使いやすそうか。ご自身の生活上、仕事上で使いやすそうかを考えてみると良いです。

私の場合は、扱いやすさを重視して、この形状にしました。聴力的に補いやすいというのもあるのですが、昔からこの形状で使っているので、慣れている。というのもあります。

補聴器の性能

次は、性能になります。補聴器の性能は、聞きにくさの改善の底上げをしてくれるものです。

前もって補聴器に関してお伝えしますと、どの補聴器でも基本的に耳を補う機能はありますので、基本的な聞こえは、そこまで大きく変化することはありません。どの補聴器でも聞きにくさは、改善できます

性能による違いは、基本的な聞こえの改善にプラス、抑制機能をどのくらいつけるか。という部分の違いです。その違いにより、補聴器の値段が、大きく変化してきます。

補聴器の性能ってどう違う?

少し難しいのですが、補聴器の性能には、

  • 聞こえを改善する際に使われる機能
  • 聞こえを改善した後の問題をよくする機能

の2つがあります。

補聴器は、ある程度、ランク、グレード別に製品があり、それにより、機能や性能が分かれている。補聴器は、ある程度、ランク、グレード別に製品があり、それにより、機能や性能が分かれている。

聞こえを改善する際に使われる機能は、ch(チャンネル)と呼ばれる機能で、上記の内容では、赤く囲まれている部分です。

ch(チャンネル)の数。こちらは、20ch。20chの場合は、周波数が20等分されているため、こんなに細かくなる。ch(チャンネル)の数。こちらは、20ch。20chの場合は、周波数が20等分されているため、こんなに細かくなる。

チャンネルは、数が多いと多いほど、細かく調整ができるようになります。簡単にいえば、横のラインで、何等分されているか。であり、8chであれば、8等分、20chであれば、20等分になります。

なぜこのようにしているのか。というところが重要なのですが、難聴になった場合、どの音の周波数(音の高さ)も一律、同じように下がるわけではありません。

難聴は、一律に下がるわけでもないし、かつ、人によって聞きにくくなるレベルから、聴力の傾向まで異なる。一通り補えるようにするために、周波数別に補えるようにし、なるべく多くの人を補えるようにするためにこのようにしている。難聴は、一律に下がるわけでもないし、かつ、人によって聞きにくくなるレベルから、聴力の傾向まで異なる。一通り補えるようにするために、周波数別に補えるようにし、なるべく多くの人を補えるようにするためにこのようにしている。

私の聴力も低い音から高い音を調べて見ますと、高い音の方が下がっていますし、同じ音量分、聞きにくくなっているのは、数えるくらいしかありません。

聞こえにくさを補うには、足りない部分に必要なだけ補うこと。音の高さ、周波数によって補う量が異なるので、ある程度、個別に調整できるようにし、なるべく補えるようにしたのが、補聴器になる。聞こえにくさを補うには、足りない部分に必要なだけ補うことが必要。音の高さ、周波数によって補う量が異なるので、ある程度、個別に調整できるようにし、なるべく補えるようにしたのが、補聴器になる。

そのため、調整する際、周波数別に細かく調整できるようにし、補聴器で足りない部分を柔軟に補えるようにしています。

このようにして、聴力ごとに改善したら良い部分まで改善させるのが、補聴器です。

そして、この改善したら良い部分まで改善させることは、基本的にどの補聴器でもある程度、できるようになっています。

そのようにして、聞こえを改善させていくわけですが、聞こえを改善させると、改善させるほど、良くも悪くも色々な音が入ってくるようになります。

すると、中には、周囲の音に邪魔されて、会話が聞きにくくなったり、ある特定の音が大きく聞こえて、うるさく感じたりします。

そのため、補聴器は、騒がしい中でも、なるべく聞きにくさを阻害されないような機能②をつけたり、不快に感じやすい音や抑制しても問題ない音を抑制して快適性をあげる機能③をつけ、より支援する機能をつけました。

これが、聞こえを改善した後の問題をよくする機能であり、この機能が優れていたり、機能そのものが入っていると入っているほど、高額になります。

一般的な補聴器や価格を抑えている補聴器は、聞きにくさを改善させるために聴力そのものを改善させる機能(chの機能)のみあり、値段が上がると、周囲の音に邪魔されにくくしたり、不快に感じやすい音を抑制し、なるべく快適に使えるようにしてくれます。

