働く、仕事の事

ツールは、磨くべきものを出してくれる

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

立て続けに仕事に関することを記載しているのですが、今回記載したいのは、ツールは、磨くべきものを出してくれる。というものです。

これは、前回のストレングスファインダー、ジーニアスファインダーの続きになるのですが、自分の個性、強み、資質が明らかにしてくれるのがこのツールの特徴です。

しかし、これらのツールが教えてくれるのは自分の向いている仕事だけがわかる訳ではありません。

むしろ私はここが一番大事だと思っているのがありまして、それが、磨くべきものを出してくれる。というものです。

能力を上げることの難しさ

さて、能力を上げる、勉強をする、より活躍できるようにするためにスキルを身につける。これらの部分を考える人はいるものの、では、どんなスキル、能力、勉強をしたら良いのでしょうか。

この世界が割と難しいなと思うのは、TVゲームの世界のようにレベルアップしたら、自動的に自分に合うスキル、自分に適した能力が上がるわけではないことです。

ドラゴンクエストでもファイナルファンタジーでも何でも良いのですが、RPGのゲームだとわかりやすくキャラクターごとに役割があり、その役割を全うするような能力の上がり幅、スキルを覚えたりします。

敵と戦う際、前線で力(武器)でガンガン殴って戦う物理的なファイター系のキャラクターであれば、その役割が担えるようにステータスが上がり、さらにスキルを覚えます。

サポートするのが得意なキャラクターは、サポートキャラのようなステータスになり、味方をよりサポートできるようなスキルを自動的に覚えたりします。

しかし、現実の世界はそうではありません。

レベルアップ(?)すれば、自分のステータスが自分に適したように上がることもなく、自分の能力に見合ったスキルを自動的に覚えられるなんてこともありません。

つまり自分自身に向いているものの方向性がわからないと、努力のしようがないのです。

努力する事によって、その能力の上がりやすさの幅はあるかと思いますが、じゃあどの能力が上がりやすく、その能力が適する仕事は何なのか。そして、その仕事をより全うするためには、何が必要なのかを誰かが教えてくれるわけではありません。

ここに自分自身を知ること。もっというと、自分自身の個性、特性、資質を知ることの意味があります。

私の場合

一応、例として出してみますと、私の場合は、どちらもコンサルタント業、あるいは、医療、介護、カウンセラー業が向いていることがわかりました。

共通することは、一対一での相談に強い。ということです。ですので、そこの部分を鍛えられるようにすることですね。

やり方にはいくつかあるのですが、私の場合は、お店そのものを運営している立場ということもあり、しっかりと相談したい方だけ、ご対応すること。このように絞り、さらにそういった方々にきちんと価値を提供できるようにしていくこと。

今現在は、こちらに関して、行っています。

方向性がわかると、どこをより強化していくと良いのか。どの方向へ行けば良いのか。これが明らかになります。

明らかではない場合、どうしても場当たり的な対応になったり、環境的要因により(例えばこの業界が今、儲かるみたいな)対応することがどうしても増えてしまいます。

もちろん、それらの部分に関して、実際にやってみて、自分に合っているのであればそれは良いことです。

しかし、人の能力には限りがありますので、合わないケースもあります。そこの部分を考えられると、進むべき方向、鍛えると良い部分、努力の方向性。これもわかるようになります。

ここの部分の方が個人的には大きいと感じています。

まとめ

さて、こちらに関して、記載してみました。

私の場合は、合いやすい仕事がわかりやすくなるという部分は、もちろん良いことなのですが、それ以上に、自分の努力の方向性、進むとよい方向性がわかることの方が大きいと思っています。

上記の通りなのですが、人は努力すれば、勝手に自分に適した能力が上がり、さらに適したスキルを覚える。なんてことは起こりません。

人生はゲームではありません。ですので、ゲームの中でいう、自分の役割。自分の特性、資質、個性から、自分の役割を見つける必要があります。

その役割を見つけやすくするのが、このツールですね。

ゲームの中でいう、パワーファイター系(前衛でガンガン戦う系)なのか、サポートキャラなのか、それとも軍師的な知略を考えるキャラクターなのか、現実の世界にも色々と役割、キャラクターがあります。

自分の役割が見つかれば、そこから、社会、組織、お客さん、個人、どのようなケースでも良いのですが、自分の役割から、貢献できることをきちんと貢献していく。これが大事なことだと思っています。

難聴の方は、ハンディキャップや障害があるからこそ、このように自分を知り、どういったことなら、人に貢献できるのか。そこを考えることが大事だと考えています。

マイナスの部分を見るのではなく、自分の中にあるプラスの部分を見る。という風にいうとわかりやすいかもしれませんね。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。このお店では、お客様が抱えているお悩みごと、お困りごとの解決に貢献できるよう、完全予約制にして、ご相談を承っています。

お店のご紹介

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

お客様が抱えているお悩みごと、お困りごとの解決に貢献できるよう、完全予約制にして、ご相談を承っています。

お店の詳細は、以下のページへどうぞ。

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