7つの習慣から学ぶwin-winという概念

こんにちは、パートナーズ補聴器の深井です。ご覧いただき、ありがとうございます。
以前までは、アドラー心理学 嫌われる勇気という本を参考にしていましたが、今回からは、7つの習慣という本から、学んでいきます。
今回は、Win-Winという概念です。個人的にこの視点はかなり斬新で、読んだ当初、ものすごく衝撃を受けました。
Win-Winというのは、よく言われることなのですが、大切なのは、どのような人間関係も自分と相手、双方にとって良いことでないと基本、人間関係は、続かないよ。ということです。
今回から記載していく7つの習慣の内容は、アドラー心理学 嫌われる勇気の補足として、記載していきます。
7つの習慣とは?

7つの習慣という本は、人間の社会は、相互に依存によって成り立っている。そのような社会でどのようにしたら、人としてより良く生活できるようになるのか。お互いにとって、良い結果を生み出すことができるのか。について記載された本です。
人はそこに存在する社会に所属しながら生きているわけですが、誰一人として、一人で生きれているわけではありません。例えば、きている服、普段使うもの、そういったものを一から作れる人はいません。
自分が住んでいる家も電気も水道もガスもそうですね。そういったものを作る人や提供する会社があり、そういった会社にお金を払う事によって、生活できています。
今現在は、それらが経済として認識されていますが、お金というものを使って流通することで、いろいろなものを作れたり、いろいろなものを流通することができるようになっています。
つまりこの社会は人々が協力し合って生きていると言えます。正直、お金の力が強くなりすぎて、少しおかしなことになっている部分はありますが、基本は、協力し合うことで、さまざまなものが作られたり、それが流通することで、日々の生活は成り立っています。
こう考えた時にじゃあどのようにしたら、人として、より良く生きていけるようになるのか。その点を考えたのが、この本ですね。
7つの習慣は、そのタイトルの通り、そのように生きるためには、7つの習慣を身につける必要がある。ということで、その7つに関して記載された本です。
1〜3の習慣は、個人が自立をするための内容で、4〜6は、人々と協力して成功していくための内容、最後は、自身の状況をアップデートしていく内容。の計7つです。
人は、初め、依存の状態から始まります。誰しもが生まれた時は赤ちゃんで、ご両親や他者に守られながら生活していきます。これが人に依存している状態です。
そこから自立し(自立は、1〜3の内容)、自立した後に他者と協力していく方法を学び、相互依存を目指していく。という内容です。
かなり分厚い本なのですが、ところどころに出てくるエピソードが面白いので、割と読んでいても、そんなに苦ではありません。
どの章も非常に学びがあるのですが、私自身が一番大事だなと思ったのは、4章のwin-winという項目です。
人の関係は、Win-Winが基本
Win-Win(ウィン、ウィン)というのは、かなり使い古された言葉で、おそらく聞いたことがある人もいると思います。
しかし、大事なのは、人の関係は、Win-Winが基本であり、それ以外の方法では、決して長続きすることはない。ということです。
4章の中にこの内容が出てくるのですが、ここでは、人との関係について、記載されます。

