健康(睡眠・運動・食事)

私が健康について、書き始めた理由

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

最近、このブログでは、健康に関することを書き始めました。

お店に来られるお客様の中には、このブログを見てくださったり、健康について、お話しする機会が増えてきており、個人的には、良いと思うのですが、ここで、健康について、書き始めた理由に関して、まとめていきます。

私の場合、実は、理由がありまして、それは、

  • 難聴になる方や重複症状者の状況
  • 老化は、基礎疾患(病気)であるという新しい認識
  • 自分がしたい事は、何か

の3つにより、書き始めました。

難聴になる方や重複症状者の状況

一つ目は、難聴になる方や重複症状者の状況です。言葉だと非常に分かりづらいですね。

難聴になる方というのは、生まれつき難聴の方から、老人性難聴(加齢による難聴)、そして、病気によってなる難聴など、様々なケースがあります。

その中でも、老人性難聴の方、そして、病気によって難聴になる方ですね。例えば、突発性難聴の方、メニエール病の方などが当てはまるのですが、そのような方のお話を聞いてみると、生活習慣そのものがうまくいっていない事が多いような?という傾向を感じています。

睡眠時間が少ない、運動する習慣がない。食事に関しては、栄養のあるものをあまり食べていない。タバコを吸う、お酒をよく飲む。このような習慣が続いてしまっている。という事です。

ですので、どうしても体がストレスを軽減できず、病気が発症してしまい、突発性難聴、メニエール病、女性の方の場合は、低音障害というものもあるのですが、そういったものが発症してしまう。

これは、そういった生活習慣をしていることが悪い。ということを言いたい訳ではありません。

その病気は、偶然、運悪く起こってしまった。ということではなく、日々の生活習慣が原因で起こっている可能性の方がある。という事です。

運悪く起こってしまった事は、仕方がないと思うのですが、予防できるのであれば、予防して、少しでも悪い状態にならないようにする。というのは個人的には、とても大事な事だと思っています。

耳は、一度、悪くなると改善する方法がありませんので、悪化することによる弊害があまりにも大きいためです。

なお、重複症状者というのは、別の病気が重なっている方です。

例えば、生まれつき難聴の方が老人性難聴が加わって、ものすごく聴力が低下してしまった方や、突発性難聴になり、片方聞こえなくなってしまい、なんともう片方も突発性難聴により、全然、聞こえにくくなってしまった方。このような方を指します。

病気は、基本、重複しますので、それが重ねれば重なるほど、症状は、重症化します。

そして、そのような方も同じように生活習慣そのものがうまくいかず、聴力低下や他の病気になってしまっているケースを見ます。

こちらも同じように偶然そうなっている。というよりも、そういった生活そのものが要因である可能性がある。という事になります。

老化は、基礎疾患(病気)であるという新しい認識

少し前まで、老化による病気は、仕方がない事だと言われてきました。しかし、今現在、色々と医療が進歩し、老化は病気である。老化は、基礎疾患(病気)である。というように認識が少しずつ、変わってきています。

難聴に関しても、年齢を重ねることによる難聴、加齢性の難聴である老人性難聴は、もともと、年齢によるもの。というような扱いでしたが、徐々に原因がわかってきており、それは、大きな音の聞きすぎと、動脈硬化によるもの。という所まで、きました。

残念ながら、老化を治す。治療する。というところまでは、まだ行っていないのですが、老化の進行を遅らせる事はできる。というところは、徐々にわかってきています。

これは、少しでも進行を遅らせる事ができれば、難聴の進行を遅らせたり、良い状態をキープしやすくなる。という所に繋がりやすくなる事を意味します。

私の場合、特に自分自身が生まれつきの難聴者ですので、今後、今の状況に老人性難聴が加わる事になります。

そうなると、より聞きにくさが強くなってしまう可能性が高くなりますので、できる限り、予防していきたいと思っています。

老化は仕方がない。と考えるしか今までは選択肢はなかったのですが、ここにきて、予防できる可能性がある。という事がわかってきてきました。

その事から、少しでも良い状態にできるよう、自分としては、していきたいな。と思っています。

自分自身がやりたい事

最後は、こちらですね。自分自身がやりたい事です。

このブログでは、度々出てきますが、私の目的は、難聴の体でも、より良く生活できるようになる事です。

そのためには、耳の予防もしていきたいし、自分の体は、良い状態にしていきたいとも考えています。そうする事で、できることを増やしたり、自分がしたいことをなるべく行ないやすくしていく。ということですね。

補聴器屋らしかぬ言葉かもしれませんが、私にとって補聴器は、自分の状態を良くしてくれる一つの道具にしか過ぎません。

補聴器が一番上にきているのではなく、難聴の自分が一番上にあり、そこから、何が必要か。どんなものがあれば、この体でも、より良く生活できるようになるのかを考え、自分自身に必要な道具として、補聴器をつけているだけに過ぎないのです。

耳が聞こえにくいから補聴器をつけている。のではなく、自分の生活を良くするために補聴器が必要だ。と考えて補聴器をつけている。ということですね。

難聴の体でも、より良く生活できるようになるには?という発想をすると、補聴器以外にも、健康に気をつけようとか、仕事の際は、自分の能力を活かせるようにしようとか、色々な事を思いつくようになります。

私の場合は、補聴器というより、難聴の体でも、より良く生活できるようになる事。この目的のために、補聴器をつけて聞こえを改善していますので、補聴器が主体になる事は、基本的にありません。

主体は、難聴で生まれてきた、この体です。

まとめ

私自身が健康について、書き始めた理由は、上記の通りです。

今まで様々な方を対応してきましたが、特に突発性難聴の方やメニエール病の方に関しては、生活習慣そのものが要因で、発症しているように感じる事が多く、それであれば、できる限り、予防、あるいは、気をつけていく事が重要なのではないか。と私の中で感じています。

ちょうど同じ頃、老化というものに関して、年齢によるもの。というより、病気、基礎疾患というように言われるようになり、それであれば、ますます、生活習慣そのものを気をつける。見直す事が大切なのではないか。と思うようになりました。

私自身の目的も、難聴の体でも、より良く生活できるようになる。という事を中心に考えていますので、いくら聞こえを良くしても、他の病気になったらしょうがないですし、さらにこれ以上、病気を抱えたいとも思いません。

難聴一つでも大変なので、これ以上の厄介ごとは、なるべく避けたい。というのが正直な心情です。

その事から、予防できるところは、予防していこう。と考え、今現在、35歳ですが、予防していく事にしました。

これが書き始めた理由ですね。色々と世界や状況は変わっていきますので、どのようになるかは、わからないのですが、しばらくは、この状態が続いていきそうです。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、このお店では、実際に補聴器を使っている私自身がご相談を承っています。

お店のご紹介

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、実際に補聴器を使っている当事者がご相談を承っています。

お店の詳細は、以下のページへどうぞ。

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