それが性能による違いです。

私の性能の選択

問題は、性能や価格が違う中で、どのようなものを選ぶか。というところです。

私の思考として書くならば

  • 考え:聞こえの改善を優先したいが、価格も考えたい
  • 予算:正直、50万を超えるときつい
  • 備考:自分の体の事なので、できればなるべくよくして行きたい

となります。

私が選んだのは、スタンダードクラス。聞こえを補う基本的な機能は全て入っており、かつ、調整が聞こえの8割ほどを占めるので、価格も性能も考えたいという私の思考の場合は、こちらが合う。私が選んだのは、スタンダードクラス。聞こえを補う基本的な機能は全て入っており、かつ、調整が聞こえの8割ほどを占めるので、価格も性能も考えたいという私の思考の場合は、こちらが合う。

そう考えた結果、スタンダードクラスを選びました。理由は、単純で、補聴器の聞こえの8割は、調整で決まり、聴力ごとに補うべき部分まで補えれば、それなりに改善できるためです。

その基本的な機能は、スタンダードクラスで全部入っていますので、性能も金額も自分なりに考えた結果、選んだのは、スタンダードクラスでした。

音を抑制する機能や指向性といった機能は、優れていると優れているほど良いのですが、私が感じている改善度の貢献度は、基本の聞こえ改善(チャンネル及び、聴力の目標値までの改善)70%、②指向性20%、③快適性10%ほどですので、金額と性能の2つを考え、スタンダードになりました。

もちろん、お金に余裕がある場合は、出せば出すほど、基本的な聞こえの改善にプラスして、支援する機能も追加されますので、さらにより良くできる可能性があります。

ただ、私は、そこまでお金がありませんでしたので、予算の範囲内で考えた結果がスタンダードになります。

私の場合のポイントは、聴力を改善させる機能そのものが聞こえの改善度になるため、その部分をしっかりできるものを選んだ。という事です。様々な機能があるに越したことはないのですが、基本となる機能さえあれば、ちゃんと聞きにくさを改善させることができるので、性能及び価格で考えた結果、こうなりました。

自分の補聴器の調整

補聴器は、買えばいいというものではなく、実際に調整し、自分の耳を改善させていく必要があります。そして、この補聴器の調整が聞こえの改善の8割を決めます。

私自身、自分の聞こえを改善させた方法は、シンプルで、

  • 自分の聴力から改善目標値を定める
  • 自分の耳の聞こえを可視化する(客観的に評価できるようにする)
  • 自分の体感と相談し、もう少し改善した方がいいか、このままにするかを考える

これらを繰り返しながら、良くしていきました。

聞こえにくさを補うには、足りない部分に必要なだけ補うこと。音の高さ、周波数によって補う量が異なるので、ある程度、個別に調整できるようにし、なるべく補えるようにしたのが、補聴器になる。

ということで、早速書いていくわけですが、少し前に出た通り、補聴器には、ある程度、このくらい改善するといいよ。という定石があります。私の聴力の場合は、このくらいです。

これは、補聴器の聞こえを可視化する測定の一つ、音場閾値測定を使用して出した数値です。

聞こえにくさを補うには、足りない部分に必要なだけ補うこと。音の高さ、周波数によって補う量が異なるので、ある程度、個別に調整できるようにし、なるべく補えるようにしたのが、補聴器になる。

ここまで改善できると、それなりに補聴器で聞こえを改善できるようになります。

改善する際に意識しておきたいのは、どの部分まで改善させられると良いか。という視点になる。私のような聴力の場合、聞こえを改善させたいなら、500〜2000Hzは、35dBまでは、改善させたい。ここまで改善できると、少し小さい声の方の声から少し声の大きい方の声まで、全体的に改善しやすくなるため、聞きにくさを減らしやすい。改善する際に意識しておきたいのは、どの部分まで改善させられると良いか。という視点になる。私のような聴力の場合、聞こえを改善させたいなら、500〜2000Hzは、35dBまでは、改善させたい。ここまで改善できると、少し小さい声の方の声から少し声の大きい方の声まで、全体的に改善しやすくなるため、聞きにくさを減らしやすい。

改善に関して、少し補足をしますと、各数値に関しては、体感的には、このように感じます。音声を改善させる上で重要になってくるのは、500~2000Hzあたりになります。

黄色の部分は、それぞれの声の大きさの部分。人によって声の大きさは、異なるため、あくまでも目安になるが、このようになる。この中で割合が大きいのは、少し大き目の声(70dB)、普通の会話音(60dB)、少し離れた時の会話音、少し声の小さい方の声(50dB)になる。黄色の部分は、それぞれの声の大きさの部分。人によって声の大きさは、異なるため、あくまでも目安になるが、このようになる。この中で割合が大きいのは、少し大き目の声(70dB)、普通の会話音(60dB)、少し離れた時の会話音、少し声の小さい方の声(50dB)になる。

