働く、仕事の事

難聴の方ほど、自己理解が大切な理由

深井 順一|パートナーズ補聴器

自分自身が難聴者で補聴器を使っている当事者であること。ここを活かしながらnote(ブログ)(https://note.com/junichi_fukai)を書いています。興味がある方は、どうぞ。

補聴器で生活をより良くしていくための内容は、【FAQ】補聴器で生活をより良くするために、へどうぞ。また、個々の症状(症例)ごとの改善を知りたい方は、お客様の聞こえの改善事例へどうぞ。

こんにちは、パートナーズ補聴器の深井です。ご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回は、難聴の方ほど、自己理解が必要な理由。という内容で記載していきます。

少し前に「働き方のダイバーシティ的な動きと難聴を合わせて、思うこと」という内容で、難聴の方の場合における仕事、就職のお話をしました。

ここで、私自身が仕事、就職という点について、考えていること。その点をまとめていきたいと思います。

あくまでも私自身が考えていることになりますので、世の中の正解というわけではないのですが、あまりこのようなことを書く人は少ないと思いますので、参考になれば幸いです。

ハンディキャップがある方の仕事方法

少し前にも記載した通り、私自身は、難聴の場合における仕事、就職は、どのようにしたらよいか。という点にすごく興味がありました。

それは、高校生の時、始めてアルバイトをするようになるのですが、その際に何も考えずにやったために、大失敗したからです。

当時、学生の時に流行っていた?のが飲食店でバイトして、お金を稼いで、遊ぶ。みたいなものが高校時代の時にありまして、私も周りの子と同じように、何も考えず、飲食店でアルバイトするようになります。

しかし、飲食店の厨房はガチャガチャ色々と騒がしく、混雑してくると余計に聞きづらくなり、指示が聞こえにくかったり、言っている事がよくわからず、ものすごく働きづらさを感じていました。

お金がもらえるから。という理由で何とか続けて、1年ほど働いたのですが、精神的にものすごくキツく、アルバイトでこんだけきついとなると、社会人になったらどうなるんだ?とその先のことに非常に不安を感じたことをよく覚えています。

このように私の場合は、あまり良い経験をしていないため、難聴の体、言い方を変えれば、ハンディキャップがある場合における仕事の仕方、働き方というのは、どのようにしていったら良いのか。に非常に興味があります。

勉強していくうちに気づいたこと

そのような問題意識があり、性格的に新しいものを知るのが好き、様々な考え方を知るのが好き、ということで、よく本を読むのですが、そのきっかけになったのが、7つの習慣という本です。

こちらは、人として良い人生を歩むためには何が必要なのか。どんなことに気を付けていければ良いのか。ということをまとめた本で、それを7つの習慣にまとめている本です。

この本は、この本でとても素晴らしいのですが、そこに自分の働き方、言い方を変えれば、ハンディキャップがある場合における働き方についてヒントをもらいました。

それが、少し前に記載したwin-winを考える。というものです。会社にとっても、自分にとっても良い状態を目指す。こちらですね。

同じ内容になってしまうのですが、載せていきますと、基本的に人との関係というのは、上記の4つしかありません。

win-lose、lose-win、lose-lose、win-winの4つです。

win-loseは、会社側が良くて、働く側がイヤな状態です。この場合は、働く側は、その会社で働くのがイヤな状態になりますので、正直、そんな状況は、長く続くことはありません。

lose-winは、働く側は良くて、会社はイヤな状態です。働く側は、心地よく感じるかもしれませんが、会社側がイヤなので、なんとかして、その働く人を除外しようとする動きが出てくるでしょう。

lose-loseは、どちらもイヤに感じている状態です。このような状態になると、お互いに損をする状態になりますので、別れるのが一番いいですよね。

win-winは、お互いにとって良い状態です。働く側は、この会社で働く意義ややりがい、そういったものを感じていて、会社側としても、我が社に必要な人材が入ったな。とお互いに良い状態です。

ここで大事なことは、win-win以外は全て、最終的にlose-loseになることです。どちらか片方が「イヤだな……」と感じているものは、長続きしない。良い状態を維持することはできないということです。

それがこの本で受けた一番の衝撃でした。

自己理解が大切な理由

ということは、仕事でもそれができれば良いのでは?という発想になり、じゃあ、それをするにはどうしたら良いか。ということを考えるようになります。

で、その答えが自己理解です。自分自身は何ができて、そして、何ができないか。ですね。

win-winを目指していく上で、大事になるのは、相手がwinになる要素、つまり、自分がどんなことなら、相手に貢献できるのか。という点になります。

この際、できないことはできないことで、あって良くて、貢献できる部分をとにかく探す。ということになります。

その場合の探し方は、人によって違く、ここは、私もまだまだわからないところがあるのですが、一つのヒントは、自分が思っている(自覚している)強みは大体、間違っていて、他者にそれを聞くと良い。ということです。

