高音漸傾型の難聴

高音漸傾型の難聴を補聴器で改善させるための4つのポイント

高音漸傾型(こうおんぜんけいがた)とは、高音の部分が、徐々(5〜10dB感覚)で下がっていく聴力の形をさします。

このような聞こえになる方は、

  • 生まれつきの感音性難聴
  • 老人性難聴
  • 突発性難聴(一部)
  • メニエール病(一部)

など、様々な難聴でみられます。

どのような難聴でも、人によって、聴力の形が異なります。高音漸傾型(こうおんぜんけいがた)の特徴をした聞こえの方を補聴器で改善していく場合は、どのようなところに気をつければ良いのでしょうか。

こちらでは、聞こえをしっかり改善していくために補う基本の部分から、この耳の方に合う補聴器、必要となる性能の理解、聞こえを改善させる補聴器の調整まで、記載していきます。

内容の中には、実際に聞こえを改善した実例も載せていきますので、聞きにくさにお悩みの方は、参考にしてみてください。

目次

高音漸傾型の難聴を改善させるための4つのポイント

高音漸傾型の聞こえを改善させるためのポイントは

  • 高音漸傾型の難聴を改善させる補い方
  • 高音漸傾型を改善しやすい補聴器の形状
  • 補聴器の性能の理解
  • 高音漸傾型を改善するための補聴器の調整

の4つです。

この4つさえ、理解できれば、しっかりと、聞こえの部分は、改善できるようになります。

高音漸傾型の聴力と補聴器の効果

低い音は聞こえており、音が高くなるにつれ、徐々に低下する聴力を高音漸傾型(こうおんぜんけいがた)と呼びます。この形は、色々な聴力に見られます。低い音は聞こえており、音が高くなるにつれ、徐々に低下する聴力を高音漸傾型(こうおんぜんけいがた)と呼びます。この形は、色々な聴力に見られます。

こちらは、このような聞こえの方を対象としています。

高音域が徐々に低下していることから、高音漸傾型(こうおんぜんけいがた)と呼ばれ、比較的、低い音は、聞こえるけれども、音が高くなってくると、徐々に聞きづらくなってくるのが、特徴です。

高音漸傾型の聞こえは、軽度難聴と中等度難聴の間くらいの聞こえになります。どちらかというと、中等度難聴寄りで、聞きにくさを感じやすい聞こえの方が多いです。高音漸傾型の聞こえは、軽度難聴と中等度難聴の間くらいの聞こえになります。どちらかというと、中等度難聴寄りで、聞きにくさを感じやすい聞こえの方が多いです。

このような聞こえの場合、人によっては、対面でも聞こえる。というケースがあるのですが、特定の人の声がかなり聞きづらい、距離が離れると急に聞きづらさを感じる、ということが起こるようになります。

周りが騒がしかったり、複数の人とお話する場合も聞きづらさを感じることが増え、高い音がするアラーム系は、ほとんど鳴っている事に気がつかなかったりします。

そのため、家の中などでは、そこまで困ることは、なかったりするのですが、仕事をしていたり、職場での会話、コミュニケーション、会議の際などでは、急に困ることが増えてきたりします。

補聴器で改善できると、全体的によくなってきます。騒がしいところは、あまりにも騒がしいと効果は、落ちやすいのですが、それ以外の場所では、補聴器があることにより、大きく変化してきます。比較的、補聴器の効果が高くなりやすいのも、高音漸傾型の特徴ですね。補聴器で改善できると、全体的によくなってきます。騒がしいところは、あまりにも騒がしいと効果は、落ちやすいのですが、それ以外の場所では、補聴器があることにより、大きく変化してきます。比較的、補聴器の効果が高くなりやすいのも、高音漸傾型の特徴ですね。

補聴器で聞きにくさが改善できると、今まで聞きにくかった部分を全体的に支援してくれるようになります。

お話が聞きやすくなることで、周囲とのコミュニケーションも、徐々にうまくいくようになってきますし、それにより、自分自身に自信を持つこともできるようになってきます。

そして、アラーム系の音にも気づくようになったり、今まで音の存在すら認知していなかったものも聞こえるようになりますので、普段の生活も、変わってきます。

残念ながら、耳が治る。というところまでは、いかないのですが、聞こえを改善することで、今まで、困っていた部分を改善したり、今まで以上に良い生活を送れるようになります。