この辺りは、だいたい35dBくらいまで改善できると、

  • 少し小さい声の方(50dB)
  • 通常の声の大きさ(60dB)
  • 少し声が大きい方(70dB)

を全体的に改善できるような状態になりますので、補聴器の効果も出しやすくなります。

全体的に30dBまで改善ができるとさらに小さい声の方の音量も聞きやすくなる。ただし、周囲の音など大きくなる要素もあるので、あくまでも目指せる方のみここまで改善すると良い。無理やり皆瀬させても辛くなるだけなので、適度に改善は、行おう。全体的に30dBまで改善ができるとさらに小さい声の方の音量も聞きやすくなる。ただし、周囲の音など大きくなる要素もあるので、あくまでも目指せる方のみここまで改善すると良い。無理やり皆瀬させても辛くなるだけなので、適度に改善は、行おう。

30dBくらいまで改善できると、さらに、40dBの声の小さい方の部分までよくなる傾向があります。ただ、あまり音を大きくすると、周囲の音は、多く入ってきたり、聞こえてくる音が大きくなることで、少し辛くなってしまいますので、その点は、感覚と相談になります。

アラーム系は、この辺りが関係しやすい。実際には、様々な音があるので、1000〜4000Hzまでを満遍なく改善してあげると良かったりはする。アラーム系は、この辺りが関係しやすい。実際には、様々な音があるので、1000〜4000Hzまでを満遍なく改善してあげると良かったりはする。

そして、3000~4000Hzあたりは、アラーム系、高い音のお知らせ音が影響し、40dBくらいまで改善できると、体温計の音や洗濯機の音、お湯張りの音などアラーム系は、気がつきやすくなります。

それらを全部含めた私の聞こえの改善目標値は、こちら。という事で、こちらを目指して、改善していく。それらを全部含めた私の聞こえの改善目標値は、こちら。という事で、こちらを目指して、改善していく。

私の場合は、満遍なく気がつく、もしくは、聞こえるようになりたい人ですので、全体的によくしていきます。

今現在、補聴器は、パソコンで調整し、聞きにくさを改善していく。今現在、補聴器は、パソコンで調整し、聞きにくさを改善していく。

ということで、実際に調整していきます。私の場合は、補聴器歴、すでに20年以上で、補聴器に慣れているため、一気に改善させていきます。

こちらは、補聴器の調整画面。実際に自分で改善させている画面。こちらは、補聴器の調整画面。実際に自分で改善させている画面。

補聴器をある程度、体感で調整した結果がこちら。

体感だけでは、どのくらい聞こえているのかわからないため測定。特に低い音がどれだけとか、高い音がどれだけ聞こえているのかは、流石に測定しないと把握できない。体感だけでは、どのくらい聞こえているのかわからないため測定。特に低い音がどれだけとか、高い音がどれだけ聞こえているのかは、流石に測定しないと把握できない。

その後、音場閾値測定を行い、確認していきます。

測定結果としては、良好。測定結果と改善目標値の2つを比較できれば、どの部分が足りていて、どの部分が足りていないのかがわかるようになる。このようにして、改善したら良い数値まで改善していけると、聞きにくさは、改善しやすい。測定結果としては、良好。測定結果と改善目標値の2つを比較できれば、どの部分が足りていて、どの部分が足りていないのかがわかるようになる。このようにして、改善したら良い数値まで改善していけると、聞きにくさは、改善しやすい。

目標値と比較するといい状態ですね。音の体感としても、そんなに大きくなく、でも、しっかり聞こえる感覚はありますので良い状態です。

こちらは、補聴器を装用した時の言葉の聞こえの測定。先ほどの音場閾値測定での結果で、全体的に、35dab、30dB改善できていると、この数値も自ずとよくなる傾向がある。こちらは、補聴器を装用した時の言葉の聞こえの測定。先ほどの音場閾値測定での結果で、全体的に、35dab、30dB改善できていると、この数値も自ずとよくなる傾向がある。

補聴器を装用して調べる音声の聞こえについてもあるのですが、こちらを測定した結果は、この通りです。音場閾値の数値で、そもそも結果が出てますので、こちらの数値も、かなり良い方です。ただ、正直、もう何度もやっていますので、覚えてしまっている可能性は、拭えません。

