補聴器を紛失する原因と失くさないための2つの工夫

補聴器を購入して、気をつけたいことの一つのは、補聴器を失くす事です。
今現在、補聴器の種類によっては、紛失補償。というものも出てきていますが、そのまま、もらえる。ということはなく、サービス価格(いくらかの割引価格)で買える。という状態です。
補聴器の金額は、それなりにし、さらに無くなるとその間は、困ることになります。できる限り、無くさずに使えれば、それだけ、困ることも少なくなります。
こちらでは、そうならないよう、紛失しないようにするための工夫とその原因の二つについて、載せていきます。
補聴器を紛失する原因
基本的に補聴器を紛失する事の多くの原因は
- どこに置いたか忘れて、紛失
というのが圧倒的に多いです。
もしかしたら、人によっては、補聴器をつけている間に、何かしらの事で耳から外れ、そのまま失くなるのでは?とお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、多いのは、どこに置いたかわからなくなり、そのまま失くなる。というケースです。
このケースは、補聴器を急いで外し、ポケットか何かに入れたり、普段入れ慣れていないものに、一時的に保管したり、またまた、普段と異なる環境で、補聴器を外して置いたりと、状況によって様々です。
失くす傾向が強いのは、補聴器を一日中使用し続ける。という方よりも、一時期、補聴器を耳から外す機会がある方です。
例えば、仕事中は、必要なので、補聴器をつけるけれども、家に帰る途中の電車の中で補聴器を外し、ケースに入れる。もしくは、何か補聴器を外す機会があり、ケースに入れる。などを行う方です。
耳から外す機会が多ければ多いほど、とっさに行なった際に、特にわからなくなります。とっさに行なった場合は、記憶に残りづらいためですね。
そのような時に「あれ?どこにしまったかな?」となったり、しまった場所を忘れ、そのまま見つからない。というケースが、失くすケースとしては、多くなります。
もちろん、耳に装用していて、耳から外れそうだ。という場合もあります。その場合は、その部分をできるだけ、修正する事がおすすめです。
補聴器は、しっかりと装用できて、初めて補聴器の効果が耳に伝わりやすくなります。その点からも、しっかり装用できるようにすることは、とても大切です。
補聴器を失くさないための工夫
こちらについては
- どこに入れるのか、決めておく事
- 耳にしつかり装用できていない場合は、しっかり装用できるようにする事
の二つです。
どこに置いたか忘れるケースは、基本的にどこに入れるのか。どこにしまうのかを決めていないケースで、失くなる可能性が高くなります。
ですので、しまうケースを決める。しまうバックを決める(しまう場所を決める)など、行うと、無くしづらくなります。
例えば、よく持ち歩くバックの中で、あるポケットの部分に補聴器のケースおよび、補聴器をしまう。などしておけると、無くしづらくなります。
また、仮に家の中で、補聴器を保管する。しまう場合も同様です。おく場所を決めておき、必ず、そこに入れる。というようにできると、探すこともなくなりますし、無くすことも無くなります。
どこに置いたか忘れてもいいように、どこに置くかを決めておく。このようにできると、かなり無くしづらくなります。
また、耳にしっかり装用できていない場合は、しっかりと装用できるようにしておきましょう。
使っている補聴器によっては、外れやすい状態のものもあるかもしれません。その場合は、その旨、補聴器屋さんで伝え、外れにくいような道具を使ったり、しっかり装用できるような状態にできるとベストです。
上記にも記載しましたが、しっかりと装用できると、耳に音が伝わりやすくなります。
耳から耳せんが抜けてきたりすると、音がしっかり耳に伝わりづらくなりますので、しっかりつけられるようにすることは、聞こえをよくする意味でも大切です。
私の経験
私も小学2年生の時から補聴器をつけていますので、これまで、何度か補聴器を失くしたことがあります。
それは、どれも、どこにしまったか忘れてしまい、そのまま永久に出てこなかったケースですね。
特にとっさにしまったりすると、どこにしまったか忘れてしまい、ずっと探すことになるのですが、今まで出てきた試しがありません。
耳に装用している状態で、外れる。ということを想像する方も多いのですが、耳から外れるような事は、あまりありません。
もちろん、耳に何か引っかかって外れる事はありましたが、その時は、外れた感覚が強く残るので、すぐに補聴器を探すようになります。
ですので、このような場合は、意外に無くなりません。
それよりも、どこに置いたか忘れる。どこにしまったか忘れる。というものの方が、探しようがないことも多く、無くなりやすくなります。
私自身の経験でもそれを感じますし、お客さんの中で、失くした。というような話を聞く場合は、だいたい、どこかにしまった筈だけど、見つからなくなってしまった。というケースが多いですね。
それらのことから、しっかりとしまう場所を決める。ということを行えるとベストです。
私の場合は、しまうケース。しまう場所。そして、置く場所も全部決めています。
それをして以降、かれこれ10年以上経過しますが、このようにしてからは今の所紛失していません。
まとめ
補聴器を失くすことについては、使っているときに耳から外れる。ではなく、どこかに置いてわからなくなる。により、無くなることが多いです。
そのため、保管場所を決めておけると、失くしづらくなります。
一応、耳に装用する状態が不安定ですと、耳から外れる事はありますが、そちらは、そちらで、しっかり装用できる方が良い状態です。その場合は、補聴器屋さんで見てもらい、使えるようにしてもらえるといいですね。
という事で、補聴器の紛失は、保管場所を決める。というようにできると、失くしづらくなりますので、このようにしてみる事をお勧めします。