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①高音漸傾型の難聴を改善させる補い方

さて、補聴器で聞こえを改善していく際、初めに行なっていくことは、耳の状態を調べることです。

主には、

  • 聴力検査:どのくらい聞こえを補ったら良いかの確認
  • 語音明瞭度測定:どの耳に補聴器を装用したら良いかの確認

の2つを行います。

感音性難聴は、内耳と呼ばれる部分が悪化して聞きにくくなる難聴です。基本的には、老人性難聴、生まれつきの感音性難聴、メニエール病、突発性難聴、低音障害など、実に多くのものが、感音性難聴の部類になります。感音性難聴は、内耳と呼ばれる部分が悪化して聞きにくくなる難聴です。基本的には、老人性難聴、生まれつきの感音性難聴、メニエール病、突発性難聴、低音障害など、実に多くのものが、感音性難聴の部類になります。

難聴になり、治らないために、補聴器で聞こえを改善していく人は、ほとんどが感音性難聴になります。

感音性難聴の特徴は、

  • 音が聞こえにくくなる
  • 言葉がわかりづらくなる

の2つがあります。

それぞれの障害のレベルを見るのが、先ほど紹介した検査(測定)2つになります。

耳の世界には、語音明瞭度測定、というものがあり、こちらを行うと、補聴器を装用する事で、効果が出せる耳なのか。を調べる事ができます。

実際に調べた図がこちらになります。結果の見方は、最良の数値を判断材料にし、50%以上であれば、補聴器の効果が見込める。と、なります。

この場合は、両耳とも数値が良い状態ですので、両耳に装用して、聞こえを改善していくのが、最良の改善方法です。

このような場合、厳密には、

  • 両耳とも補聴器を装用して、聞こえを改善する
  • 片耳だけ補聴器を装用して、聞こえを改善する

の2つの方法があります。

両耳と片耳で大きく異なるのは、騒がしいところでの聞きやすさや聞こえない側(補聴器をつけていない側)からの声が聞きにくくなる事です。両耳と片耳で大きく異なるのは、騒がしいところでの聞きやすさや聞こえない側(補聴器をつけていない側)からの声が聞きにくくなる事です。

両耳と片耳の違いは、このようになります。

この2つの違いは、騒がしい中での聞こえや複数の人とのお話の時の違いになります。

それにプラスして、補聴器をつけている側は、聞こえやすくなるのですが、つけていない側は、今までと同じように聞きにくいままで、変わりません。

静かな環境しかいない。という場合は、片耳だけで良いかもしれません。

しかし、職場で仕事をしている際に聞きにくさを感じる。少し騒がしくなると聞きにくさを感じる。というケースでは、片耳ですと、そもそもの部分として、改善がかなりしづらい状況となります。

特に高音漸傾型の聞こえの方は、騒がしい中での聞こえが下がりやすい傾向があるため、少しでも、その部分の改善をよくするのであれば、両耳装用は、必須になります。

高音漸傾型の場合は、音を大きくする事で、明瞭度は、よくなりますが、90%、100%まで伸びるのは、かなり少なくなります。ただ、高域をしっかり補う事で、測定値以上の数値を出せることもあるのが、この聴力の特徴です。高音漸傾型の場合は、音を大きくする事で、明瞭度は、よくなりますが、90%、100%まで伸びるのは、かなり少なくなります。ただ、高域をしっかり補う事で、測定値以上の数値を出せることもあるのが、この聴力の特徴です。

高音漸傾型の方の場合、先ほどの測定結果に関しては、それなりに両方とも良い結果が出ることが多いです。

そのため、片側だけ、非常に低い。という事がない限り、両耳に装用し、しっかりと、聞きにくさを改善できる状態にする事で、最終的な聞こえの改善度を高くすることができます。

【難聴改善の基本】両耳とも聞きにくい耳を補聴器でよくする改善思考補聴器で聞こえを改善させていく際に重要になるのは、どのように改善すると良いかの基本的な改善の部分です。耳には、聴力以外にも言葉がどれだけ理解できるのか。といいう部分があります。耳の状況を理解した上で、その耳がもっとも改善できる方法を選ぶのが大切です。...