この他者というのは、一番良いのは、貢献する相手です。会社の中で、事務的な働き方をしている方の場合は、社内の方、私のようにお客さん(外の人)を相手にしている場合は、お客さんに直接聞く。それができると、自分の強みというのが、ぼや〜っと見えてくることがあります。

自分自身も自分の強みは何か。自分ができる事、自分ができる最大の貢献はなんなのか。を常に考えるようにしているのですが、そのような考え方をしていると「これかな?」的なものが見えてきます。

自己理解は難しい……

とはいえ、正直、自己理解はかなり難しいです。私自身も正直、どこまでそれができているのか。よくわかっていません。

ただ、感じているのは、自分が当たり前にしていること、そこに強み、他者との違いを感じて、良いと思っていることが多い。ということでしょうか。

例えば、このブログに関しては、私自身が難聴者ということもあり、その点で基本的に書いています。

私の場合は、仕事は補聴器の販売、補聴器で聞こえを改善することですが、どうしても補聴器販売員、販売者の視点で書くというより、難聴の人の視点、自分が補聴器を使っているので、そっち側の視点で書いてしまいます。

実を言うとそれが私の場合は、弱みだと考えていました。補聴器販売員なのに、難聴者の視点で書いてどうするんだ?と言うことです。

しかし、お客さんにお話を聞いたり、業者に聞いたりするうちに「いや何言ってんだ。どう考えても、それが君のいいところだろう?補聴器業者の視点じゃなく、使っている人の視点で話せる人、書ける人なんてほとんどいないんだから、それが君のいいところじゃないか」と言われ、「え?これが私の良いところなのか……?」と驚愕したことを覚えています。それは、普通にやっていたところであり、できれば直したいと思っていた欠点だったからです。

このように自分の強み、良いところというのは、かなり意外なところにあることが多いです。あと、それは、自分が過去に大きなことがあって、できれば、それを克服したい。というような気持ちがあるもの。それを経験しているものが大きいですね。

このようなことを書いている私自身も仕事に関しては、高校生の時に強烈な先制パンチを顔面に喰らい、アルバイトですら、満足にできない自分は、そもそも社会に出て働けるのか?と割と深刻に悩んでいました。

ですので、それをなんとか解消しよう。どのようにしたら良いのか。を考えるようになったのですが、その結果がこちらの内容です。

自己を理解して、それを会社、組織、そして、社会に活かす。人である以上、おそらく、これしか方法はないと思います。とてもシンプルですね。

そして、そのために大事になるのは、自己の理解です。ここが一番難しいく、私もまだまだその途中です。ですので、それを知るために、色々な人にお話を聞いている状態です。

まとめ

さて、今回は、難聴の方ほど、自己理解が必要な理由。という内容について記載していきました。

今現在、どうしても補聴器を使っても、耳が治る。というところまではいきません。聞こえにくいことによる不便な部分、不自由な部分は、なくなるところもあれば、そのまま残ることもあります。

ですので、どうその体で生きていくか。物事を考えていくかが大事だと個人的には、思っています。できないことがどうしても出てきてしまうからですね。

その際の考え方としては、やはりwin-winを考えることでしょうか。自分自身が何ができて、何ができないのか。そして、それが分かれば、自分自身ができることを評価してくれそうな会社に就職する、働く、という考え方ができるようになります。

もちろん、自分が入ってみたい!と思える会社があるのであれば、それでも良いでしょう。それがない場合は、自分自身ができること、貢献できそうなことを起点に考えていくという方法も良いかなと思っています。

できることは大体、その方にとって当たり前にできていることが多く、もしかしたら、それ自体が好きなことなのかもしれません。

私もこのように文章を書いていますが、私の場合は、割とスラスラ出てきます(たまに詰まりますが)。このように当たり前にできていることが、良いのですが、当たり前にできていることは、本人としては、自覚しにくいのが難点ですよね。

ですので、その点に関して、人に聞けると良いな。とは思います。

と、今現在、考えていることについて記載してみました。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。自分自身が難聴者であり、補聴器を使っている当事者であること。ここを活かしながら、お困りの方に貢献できるお店を目指しています。
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