少し省略している感はありますが、

  • 自分の聴力の改善目標値
  • 自分が聞こえている状態を可視化
  • 補聴器を使ってみて感じる音の体感

の3つを比較しながら、よくしていきました。

補聴器は、耳につけるだけですと、音が大きく聞こえる、もしくは、小さく聞こえる。音が機械っぽい、など、本当の意味で体感しかわかりません。

そして、どのくらい今聞こえていて、どのくらい聞こえるようになれば良いのかは、流石に補聴器をつけている状態を調べないとわからないことですので、調べて自分の状況を把握する事は、とても大切です。

調べた状態と改善する目標値、そして、自分の体感をそれぞれ比較できると、補聴器の調整でよりよくしやすくなります。

もちろん、そのようにしても耳が治るというところまでは、いかないのですが、このように状況を把握しながら改善していくことで、それなりに改善でき、自分なりに良い補聴器を得ることができます。

私の場合は、このようにして、聞きにくさを改善していきました。

私の場合は、客観評価(データ)と主観評価(体感)を組み合わせて判断しています。客観評価は、どこまで改善できているかわかりますが、体感として使用できる状態なのかわかりません。逆に主観評価は、使っている感覚こそわかりますが、どこまで聞こえているのかがわかりません。その2つを組み合わせることにより、今自分がどこまで改善できていて、どこまで改善すれば良いのか。というのが体感とデータでわかるようになります。

その他で聞きにくさ、扱いやすさを改善するためにやった事

その他、聞こえにくさ、あるいは、扱いやすさの改善のためにした事は、

  • イヤモールドを装着(製作)した
  • 両耳ともバランスを整えた

の2つです。

基本的には、上記のことをすればそれなりに改善できますが、私の場合は更に、改善させていきます。

イヤモールドを装着(製作)した

耳かけ形補聴器を使用する場合ですが、耳の形を採取して、その人、専用の耳せんを作ることができます。金額は、@9,000~12,000円くらいです。

耳の形を採取して、その人ように作る耳せんがイヤモールド。このように色をつけることもできる。写真は、使いすぎて、青が変色した状態。耳の形を採取して、その人ように作る耳せんがイヤモールド。このように色をつけることもできる。写真は、使いすぎて、青が変色した状態。

こちらのものですね。

耳に使用した状態は、このようになります。

私のような聞こえの場合、

  • ハウリングする可能性が高い
  • 既成の耳せんだと、抜けてきて、何度も入れ直す手間ができる

この2つが発生します。

ハウリングとは、簡単に言えば、音が漏れている状態で、ピーッ!と補聴器からなる事です。ハウリングは、結構、鬱陶しい音ですので、ないに越したことはありません。

また、アメ耳の場合、耳の中がヌルヌルしているため、耳せんが滑りやすく、なんども耳から抜けてきたり、その度に入れ直すと、擦れて痛くなったりします。

その2つを改善してくれるのが、イヤモールドです。基本的に、イヤモールドは、ハウリング防止か、耳にしっかり固定できるようにするために作られます。

今現在は、どの部分がハウリングするのかを調べ、効果的にハウリングを抑えるようになってきた。その測定の一部が、こちら。今現在は、どの部分がハウリングするのかを調べ、効果的にハウリングを抑えるようになってきた。その測定の一部が、こちら。

補聴器で聞こえを補うと、少なからず、どの補聴器でもハウリングするリスクはありますので、補聴器には、予め、ハウリングを抑える機能というものが存在します。

測定をした結果。赤が右側。青が左側を表す。高い音は、補聴器の出力間際だが、どちらもハウリングせず、ハウリングにより、不当に抑えられている状態にもなっていないので、良い状態になる。測定をした結果。赤が右側。青が左側を表す。高い音は、補聴器の出力間際だが、どちらもハウリングせず、ハウリングにより、不当に抑えられている状態にもなっていないので、良い状態になる。

私のところで扱っている補聴器ですと、補聴器から音を出し、どのくらいの音(周波数)がどのくらいの音(音量)で、ハウリングするのか。というのを調べられるようになっています。