②高音漸傾型を改善しやすい補聴器の種類(形状)

補聴器には、いくつか形状があります。

高音漸傾型の方の場合、補聴器の形状で理解したい事は

  • 形状ごとに補える聴力は決まっている事
  • 形状は、扱いやすさに影響する事
  • 実際の選択で注意する事

の3つです。

高音漸傾型は、補聴器の形状を選ぶのが少し難しい傾向があります。

形状ごとに補える聴力は決まっている

どの補聴器にも、必ず、補える聴力が記載されています。どの補聴器にも、必ず、補える聴力が記載されています。

こちらの通り、補聴器には、いくつか形状がありますが、どの補聴器にも、補える範囲。というのが予め、決まっています。

補聴器の種類を大きく分けると、

  • 耳にかけて使う耳かけ形補聴器
  • 耳の中に入れて使う耳あな形補聴器

の2つがあります。

基本的に高音漸傾型に使用できる補聴器は、

耳かけ形補聴器であれば、この範囲内が対象になり

耳あな形補聴器であれば、この範囲内が、対象になります。

それ以外の形状(種類)のものは、もっと聴力が下がっている方が使用するタイプになります。

形状は、扱いやすさに影響する

さて、対象となる補聴器がわかったら、さらに絞り込んでいきます。

まず、結論から、記載しますと、高音漸傾型の方を改善しやすい補聴器は、

  • 耳かけ形なら、RIC補聴器(リックほちょうき)
  • 耳あな形なら、CIC補聴器(シーアイシーほちょうき)

の2つになります。

この2つは、高音漸傾型の方を補聴器で改善する際、問題になりやすい、自分の声が大きく聞こえる感覚、こもり、閉塞感を抑えやすく、補聴器を使うのに、使いやすい形状だからです。

高音漸傾型の方を補聴器で補っていく場合、気をつけなければならないのは、補聴器を装用した時に感じる、閉塞感、自分の声が大きく聞こえる感覚が、比較的、強く感じやすい事です。

これは、上記の聴力の部分で、60dB以内であり、さらに125〜500Hzあたりが聞こえていると、聞こえているほど、強く感じるようになります。

そのため、この感覚が楽に使える補聴器が、高音漸傾型の方の場合、よりよくさせやすい補聴器になります。

そして、その感覚が、耳かけ形なら、RIC補聴器(リックほちょうき)が最も感じにくく、耳あな形なら、CIC補聴器(シーアイシーほちょうき)が、最も感じにくくなります。

そのため、この2つを基準に選んでみると、聞きにくさの改善は、しやすくなります。

形状(種類)による違いは、この通りです。違いは、邪魔なるか、ならないか、耳の中に入れた際に、こもった感覚が強く感じやすいか、それほど感じにくいか。になります。形状(種類)による違いは、この通りです。違いは、邪魔なるか、ならないか、耳の中に入れた際に、こもった感覚が強く感じやすいか、それほど感じにくいか。になります。

形状による違いは、上記の通りです。わかりやすいのは、扱いやすさ、普段の使いやすさの違いになります。

こちらは、RIC補聴器を装用した状態です。耳の裏に隠れるのですが、耳の裏に重なるものは、少し邪魔に感じやすいです。こちらは、RIC補聴器を装用した状態です。耳の裏に隠れるのですが、耳の裏に重なるものは、少し邪魔に感じやすいです。

耳かけ形補聴器は、耳にかけて使用するため、メガネやマスク、といったものの邪魔に少しなりやすい傾向があります。

マークの部分が、補聴器本体のマイクです。電話の場合は、受話器をここまで上げる必要があるため、少し面倒な部分があります。マークの部分が、補聴器本体のマイクです。電話の場合は、受話器をここまで上げる必要があるため、少し面倒な部分があります。

さらに電話をする際、上の方にずらして、行う必要があるため、電話の回数が多い、職場で、多く電話をとる。という方の場合、少し面倒に感じがちです。

耳あな形補聴器は、耳の中にそのまま入るため、邪魔になることはありません。その点が優秀なポイントです。耳あな形補聴器は、耳の中にそのまま入るため、邪魔になることはありません。その点が優秀なポイントです。

