聞こえを改善する基本

生まれつき中等度難聴の私が、自分の聞こえを改善した方法(自己紹介〜改善方針編)

私自身、生まれつきの難聴者なのですが、補聴器販売店におり、補聴器の販売をしています。

そのため、私の場合は、自分で自分の耳を改善しているのですが、そんな人間は、どの様にして、聞こえを改善したのでしょうか。

補聴器で聞こえを改善するには、大きく分けると

  • 補聴器で改善する方針(どの様に補聴器で改善するか)
  • 補聴器の形状(どの様な補聴器の形を選ぶか)
  • 補聴器の性能(どの様な性能を選ぶか)
  • 補聴器の調整(どの様に聞こえを補うか)

を考えていく必要があります。

こちらでは、その中の一つ、初めの補聴器で聞こえを改善する方針に関して、記載していきます。

なお、初め、ということもあり、私の耳の状態から記載していきます。

お悩みの方の場合は、ご参考にどうぞ。

耳の状況(体の状況)

まず、自己紹介がてら、私の耳の状況に関して記載していきます。

  • 生年月日:1986年7月1日
  • 性別:男性
  • 聴力:中等度難聴(両耳)
  • 症状:スティックラー症候群(感音性難聴)
  • 発症:生まれつき(生まれつきの障害者)
  • 備考:補聴器の使用は、小学2年生の時から

となります。

私の場合は、低い音より高い音の方が低下している聴力です。私の場合は、低い音より高い音の方が低下している聴力です。

耳の状況は、この様になります。

私の場合は、難聴というよりも、スティックラー症候群という病気が上にあり、その下(症状)に難聴がある状態です。私の場合は、難聴というよりも、スティックラー症候群という病気が上にあり、その下(症状)に難聴がある状態です。

私の場合は、ステックラー症候群といい、目や骨の異常、耳の聞こえにくさといったものがでる疾患で、生まれつきの難聴になります。

一応、耳以外にも疾患がありますが、正直、耳以外は、気にしたことがありません。生活するのに、なんら不自由はないためです。

ただ、骨の異常があったためか、背は伸びず、身長は、148cmしかありません。

子供の頃は、もう少しよかったのですが、大抵、こんな感じの聴力でした。子供の頃は、もう少しよかったのですが、大抵、こんな感じの聴力でした。

耳に関しては、幼い頃から、中等度の難聴で、そこからは、あまり変わっていません。

小さい頃に両親がなかなか言葉を話さないことから不審に思い、病院に行ったところ、難聴が発覚しました。

発覚したのは、幼稚園の頃でしたが、色々と耳の事を調べたり、体の事を調べたりで、補聴器の本格的な装用は、小学校2年生の頃からになります。

なお、体の事を調べた結果、スティックラー症候群であることがわかった状態になります。

補聴器で初めに考える補う方針

私の場合は、両耳とも同じくらいの聴力になります。私の場合は、両耳とも同じくらいの聴力になります。

さて、耳の状況に関して記載しましたが、補聴器で一番初めに考えていくのは、補聴器の形でも、性能でもなく、どの様に耳を補うか。になります

私の場合は、上記の通り、両耳とも聞こえにくい状態になります。

この場合、厳密には、片耳のみに補うか。両耳とも補うか。の2つの選択肢があります。

耳には、聞こえる音量で音声を流し、どのくらい理解できるのか。を調べる測定があります。耳には、聞こえる音量で音声を流し、どのくらい理解できるのか。を調べる測定があります。

補聴器の場合、その耳に音声を聞かせ、どのくらい聞き取れるのか。を調べる測定があるのですが、それで耳を調べると、ある程度、補聴器の適性を調べることができます。

耳の場合は、感音性難聴の症状のレベルをみるために、言葉を聞かせながら、それがどのくらい理解できるのか。を調べる測定もあります。耳の場合は、感音性難聴の症状のレベルをみるために、言葉を聞かせながら、それがどのくらい理解できるのか。を調べる測定もあります。

私の耳の状態を調べた結果は、この様になります。両耳とも、音を大きくすることにより、聞こえの改善ができる耳。という状態です。

耳の中の絵。耳の中のどの部分が悪化しているのか。により、症状が異なるのですが、私の場合は、内耳。と呼ばれる部分が元々、うまく形成されなかったため、感音性難聴になります。耳の中の絵。耳の中のどの部分が悪化しているのか。により、症状が異なるのですが、私の場合は、内耳。と呼ばれる部分が元々、うまく形成されなかったため、感音性難聴になります。