人との関係には、大きく分けて、
- Win-Win(自分にも相手にも良い)
- Win-Lose(自分は良くて、相手は悪い)
- Lose-Win(自分は悪くて、相手は良い)
- Lose-Lose(自分にも相手にも悪い)
の4つがあります。厳密には、これ以外に2つ出てくるのですが、物事を簡単に伝えるため、この4つについて、中心に記載していきます。
Win-Win(自分にも相手にも良い)
こちらはわかりやすいですね。自分にとっても、相手にとっても良い状態。
例えば友人関係において、趣味や話が合う方とのお付き合いは、楽しいものです。自分が否定される感覚もなければ、相手を否定することもない。お互いの価値観が仮に異なっていたとしても、そんな物の見方があるんだなと学べることもあります。
そのような人間関係は、自分にとっても相手にとっても良い状態ですよね。このような関係がWin-Winになります。
Win-Lose(自分は良くて、相手は悪い)
こちらは、自分は良いけれども、相手にとっては、都合が悪い状態です。
私の場合(仕事の場合)だと、お店でお客様を日々、対応していますが、私にとっては、良い人でも、お客さん側からすれば、私が合わない人。そういったケースはあると思います。
このような場合、私自身は、良いかもしれませんが、お客さん側からすると大変苦痛なはずです。ですので、このような場合、私の方から「どうも○○さんは、他のお店で対応してもらった方が良いかもしれません」と伝えた方がいいケースもあります。
どちらにしても、お客さん側、相手側の方が苦痛を感じていたり、相手側が悪いと感じているケースは、一時的な繋がりはあったとしても、その繋がりが長く続くことはありません。
Lose-Win(自分は悪くて、相手は良い)
こちらは先ほどのケースの真逆ですね。自分は悪くて、相手は良い。
これも先ほどの仕事のケースの真逆と考えれば良いかもしれません。私自身の場合だと、お客さん側は価値を感じてくれていたり、いいな。と感じているかもしれませんが、私自身は、実は「きついな……」と感じているケースです。
このようなケースは、私の場合は、ほとんどないのですが、変なクレーマー気質の方を対応するとか、ブラック企業で働くとかが一般的には、当てはまりやすいと思います。
そのような状況は、相手の方はいいかもしれませんが、自分にとっては、悪い状態になります。ですので、自分の方が逃げる、あるいは、変えるということが多くなります。
こちらも、一時的に取引があることはあるかもしれませんが、長くは続かないケースですね。
Lose-Lose(自分にも相手にも悪い)
こちらは、Win-Winの真逆です。自分にとっても相手にとっても悪い。という状況です。
こういった状況を求める人はいないかもしれませんが、状況としてあり得るため、こちらの区分もあります。
Win-Win以外は、すべて、Lose-Lose
さて、ここからが大事なのですが、実は、人間関係というのは、Win-Win以外は、全て最終的にLose-Loseになる。ということです。
例えば、上記のWin-Loseは、自分にとっては良いかもしれませんが、相手にとっては悪い状況ですので、そんな状況を相手側がずっと我慢していることはありません。
仮に我慢を強いているのでしたら、それは、最も最悪なタイミングで、復讐、報復されることになります。
つまり、その行き先は、Lose-Lose、どちらにとっても悪い状態になります。
そして、Lose-winは、その逆ですね。相手にとってはいいかもしれないが、自分にとっては、良い状況ではないとしたら、それは、何かの転機で、その関係が全くないものになったり、あるいは、上記のように復讐という形で報復するケースも出てきます。
ブラック企業で働くもそうですが、相手(会社)にとってはいいかもしれませんが、そんなことをされて、喜ぶ人(労働者)はいません。復讐したり、報復されること、さらに、そこから逃げることを考えるのは、普通の行為です。
ですので、こちらも最終的には、Lose-Loseになり、その関係が長く続くことはありません。
人との関係というのは、実は、Win-Win以外には、あり得ない。というのが当時私が読んだ時にとても衝撃を受けたことでした。
とはいっても……
しかし、とはいっても、自分がそのように考えていても、相手がどうにも話が通じない、自分の姿勢を崩さない。ということは、よくあることです。
その場合、どうしたら良いのか。という点も書かれているのですが、それが、Win-Win or No Deal(取引しない)になります。
お互いにとって良い方法を見つけられないなら、取引しない。そもそも対応しない。ということです。
もちろん、断ち切れるものと断ち切りづらいもの(例えば家族とか、親子とか)もありますので、全てがこれによって改善されるわけではないのですが、少なくとも考え方を知っておくことで、自分の中の選択肢を増やすことはできます。
私自身も明かに自分にとってもお客さんにとっても良くないな、と思ったら、対応しないこともあります。
このようにブログを書いているとたまに遠方の方から連絡が来ることがあるのですが、明かにそれが過剰な負担になるケースは、さすがに別のところをお薦めしています。
それは、この人間関係の基本原則、Win-Winを考える。から反しているからです。その場合は、No Deal、取引しない。ですね。丁重に理由をお伝えして、取引しない。ということも選択肢に入ります。
仕事も基本人間関係です。家庭(家族)も基本人間関係です。社会もコミュニティも全て人間関係です。
このWin-Winを考えるというのは、人の社会は人と人とが協力し合って成り立っている。という前提から、人との関係をどのように考えたら良いか。その点を考えて作られた原則です。
お互いにとって良い状態にするためにWin-Winを考えるというのは、私にとって非常に感銘を受けた視点でした。
まとめ
ということで、今回は、7つの習慣という本のWin-Winという概念について記載させていただきました。
こちらは、アドラー心理学 嫌われる勇気の補足として、記載しており、人によっては、こちらの方がわかりやすいかもしれません。
アドラー心理学の場合は、課題を分ける、他者への貢献を軸とする考えなど、非常に学べる内容も多いのですが、一つ間違えると自己犠牲を働いてしまったり(アドラーは、自己犠牲をする必要ないよ。と釘刺しています)なんか、他者と自分に線を引いて、必要以上に関わらないような印象を受けます。
ですので、7つの習慣のWin-Winを考える。の方がわかりやすい方もいると思います。必要以上に自己犠牲をするわけでもなく、他者と自分を線引きするのではなく、単にお互いにとって良い関係を考える。ということです。
アドラー心理学も7つの習慣も目指すところは同じです。自立して、相互依存が基本となる人間社会をどのように生きていけると良いのか。そこについて書かれた本です。
それに対する答えは、アドラー心理学も7つの習慣も正直かなり似ています。ですので、異なる視点から学ぶという点でも、この本は、かなり勉強になるかなと思います。
所々、アドラーとは異なる書き方をしている点はあるものの、学びがおおい点は、同様ですね。
ということで、今回は、Win-Winという概念。について記載してみました。