最近、アドラー心理学、嫌われる勇気を読み返し中

こんにちは、パートナーズ補聴器の深井です。ご覧いただきありがとうございます。
最近ですが、とあるきっかけがありまして、アドラー心理学、嫌われる勇気を読み返しています。
この本は、2013年ごろに出た本で、タイトルの通り、アドラー心理学に関して書かれている本です。発売当初、割と話題になり、その際に私自身も読んでいたのですが、当時、すごく学びがある内容だったことを覚えています。
で、個人的にですが、この本、難聴の方の問題を解消するためのアイデアの一つでもあるな。と読んだ当初は思っていました。そして、きっかけがあり、また読み返してみました。
今現在、まだ読み返している最中ですので、今回は、そのきっかけに関して記載していきます。
アドラー心理学、嫌われる勇気とは?
まず、どんな本か。というところに関して記載していきたいのですが、この本は、アドラー心理学に関して書かれている本で、アドラー心理学とは、すべての悩みは対人関係の悩みである。というところを起点にどう自分の人生に向き合っていくのか、そして、より良くしていくのかを説いた本になります。
対人関係にすべての悩みがある?と言われると、一見、首を傾げそうですが、よく考えてみると、人に嫌われるのが怖くて、つい自分がしたくないことでも引き受けてしまう。自分が変に思われたくなくて、そう思っていなくても意見に同意してしまう。
そういったことを経験したことがない人は、珍しいのではないでしょうか。(私もあります)
じゃあ、対人関係に問題があるのであれば、たった一人で生きれば良いか。というと、その様なことをすると、今度は、ひとりぼっちになってしまい、孤独に襲われる、孤独になってしまう。ということも起こります。
特に健康被害で大きい要素の一つに実は、孤独があります。人間は、孤独に弱く、孤独の人は、寿命が短くなりやすい傾向も最近の研究では、わかってきています。
この様な状況でどのようにしていければ、自分が思う人生を生きやすくなるのか。そして、他者の目を気にせず、生きていける様になるのか。ここに焦点を当てたのが、この本になります。
難聴と対人関係って関係ある?
このような根本的な悩みもそうなのですが、私自身が注目したのは、難聴と対人関係の関係性になります。
この内容をご覧の方は、恐らく何かしら、難聴や補聴器に関して関連があるのだと思うのですが、少し考えていただきたいのですが、難聴と対人関係、関係は、ありそうでしょうか。それともなさそうでしょうか。
私は、大いに関係あると思っています。理由は単純で聞き返す際や耳のことを伝える。さらには、協力を申し出るというのは、すべて対人関係に直結する内容だからです。
聞き返す際に気軽に聞き返せる人とそうじゃない人の違いは、「この人なら聞き返しても、別に人間関係は壊れないだろうな」や「耳のことを知ってくれているので、この方には、ある程度、聞き返しても大丈夫そうだな」と感じるからです。
言い方を変えれば、変な人だと思われないだろうな。いきなり、「なんでそんなに聞き返してくるの?」と言われないだろうな。という部分があるかないか。ここが大きいですよね。
逆に変に思われそう。不信がられそう。と感じる場合は、なかなか聞き返すことも耳のことを伝えることも、さらには、聞こえにくくて、不自由な部分があっても、それを解消するための協力を申し出ることもしづらくなってしまいます。
ですので、難聴の方こそ、実は、このアドラー心理学。もっというと、対人関係の問題をどうクリアしていくか。そこが重要になってくる。というのが、この本を初めて読んだときに感じたことでした。
今現在、補聴器は耳を治すことはできません。ですので、どうやっても聞きにくいところは出てきてしまいます。
それは私自身も同じで、聞きにくいこと、そして、いまだに苦手な部分もあります。では、そういったものがあることを前提にどうしていければ良いのか。そのヒントがこの本の中にあります。
そんなことを思い出し、機会があって、読み返してみました。
聞こえの改善後は、対人関係の改善
あくまでも今現在、思っていることですが、私自身が興味があることは、この難聴の体でも、自分が思う人生を生きるにはどうしたらよいか。になります。
私自身は、今現在、聞こえの改善を補聴器ができる範囲ということにはなりますが、それを行い、次に必要になってくるのは、この対人関係の改善になるのではないかと思っています。
補聴器を使っている方はお分かりの通り、残念ながら補聴器では今現在、耳を治すことはできません。そうなったとき、聞きにくい部分や自分が苦手な部分が出てきてしまいます。
そういった部分がある中で、どうすれば自分が思う人生を生きていける様になるのか?そこが私の興味であり、どの様にしたら、自分もより良く生きる事ができるのか。そこを今現在、考えています。
まだまだ、答えは出ていないのですが、この本を読んで少し先に進めそうなので、そこを見出していきたいですね。
ということで、今回は、こちらに関して、記載していきました。読み終わって、まとめる機会があれば、またまとめていきたいとは思います。