私の場合は、感音性難聴になりますので、耳の状況は、

  1. 音が聞こえにくくなる
  2. 言葉が理解しづらくなる

の2つが起こります。この2つ目の部分を語音明瞭度測定。というもので、調べることができます。

それで調べた結果が、上記の内容です。

数値を見る場合は、一番正解数が高いところを見ます。この場合ですと、左耳が、70dBのところ、80dBのところで95%で、高い部分になります。右耳の場合は、80dBで95%まで、出ていますね。数値を見る場合は、一番正解数が高いところを見ます。この場合ですと、左耳が、70dBのところ、80dBのところで95%で、高い部分になります。右耳の場合は、80dBで95%まで、出ていますね。

重要なのは、その数値の見方なのですが、基本的に一番正解率が良いところをみて、50%以上であれば、補聴器の適性がある。という様に見れます。

一番良い数値の%で、判断します。例えば、一番良い数値が、75%だったら、80%未満、60%以上の部分が適応されます。一番良い数値の%で、判断します。例えば、一番良い数値が、75%だったら、80%未満、60%以上の部分が適応されます。

数値の意味は、このようになります。

中には、感音性難聴の2の部分が強く、音を大きくしたとしても、あまり聞き取りに貢献しない耳もあります。

私の耳の場合は、幸いにも、両方とも補聴器の適性がありますので、最大限、補う意味で、両耳に補聴器を装用します。

実際には、こんなものを使っています。

補聴器メーカーソノヴァジャパンより引用

片耳と両耳の違いですが、あくまでも両耳とも聞こえづらく、かつ、両耳とも補聴器が適合する場合においてですが、この様になります。

主な違いは、騒がしい中での聞き取りで、片耳のみだと、周囲が騒がしくなると共に周囲の音に邪魔されて、聞きにくさが上がってきます。

なお、こちらには、記載されていないのですが、実際に、私自身が使用した感覚を記載しますと、たとえ静かであっても、両耳から聞こえてくる方が、両方で音を取っているせいか、安心して聞くことができます。

また、片耳のみつけているケースでは、つけていない側から話されたり、呼ばれたりすると、気がつかないケースがあるのですが、両耳ですと、その様なことは、かなり少なくなりますね。

私の耳の様に、両方とも補聴器による適性がある。両耳に装用した方が効果が上がる。という前提であれば、最大限、よくするのは、両耳装用です。

私の場合は、両耳装用

少し前に書いてしまいましたが、私は、両方に補聴器を装用して、聞こえを改善しています。

ここからは、あくまでも私自身の気持ちですが、まず、両耳とも聞こえにくい状態で、かつ、仕事もしていますので、できるなら、なるべく聞きにくさが改善される方法を取りたいと考えたためです。

もちろん、補聴器を購入する予算もありますが、その範囲内で、自分の耳をよくする方法で、改善したい。と、考え、両耳装用にすることになります。

この様に考えて、両耳装用にしました。

まとめ

まずは、耳の状況から、補聴器を使用する際の補う方針。ということで、こちらに関して、記載してみました。

私の場合は、両耳とも補聴器の適性は良い状態ですので、両耳に補聴器を使用して、最大限、聞きにくさを改善していける様にしました。

仕事もしていますし、なるべく仕事の際は、聞き取れる様に。さらに、できるのであれば、やはり、少しでも聞き取りをよくして、自分の状態をよくしていきたい。と考えているためです。

もちろん、補聴器の予算はありますので、高価なものは、買えないのですが、その範囲内で、改善する。ということで、まずは、補う方針で、記載してみました。

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深井 順一・聞こえにくい人を支援する補聴器専門店
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。2019年で補聴器使用歴25年、補聴器販売歴10年。補聴器を使っている経験から、お店のサービスを考え、聞こえにくさにお悩みの方が、より良い生活が送れるよう支援しています。お店の内容は、"当店の特徴"へ。お店に来た"お客様の改善事例は、こちら"。書いている人の詳細は、”書いている人のページ”。連絡先は、”お問い合わせページ"にあります。
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