そして、ハウリングを防止するのですが、聴力的に少しハウリングしやすい状態になります。

こちらは、ハウリングしており、ハウリングを抑えるために実際に補っている部分を下げて、対応している例。注意したいのは、ハウリングしているとハウリングを止めるため、元の補う音量が下がること。それにより、その部分が補えず、聞きにくさがでる。ということも起こりやすい。必ず、ハウリングは、とめ、かつ、ちゃんと補える状態にしておこう。聞きにくくなる因子は、取り除いておく事が大切だ。こちらは、ハウリングしており、ハウリングを抑えるために実際に補っている部分を下げて、対応している例。注意したいのは、ハウリングしているとハウリングを止めるため、元の補う音量が下がること。それにより、その部分が補えず、聞きにくさがでる。ということも起こりやすい。必ず、ハウリングは、とめ、かつ、ちゃんと補える状態にしておこう。聞きにくくなる因子は、取り除けるのであれば、取り除いておき、なるべく聞きにくくならないようにする事が何よりも大切だ。

ハウリングしやすい状態ですと、ハウリングしやすい周波数のところは、それ以上、大きくすることができなくなりますので、聞きにくさが出る要因となる場合があります。

赤くて太い線が今現在、補聴器から出ている音の強さ。紫色の上の方にある線は、ここくらいまで音を出すと、ハウリングしますよ。という線。聞こえを補うのであれば、紫の線よりは、下に来るようにし、なるべくハウリングのせいで聞こえが阻害される。という状況はないようにできると良い。赤くて太い線が今現在、補聴器から出ている音の強さ。紫色の上の方にある線は、ここくらいまで音を出すと、ハウリングしますよ。という線。聞こえを補うのであれば、紫の線よりは、下に来るようにし、なるべくハウリングのせいで聞こえが阻害される。という状況はないようにできると良い。

そのようなことがないよう、イヤモールドをつけ、ハウリングが起こらないよう快適性をあげつつ、聞こえにくさの改善もちゃんとできるようにします(ハウリングによる音の増幅ができない状態を無くしていきます)。

このようにできると、補聴器を使ったときの扱いやすさ、快適性が上がり、かつ、聞こえもちゃんと改善できる状態にできます。

ハウリングや保持に関しては、意外に軽視されるのですが、しっかりと聞こえを補うためにも、快適に使うためにも重要な要素です。

両耳の聞こえを揃える

ここは、体感で合わせてしまっているのですが、基本的に補聴器で両耳の聞こえを改善させる場合、両耳に補聴器を装用することが大切なのではなく、左右の聞こえを揃えることが重要になります。

こちらがいわゆる両耳効果。基本的には、片耳に比べ、①音の方向感覚はわかりやすくなる②騒がしい中での聞こえを底上げする事ができる③普段の聞こえもバランスよく聞こえるため、はっきりしやすい。など、様々な効果がある。こちらが補聴器を両耳に装用することのメリット。基本的には、片耳に比べ、①音の方向感覚はわかりやすくなる②騒がしい中での聞こえを底上げする事ができる③普段の聞こえもバランスよく聞こえるため、はっきりしやすい。など、様々な効果がある。

補聴器メーカーフォナックより引用

両耳に補聴器を装用する場合、上記のような効果を得られるのですが、これは、左右のバランスが整えられている状態に起こることであり、両耳に装用すれば無条件で起こるわけではありません。

とはいえ、私の聴力は、ほぼ同じような状態ですので、補聴器を使ってみて、左の方が聞こえる、右の方が聞こえるなど、違いがなければ大丈夫です。そして、実際には、ありませんので、OKでした。

左右が異なる場合は、なるべく揃えるようにすると良い。その場合は、音場閾値測定を左右別々に行い、確認すると状況を把握しやすくなる。1つ違いほどであれば、許容範囲内で、2つ違いから、修正できるなら修正し、なるべくバランスを整えられると、良い状態になる。左右が異なる場合は、なるべく揃えるようにすると良い。その場合は、音場閾値測定を左右別々に行い、確認すると状況を把握しやすくなる。1つ違いほどであれば、許容範囲内で、2つ違いから、修正できるなら修正し、なるべくバランスを整えられると、良い状態になる。

仮に左右で聞こえの差がある場合は、聞こえの状態を左右で確認し、なるべく両耳の聞こえに差が出ないようにできると良いです。

ただし、聴力によっては、バランスを整えること自体、難しい場合がありますので、必ず、できる範囲内で行うことが大切です。

両耳装用による効果は、装用することによって起こるわけではないので、なるべく聞きにくさを改善させるためにバランスを整え、それを発揮できるようにすることが大切ですね。