耳あな形補聴器は、その点、耳の中に入っていますので、上記のものの邪魔になることはありません。

マイクの位置は、赤いマークの部分です。そのまま今まで通りで電話できる。というところは、楽さ、使いやすさがあります。マイクの位置は、赤いマークの部分です。そのまま今まで通りで電話できる。というところは、楽さ、使いやすさがあります。

そして、電話も、今までの感覚で行うことができ、体をよく動かす方も、耳の中でしっかり収まっているため、こちらの方が安定して使うことができます。

ただ、耳あな形補聴器の場合、耳かけ形補聴器と比べ、少し閉塞感や自分の声が大きく感じやすい傾向があります。

そのため、実際に耳あな形(この場合は、CIC補聴器ですね)を考える場合は、一旦、製作してみて、補聴器が使える範囲内なのか。その点を確認した上で、購入できると安心です。

高音漸傾型の補聴器選定で注意する事

先ほど、高音漸傾型の方には、これらの補聴器が聞こえを改善しやすい。と記載しました。

実際に改善していく場合、なるべく高出力のものを選ぶようにしてください。

ここから少し難しくなってきてしまって申し訳ないのですが、CIC補聴器の場合、なるべく補える音の出力タイプを選ぶことが大切です。

今現在、補聴器は、音の出力を選べるようになっています。高音漸傾型の方を改善させる場合、なるべく高域の部分もしっかり補える出力のもので改善していく必要があります。今現在、補聴器は、音の出力を選べるようになっています。高音漸傾型の方を改善させる場合、なるべく高域の部分もしっかり補える出力のもので改善していく必要があります。

補聴器メーカーソノヴァジャパンより引用

今現在、補聴器は、ある程度、音の出力をカスタマイズできるようになってきています。仮にCIC補聴器を選ぶ場合は、高い音の部分も補いやすくするために、できれば、高出力のものを選べるとベストです。

これは、RICタイプでも同様です。

補聴器メーカーソノヴァジャパンより引用

RIC補聴器には、いくつかレシーバーと呼ばれる音の出力を変えることができます。

この部分で、なるべくご自身の高域の部分まで補えるレシーバ(音のイヤホン)を使用することが重要です。

それでも実際には、補いきれないことも多々あるのですが、なるべく補えるタイプを選べると、その分、聞きにくさの改善に貢献しやすくなります。

形状のまとめ

高音漸傾型の方の場合は、それぞれの利点や欠点をみつつ、RIC補聴器の方がいいのか、CIC補聴器の方がいいのか。その点を考えていけると、聞きにくさを改善しやすくなります。

そして、注意点でも記載しました通り、なるべくご自身の高い音の部分まで、補えるタイプの出力のものにする必要があります。

この部分は、どちらかというと補聴器屋さん側の視点になってしまうため、書くべきか迷ったのですが、情報として知っておくのも良いかと思い、記載してみました。

そして、上記には、補聴器の特徴に関して記載しましたが、実際には、実物をみたり、体験することも大切です。

補聴器を体験したり、実際のものを見ることでも、また違った発見があるかと思います。

補聴器の形状に関しては、ある程度、特徴から検討をつけ、そしてご自身で体験したりしながら、合うものを探していけるとベストですね。

③補聴器の性能の理解

補聴器の性能は、金額に大きく影響する部分です。

こちらに関して、ご理解しておきたいのは、

  • どの補聴器でも基本的な改善は、できる
  • 金額で大きく変わるのは、聞こえを改善した後の問題を改善する機能

の2つです。

どの補聴器でも基本的な改善は、できる

まず、補聴器の性能でご理解いただきたいのは、どの補聴器でも基本的な改善は、できることです。

高額な補聴器でないと、聞きにくさは、改善できない。ということは、ありません

補聴器の機能には、

  • 聞こえを改善させるための機能
  • 聞こえを改善した後の問題を改善する機能

の2つがあります。

こちらは、補聴器の調整画面の一部です。囲んでいる部分が、チャンネルによって、分けられているもので、この補聴器は、12chですので、周波数も12等分されています。こちらは、補聴器の調整画面の一部です。囲んでいる部分が、チャンネルによって、分けられているもので、この補聴器は、12chですので、周波数も12等分されています。

