Win-Winを考えるポイントに他者貢献がある

こんにちは、パートナーズ補聴器の深井です。ご覧いただき、ありがとうございます。
今現在、7つの習慣という本について読み直しているのですが、人との関係を考える上で学びになるなと思うことがいくつかあるなと思う反面、アドラー心理学の内容も混ぜるとより理解しやすくなるかも、と感じる部分もあります。
7つの習慣では、自立し、そして、他者と相互に関わり合うこと。それを目的にしています。自立することで、自分でも色々とできるようになり、そしてさらに他者と協力し合うことで、より大きな成果を出していく。という考えですね。
その際に大事になってくるのが、Win-Winになるのですが、このWin-Winを考えるポイントに他者貢献があるな(アドラー心理学の内容)と感じます。
7つの習慣と人の社会
7つの習慣が目指す先は、他者と協力しあい、より大きな成果を出していくことです。
人の社会は、人と人との相互依存によって成り立っている。として、自分自身が自立し、さらに人と協力し合って、より大きな成果を出すための習慣をまとめたのが、この本ですね。
人と人との相互依存によって、この人間社会が成り立っている。なので、自己を訓練するのも大事ですが、それ以上に他者とどう関わり合っていくのか、より相乗効果が出やすい関係、協力をしていくのか、というところまで記載されている点がこの本の特徴と言えます。
この本の中で出てくるWin-Winについては、ものすごく広い範囲で活用できます。
例えば、仕事に関しても、基本、自分と相手のWin-Winがなければ、長く続かないですし、自分が会社に勤める場合でも、自分と会社の関係において、ベストなのは、Win-Winです。
さらにパートナーと自分の関係もWin-Winがベストであり、友人と自分の関係もWin-Winがベストですよね。もっというと、親子の関係だって、Win-Winがベストです。
人は人と関わり合いながら生きている。この部分がすごく大事なのですが、だからこそ、アドラーは、人の悩みは全て対人関係からきている。としていますし、7つの習慣も人と関わり合いながら生きているのであれば、それを前提として、どうしていくと良いのかを考えたとも言えます。
それがまさにWin-Winを考えるというところですね。人と人とが関わり合いながら生きているのであれば、お互いにとって良い状況にしていくことがものすごく大事になってきます。
どう考えればWin-Winはしやすくなるのか
で、ここで疑問が出てくるのがどのようにしたら、Win-Winはしやすくなるのか。です。
前回は、その内容の初めの内容を記載したのですが、それが、横の関係を考えるということでした。
じゃあ、どうやったら横の関係を築きやすくなるのか、それは、他者への貢献を考えること。こちらですね。
アドラー心理学では、人との関係は、横の関係を築き、そして、その他者に関心を寄せ、他者へ貢献していくこと。それが大事だとしています。
アドラー心理学 嫌われる勇気の中では、幸福とは、貢献感である。としており、他者に関心を寄せること、そして、自分には、何ができるのか(自己受容)。それを考えることで、初めて、他者に貢献できるようになる。としています。
ここは別に自分ができること以上のことをしなくてよくて、自分ができる範囲で貢献していくこと。そこが重要ということです。
他者に関心を寄せることで、どのようなことができると良いのかがわかり、そして、自分の状況と他者の状況を見て、「こうされてみてはどうですか」と相手の方と対話する。
そのことによって、他者への貢献もできますし、お互いにとって良い状態を築くことがしやすくなります。
もちろん、状況や場合によっては、Win-Winはできないこともあります。ですので、その場合は、お互いにとって取引をしない方が良いケースもあります。
何でもかんでも貢献しようとすると自己犠牲が強くなったり、押し付けがましくなることになりますので、そんなことをする必要はないと思いますが、Win-Winを考えるポイントは、他者への貢献を考えること、そこにあるのではないかと感じますね。
まとめ
人が住む社会は、人と人とが相互依存によって成り立っている。そこから、どのようにしたら、人は幸せになれるのか、人との関係をよく保てるようになるのか。アドラー心理学も7つの習慣も出発点は、同じになります。
ですので、似ている部分も多くありますし、活用できる部分、あるいは、応用できる部分もあるな。というのが個人的に感じていることですね。
7つの習慣のゴールは、そのような社会に調和し、他者と協力して、成果を出していくことです。そのためにWin-Winを考えよ。としています。
それを考えるポイントが他者への貢献。というところにあるのかな。と個人的には感じます。
とはいえ、すぐにできるような内容ではないのも事実です。少しずつ考えを変えて、そう言った視点を持てるようになると良いですね。
と、以上、Win-Winを考えるポイントに他者貢献があるでした。