難聴における複利的思考

なるべく今現在の聞こえをキープするための予防の考え

補聴器を装用した後は、できれば、なるべく今現在の聞こえの状況をキープできると良いです。

今現在、補聴器は、聴力が低下したり、耳の状況が悪化するとするほど、補聴器による聞こえの改善効果が下がりやすくなってしまいます。

ですので、今現在の聞こえをキープすることは、聞こえの良い状態を長くしていくために大事な事となります。

予防に関して、結論から記載しますと、生活習慣病を予防する事と同じになりますので、

  • バランスの良い食事
  • 適度な運動
  • よく眠る事

の3つをしていくことが大事になります。

まだまだ、具体的な部分は、私自身もわかっていない事もあるのですが、わかっている部分だけでも、共有していくために、今回は、こちらに関する内容について、まとめていきます。

難聴がより重くなってしまうケースとは

聴力低下に関しては、色々な要因が考えられますが、今現在、難聴の方がより聴力が低下するケースというのは、

  • 同じ症状が再発して聞こえにくくなる
  • 重複症状が起こり、聞こえにくくなる

の2つがあります。

厳密には、補聴器で過度な音を出し、その状態で使い続ける事によって、聴力低下を引き起こす。という事もあるのですが、今現在、かなり数としては、少なくなってきていますので、こちらでは、除外していきます。

同じ症状が再発して、聞こえにくくなる

数としては少ないものの、難聴の原因の中には、再発するものが発見されています。

低音障害型感音難聴というものや、かなり複雑な症状の一つ、前庭水管拡大症という症状など、いわゆる再発する病気(難聴)や進行性の難聴がこの世には、あります。

このような方の場合、進行を遅らせされたり、再発そのものをなるべくなくしていく事により、今現在の聴力に関しては、なるべく良い状態でキープする。という事が、とても大事な事となります。

重複症状が起こり、聞こえにくくなる

難聴の中には、重複症状が起こり、聞こえにくくなる事もあります。

この重複症状というのは、今現在、何らかの要因により、聞こえにくい状態で、さらにその状態に別の病気が加わる事で、より聴力が下がる。という状況です。

例えば、この内容を書いている私自身は、生まれつきの難聴者です。

そういった人を先天性の難聴、先天性の感音性難聴と言ったりしますが、それに、年齢により、徐々に聞こえにくくなる老人性難聴が加わると、今現在の聞こえより、さらに聞こえにくくなる事が予想されます。

これが”重複症状が起こり、聞こえにくくなる”という状態です。

よくある例は、上記のような先天性の難聴に老人性難聴。あるいは、老人性難聴に突然、片耳が聞きにくくなる突発性難聴が加わり、より聞きにくくなる。などです。

難聴になる要因は、様々ですので、このようにいくつかの症状が積み重なると、重なるだけ、聞こえにくさが強くなってしまいます。

例え、再発がない難聴、あるいは、進行性のない難聴だったとしても、難聴になる要因は、それ以外にもありますので、そういったものが重複すると、より聞きにくさが強くなる可能性があります。

気をつけたい重複系の聴力低下の要因

ここで気をつけていきたいのは、聴力系の聴力低下の要因です。

重複系は、言い換えれば、どのような難聴の人にも起こりうる内容になりますので、この部分の予防ができれば、それだけ、良い状態をキープしやすくなります。

重複系の代表格は、

  • 突発性難聴
  • 老人性難聴

の2つです。

厳密には、メニエール病や低音障害型感音難聴というものも入るのですが、両方とも突発性難聴とだいぶ似ていますので、一緒にして、考えていきます。

突発性難聴

突発性難聴の概要は、以下の通りです。

  • 症状:聴力低下、耳鳴り、耳の閉塞感、めまい(一部の人)
  • 状況:突然、片耳が聞こえにくくなる事が多い
  • 治療:48時間以内に治療を開始する事(早々に耳鼻科を受診)
  • 原因:ストレスによるものとウイルス性が言われているが不明
  • 備考:3割、ほぼ完治。3割、少し改善、3割、全く改善されず

突発性難聴は、片耳のみ、急に聞こえなくなり、人によっては、全く聞こえなくなってしまうほど、重度な聴力低下を引き起こす病気です。

原因は、ウイルス説などありますが、よくわかっていません。よく言われるのは、ストレスによるもの。という事です。

寝不足な状況が続いたり、不規則な生活をしていたり、体にストレスが積み重なると発症する傾向があり、これを避けていく事が大事な症状です。

予防は、基本的にストレスを軽減する事。そして、健康に気をつける事になります。

具体的には、バランスの良い食事、適度な運動、ちゃんと寝る時間を作る事。こちらとなります。

老人性難聴

老人性難聴の概要は、以下の通りです

  • 症状:聴力低下のみである事が多い
  • 状況:年齢により、徐々に聞こえにくくなる事が多い
  • 治療:主にはなし
  • 原因:大きな音の聞きすぎと動脈硬化によるもの。とされている
  • 備考:別名、加齢性の難聴とも言われる事もある

老人性難聴というのは、加齢性の難聴とも言われる事があり、年齢によって、徐々に低下する症状を指します。

しかし、実際には、最近、年齢により聴力低下するのではなく、大きな音の聞きすぎと動脈硬化によるものである事がわかってきており、予防する事により、進行を遅らせられるのではないか。と言われるようになってきています。

原因が、大きな音の聞きすぎと、動脈硬化によるもの。とされていますので、大きな音を聞きすぎない事と生活習慣病の予防。これにより、難聴の進行を進みづらくしたり、遅らせたりする事ができると言われています。

生活習慣病の予防になりますので、上記の突発性難聴と同じく、適度な運動、バランスの良い食事、さらには、ちゃんと睡眠を取る事。これが大事になります。

できる範囲から自分の体に気を使う

上記には、重複系の症状を記載させていただきましたが、予防する内容、予防するために必要な内容は、どちらも同じ内容になります。

  • 適度な運動
  • バランスの良い食事
  • よく眠る事

この3つです。

生活習慣病やストレスをなるべく体にためない事。これが大事になりますので、どれも予防する内容は、同じ内容となります。

私自身も生まれつき難聴ですので、この部分をなるべく意識して、自分の体は、良い状態にするように気をつけています。

バランスの良い食事は、ちょっと難しいのですが、適度な運動やよく眠る事。例えば、夜10時までには、寝るようにする。など、自分なりにですが、できる事から初めています。

私も完璧にこれらのことができている訳ではありませんので、あまり言うことができないのですが、ただ、より悪くなってしまう可能性があるものについては、わかっていますので、わかる範囲内のものを今回は、記載させていただきました。

と言うことで、一緒に予防、あるいは、よい状態をキープしていきましょう。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

このお店では、聞こえにくさにお困りの方へ、一対一で、お困り事やご相談してみたい事をちゃんと相談できる環境を作り、補聴器を実際に使っている人が、お一人、お一人のご希望に合わせた聞こえの改善や補聴器のご相談を行なっています。

もし、聞こえにくさにお困りの方や使用している補聴器が不調な方がいましたら、お話をお聞かせください。お一人でお悩みにならず、お気軽にご相談いただければ幸いです。

ご相談ごとがございましたら、まずは、お問い合わせフォームより、ご連絡願います。

なお、このお店の内容や場所、聞こえの改善内容については、以下にまとめています。