聞こえを改善させるための機能は、どの補聴器にも搭載されています。

上記にうつっているのが、ch(チャンネル)と呼ばれるもので、聞こえを改善させるために使われる機能の代表格になります。

これは、どれだけ周波数別に細かく調整できるのか、を表すもので、多いと多いほど、細かく調整することができます。

金額が高くなるとなるほど、この機能は、優れてきます。多く細かく調整できるようになり、微修正がしやすくなるのが、特徴です。

ただ、よほど特殊な聴力でない限り、10〜12chほどあれば、ほとんどの聴力を対応することができます

それ以上の性能(金額差)は、抑制機能の性能差が大きいです。

金額で大きく変わるのは、聞こえを改善した後の問題を改善する機能

補聴器で聞こえを改善させると、良くも悪くも、色々な音が入ってくるようになります。

風の音、周囲の音、人の声、これらは、聞こえるようになって良い部分もあれば、多すぎると、逆に邪魔になったり、鬱陶しく感じたりします。

そのため、補聴器では、抑制してもあまり問題にならないであろう音は、抑制したり(邪魔に感じやすい音)、騒がしい中では、周りの音に邪魔されて聞きにくくなってしまう問題をなるべく改善できるように、特定の方向から音を入れるようにしたりして、なるべく改善できるようにしました。

その機能が、聞こえを改善させた後の問題を改善する機能です。これらの機能の有無、そして、性能の良さによって、金額が大きく変わります。

どの補聴器にも車のようなグレードがあり、Aという補聴器の300、500、700、みたいに数値が大きくなると良いグレード。と、補聴器の場合は、なっていく事が多いです。

性能のまとめ

こちらに関しては、どの補聴器でも基本的な改善は、できることを忘れずに、ご自身が出せる範囲内の物であれば、大丈夫です。

良いものは、良いのですが、基本的な改善は、どれもあまり大きく変わらない状態になります。

高額になってくると変わるのは、騒がしい中での聞こえの改善度や補聴器によって、大きく感じやすい特定の音、周囲の音が抑制され、長く使っていても、疲れにくい。騒がしく感じていた部分が、和らぎやすい。というところです。

補聴器の性能の基本と補聴器の性能グレード別、特徴のまとめ補聴器の性能には、聞こえを改善させる機能と聞こえを改善した後の問題を改善する機能に分かれます。性能の基本を理解するとともに、自分にあった性能別グレードを選ぶための特徴についてまとめてみました。...

④高音漸傾型を改善する補聴器の調整

聞こえを改善させる調整の基本

補聴器の調整は、高音漸傾型の場合、非常に重要になります。

この部分での改善が聞こえの8割くらいしめる傾向がありますので、聞こえを改善する上では、避けては、通れない内容になります。

補聴器の場合、今現在、どのくらい改善できると、聞きにくさを改善しやすいのか。その部分が、おおよそあります。はじめに、この事をしっかり理解することが大切です。なぜなら、どこまで聞こえが改善できていれば良いのか、今現在の聞こえは、どうなのかを把握できないと、今現在聞こえている状態は、いい状態なのか、そうでないのかがわからないからです。補聴器の場合、今現在、どのくらい改善できると、聞きにくさを改善しやすいのか。その部分が、おおよそあります。はじめに、この事をしっかり理解することが大切です。なぜなら、どこまで聞こえが改善できていれば良いのか、今現在の聞こえは、どうなのかを把握できないと、今現在聞こえている状態は、いい状態なのか、そうでないのかがわからないからです。

補聴器で聞こえを改善させるにあたって、まずご理解いただきたいのは、聴力に対して、おおよそ、補えると改善しやすい数値というのが、決まっていることです

補聴器の状態を可視化できるツールの一つです。これの他に、言葉の聞こえ方を調べる測定もあります。補聴器の状態を可視化できるツールの一つです。これの他に、言葉の聞こえ方を調べる測定もあります。