私の耳の改善のポイント

さて、聞きにくさの改善に関しては、全て上記に記載しました。

自分の聴力の改善のポイント、補聴器の選定のポイントについてまとめますと

  • 補聴器の形状は、自分が扱いやすいものを選んだ
  • 調整は、自分の状態を可視化しつつ、改善目標値まで改善させた
  • 扱いやすくするためにイヤモールドも作り、かつ、両耳のバランスも整えた

となります。

補聴器の形状は、そこまで大きな聞こえの改善ポイントには、なりませんので、どちらの方が自分にとって、扱いやすいのか。もしくは、目立ちにくいものが良いのか、そうでないのか。という部分で見れば、自ずと選べるようになります。

そして、聞こえの改善に大きく影響する調整に関しては、

  • 自分の聞こえの改善目標値を知ること
  • 今、自分が聞こえている状況を把握できるようにすること
  • 自分が補聴器を使ってどのように感じているのかを意識すること

の3つが大切です。この3つを見ながら、補聴器販売店さんの人や病院さんで相談できると、良いでしょう。

この際、目標値まで改善させることは、確かに大切ですが、そこまで音を大きくすると辛い。という場合は、無理にあげることはありません。

その場合は、そこまでの音量にしても良いですし、少し音量を下げて、耳の負担を和らげてあげるのも良いです。

そして、しばらく使用した後、慣れてきたかな?と思った頃に、足りない部分を大きくしても良いですね。

先ほど上げた

  • 自分の聞こえの改善目標値を知ること
  • 今、自分が聞こえている状況を把握できるようにすること
  • 自分が補聴器を使ってどのように感じているのかを意識すること

の3つを意識できると、どのように自分は、改善していったらよいのか。というのがわかりますので、状況を把握しながら改善できると、自分が望む状況にしやすくなります。

耳は、どうしても人によって異なり、たとえ同じような病気にかかったとしても、状況が変化します。そのため、補聴器を調整する人、補聴器を使う人、それぞれが状況を把握し、どのようにしていったらよいかを相談できると、お互いにとって、よい方向へ進めやすくなります。

最後は、扱いやすいようにイヤモールドも作り、ハウリングや耳から抜ける。といった不快に感じる部分を改善させ、かつ、両耳のバランスを整え、使いやすくしています。

これが、聞こえを改善させるためのポイントになります。どちらかというと、ちゃんと聞こえを改善させ、生活する上で、問題ないようにするポイント。という方が、わかりやすいかもしれません。

聞こえを改善させることも重要ですが、日常生活上で、問題なく使えるようにすることも同じくらい大切だからです。

改善ポイントに関しては、上記の通りです。自分で書いていて思いましたが、聞こえの改善も大切ですが、それと同時に使いやすさ。問題なく使えるようにするのは、大切ですね。使えないと意味がないですし、本当の意味で、生活を改善することが難しくなります。それは、自分自身、補聴器を使っていてそう感じます。

自分の状態を改善させた方法のまとめ

以上、自分の聞こえの状態を改善させた方法に関して、まとめてみました。

あくまでも私自身が選んだ方法ではありますが、選ぶものは、異なっても、選び方そのものに関しては、学べるようにしてみました。

私の場合は、耳の状態が感音性難聴で、かつ中等度難聴になりますので、そのような方には、当てはまる内容になります。

中等度難聴は、多くいますので、こちらをご覧になり、少しでも自分の耳をよくするヒントが掴めたのであれば、幸いです。

たまには、こんな内容を書いて見るのも良いですね。

ABOUT ME
深井 順一
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者で補聴器を使っている事、補聴器の販売を行っている事、この二つの視点で、ブログを書いたり、補聴器のご相談をしています。書いている人の詳細は、こちら。お店に関しては、こちらに詳細を書いています。お店の場所は、東京都墨田区、都営浅草線本所吾妻橋駅より徒歩2分のところに、あります。
補聴器で聞きにくさを改善する方法、まとめました

聞きにくさがあり、お悩みの方のために、補聴器で聞きにくさを改善する方法をまとめてみました。

書いてある内容は?
  • 難聴の症状別に、どう補聴器で改善すると良いか
  • 補聴器の基本から、種類の特徴、金額による違い
  • ご自身に適した補聴器の選び方

聞きにくさにお悩みの方は、参考にしてみてください。また、お客様の改善事例には、実際の耳の状態から、実際に改善させた方法を中心に記載しています。

補聴器の改善まとめお客様の改善事例

なお、お店に関する内容は、以下にまとめています。そして、ご来店いただいた方の当店の評価もまとめてみました。

お店の特徴を見るお客様の評価一覧