働く、仕事の事

生きやすくするための”ミニマルな暮らし”という思考

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

こんにちは、パートナーズ補聴器の深井です。ご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回は、生きやすくするための”ミニマルな暮らし”という思考。こちらについて記載していきます。

私自身が今持っている課題は、聞こえを改善したものの、それでも不自由な部分や不便な部分が出てくる。では、ここから先、どのように生活や仕事について考えていければ良いのか。という部分です。

補聴器でできることは限られているとはいえ、できることをした後は、そこからはオリジナルで自分の人生を考えていかなければなりません。

今まで、いくつかの本や考え方を記載していきましたが、それだけでは足りない部分がありますので、今回は、こちらの内容について記載していきます。

課題の整理

今現在、人との関係や仕事について記載してきましたが、これらのものを学んだからといって100%よくなる、あるいは、100%よくできるということは、基本的にはありません。

理由は単純で、他者は自分のために生きているわけではないからです。自分には、自分の人生があるように、他者には他者の人生があります。

ですので、アドラー心理学では、課題の分離という考えを出し、7つの習慣では、Win-Winを築けなければ、No deal、つまり取引しない。今回はご縁がなかったということで……と断れ。と出てきます。お互いにとって良い条件にならなければ、それは最終的にLose-Loseになってしまうからです。

もっとも、ここは、そもそも他者には他者の人生があるのだから、そこまで踏み込むこと(干渉すること)はしない方が良い。それが人を尊重するということだ。とも聞こえます。

これらは、そもそも他者という自分と異なる人を相手にしているからこそ起こることで、人の社会は、人と人との相互依存によって成り立っているのですが、全ての人と協力関係を結ぶことは、理論的には、難しいからこそ、このような考えが出てきます。

これを無理にやろうとすると、相手を操ろうとしたり、相手に圧力をかけて、無理やり自分に従わせようとするようになります。それは、一時的にうまくいくことはあっても、長期的に見たら、失敗することになります。

何よりも自分が仮にそうされたらわかると思いますが、決していい気はしないですよね。ですので、他者の課題に踏み込むことや相手を自分にとって都合の良いように操作するというのは、基本、しない方が良いことになります。

理論を学ぶことは大事なのですが、それを現実に照らし合わせて考えることも大事ということです。

いざという時のために身軽になっておく

ここで大事になってくるのは、上記のような原則を基本として持っておいて、いざという時には、逃げられるようにしておくことです。

私自身が考えていて、さらに今現在、自分で実践しているのは、ミニマルな暮らしです。簡単に言いますと、生活費を抑えて、ものを少なくし、生きやすくすることですね。

多くの人が逃げにくい。今の環境が苦しくても逃げないのは、そもそも逃げにくい環境にいるというのが大半だと思います。

それは、お金(生活費)が多く必要だから、今の仕事はきついけど、やり続けなければならないとか。好きではないけど続けなきゃいけないとか。または、ものが多いので、単に移動がしづらい。こういったものもあるかもしれません。

であれば、そういったものを少なくしていく。減らしていく。それができれば、身軽になり、何かあったときに移動しやすくなります。

生活費が少なくなれば、それを稼ぐために必要な働く時間は少なくなります。すると自分自身に余裕が生まれ、より生活がしやすくなりますよね。もちろん、働く時間は以前と同じでも、その分を貯金に回す、投資に回すでも良いです。

そして、ものが少なくなれば、いざという時に辞めて、別のところに引っ越す、移動する。もしやすくなりますよね。ものが多いと、身軽さが失われますので、どうしてもいざという時に動けない。というのがあります。

このように余裕を作っておく。それができるようになるともうワンステップ上に行けるようになります。

まとめ

さて、今回は、生きやすくするための”ミニマルな暮らし”という思考ということで、こちらについて記載していきました。

こちらは、何かあった時のために逃げられるようにする具体的な考え、というところになります。これができる方、できない方はいると思いますが、基本的には、ものを少なくする、生活費を少なくする、が大きなポイントです。

これらが少なくなれば、自分自身に身軽さがつくようになりますので、心の余裕が生まれやすくなります。自分もそのような生活をして、もう2年ぐらい経つのですが、かなりものを捨てましたので、その頃と比べるとだいぶ心の余裕が生まれるようになりました。

もちろん、これは私が独身だからできること。と言われればその通りなのですが、それでもできることはできることとしてやっていけると良いと思います。

ということで、現場からは以上です。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、このお店では、実際に補聴器を使っている私自身がご相談を承っています。

お店のご紹介

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、実際に補聴器を使っている当事者がご相談を承っています。

お店の詳細は、以下のページへどうぞ。

記事URLをコピーしました