補聴器には、補聴器を使用したままで、どのくらい聞こえているのか。を調べる測定があります。

それらを活用しながら

  • 今現在、どのくらい改善しているのか(今現在の改善状況)
  • どのくらい改善していると良いか(改善目標値の把握)

を確認していけると、聞きにくさの改善は、しやすくなります。

高音漸傾型の聞こえを改善するポイントは

高音漸傾型の聞こえの場合、おおよそ改善できるといい数値は、このくらいになります。高音漸傾型の聞こえの場合、おおよそ改善できるといい数値は、このくらいになります。

結論から記載しますと、高音漸傾型の場合、改善できると良いのは、このくらいの数値です。

概ね、補聴器を装用した状態で、30〜35dBくらいまで改善できるようになってくると、聞きにくさの改善は、しやすくなります。

改善時に重要になってくるのは、下がりかけているところで、500〜2000Hzのところは、改善目標部分まで、しっかりと補えると、それだけ、聞きにくさの改善にも貢献できるようになります。

まず、改善目標値よりも元々の聞こえが良い部分は、聞こえている部分より下がらないようにします。

次に重要になる部分は、500〜2000Hzあたりです。この部分は、音声の聞こえに影響することが多く、できれば、改善目標値まで、改善できるとベストです。

高音漸傾型の場合は、音声の聞こえに影響するのもそうですが、だいたい、この辺りからある程度、聴力が下がっている事が多く、その部分をしっかり補うだけでも、補聴器の効果を上げやすくなります。

そして、2000Hz〜4000Hzあたりは、洗濯機のアラームや冷蔵庫でのアラーム、車のバック中を知らせる音など、お知らせ系が関与します。

この部分は、できればではありますが、40dBくらいくらいを目安に改善できるといいです。

理想は、35dBではありますが、あまりにも低下している場合、そもそもの問題として、そこまで改善できない。という問題もあります。

だいたいの目安になります。65dBくらいまでは、35dB付近を改善目安にし、それよりも重い聴力の場合は、約半分くらいの数値を改善目標にできると、いいです。もちろん、目標ですので、達成できるといいですが、無理に改善させることは、避ける事が大切です。だいたいの目安になります。65dBくらいまでは、35dB付近を改善目安にし、それよりも重い聴力の場合は、約半分くらいの数値を改善目標にできると、いいです。もちろん、目標ですので、達成できるといいですが、無理に改善させることは、避ける事が大切です。

高域に関しては、低下している量によって、変化します。だいたいの目安で

  • 65dBくらいまで:2000Hz、3000Hzは35dB、40000Hzは、40dB
  • 70dBより下:それぞれ、聴力の半分くらいの改善

で改善目標値を考えていけると、改善しやすくなります。

一気に改善させる。というのは、難しい傾向がありますので、少しずつ、目標に近づけて改善させていくのが、理想です。高い音は、気になりやすい傾向がありますので、はじめは、少し抑えめにして、慣れてきた頃にあげる。という方法もあります。一気に改善させる。というのは、難しい傾向がありますので、少しずつ、目標に近づけて改善させていくのが、理想です。高い音は、気になりやすい傾向がありますので、はじめは、少し抑えめにして、慣れてきた頃にあげる。という方法もあります。

上記には、改善目標に関して記載しました。ただ、いきなり改善目標値まで入れる。というのは、難しい傾向があります。

使い始めは、7〜8割ほどで初め、徐々に上げていき、改善目標となる部分まで、上げて、改善する。というようにできると、聞きにくさは、改善しやすくなります。

調整のまとめ

初めに記載した通り、改善する場合は、

  • 今現在、どのくらい改善しているのか(今現在の改善状況)
  • どのくらい改善していると良いか(改善目標値の把握)

を確認しながら、行なっていくことが大切です。

確認しながら、改善していけると、自ずと、聞きにくさは、改善しやすくなります。

聞こえの8割を決める補聴器の調整をうまく行かせる3つのポイント補聴器には、聴力に対し、補えると良い数値というのがあります。そこまで改善させることができると、聞きにくさを改善しやすくなります。そして、実際にどのようにすると、聞きにくさを改善しやすくなるのか。その点をまとめてみました。...

高音漸傾型の改善、実症例

こちらでは、実際に高音漸傾型の聞こえの方を改善した症例に関して、ご紹介します。

リンク先には、実際にどう考えて改善したのか。その手法、行なった事も記載していますので、ご参考にどうぞ。

老人性難聴により聞きにくくなった方

どのようなことでお悩みでしたか?

実際に補聴器をお使いになってみて(ご相談されてみて)いかがでしょうか?

実際のアンケート内容

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生まれつきの感音性難聴の方

ご相談される前は、どのような事でお悩みでしたか?

実際に補聴器をお使いになってみて、いかがでしょうか?

実際のアンケート

【実例】感音性難聴で高い音が聞こえない方を補聴器で改善した方法両耳とも生まれつきの感音性難聴の方を補聴器で改善しました。どのように改善していったのか。その点を中心に記載しました。同じような方は、ご参考にしてみてください。...

原因不明の感音性難聴により聞きにくくなった方

ご相談前は、どのような事でお悩みでしたか

実際に補聴器をお使いになってみて、いかがでしょうか

実際のアンケート

【職場での会話がスムーズに】高い音が聞こえにくい感音性難聴の方、補聴器で改善40代、女性。両耳とも感音性難聴で、軽・中等度難聴の方ですが、補聴器にて改善を行いました。高い音から急に聞きにくくなる聴力の方です。どのように改善させたのか、形状の選定、補聴器で聞こえを補ったレベルなど載せてみました。改善の参考にどうぞ。...

他の症例は?

このほか、改善症例については、

にもまとめています。

その他、知っておけると良い事

うまく改善できない時は?

ハウリング(ピーピー音)がする

補聴器を使っていて耳からピーピーなる音(ハウリング)を改善する方法補聴器を使用している時、たまにピーピーなる事があります。ハウリングという現象が起こると、そのようになるのですが、その音を止める方法についてまとめてみました。...

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高音漸傾型の改善のまとめ

以上、高音漸傾型を改善させるための内容をまとめてみました。

この難聴は、少し改善が難しい傾向があるのですが、上記の部分に関して、しっかりと把握しつつ、形状、そして、調整の部分を行う事で、改善は、できるようになります。

補聴器は、耳を治せる道具ではないため、上記の事をしたとしても、少し聞きにくさが出ることもあります。

しかし、高音漸傾型の方を対応して気づくのは、それでも補聴器がある方が、日々の生活や職場での対応、人とのお話では、改善できる部分も多々あることです。

お話をお伺いしますと、今まで聞きにくかったところで、聞きやすくなり、グッと心の負担が楽になった。聞こえるようになることで、できるようになったことが増えた。と、声をいただきます。

耳は、治らないかもしれませんが、より良い生活をすることはできる。それが、補聴器なんだと思います。

こちらでは、高音漸傾型の方をしっかりと改善させる方法について、まとめてみました。

聞きにくさを抱えている方々に対し、少しでも貢献できたのであれば、幸いです。

なお、当店でも、聞きにくさの改善は、承っておりますので、お悩みの方は、お気軽にご相談ください

聞きにくさの改善をサポートさせていただき、現状をよりよくさせていただきます。

ABOUT ME
深井 順一
聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。生まれつきの難聴者で補聴器を使っている事、補聴器の販売を行っている事、この二つの視点で、ブログを書いています。書いている人の詳細は、”書いている人のページ”こちらをどうぞ。また、連絡先は、”お問い合わせページにあります。
【聞こえにお悩みの方へ】補聴器のご相談や聞こえの改善、承ります

当店は、東京都墨田区で生まれつきの難聴者が対応している補聴器専門店です。補聴器使用者の視点も含めて、補聴器のご相談や聞きにくさの改善について、承っています。

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などいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。お悩みの改善をさせていただきます。

当店の特徴については、以下の通りです。この先にお問い合わせ先がございますので、そちらより、お問い合わせ願います。また、当店をご利用になったお客様の改善事例もまとめています。

お店の特徴を見るお客様の改善事例

なお、聞こえの改善については、以下にまとめています。お悩みの方は、ご参考にしてみてください。

聞こえの改善まとめ利用したお客様の声